レクサスRXの歴史とは?5代目モデルの特徴やスペックも解説
レクサス RXは、トヨタ ハリアーの同車種として誕生した高級クロスオーバーSUVです。セダンの上質さとSUVの走破性、ステーションワゴンの積載性を兼ね備えたモデルとして、発売当初から大きな支持を得ています。
都会的なエレガントさもあり多くのユーザーからの支持も高いモデルということで、レクサス RXの詳しい特徴やスペックを知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レクサス RXの歴史や現行モデルの特徴、基本スペックを紹介します。RXの進化やグレードのラインアップ、デザインや機能性を知ることで、RXの魅力が分かるでしょう。
※目次※
・レクサス RXは、ラグジュアリークロスオーバーSUVの先駆者として大きな支持を得ている
・トヨタ ハリアーとともにセダンの高級感と走破性、積載性を備えたモデルとして誕生した
・レクサス RXの中古車購入や売却を検討しているのであれば、豊富な在庫数と充実した保証を用意しているネクステージがおすすめ!
レクサスRXとはどのような車?
レクサス RXは、高級セダンの乗り心地と上質で快適性の高い室内空間を実現したラグジュアリーSUVです。RXの名称は「Radiant(輝く・光を放つ)」と「Crossover(交差)」に由来しています。
クロスオーバーSUVの先駆者として多くの支持を集めているRXには、どのような歴史があるのでしょうか。ここでは、RXの歴史を紹介します。
(参考:『RX(レクサス)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
1998年に登場したクロスオーバーSUV
初代RXは、日本国内で発売された「ハリアー」の北米仕様車として、1998年に登場しました。RXおよびハリアーは、高級セダンのような快適性とSUVの走破性、ステーションワゴンのような積載性を兼ね備えた新ジャンルの車として誕生しています。
発売当時、RXのように快適性の高いSUVは珍しかったため、クロスオーバーSUVの先駆者としてハリアーとともに大きな支持を受けました。重心の低いFFベースで通常のSUVよりも走行安定性が高く、ワゴン感覚で運転できることも特徴です。
(参考:『RX(レクサス)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2003年に2代目へモデルチェンジ
2代目RXは、初代に引き続きハリアーの北米仕様車として2003年に登場します。初代よりもシャープで洗練されたエクステリアデザインが大きな特徴です。
高剛性ボディを実現する新設計のプラットフォーム、操舵性を追求した電子制御エアサスペンションの採用により、走行安定性とプレステージ性を高めています。
また、2005年にはラグジュアリーSUV市場初のハイブリッドモデルが導入されました。力強い走破性とスムーズな加速性に加え、コンパクトクラス並みの優れた低燃費と排出ガスのクリーン化を実現しています。
日本国内の初代モデルは2009年登場の3代目
3代目RXは2009年に登場しています。3代目RXはハリアーから独立し、日本国内でも「RX」として販売を開始しました。
国内初のRXは、高級セダンの乗り心地や快適性、SUVの機能性をさらに向上させています。ワイドトレッドを生かした力強さとレクサスの品格を両立させたデザイン、優れた視認性・操作性を実現した新感覚コックピットが特徴です。
デザイン性・走行性・機能性・安全性・快適性を向上させ、次世代のクロスオーバーとしてさらに進化しました。
2015年に日本国内2代目モデルが発売
4代目RX(国内では2代目RX)は、2015年に発売されました。スピンドルグリルの位置を高く設定し、流麗さと力強さのあるデザインに変更しています。先進機能「Lexus Safety System+」の採用により、プレミアムクロスオーバーとしての上質感も向上しました。
また、フロントプラットフォームを改良したことで、軽快な乗り心地と安定した旋回性を実現しています。ボディ剛性を高め、後席の振動を低減したことも特徴です。
現行モデルは2022年登場の日本国内の3代目モデル
現行モデルとなる5代目RX(国内では3代目)は、2022年11月に販売を開始しました。独自性を追求した次世代デザインや新たな四輪駆動システム「DIRECT4」を採用し、全面刷新を遂げています。
また、クラストップレベルのEV航続距離と優れた加速を実現するPHEVモデルも設定されました。2023年には2.5Lハイブリッドシステムも追加され、よりパワーのあるモデルに進化しています。
(参考:『4代目から5代目へ進化したレクサスRXの内外装の変化を見てみよう|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスRXの特徴
