クロスオーバーってどんな車？SUV・クロカンとの違いも解説

「SUVを購入したい」とインターネットなどでリサーチをすると、クロスオーバーという言葉をよく目にします。クロスオーバーと聞いてもどのような車なのかぼんやりとしかイメージが湧かない方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、クロスオーバーとはどのような車なのかご紹介します。クロスオーバーがどのような車なのかを知っておけば、車選びに役立つでしょう。

 

※目次※

1.「クロスオーバー」と呼ばれる車の特徴

2.クロスオーバーとクロカンの違い

3.クロスオーバーのメリット・デメリット

4.クロスオーバーが向いているのはこんな人

5.おすすめ！クロスオーバーの中古車を紹介

6.まとめ

 

 

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「クロスオーバー」と呼ばれる車の特徴

SUVは、国内外のさまざまな自動車メーカーがラインアップしているボディタイプです。SUVのジャンルのひとつにクロスオーバーがあります。まずは、クロスオーバーと呼ばれる車にはどのような特徴があるのかを見ていきましょう。

 

SUVからクロスカントリーを除いた車

「クロスオーバーとはこんな車」というきちんとした定義はクロスオーバーにはありません。クロスオーバーとは、SUVからクロスカントリーを除いた車であるといえるくらいでしょうか。採用しているモノコック構造は乗用車と同じものです。これはSUVにも共通する部分となります。

 

国内外でも高い人気を得ており、その勢いは収まることを知りません。クロスオーバーは、SUVのジャンルのひとつとして確立しつつある状況です。

 

ベースとなるSUVとは？

クロスオーバーのベースになっているSUVについても、理解を深めておきましょう。SUVとは、あらゆる路面状況でも走行できる車をいいます。車を使用する人のニーズに合わせて、多種多様な活躍が期待できる点も魅力です。

 

エクステリアは躍動感あるスポーティなデザインに仕上がっています。SUVにはクロスオーバーSUV以外にも、コンパクトSUVや軽SUVなどがありジャンルも豊富です。

 

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クロスオーバーとクロカンの違い

SUVを知る上で、クロスオーバーとクロカンの違いは理解しておいたほうが良いでしょう。結論からいうと、採用するフレームがそれぞれ違います。そのため、オフロード向きかそうでないかを分けることが可能です。車の使用用途や求める性能なども考えながら、クロスオーバーとクロカンの違いを見ていきましょう。

 

違いは「オフロードに向いているかどうか」

クロスオーバーとクロカンでは、車に採用するフレームが異なります。言葉は似ていますが、クロカンは「クロスカントリー車」の略です。

 

クロスオーバーはモノコック構造ですが、クロカン車の多くはラダーフレームを採用している点が大きな違いだといえるでしょう。クロカン車の中には、モノコックとラダーフレームをつなげたビルトインラダーフレームを採用しているものもあります。

 

クロスオーバーのエクステリアデザインは、オフロードを余裕で走行できそうな雰囲気が漂っています。「あらゆる悪路も心配ないだろう」と考えてしまう方もいるでしょう。実際は、クロカンに比べると走破性は低くなっています。

 

クロカンはラダーフレームを採用しており、オフロードでの走破性もクロスオーバーに比べると高いことが特徴です。安定した乗り心地を実現するために、四輪駆動システムなどを採用し、アウトドアメインで使用するユーザーからも高い評価を得ています。

 

どちらもSUVの一種

クロスオーバーとクロカンは、どちらも広義では同じSUVとなります。SUVの中から気に入った1台を選ぶには、使用用途を明確にすることが大切です。

 

毎日の通勤や買いものからアウトドアまで幅広く使用するのであれば、クロスオーバーが良いでしょう。アウトドアメインで使用するのであれば、あらゆる路面状況でも安定した走行が期待できるクロカンを選ぶことをおすすめします。

 

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クロスオーバーのメリット・デメリット

SUVにはさまざまなジャンルがあるため、クロスオーバーを選ぶべきか迷う方もいるでしょう。クロスオーバーのメリット・デメリットにはどのようなものがあるか理解できていれば、複数あるジャンルの中からぴったりのSUVを選べます。ここからは、クロスオーバーのメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

メリット：SUVより気軽で燃費も上々

クロスオーバーは街乗りするにしても、道幅を気にすることなく快適に走行できることが強みです。1,550mmよりも低い車高の車種を選べば、立体駐車場も利用できます。気軽に乗れる点がクロスオーバーのメリットでしょう。

 

一般的なSUVも昔に比べると燃費性能が向上していますが、ミニバンなどと比べると物足りなさを感じることがあるかもしれません。クロスオーバーは燃費性能も優れているため、維持費である燃料代を節約したい方にもおすすめです。

 

デメリット：本格的なオフロードでは使えない

「登山やキャンプは本格的に楽しみたい」という場合は、クロスオーバーにするかを一度考え直したほうが良いでしょう。悪路走行を強みとするものの、本格的なオフロードでは走行性能の部分で心もとない面があります。あらゆる悪路でも安定した走破性を求めるのであれば、オフロードに強いクロカンがおすすめです。

 

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クロスオーバーが向いているのはこんな人

クロスオーバーは、どのような人に向いているのか気になる方もいるのではないでしょうか。自身の使用用途にマッチした車を選ぶには、向き不向きを事前に確認したほうが効率良く車選びができます。車を購入するにあたり使用用途は何かを自身で考えながら、クロスオーバーは向いているのかを確認してみましょう。

