車検の見積もり時間が気になる方へ!時間がかかる理由と早く済ませるためのコツについて
新車を購入してから3年後、以降は2年おきに車検を受けなければなりません。複数の業者が見積もりを受け付けていますが、実際にどのくらいの時間がかかるのか把握していない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車検の見積もりが出るまでの所要時間と「長時間を要する」といわれている理由について解説します。少しでも早く済ませるコツを知ることにも役立つでしょう。ディーラー・中古車売買店など業種によって異なる特徴を理解することも大切です。
※目次※
・車検費用の見積もりが出るまでの所要時間は30分~1時間が目安。初めて依頼をする店舗や、混雑している店舗の場合はさらに長くなる可能性もある。
・費用の節約とトラブルのリスク軽減につなげるためには、時間がかかっても見積もりをとることが大切。
・見積もりを依頼する際には、業者の信頼性やサポート内容もしっかりチェックしよう。依頼先にお悩みの方はネクステージへお任せ!
車検の見積もり時間は大体30分~1時間程度
車検費用の見積もりが出るまでには、30分~1時間程度かかります。30分以下、または1時間以上かかるケースもありますが、一般的な目安として把握しておきましょう。早ければ15分程度で済ませられる可能性もあります。見積もりが出るまでの所要時間は、実際に車を見てもらった場合を想定した時間です。
近年では簡易的なWebからの見積もり依頼もできます。車種名や年式から大まかな相場を算出するため、数十秒から数分のあいだに提示されるでしょう。ただし、正式な見積もりでは値上がりする可能性も考慮しなければなりません。そこでこの記事では、車検の見積もりにかかる時間について解説いたします。
車検の見積もりに時間がかかる理由
車検を依頼する店舗へ車を持ち込んだ場合、見積もりが出るまでにかかる時間は30分~1時間です。「なぜ時間がかかるのか」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。
車の状態だけではなく、店舗内の混雑状況や顧客によっても所要時間は変動します。所要時間を左右する要因を把握しておくと、車検までのスケジュールが調整しやすくなるでしょう。
チェックしないといけないことが多い
車検見積もりを依頼された業者は、「車検に通すためにどこを修理・交換するべきか」をチェックします。車を構成するひとつひとつの部品から不備を見つけるのが業者の役目です。具体的には以下のようなチェックポイントがあります。
- ・エンジンオイル
- ・ラジエーター液
- ・ブレーキオイル
- ・ヘッドライトやウインカーなどのライト系
- ・バッテリー
- ・ブレーキパッド
- ・タイヤ
- ・ドライブシャフトブーツ
このほかにも多数のチェック項目があり、見積もりを出すまでに長時間を要します。
新規利用している業者
車検の見積もりでは、現在の車だけではなく過去の整備記録や修理歴も確認します。これまで利用経験のある店舗であれば顧客情報が残っていますが、新規の場合はゼロから登録しなければなりません。利用経験があるかどうかも所要時間に影響するといえるでしょう。
車の情報以外にも、ユーザーの個人情報をリスト化する業者は多く存在します。前回の車検で実施した点検・整備内容や費用をおさえておくと、チェックすべき項目を決めやすいためです。初めて訪れる店舗での車検を予定している方は、情報登録の時間も要することを理解しておきましょう。
店が混雑していること
土曜日・日曜日・祝日は、車検の見積もりを依頼する利用者が多い傾向にあります。とくに連休中の時間を活用して訪れるユーザーもいるため、車を見てもらうまでに長時間待つことになるかもしれません。
利用者の数は、店舗の規模が影響しやすいといえます。店舗の規模の大小によって、一度にチェックできる台数が限られているためです。1台につき15分程度で終わる作業であっても、すでに数台が待機している状況であれば1時間以上かかるケースもあります。
時間がかかっても車検の見積もりをとるのが重要
見積もりには30分~1時間の時間を要するため、「見積もりなしで申し込みたい」と考える方もいるでしょう。しかし、なるべく見積もりをとってから依頼するかどうかを決めるのがおすすめです。車検にかかる金額を事前に把握できるため、契約後のトラブルを避ける対策にもつながります。見積もりの重要性をしっかりとおさえておきましょう。
車検にかかる金額の把握を行うために重要
