ファミリーカーにも最適!3列シートの人気なSUVとは?
アウトドアに特化したSUVも登場し、SUVをファミリーカーとして考える方が増えてきました。家族そろってのお出かけや、たくさんの仲間と一緒のお出かけに便利なのはやはり3列シートですが、3列シートのSUVにはどんな車種があるのでしょうか。
そこでこの記事では、3列シートの人気SUVを、国産車と外車の両方をご紹介します。3列シートのSUVを選ぶメリットやデメリット、リーズナブルに購入するためにおすすめの方法なども合わせて、わかりやすく解説します。
※目次※
・3列シートSUVは、SUVとしての走破性やスタイリッシュな見た目はそのままに、7人でゆったり過ごせることが特徴的
・3列シートSUVは人気が高く、国産車・外車を問わず、さまざまなメーカーから魅力的な車種が販売されている
・ネクステージはSUVに特化した「SUVランド」を展開しており、人気の3列シートSUVもリーズナブルに販売中
ファミリーカーとしても人気の3列シートSUV
3列シートSUVは、その利便性の高さからファミリーカーとしての人気も高まっています。まずは3列シートSUVにどのような特徴があるのかという、基本的な部分からチェックしてみましょう。
3列シートSUVはミニバンとも混同されがちですが、この2つのタイプには明確な違いがあります。その違いについても、この項目の中で解説します。
3列シートSUVの特徴
SUVがファミリーカーとしての需要を高める過程で、より多くの人数が乗車できる3列シートタイプのSUVがラインナップに加わることが増えてきました。2列目に3席、3列目に2席を備える、合計7席の3列シートSUVが現在の主流です。
同乗者を増やせることが3列シートSUV最大のメリットですが、3列目をアレンジして使うことが多い点が特徴的です。主に荷室として用いながら、3列目としても使えるというスタンスで設計されているため、ユーティリティ性に秀でています。
ミニバンとの違い
同じ3列シートを備えた車にはミニバンというジャンルもあります。ミニバンと3列シートSUVの最も大きな違いは居住空間の広さです。荷室を座席として使うこともできるという発想のSUVに対し、ミニバンは全席を座席として使うことを前提に設計されています。
一方で走行性という面ではSUVに分があります。3列シートの場合も、悪路に強いというSUVの特性はそのまま引き継がれるため、アウトドアの利用にも最適です。乗り心地はミニバン、走破性はSUVと分けて考えるとよいでしょう。
3列シートSUVの人気な国産車
3列シートSUVに興味をもつと、どんな車種に人気が集まっているのかも気になりますよね。ここからは、3列シートを備えた人気国産車を6車種ご紹介します。
ここで紹介する車種は、いずれもネクステージでリーズナブルに購入することも可能です。燃費やサイズなどの特徴から気になる車種を見つけたら、中古車価格も把握しておきましょう。
三菱「アウトランダー」
都会的でスタイリッシュなエクステリアと、ダイナミックな走行性能を兼ね備えたSUVです。横滑りを感知して抑える「ASC」、急ブレーキの衝撃を緩和する「ABS」などの先進的なシステムのほか、安全性能も充実し、サポカーSワイドの対象車でもあります。
インテリアはシンプルながら上質な仕上がりです。スエード×機能性素材の「コンビネーション」、「ファブリックシート」、「本革シート」のいずれかを選択できることも特徴的で、主な用途に合わせて使いやすいタイプを選べます。
アウトランダー 24Gの基本スペックを紹介します。
JC08燃費:14.6km/L
乗車人数:7人
サイズ:4,695×1,810×1,710mm
排気量:2,400cc
新車価格:3,184,500円
ネクステージの中古車価格一例:1,999,000円(2017年式・走行距離2.6万km)
マツダ「CX-8」
3列シートSUVとして2019年販売台数No.1に輝き、国内だけで50万台以上の売上を達成した大人気車種です。研ぎ澄まされたシャープな印象のエクステリアは存在感抜群で、都会的な洗練されたデザインがファンを魅了しています。