レクサス RXは、1998年に誕生してから進化し続けています。5代目は、SUVとしての走破性と機能性、レクサスならではの上質さと美しさが特徴です。ここでは、レクサス RXの現行5代目モデルの特徴と魅力を紹介します。
エクステリアデザイン
5代目のレクサス RXは、低重心で踏ん張りのあるスタイルと、独自性を追及した「スピンドルボディ」の塊感が特徴です。スピルドルボディと冷却機能を両立させるため、フロントグリルにはシームレス設計が採用されました。
水平に流れるサイドのデザインや張り出すようなリアフェンダー、ダークメタリック塗装のアルミホイールなど、SUVの力強さと流麗さを兼ね備えています。
(参考:『レクサスRXのフルモデルチェンジ内容は?5代目の魅力を徹底解説!|新車・中古車の【ネクステージ】』)
インテリアデザイン
RXのインテリアは「Tazuna Concept」を採用しています。Tazuna Conceptは、レクサスが創業当初から根幹とする「人間中心」の思想を具現化した設計です。この設計により、スムーズな視認性と操作性を実現しました。
Aピラーを後方に引くことで広い視界を確保し、インパネ回りとフード部分をシンプルにすることで運転に集中できる環境を作っています。
また、室内の造形や素材を美しく見せるイルミパッケージも採用されました。自然現象から着想した14色のテーマカラーから、気分に合わせて選べます。
(参考:『新型レクサスRXの特徴は?5代目高級SUVの進化や魅力を紹介|新車・中古車の【ネクステージ】』)
快適なドライブ空間
RXは高級クロスオーバーSUVならではの質感の高さと優れた機能性が魅力です。14インチのタッチディスプレイオーディオには、多くの機能を集約しています。空調の温度調整やオーディオの音量操作は、ディスプレイ内にあるダイヤルスイッチで変更可能です。
コックピットには、連動ステアリングスイッチ付きのカラーヘッドアップディスプレイを全車標準搭載しています。「タッチトレーサーオペレーション」が採用されているため、ステアリングスイッチ操作ガイドをヘッドアップディスプレイで確認可能です。
(参考:『5代目レクサスRXの価格と魅力がまる分かり!中古車価格も要チェック|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスRXのエンジンスペック
レクサス RXの現行モデルのパワートレインは、ガソリンエンジン、ハイブリッドシステム、プラグインハイブリッドシステムの3種類です。その内、ハイブリッドシステムは2種類あり、それぞれ搭載エンジンが異なります。
どのグレードを選ぶかで加速性や静粛性、燃費性能などが異なるため、違いを比較しましょう。
ここでは、ハイブリッドシステムを搭載した3種類のグレードのエンジンスペックと特徴を紹介します。
RX500hハイブリッドシステム
RX500hは、高トルクのターボエンジンと、高出力リアモーター「eAxle」を搭載した新開発のパフォーマンスハイブリッドシステムを搭載しています。
このシステムにAWDシステム「DIRECT4」を組み合わせることで、高いレスポンスと安定感のあるコーナリングを実現しました。
エンジンの種類 |
直列4気筒 インタークーラー付きターボ |
総排気量(L) |
2,393 |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
202(275)/6,000 |
最高トルク (N・m(kgf・m)/rpm) |
460(46.9)/2,000~3,000 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
14.4 |
RX450h+プラグインハイブリッドシステム
RX450h+は、高効率な2.5Lエンジンと新開発のラグインハイブリッドシステムを搭載しています。プラグインハイブリッドの持つ高いEV走行性、高出力モーターによるハイブリッド走行が魅力です。
エンジンの種類 |
直列4気筒 |
総排気量(L) |
2,487 |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
136(185)/6,000 |
最高トルク (N・m(kgf・m)/rpm) |
228(23.2)/3,600~3,700 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
18.8 |
RX350hハイブリッドシステム
RX350hは、RX450h+と同じ高効率の2.5Lエンジンに、高出力のモーターを組み合わせています。高いレスポンスと電池性能を向上させた駆動用電池、駆動力を見直したハイブリッドシステム制御により、スムーズな走行性と低燃費を実現しました。