車検の際に行う検査項目は決まっていますが、車検前の整備内容は業者により異なります。最終的な金額を左右するのは、より安全な状態にちかづけるために行う任意の点検・整備項目です。つまり、「必須ではないが済ませておいたほうがよい整備」をどれだけ含むかによって金額が決まります。
見積もりをとらずに車検を依頼した場合、どのような項目にいくら費やしているのかが明確になりません。請求書によって初めて可視化されるため、「想像よりも高額だった」となる可能性もあるでしょう。依頼先が決まっている場合でも、見積もりをとってから決断することが大切です。
トラブルを避けるためにも見積もりを行うのが重要
見積もりをとらずに車検を申し込むと、思わぬトラブルに発展するリスクがあります。整備項目を業者に任せた場合、本来希望していなかった部品の交換や修理を行われる可能性があるためです。
見積もりをとるかどうかはユーザーの判断にゆだねられますが、点検・整備を済ませたあとに「この金額では納得できない」といった不服は認められないでしょう。車検は10万円以上の金額がかかることもあるため、契約を交わす前の見積もりで項目と費用を確認する必要があります。
車検の見積もりの時間を少しでも早くするためのコツ
車検の見積もりは、ユーザー・業者側双方が多くの時間を費やす作業です。事前の準備を心がけるだけでも所要時間を減らすことができます。時間の長さが理由で見積もりをためらっている方は、ポイントをおさえて時間短縮につなげましょう。少しでも早くするためのコツを4つご紹介します。
車検に必要な書類を早めに用意すること
車検の見積もりを申し込む際には、車検証と整備記録簿(メンテナンスノート)が必要です。いずれも車内に保管している方が多く見られますが、別の場所にある場合は早めにそろえておきましょう。ほかに必要な書類は業者に確認しておくと安心です。
「見積もり後はすぐに車検を申し込みたい」と考えている方は、車検の手続きで提出する書類も用意しておきましょう。車検証・整備記録簿以外に必要な書類は以下です。
- ・自動車税納税証明書
- ・自賠責保険証明書
- ・認印
これらの書類がそろった状態であれば、見積もりが出た直後に契約を交わせます。紛失すると再交付までに時間がかかる可能性もあるため、なるべく早い段階で用意を始めるのがおすすめです。
事前に予約を行うこと
見積もりの依頼日時が決まっている場合は、直接店舗に問い合わせて予約を入れておきましょう。具体的な日付と時間を決めたうえで訪店すると、ほかのユーザーへの対応を待つ必要もなくなります。混雑状況によってはスムーズに進まない可能性もありますが、飛び込みで入るよりも時間を短縮できるでしょう。
予約を行わずに訪店した場合、すでに予約がいっぱいで受け付けてもらえないリスクがあります。業者側にあらかじめ時間をつくってもらうためには、希望の日時を伝えて予約を確保することが大切です。
車検の見積もりを行う業者を1か所に絞ること
車検の依頼先としては、以下のように複数の業種が存在しています。
- ・ディーラー
- ・車検専門店
- ・ガソリンスタンド
- ・カー用品店
- ・整備工場
たとえば「カー用品店に依頼する」と決めている方は、カー用品店からいくつか店舗をピックアップして費用を比較するのがおすすめです。
業種が決まっていない場合は、ディーラーから1店舗、ガソリンスタンドから1店舗といったように、各業種から少数の店舗に絞ったほうがよいでしょう。むやみに複数店舗を選ぶと、すべての見積もりが出るまでに多くの時間を要するためです。
無料見積もりを受けること
無料見積もりのサービスを提供している業者であれば、有料見積もりの前に利用するのも有益な方法といえます。無料と有料では点検項目が異なるものの、最終的な見積もりに近い費用を把握することが可能です。
いくつかの点検項目を先にチェックしておけるため、有料見積もりに費やす時間の短縮にも効果が期待できます。ただし、業者によっては無料見積もりを受け付けていない可能性がある点も理解しなければなりません。初めて利用する業者の場合は、あらかじめ確認しておきましょう。
業者ごとの車検の見積もり時間と業者の特徴について
車検の依頼先に悩んでいる方は、ディーラー・ガソリンスタンドなど業種によって見られる傾向を知ることが大切です。費用相場だけではなく、所要時間の目安を把握するきっかけになるでしょう。あくまでも目安であることを理解したうえで、4パターンで依頼した際の所要時間と業者の特徴をご紹介します。
トヨタやホンダなどの正規ディーラー
正規ディーラーの車検は、専門的な知識と技術をもつスタッフに任せられる点がメリットです。ほかの依頼先に比べると費用が高額になる傾向がありますが、信頼性を重視する方には魅力的な方法といえるでしょう。