ディーゼルエンジン車の場合、キャンピングトレーラーなどの総重量750kg以下のトレーラーを牽引できることが特徴的です。3列目を使用しないときは、レバーを引くだけでヘッドレストを畳める利便性のよさも強みで、さまざまなシーンで活躍を見込めます。
マツダ CX-8 XD プロアクティブの基本スペックを紹介します。
WLTC燃費:15.8km/L
乗車人数:7人
サイズ:4,900×1,840×1,730mm
排気量:2,200cc
新車価格:3,828,000円
ネクステージの中古車価格一例:2,799,000円(2019年式・走行距離1.5万km)
ホンダ「CR-V」
燃料タンクの形状に工夫を凝らし、2列仕様とまったく同じ室内長で3列目シートを儲けたSUVです。ゆったりとしたくつろぎをテーマに据えた車種であり、2列目のシートまでを覆うようにルーフが付けられているため、車内全体が明るく照らされます。
滑らかで力強い走りを実現させる「e:HEV」が採用され、走破性の高さもSUVとしての期待を裏切りません。先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」が全タイプに標準搭載されるなど、乗り込んでいる全員の安全を守ってくれる車種です。
ホンダ CR-V EX(7人乗り・4WD)の基本スペックを紹介します。
WLTC燃費:14.6km/L
乗車人数:7人
サイズ:4,605×1,855×1,690mm
排気量:1,500cc
新車価格:3,776,300円
ネクステージの中古車価格一例:3,052,000円(2019年式・走行距離0.8万km)
トヨタ「ランドクルーザー」
SUVらしく、武骨な印象を与える車種です。トヨタにけるSUVの最上位車種に位置付けられており、ダイナミックなエクステリアとインテリアを売りにしています。3列目は簡単に格納できる機能性を持ちますが、スペースにもゆとりがあり、居住性も優れています。
4WDの性能を引き出せる「マルチテレインセレクト」を採用しており、オフロード走行時には駆動力を4輪に最適に分配します。合計4つのカメラが搭載され、車両周辺の状況が手に取るようにわかるため、悪路でも安心して走れることも長所です。
トヨタ ランドクルーザー AXの基本スペックを紹介します。
10.15燃費:7.1km/L
乗車人数:8人
サイズ:4,950×1,970×1,880mm
排気量:4,600cc
新車価格:5,247,000円
ネクステージの中古車価格一例:4,899,000円(2019年式・走行距離0.6万km)
日産「エクストレイル」
伸びやかなエクステリアを持ち、全12色のカラー展開があることも特徴的です。エクストレイルは大半のモデルで2列シートが採用されていますが、20Xiに限り、シートアレンジなどの利便性はそのままに残した3列シート車をラインナップ加えています。
ラゲッジルームは防水仕様なので、水に濡れたままの荷物をそのまま積み込めます。ゲーム画面のようにアシストしてくれる「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」も採用され、運転に慣れていない方も楽しくドライブに出掛けられます。
日産 エクストレイル 20Xi(3列)の基本スペックを紹介します。
乗車人数:7人
サイズ:4,690×1,820×1,740mm
排気量:2,000cc
新車価格:3,329,700円
ネクステージの中古車価格一例:2,499,000円(2019年式・走行距離10km)
三菱「パジェロ」
国産SUVのパイオニア的存在がパジェロです。現在は日本国内での製造が惜しまれつつも終了となっていますが、イギリスを除く全世界では販売が継続されています。近代型のSUVではあまり見られない、角張ったエクステリアが最大の特徴です。
3列目は平坦な設計になっており、フラットな状態へとアレンジして、ラゲッジスペースを簡単に広げられます。静粛性には若干の難がありますが、パワフルな走破性には定評があり、中古車市場において一定の人気を維持し続けている車です。
三菱 パジェロ ロング エクシード 4WDの基本スペックを紹介します。
JC08燃費:-
乗車人数:7人
サイズ:4,900×1,875×1,870mm
排気量:3,000cc
新車価格:生産終了につき非公表