エンジンの種類 |
直列4気筒 |
総排気量(L) |
2,487 |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
140(190)/6,000 |
最高トルク (N・m(kgf・m)/rpm) |
243(24.8)/4,300~4,500 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
18.7~20.2 |
(参考:『RX(レクサス)の燃費情報|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスRXの売買価格
レクサス RXは、中古車市場でも人気があります。新車は600万円以上と高額ですが、中古車であれば比較的安く購入できるでしょう。
ここでは、レクサス RXの新車価格と中古車価格、買取相場を紹介します。RXの購入や売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
レクサスRXの新車価格
レクサス RXは、上質さと優れた走破性を兼ね備えた高級クロスオーバーSUVです。2023年のレクサス車販売実績の内、RXを含む電動車の割合は47%となりました。2022年に5代目が登場したRXは、好調に売り上げを伸ばしています。
2024年2月時点の新車価格は以下の通りです。
グレード |
新車価格(税込み) |
|
RX500h F SPORT Performance |
901万円 |
|
RX450h+ version L |
872万円 |
|
RX350h version L |
758万円~796万円 |
|
RX350 |
version L |
666万円~707万円 |
F SPORT |
707万円 |
(参考:『レクサス RXを買うなら中古車がおすすめ?グレードの違いや選び方をご紹介!|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスRXの中古車販売価格
レクサス RXは、中古車市場でも人気の高いモデルです。新車で購入すると600万円以上する高級車ですが、中古車であれば多くのモデルが600万円以下で購入できます。
2024年2月時点で、ネクステージが販売しているRXは84台です。現行モデルの在庫はありませんが、ハイブリッドシステムを搭載した4代目モデル(国内では2代目)であれば、324万9,000円~589万9,000円(税込み)で購入できます。
ガソリンエンジン搭載車とHEV・PHEV搭載車別の中古車販売価格は、以下を参考にしてください。
エンジン種類 |
中古車価格(税込み) |
ガソリン |
149万9,000円~612万9,000円 |
HEV・PHEV |
154万9,000円~589万9,000円 |
(参考:『RX(レクサス)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスRXの買取相場
RXの売却を検討している方は、過去の買取実績をチェックしましょう。
ネクステージの最新買取実績は、2023年式のRX350hが728万4,000円、RX500hが878万4,000円です。ガソリン搭載車であれば、2023年式RX350 F SPORTが751万4,000円、2022年式は578万4,000円で取引されています。
査定金額はグレードや走行距離などによって変わるため、目安として参考にしてください。
(参考:『RX(レクサス車)の買取相場・査定実績一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスRXを探すなら充実保証のネクステージで!
レクサス RXを購入するのであれば、豊富な在庫数と充実保証が魅力のネクステージがおすすめです。ネクステージでは、レクサスRXの歴代モデルも豊富に取りそろえています。中古車はウェブサイトで簡単に探せますので、お気軽にお問い合わせください。
ここでは、ネクステージでレクサスRXを購入するメリットを紹介します。
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まとめ
レクサス RXは、高級クロスオーバーSUVらしい優れた走行性能と機能性、質感の高さが特徴です。ガソリンモデルだけではなく、高効率のハイブリッドシステムやプラグインハイブリッドを搭載したモデルもあるため、ライフスタイルに合わせて選べます。
ネクステージでは、レクサス RXの歴代モデルを豊富に取りそろえていますので、お気に入りの1台を見つけていただけるでしょう。お気軽に在庫確認・見積もりをご依頼ください。