 

街乗りもアウトドアも楽しみたい人

日常使いからたまに楽しむアウトドアまで、幅広いジャンルをカバーできる車を探している人にはクロスオーバーが向いています。オフロード性能はクロカンよりも低いため、軽い悪路を走行する程度であればクロスオーバーを選んで問題ないでしょう。

 

インテリアのデザインや、機能性に力を入れているクロスオーバーも最近は増えてきました。アクティブに車を使用する人にとっては、実用性が高いかどうかも決め手のひとつになるでしょう。ラゲッジスペースの容量やシートに使用する素材、充実したアクセサリーの有無などクロスオーバーが持つポイントは多種多様です。

 

広い駐車場を確保できる人

クロスオーバーはボディサイズもそれなりにあるため、広い駐車場を確保する必要があります。一般的な乗用車が使用する駐車場も使用できますが、ドアの開閉に難を感じるかもしれません。隣が隣接していない駐車場や、壁のないところがおすすです。

 

クロスオーバーには、立体駐車場を問題なく使える車高1,500mm以下のラインアップもあります。しかし、中にはそれ以上ある場合がありますので、立体駐車場を使用する機会が多い場合は車高に気を付けましょう。

 

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おすすめ！クロスオーバーの中古車を紹介

クロスオーバーは、日本でも高い人気を誇る車です。中古車市場でも人気があり、各中古車業者が取り扱う在庫も充実しています。クロスオーバーの中でも特に人気の車種をピックアップしました。それぞれの特徴やスペック、ネクステージで取り扱う在庫にはどのようなものがあるかを見ていきましょう。

 

今回紹介するスペック内容や価格は2020年6月時点のものとなります。具体的に購入を考える場合は、最新情報をチェックすると安心です。

 

トヨタ ハリアー

都会派SUVとして、新ジャンルを築き上げた車種がトヨタ ハリアーではないでしょうか。2020年にはフルモデルチェンジを果たし、クーペらしさを強めたエクステリアへと変化を遂げています。エントリーモデルとなるSガソリン・2WDの新車価格は税込299万円~です。スペックを以下の表にまとめました。

（2020年6月公式サイト調べ）

 

トヨタ ハリアーの中古車価格の相場は、59万9,000円~369万9,000円となっています。カスタマイズが光る純正エアロが付いている在庫も豊富です。

 

日産 エクストレイル

走行性と安全性、どちらも持ち合わせている車種といえば日産 エクストレイルでしょう。先進技術をふんだんに活用し、高く安定した走破性と安全性を実現しました。

 

衝突回避を目的とした機能として、「インテリジェント FCW（前方衝突予測警報）」が注目されています。前方を走行する2台前の車の状況を察知し、最適な速度などをドライバーに伝える機能です。前方を歩く歩行者も検知します。人気グレードの20Xi （2列）のスペックは以下のとおりです。

（2020年6月公式サイト調べ）

 

日産 エクストレイルの中古車相場は、51万8,000円~279万9,000円となっています。走行距離が1万km以下の在庫は価格が高く設定してあるようです。2020年式の在庫も複数あります。

 

ホンダ CR-V

しばらく日本のSUV業界から姿を消していたホンダCR-Vですが、前モデルよりも上質でクールなエクステリアで再登場しました。「Honda SENSING」を全グレードに標準装備し、安全性の高い車として人気を得ています。

 

エンジンのパワーを最大限に活かす「e:HEV」を使用し、高い燃費性能と走行性能を持ち合わせている車です。人気モデルであるe:HEV EX（FF）のスペックは以下を参考にしてください。

（2020年6月公式サイト調べ）

 

スバル XV

「アクティブトルクスプリットAWD」を採用し、路面状況に応じて適切なトルク配分が可能です。雨天時の道路や未舗装道路などを走行するときも、安定した乗り心地をキープできます。

 

ドライバーの疲れを軽減させるための安全予防機能「ツーリングアシスト」を搭載している点も魅力です。スタンダードモデルである、1.6i EyeSightのスペックは以下のとおりです。

（2020年6月公式サイト調べ）

 

車高1,550mmと高さが低めのSUVです。ややコンパクトなボディサイズに対して室内はゆったりと確保してあり、後部席に人を乗せるときも安心です。中古車相場は、79万9,000円~255万9,000円となっています。

 

マツダ CX-8

ワンランク上の乗り心地を体感できる車種がマツダ CX-8です。3列シートでありながらも、室内を窮屈な空間に感じさせません。

 

「i-ACTIV AWD」を搭載している点も魅力です。センサーが路面状況を予測しながら最適なトルク配分をするため、安心してドライバーもハンドルを握れます。265万9,000円~385万9,000円が中古車相場です。マツダ CX-8 25S（2WD・7人乗り）のスペックを以下にまとめました。

（2020年6月公式サイト調べ）

 

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まとめ

クロスオーバーは、SUVジャンルのひとつです。街乗りからアウトドアまで幅広く車を使用したい方に向いています。本格的な山道や未舗装道路といったオフロードを走行する機会が多い場合は、クロカンが良いでしょう。

 

ネクステージでは人気のクロスオーバーを多数取り揃えています。ウェブサイトで気になる1台があれば、お住いのエリアにある最寄り店舗まで取り寄せも可能です。中古車の購入を考えている方はネクステージへご相談ください。

 

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