ネクステージの中古車価格一例:999,000円(2009年式・走行距離8.4万km)
3列シートSUVの人気な外車
3列シートSUVは、国産車だけでなく多くの外車メーカーからも販売されています。外車の3列シートSUVにはどのような特徴があるのか、詳しくチェックしてみましょう。
ネクステージは外車の取り扱い実績も豊富です。憧れの有名メーカーによるSUVも割安で購入するチャンスがあるため、気になる車種を見つけたらぜひお問い合わせください。
BMW「X5」
鍛え抜かれた精悍なエクステリアが特徴のX5は、輸入車プレミアムSUVで販売台数No.1を誇る名車です。日本では初となるハンズ・オフ機能つき渋滞運転支援機能が搭載されたモデルもあり、運転時にかかるドライバーへの負荷を大幅に低減させています。
全幅2,000mmに迫る圧倒的なボディサイズで、3列目もゆったりと過ごせることが特徴的です。リバース・アシストに代表される「BMW360°SAFETY」は全グレードに標準搭載されており、Euro NCAPで総合5つ星を獲得したほどの安全性の高さを感じながら運転できます。
BMW X5 xDrive35d M Sportの基本スペックを紹介します。
JC08燃費:14.0km/L
乗車人数:3~7人
サイズ:4,910×1,985×1,760mm
排気量:3,000cc
新車価格:10,360,000円
ネクステージの中古車価格一例:3,899,000円(2017年式・走行距離4.9万km)
ボルボ「XC90」
ボルボらしく無駄をはぎ取ったような上質なデザインですが、そのスマートな印象からは想像できないような力強さを備えています。しかも環境負荷を抑えられるパワートレーンを採用しており、排出ガスゼロのT8 Twin Engine搭載モデルもあります。
3列目もラグジュアリーを感じさせるゆとりのある設計です。列が後ろになるほど座面位置が高くなる工夫も備わり、どの位置からでも良好な視界を確保できます。1列目にはマッサージ機能が、2列目にはリクライニング機能が搭載された贅沢な仕様です。
ボルボ XC90 T6 AWD インスクリプションの基本スペックを紹介します。
JC08燃費:11.7km/L
乗車人数:7人
サイズ:4,950×1,960×1,775mm
排気量:2,000cc
新車価格:9,840,000円
ネクステージの中古車価格一例:4,999,000円(2016年式・走行距離3.1万km)
アウディ「Q7」
2006年にデビューしたアウディのQ7は、2020年8月18日にモデルチェンジを果たしたばかりです。エクステリアはスポーティな印象へと変わり、それまでに搭載されていたアナログメーターはバーチャルコクピットへとアップデートを遂げました。
基本仕様は5人乗りですが、7人乗りの3列シートをオプションとして用意しています。3列仕様でもラゲッジスペースは最大1,955Lの大容量です。安全運転支援システムも最新版になり、アダプティブドライビングアシスタントをはじめとする機能が搭載されています。
新車価格は新型Q7 55のものですが、まだ中古市場には出回っていないため、今回はQ7 3.0 TFSIクワトロの基本スペックを紹介します。
10.15燃費:8.6km/L
乗車人数:7人
サイズ:5,090×1,985×1,740mm
排気量:3,000cc
新車価格:9,570,000円
ネクステージの中古車価格一例:2,989,000円(2011年式・走行距離1.0万km)
燃費がいい3列シートSUV
SUVはパワフルな走破性と引き換えに燃費性を犠牲にすることが多いジャンルです。とくに3列シートの場合は大型化されており、お世辞にも燃費がいいとは言えない車種も目立ちます。
そんな3列シートSUVにも、燃費のいい車種はいくつかあります。維持費を抑えるためには低燃費性も重要ですから、以下にご紹介する2つの車種にも要注目です。
プジョー「5008」
3列で7名分のシートはすべて独立型で、2列目までは5段階のリクライニングまで備わっています。3列目は2列目よりも1段階高めのポジションを取り、居住性も抜群です。さらにワンタッチでシートを着脱できるため、荷室も簡単に増やせます。
