エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

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エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

車を買ったらオイル交換をしなくてはならないのは知っていても、どのぐらいを目安に交換すればよいのか分からない方もいるのではないでしょうか。オイル交換は、大切な車を少しでも長く乗るために、必要なメンテナンスです。

 

この記事では、オイル交換を行うタイミングや費用の目安を紹介します。車を大事にされている方はぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.エンジンのオイル交換は目安の時期に合わせて行おう!

2.エンジンの種類でオイル交換の目安は異なる

3.シビアコンディションはオイル交換の目安が短くなる

4.オイル交換の値段の目安はいくら?

5.オイル交換時のエンジンオイル選びの目安

6.オイル交換をしても調子が優れない車は乗り換えを検討しよう

7.まとめ

 

■POINT

・エンジンオイルの交換する目安はメーカーやエンジンによって異なる。

・オイル交換は自分でもできる。オイルにどのような種類があるのかを把握しよう。

・オイルは車のコンディションに関わる。調子が悪い場合はネクステージで買い替えを検討しよう。

 

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エンジンのオイル交換は目安の時期に合わせて行おう!

エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

オイル交換の目安について理解する前に、なぜオイル交換をしなくてはならないのかを知っておきましょう。オイルは車にとって動く上で欠かせないものです。交換しなかった場合のリスクについても紹介しますので、参考にしてください。

 

なぜエンジンオイルがあるの?

エンジンオイルは、人の体に例えると血液に当たります。下記は、エンジンオイルが車にどのような役割を果たしているのかをまとめた表です。

役割

詳細

潤滑

エンジン内部の部品の多くが、金属製です。オイルで油膜を作ることで金属の摩擦を軽減させます。

洗浄

燃料を燃焼させた際に出るスラッジ(汚れ)の吸着や分散をする役割があります。

防錆

高温になりやすいエンジン内部と外の温度差で、錆の原因となる水分が発生しやすい特徴があります。エンジンの寿命を伸ばすために必要な作用です。

冷却

金属の摩擦や燃焼によって高温になるエンジンを冷却します。

気密保持

金属同士であるシリンダーとピストンの隙間は、オイルによってふさぎ、燃焼ガスの抜けを防いでいます。

※slide →

 

交換しないまま走っているとどうなる?

新しいエンジンオイルは空気に触れるだけでも劣化がはじまり、さらにエンジンに注入されて、熱や不純物と混ざることでさらに劣化が進みます。オイルの粘度が下がると前述したエンジンオイルの作用が働きません。

 

摩擦が発生しやすくなり、大きなエンジン音になったり、燃費悪化につながったりするため、定期的な交換が必要です。

 

警告灯が点灯する前に交換しよう

エンジンオイルは、推奨される交換目安が過ぎていた場合、警告灯が点灯するまでの交換がおすすめです。

 

エンジンにはオイルの油圧を感知するセンサーが取り付けられています。オイルの劣化による油圧低下を検知する仕組みです。油圧が低下していることを検知すると、メーター内の警告灯が点灯します。この時点で、エンジンに焼き付きがはじまっているかもしれません。焼き付きが悪化すると、最終的にエンジンが動かなくなり走行不能に陥ります。

 

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エンジンの種類でオイル交換の目安は異なる

エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

車の動力源はガソリンエンジン・ディーゼルエンジンなど、種類がさまざまです。オイル交換は、どのようなエンジンを使っているのか、メーカーによっても推奨される時期が異なります。ここで紹介する距離や時期は、あくまで平均的な目安ですので参考にしてください。

 

ガソリン車

自動車メーカーによって、推奨する交換時期の目安が異なります。例えばトヨタは1年もしくは1万5,000kmです。日産は6か月または5,000kmを交換時期の目安としています。

 

同じ国産メーカー、ガソリン車でもオイル交換の目安が異なることを覚えておきましょう。

 

ガソリン車(ターボ)

トヨタが推奨するオイル交換の目安は、6か月もしくは5,000kmごとです。ターボ車は、ターボ未装着車と比較して交換の目安が短い傾向にあります。

 

ターボ車の場合、エンジンオイルはエンジンの潤滑だけを行なっているわけではありません。高速で回転するタービンの軸を潤滑する役割と、タービンで発生する高熱も冷却する役割を担っています。

 

ターボ未装着車と比べて、エンジンオイルが高温にさらされ、劣化が進みやすいという理由から早めの交換が必要です。

 

ディーゼル車

トヨタが推奨するオイル交換の目安は6か月~1年もしくは5,000km~2万km、マツダは12か月もしくは1万kmです。

 

ディーゼル車の燃料として使われる軽油には、金属を溶かす硫酸の元となる硫黄が含まれています。金属で製造されているエンジンの腐食を防ぐために、ディーゼル車のエンジンオイルに入れられているのが、中和用の添加剤です。

 

このように、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも過酷な状況で動いているため、オイルが汚れやすくなります。そのため、ガソリン車よりも早めのオイル交換が必要です。

