中古車「トヨタ コンフォート」の賢い購入方法や探し方を徹底解説

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中古車「トヨタ コンフォート」の賢い購入方法や探し方を徹底解説

中古車「トヨタ コンフォート」の賢い購入方法や探し方を徹底解説

タクシーや教習車として利用されている車は、特殊な分野ということもあり、中古車として出会うチャンスもそう多くはありません。トヨタ コンフォートはその代表選手ともいえる一台です。

 

実用性重視の車づくりや他の車にはない個性に引かれ、手に入れたいと考える人もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、コンフォートの魅力と中古車事情を取り上げます。コンフォートならではの特徴を知り、車に対する価値観や中古車に求めるポイントを見直してみましょう。

 

※目次※

1.中古車「コンフォート」のおすすめモデルはガソリン車!

2.中古車「コンフォート」はこんなモデルもある

3.中古車「コンフォート」の特徴

4.中古車「コンフォート」のライバル車種5選

5.コンフォートの中古車価格相場

6.まとめ

 

■POINT

・トヨタのコンフォートは、タクシー利用や教習車としての利用を前提に開発された車種

・実用重視で車づくりがなされており、耐久性は飛び抜けている!特殊な機能やアクセサリーも大きな魅力

・コンフォートの多くは燃料代の安いLPG車だが、おすすめは給油しやすいガソリン車

 

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中古車「コンフォート」のおすすめモデルはガソリン車!

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トヨタ「コンフォート」とは

トヨタ コンフォートはセダン型の乗用車で、小型タクシー専用の車種です。自動車学校の教習車としても使用されています。

 

生産開始は1995年で、2017年には生産を終了しました。長距離ドライブでも疲れないシート構造や街中でも小回りの利く最小回転半数など、タクシー利用に最適な工夫が施された車づくりが特徴的です。商用利用であるため、耐久性には特に重点を置いており、およそ40万km以上の走行にも耐えられます。

 

クラウンセダンよりも小柄な設計

コンフォートには「スタンダード」「スタンダード デラックスパッケージ」「SG」の3グレードがあります。

 

コンフォートは、中型タクシー専用車として開発された「クラウン コンフォート」の姉妹車です。ハイヤーや公用車には、さらに大型のクラウンセダンが利用されています。コンフォートは小ぶりのサイズ感ではありますが、後部座席の居住空間とトランク容量を十分に確保する設計です。

サイズ(全長×全幅×全高)

4,590×1,695×1,515(mm)

最小回転半数

5.0m

ホイールベース

2,680mm

総排気量

1.998L

※slide →

 

おすすめは給油しやすいガソリン車

コンフォートのおすすめは、「スタンダード デラックスパッケージ」のガソリン車です。コンフォートは商用車仕様ということで、ほとんどがLPGガスを燃料としています。しかし、LPGガス仕様だと燃料を補充できる場所が限られてしまうため、一般利用向きではありません。ガソリン車であれば給油場所を心配せずに済みます。

 

ガソリン車は主に教習車仕様であるため、補助ミラーやコーナーポールなど運転をサポートしてくれるアイテムが付いています。好きな人にはたまらない、コンフォートならではのさりげない個性です。

 

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中古車「コンフォート」はこんなモデルもある

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タクシー仕様モデル

コンフォートはタクシー利用と教習車としての利用を目的として開発された車です。それぞれ必要とされる機能や特徴が異なります。タクシー仕様車は、運転手、利用客、経営者を意識した車づくりがなされています。長時間運転しても疲れにくいシート設計や乗り降りしやすい広めの後席ドア、高い燃費性能などが特徴です。

 

さらに、視界の良いフェンダーミラーやバルブ交換しやすい構造のヘッドランプなど、商用車ならではのメリットも感じられます。ラゲッジスペースはゴルフバックや車いすの積み込みも想定されているため、見た目以上の大容量です。

 