実際に車検を依頼したときにかかる時間は、30分以上を要するケースが多いといわれています。たとえば、トヨタの正規ディーラーで申し込んだ場合の所要時間は45分が目安です。申し込みの手続きを含めると1時間程度になるでしょう。
イエローハットやオートバックスなどの専門店
カー用品店や車検専門店の車検は、正規ディーラーに比べて安価で受けやすい点がメリットです。当日予約が可能なケースもあるため、時間に余裕がない方でも気軽に申し込みができる方法といえるでしょう。
イエローハットでは事前に点検を行ったうえで見積もりを出し、車検当日に契約を進める流れが一般的です。オートバックスも同様のかたちで受け付けており、見積もりは無料となっています。所要時間は店舗により異なりますが、45分前後が目安です。
エネオスなどのガソリンスタンド
ガソリンスタンドは、普段利用している店舗で車検を申し込める点がメリットです。すべての店舗が実施しているものではないため、依頼先を決定する前に確認しておきましょう。安さを重視したい方にも適しています。
ただし、ガソリンスタンドへ依頼をしても指定工場に引き継ぐケースが多く、車検が完了するまでに半日程度を要する可能性も考慮しなければなりません。長ければ1日以上必要になることもあるため、担当者と相談しながら計画的に進めていきましょう。
中古車売買店のネクステージ
車検に費やすお金を節約したい方には、中古車の売買を行う業者を探すのもおすすめです。安心・安全なサービスを提供するネクステージでは、国内外のメーカーを問わず幅広い車の車検見積もりを受け付けています。
契約前に細かく車をチェックして、整備内容を明確にしたうえで車検を行う仕組みです。見積もりが出るまでの所要時間は45分程度、車検は60分~2日が目安となっています。車検の所要時間が長い場合には、代車を無料で利用していただくことも可能です。
見積もりの所要時間以外に意識しないといけないこと
見積もりの所要時間に不安を感じる方も多いかもしれませんが、業者の信頼性やサービス内容も把握しなければなりません。契約後のトラブルに発展させないためにも、複数の観点からチェックしておきましょう。個人的な相性を重視することも重要です。所要時間以外に意識するべきポイントを3つご紹介します。
業者の実績
信頼できる業者に車検を依頼するためには、これまでどのような実績を積んでいるかをチェックします。「実績がなければ信頼できない」というわけではありませんが、不安を抱えたままでは相談をしにくくなるでしょう。
公式サイトから情報を収集する以外に、SNSや情報雑誌に掲載されている口コミも有効活用できます。実際に利用したユーザーの意見があれば、より現実的な情報を集められるでしょう。店舗に問い合わせて、スタッフの雰囲気や対応力をチェックするのもひとつの方法です。
代車の貸し出し有無
見積もりは1時間以内に終わるケースが多いといえますが、車検のために預けた場合は1日以上車を使用できなくなるかもしれません。車検の所要時間は予測できない可能性もあるため、長時間かかるリスクを考慮したうえで代車の有無を確認しておくと安心です。
代車の貸し出しがある場合は、あわせて利用料金もたずねておきましょう。レンタカーよりも安価で提供している業者も見られますが、「結果的に車検費用が高額になった」と感じる可能性もあります。具体的な利用日数を共有しておくと、車がなく不便に感じるリスクを避けられるでしょう。
個々に合わせたサポートがあるかどうか
業者とユーザーの相性は、将来的に取引を続けられるかどうかを決める判断材料になります。業者ならではのサポートやサービスがある場合は、自分が十分に活用できるものであるかをチェックしましょう。
たとえば「車検費用をローンで支払いたい」と考えている方は、ローン支払いが可能な業者を探す必要があります。万が一の故障に備えるサービスがあれば、日ごろの運転も気軽に楽しめるでしょう。費用・時間だけではなく、サービス内容にまで視野を広げて検討することが大切です。
まとめ
車検を受ける際は、特別な理由がない場合は見積もりを依頼しましょう。事前に費用を明確にすることで、契約後の金銭トラブルを避ける結果につながります。見積もりが出るまでは30分~1時間を要するため、なるべく早く済ませられるように準備を進めておきましょう。
「安くて信頼性の高いサービスを受けたい」という方は、ぜひこの機会にネクステージをご利用ください。車検前の見積もりは無料で申し込みが可能です。代車も無料でご用意しているので、1日以上の車検も気兼ねなくお任せください。