 

ハイブリッド車

例えば、スバル XVハイブリッドに推奨されているオイル交換の目安は、12か月もしくは1万kmです。

 

ハイブリッド車は、一般的にガソリン車で使用されているエンジンを流用しています。しかし、常時エンジンが動いているガソリン車とは異なり、ハイブリッド車のエンジンは始動と停止を何度も繰り返す仕組みです。

 

後述するシビアコンディションに近い環境でもあると考えられ、エンジンオイルは早く進んでしまう傾向にあります。

 

軽自動車

ダイハツが推奨しているオイル交換の目安は、軽自動車が6か月もしくは1万km(ターボ車5,000km)です。

 

軽自動車は他の車と比較しても660cc以下といった小さなエンジンで動いています。小さなエンジンは、十分な出力を発揮させるためにエンジン回転数を高くしなければなりません。エンジン回転数が高いぶん、他の車よりも高熱にさらされてしまい、劣化が早く進みます。そのため、他のガソリン車よりも早めの交換が必要です。

 

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シビアコンディションはオイル交換の目安が短くなる

エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

ここまで紹介してきたオイル交換の目安は、通常時のものです。普段、車をどのように使用しているのかによって、交換の目安が通常時と変わる場合があります。知らず知らずのうちに、車に負担をかけている走りをしていないかチェックしてみましょう。

 

シビアコンディションの特徴

シビアコンディションとは、車にとってダメージが多い環境を表す指標です。買い物や通勤など普段の生活で車を何気なく使っていても、シビアコンディションに該当している場合があります。

 

シビアコンディションに該当している場合、エンジンオイルの劣化も早まるため、交換頻度を変えなければなりません。シビアコンディションに該当している場合、交換時期の目安は通常の半分です。

 

シビアコンディションに当てはまる6つの条件

以下に当てはまるような運転を行っている場合には、シビアコンディションに該当します。

走行条件

詳細

①短距離(8km以下)の走行の繰り返し

買い物など、近場以外に使わないような走り方です。走行距離が短く、エンジンが暖気される前にエンジンがオフになります。

②アイドリング(合計2時間)・低速走行(30km/h以下)が多い

運転時間・走行距離の30%以上の場合に該当します。

③年間走行距離が多い

年間2万km以上が目安です。

④悪路の走行が多い

悪路とは、砂利道・凹凸路・未舗装路などです。

⑤外気温が氷点下時の運転が多い

ホンダで定められています。

⑥登坂路が多い

ブレーキの使用頻度が多いような道路です。

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オイル交換の値段の目安はいくら?

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ここからは、オイル交換をする際にどれほどの費用が必要なのか目安を解説します。オイル交換を行う方法は、5つです。それぞれメリット・デメリットや費用が異なるため、自分の予算や好みによって依頼する場所の候補を選びましょう。

 

ディーラーで行う費用の目安

ディーラーでのオイル交換は、最も費用がかかります。それは、純正オイルや純正オイルエレメントを使用するためです。

 

費用は高くかかってしまいますが、作業に関する安心も価格に含まれています。ディーラーでオイル交換作業を行うのは、自動車整備士の資格所有者です。ディーラーは、一般的に入庫予約をしなくてはなりません。突然、店舗に行っても対応できない場合があるため、注意しましょう。

 

民間の整備工場で行う費用の目安

民間の整備工場は、カーディーラーとは異なる個人経営の店舗です。工賃やオイル代は店舗によって差があります。

 

民間整備工場は、ユーザーとの距離感が近い親しみやすさが特徴です。定期的にメンテナンスなどをお願いしていれば、依頼した作業以外のサービス(ウォッシャー液の補充など)を受けられるかもしれません。

 

民間整備工場も、飛び込みでのオイル交換は断られる可能性もあります。依頼する際には、一度連絡を入れておくと安心です。

 

カー用品店で行う費用の目安

カー用品店でオイル交換をすれば、店舗で販売されている予算に合ったオイルを選択可能です。ディーラーなどよりも工賃は安く済むメリットがあります。さまざまなブランドの中から、好みのオイルを選ぶ楽しみもあるでしょう。

 

整備工場よりも立ち寄りやすさはありますが、休日は混雑するカー用品店も少なくありません。カー用品店によっては会員制度を利用することで、工賃を無料にするサービスを行っています。最寄りのカー用品店を一度、調べてみましょう。

 

ガソリンスタンドで行う費用の目安

ガソリンスタンドにオイル交換を依頼した場合、ディーラーや整備工場よりも工賃は安く済む傾向です。交換されるオイルも、比較的安価なガソリンスタンドオリジナルの商品を勧められる場合があります。

 

ただし、ガソリンスタンドによっては交換作業をアルバイトや自動車整備士資格を持たないスタッフが行うケースもあるため、不安に思う方は別の方法がよいかもしれません。

 

オイル交換を行うガソリンスタンドは、タイヤ交換のサービスを行っている店舗もあります。タイヤ交換時期などは、混雑することもあるため注意しましょう。

 