華やかさはありませんが、実用的な利点の多いモデルと言えるでしょう。姉妹車である「クラウン コンフォート」まで含めるとバリエーションも広がります。パワーユニットは2LのLPGエンジンか2.4Lのディーゼルターボエンジンです。

 

教習車仕様モデル

教習車仕様モデルには、1.8L~2Lのガソリンエンジンと2.4Lディーゼルターボエンジン搭載車があります。教習で使うことが前提となっているため、オーディオなどの装備品はオプションです。ルームミラーは教官用と教習生用がダブル装備で、ドアミラーにはオプションで教官用のアウターミラーが付きます。

 

計器類は視認性に配慮しているため、シンプルながら運転中でも確認しやすい造りです。助手席に設けられた教官用補助ブレーキペダルやオプションの教官用デジタル補助スピードメーターなど、教習車ならではのさまざまな工夫が、他の車にはない個性となっています。

 

カスタムされたコンフォートGT-Z スーパーチャージャー

コンフォートには2003年に期間限定で発売された「コンフォートGT-Z スーパーチャージャー」というモデルがあり、試作品を含め60台しか生産されていません。そのため、幻の車と呼ばれているモデルとなっています。

 

渋い80年代風のスポーツセダンといった外観で、大掛かりなエンジン換装とスーパーチャージャー化を施したコンプリートカーとして大いに注目されました。

 

燃料はプレミアムガソリンで、販売価格は227万円~291万8,000円と、当時としてはかなり高額でした。中古車市場で目にすることはまれであるため、見つけたときにはあまり迷う時間はないかもしれません。

 

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中古車「コンフォート」の特徴

中古車「トヨタ コンフォート」の賢い購入方法や探し方を徹底解説

 

エンジン

コンフォートのエンジンは、主に1.8L~2Lのガソリンエンジン、2LのLPGエンジン、2.4L のディーゼルエンジンの3種類です。低中速トルクが十分で、アクセルペダルを踏み込むとパワーを高めながら気持ちよく吹け上がってくれます。

 

「コンフォート GT-Z スーパーチャージャー」は3S-FE型直列4気筒DOHCがベースです。小倉クラッチ製ルーツブロワー式スーパーチャージャーTX07を組み合わせることにより、ノーマル比26% のパワーアップを実現しています。

 

エクステリア

コンフォートの外観はクラシックな3ボックススタイルで、実用性重視の角張ったデザインです。ボディサイズは全長4,590mm×全幅1,695mm×全高1,515mmで、5ナンバーの規格に収まる大きさになっています。

 

古き良き日本車といった趣で、街中を走っていると思わず目が留まる存在感が魅力です。 「コンフォート GT-Z スーパーチャージャー」にはさらに専用のエアロパーツが搭載されており、ノスタルジックな中にもスポーティーな仕上がりとなっています。

 

インテリア

コンフォートのインテリアは実用重視です。座席は乗り心地の良さを考えた設計がなされており、厚みのある座面と背中をしっかりと支えるシートバックが快適さを実現しています。ドライバーの長時間運転にも配慮しており、腰の部分の背もたれの厚みを調整するランバーサポート機能は、腰痛予防にも効果的です。

 

最上級グレードの「SG」にはタコメーターや集中ドアロックなど、一般自家用車の装備が標準装備されています。

 

コンフォートは実用性重視の車です。派手な特徴はありませんが、長く付き合える魅力が詰まっているため、ひそかに狙っているファンも少なくありません。前オーナーのほとんどがタクシー会社や自動車教習所など、整備をきちんと行ってくれる企業であることも魅力のひとつです。

 

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中古車「コンフォート」のライバル車種5選

 

トヨタ エスクァイア

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ファミリーカーとして人気を博したトヨタのエスクァイアは、タクシーとしても利用されています。2014年発売で、ミニバンにワンランク上の高級感を付与した、新上級コンパクトキャブワゴンという位置付けでした。

 