セーフティシステムとアシスタンスシステムも充実しており、ドライバーの不注意を防ぎながら、ストレスのないドライブを実現させてくれます。スノー、サンド、マッドなどのモードを選択するだけで、路面状況に応じた駆動輪にコントロールされることも特徴的です。
プジョー 5008 アリュールの基本スペックを紹介します。
JC08燃費:21.2km/L
乗車人数:7人
サイズ:4,640×1,840×1,650mm
排気量:1,598cc
新車価格:4,258,000円
中古車参考価格:3,000,000~4,000,000円
レクサス「RX」
SUVのアグレッシブさを前面に出しながらも、レクサスらしいエレガントさを兼ね備えた車種として人気です。3列目は2つのポジションを取れる設計になっているため快適に過ごせ、2列目には大型ディスプレイが1台ずつ備えられています。
一体感を感じられるような操縦安定性があり、高剛性がありながらボディの軽量化も実現させ、低燃費性も高めています。「ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム」などの先進的なシステムも搭載したラグジュアリーSUVです。
レクサス RX 450hLの基本スペックを紹介します。
JC08燃費:17.8km/L
乗車人数:7人
サイズ:5,000×1,895×1,725mm
排気量:3,500cc
新車価格:7,960,000円
ネクステージの中古車価格一例:5,678,000円(2018年式・走行距離0.8万km)
3列シートSUVのメリットデメリット
ここまで、多くの国産車と外車の魅力的な3列シートSUVを見てきました。それぞれに魅力的な要素が詰め込まれていますが、ジャンル全体をまとめた際に見えてくるメリットとは一体何なのでしょうか。
メリットと同様に、3列シートSUVのデメリットについてもお伝えします。利点と難点を天秤にかけた上で、購入すべきかどうかを検討してみましょう。
3列シートSUVのメリット
一般的なタイプの車よりもボディが大きいため、7人も乗車でき、荷物も載せやすいことが一番のメリットです。大きなボディである一方でスポーツ性能が高く、小回りが効く車種も見つけられますし、都会的でスタイリッシュな見た目の車を選ぶこともできます。
2列目や3列目の使い方を自在に変えられることもメリットです。普段は2~5人程度で利用するという場合は2列目・3列目を倒して荷室にできますし、急に乗車人数が増えたときには荷室を座席に変えて対応できます。臨機応変な使い方ができることも利点になります。
3列シートSUVのデメリット
デメリットとなるのは、3列目が狭くなりがちで、居住性に乏しい場合が多くなることです。SUVの場合は荷室の延長線上としてシートを設けるというスタンスの車種が多く、シートが簡易的なものになるケースも目立つため、快適性が高いわけではありません。
ミニバンと比較すると、3列目を使用した際の貨物スペースも小さくなってしまいます。3列目まで常に人が乗った状態で使用することが多く、なおかつ荷物も多く載せたいという場合は、ミニバンを優先すべきとも言えます。
3列シートSUVをお得に買うなら中古車がおすすめ
おすすめの3列シートSUVで新車価格と中古車価格の両方をお伝えしましたが、同一モデルでも、中古車は新車の半額以下で購入できるケースもあります。走行距離が少ない新車同然の車も安く手に入るので、SUVをお得に購入するなら中古車がおすすめです。
ネクステージでは、3列シートを含むSUVを専門的に取り扱う「SUVランド」を展開しています。コンディションのよい車を安く販売することを心がけており、店舗では実車を確認した上で購入を検討していただけるため、良質なSUVをお求めならネクステージへご相談ください。
まとめ
3列シートSUVは、新しいタイプのファミリーカーとして注目を浴びています。SUVとしての走破性やスタイリッシュな見た目はそのままに、7人でも余裕を持って乗り込める広さと、アレンジを利かせやすいユーティリティ性の高さが魅力です。
ネクステージでは、3列シートSUVを含む多くの国産車・外車のSUVを販売中です。この記事の中で紹介した車種に関しても、大半のモデルを取りそろえてお待ちしていますので、良質なSUVを安くお求めなら、ぜひネクステージをご利用ください。