自力で行う費用の目安

自分でオイル交換を行う場合、他の場所では必要だった工賃分が安く済みます。必要な費用は、エンジンオイル代・廃油処理費用・掃除用品代・工具代などです。

 

工賃が不要になりますが、オイル交換作業の手間がかかるデメリットがあります。作業場所の確保もしなくてはなりません。作業に慣れるまでは、時間がかかってしまうこともあるでしょう。

 

車のメンテナンスに慣れている人や強い興味のある方でなければ、作業を難しく感じるかもしれません。

 

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オイル交換時のエンジンオイル選びの目安

エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

オイル交換を行う際には、オイルを購入しなくてはなりません。エンジンオイルも数多くの種類がラインアップされており、どれを選べばよいのか迷われる方もいるかもしれません。ここではエンジンオイルの選び方を解説します。

 

ベースオイルの種類で選ぶ

エンジンオイルは、まずベースオイルから製造されます。ベースオイルの種類は3つです。品質の高い順に並べると、化学合成油・部分合成油・鉱物油となります。以下はそれぞれのベースオイルの特徴です。

ベースオイル

特徴

化学合成油

不純物を極限まで排除した、最も高性能・高品質のベースオイルです。高温下でも劣化が進みにくいため、サーキット走行などをする車に向いています。

部分合成油

鉱物油をベースに、化学合成油を20%以上ブレンドさせたベースオイルです。鉱物油のデメリットを、化学合成油の性能で補っています。

鉱物油

原油を蒸留して生成したベーシックなベースオイルです。価格が安いメリットはありますが、その分劣化が早く進みます。

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オイルの硬さで選ぶ

エンジオイルのパッケージを見ると「5W-30」といったような、数字とアルファベットの組み合わせたものが表記されています。この表記の意味は、エンジンオイルの粘度です。

 

「W」はWinter(冬)を意味しており、それ以外の数字は粘度を意味しています。Wより前の数字が、低ければ低いほどオイルが軟らかく、スムーズなエンジン始動が可能です。Wより後の数字が、高い値ほどオイルが硬く、高温時でもエンジン内の油膜を保持できます。

 

オイルのグレードで選ぶ

エンジオイルのパッケージなどには、アルファベットが表記されています。このアルファベットが意味するのは、エンジンオイルの品質です。

 

API規格による品質の分類は、性能のランク別にアルファベットSA~SP(ガソリン車用)、CA~CK-4(ディーゼル車用)まであります。2文字目のアルファベットがZに近いほど、高品質なオイルです。

 

近年、増えているクリーンディーゼル車に使用する、DL-1と呼ばれるエンジンオイルも販売されています。

 

こだわりたいなら純正オイルもあり

メンテナンス用品などにもこだわりを持ちたい方は、純正オイルを選ぶ方法もあります。

 

純正オイルとは、トヨタなど自動車メーカーが販売するエンジンオイルです。自動車メーカーが、エンジン開発時や製造時に使っているエンジオイルのため同メーカーエンジンとの相性も良く、種類に迷った場合には選択肢に入れましょう。純正オイルはカー用品店でも購入ができます。

 

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オイル交換をしても調子が優れない車は乗り換えを検討しよう

エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

オイル交換をプロにお願いしたり、高品質のオイルを選択したりしていても、エンジンの調子が優れないケースもあります。エンジンの不調を感じたら、車の乗り換えを検討したほうがよい場合が一般的です。ここからはその理由について、解説します。

 

エンジンの故障は費用が高くつく

万が一、エンジンが故障している場合、故障の原因となっている部品の交換で直すことも可能です。しかし、一般的にはエンジンに不具合が発生している場合、エンジンそのものを交換する作業を行います。

 

エンジン交換は、工賃や新たなエンジン代を加えると50万円以上必要になることも少なくありません。エンジン交換の費用や車の劣化状態によっては、中古車などへの乗り換えを検討したほうが賢明な場合もあります。

 

乗り換えの車はネクステージで探そう

車の乗り換えを検討される場合には、ネクステージをご利用ください。ネクステージは、全国に販売店舗を展開しています。取り扱っている車は3万台と、どの販売店にも負けない豊富な在庫数が強みです。

 

豊富な在庫の中には、さまざまな価格帯や車種の中古車を取りそろえています。乗り換えを検討されている方にとっては、希望に近い車を見つけやすいため、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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まとめ

エンジンのオイル交換の目安とは?交換しても調子が優れない場合の対応も解説

エンジンオイルは、エンジンを動かすために必要なものです。時間とともに劣化が進み、推奨されているタイミングで交換をしなくてはなりません。定期的なオイル交換をしなければ、エンジンの不具合や故障につながります。

 

オイル交換をしても車の調子が上がらない、といった場合にはエンジンの修理が必要なケースも少なくありません。その場合はコスト面の理由から、乗り換えの検討をおすすめします。中古車を探す際には、ぜひネクステージをご利用ください。

 

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