室内空間の広さやシートアレンジのしやすさから、スーツケースやゴルフバッグなど、大型の荷物も気軽に積み込めるタクシーとして重宝されています。また、車いすと一緒に乗車できる介護タクシーとしての利用も可能です。生産は2021年に終了していますが、まだまだ現役で活躍しています。

(参考:『エスクァイア(トヨタ)の中古車一覧』)

 

トヨタ ジャパンタクシー

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コンフォート系(コンフォートやクラウン コンフォート)やタクシー仕様のエスクァイアの後継車といわれるのが、トヨタのジャパンタクシー(JPN TAXI)です。発売は2017年で、2グレード展開、ハイブリッドのみで販売されています。

 

タクシー利用を念頭に開発された車種であるため、乗り降りのしやすさ、手入れのしやすさ、車いすの乗降スロープ、高い経済性と耐久性など、実用性に特化したデザインや機能が満載です。一般購入も可能ですが、燃料はLPGのみであることを理解しておきましょう。

 

日産 クルー

日産のクルーは、コンフォートと同じくクラシックな外観がなつかしい4ドアセダンです。タクシー専用車(1993年~2009年)のほかに、自家用向けの「クルー・サルーン(1994年~2002年)」もあり、どちらも生産を終了しています。

 

運転席と左リアドアの開口幅を広く取るなど、タクシー仕様の左右非対称の設計が特徴的です。エンジンは3タイプで、2.0L ガソリンエンジン、2.8L ディーゼルエンジン、2.0L LPGエンジンとなります。中古車としての流通は多くなく、状態の良いものに出会うのはまれです。

(参考:『クルー(日産)の中古車一覧』)

 

マツダ カスタムキャブ

カスタムキャブ(Custom Cab)は、マツダが1989年から1995年まで生産・販売していた、小型タクシー専用のセダン型商用車です。コンフォート生産開始の年に生産を終了しており、かなりの希少車種と言えるでしょう。街で見かけることは極めてまれです。

 

外観はコンフォートよりもさらに角張った古典的なスタイルで、レトロな雰囲気を強く感じさせます。既存車をベースとした安価なタクシーとして、コンフォートのお手本になった側面もあります。マツダが製造した最初で最後のタクシー専用車です。 

 

トヨタ プリウスα

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トヨタのプリウスαもタクシーとして利用されている車種です。発売は2011年で、量産型ハイブリッドカーとしての燃費性能と環境性能の高さが注目されました。なお、2021年にプリウスαの生産は終了しています。

 

プリウスαには5人乗りと7人乗りとがありますが、タクシーで主に利用されているのは5人乗りの「S Lセレクション」です。新車販売時の燃料はガソリンですが、タクシー会社によってはさらに燃費の良いLPGハイブリッドに改造しているケースも少なくありません。

(参考:『プリウスα(トヨタ)の中古車一覧』)

 

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コンフォートの中古車価格相場

コンフォートは生産を終了しており、流通台数はあまり多くありません。2022年8月1日時点の中古車価格は50万円~100万円といったところで、その多くがLPGガスを燃料とするものです。

 

タクシーとして使われていたものは走行距離が長く、教習車として使用されていたものは短い傾向にあります。一般的な乗用車とは違い、走行距離およそ40万kmを想定して作られているため、10万kmを超えていたとしてもそう心配する必要はありません。大切なのはきちんと整備されてきているかどうかです。

まとめ

中古車「トヨタ コンフォート」の賢い購入方法や探し方を徹底解説

トヨタのコンフォートは、タクシー利用や教習車としての利用を目的として開発された車です。すでに生産は終了していますが、耐久性や手入れのしやすさ、運転手の腰痛予防まで考えた構造など、他にはない魅力にあふれています。

 

コンフォートをはじめとするタクシー仕様車は、実用性重視の人におすすめの車種です。日本最大級の在庫数を誇る中古車販売店ネクステージには、実用的で機能性の高い中古車がたくさんあります。公式サイトの車種検索なら簡単に在庫検索ができ、見積もり依頼も可能ですので気軽にご活用ください。

 

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