新型シエンタを徹底分析!グレード別に分かりやすく解説!
シエンタはトヨタが販売するミニバンです。コンパクトながらも開放的な室内空間が備わっており、幅広い世代からの支持を得ています。
シエンタの新型モデルが登場したのは2022年8月です。初代モデルからのテーマであった「家族で使う相棒」というイメージが意識されました。
利便性にも優れており、家族での移動や毎日の通勤で使用したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこでこの記事では、新型シエンタの特徴についてグレード別に紹介します。
<目次>
3.シエンタのグレードも多彩にそろう!中古車購入ならネクステージ
・新型のシエンタで設定されたグレードは3つ。グレードによってボディカラーのバリエーションや新車販売価格が異なる
・新型シエンタでは全グレードにハイブリッドモデルとガソリンモデルがラインアップ
・新型シエンタをお得に購入したい方には中古車がおすすめ。グレード別に取りそろえているネクステージなら気軽に車選びが可能!
シエンタのグレード構成と特徴
2003年の発売以来、シエンタにはさまざまなグレードが設定されました。2022年に発売された新型シエンタにはプレミアムグレード、スタンダードグレード、エントリーグレードが設定されています。
各グレードには異なる特徴があり、ライフスタイルや使用目的に合わせた車選びが可能です。ここでは、グレードごとの特徴についてまとめました。
「Z」グレードの特徴
「Z」はシエンタのプレミアムグレードです。機能性に加えて、快適性やデザイン性を重視しています。
金属調の塗装を施したグリルモールやロービームとハイビームを1灯の光源で切り替えられるBi-Beam LEDヘッドランプなど、上質感のあるエクステリアデザインが特徴です。
インテリアでは本革巻きのステアリングホイール、オプティトロンメーターと7.0インチの大型ディスプレイなど、豪華な装備が搭載されました。
ワンタッチスイッチ付きのデュアルパワースライドドアはハンズフリー式になっており、両手がふさがっているときでもドアの開閉が可能です。
「Z」はボディカラーやインテリアカラーのバリエーションも多く、こだわりの車内でドライブを楽しみたい方に向いています。
「G」グレードの特徴
「G」はシエンタのスタンダードグレードです。「Z」と比較するとシンプルなデザインになっていますが、実用性に優れた機能や装備は搭載されています。
エクステリアやインテリアはシンプルなデザインに仕上がっており、2灯式LEDヘッドランプやウレタンのステアリングホイールなどが採用されました。
一方で実用性の高い装備も搭載しています。デュアルパワースライドドアが標準装備になっており、ボタンを押すだけでドアの開閉が可能です。「Z」に搭載しているハンズフリーデュアルパワースライドドアは、オプション設定となっています。
「G」は装備と価格のバランスを重視したグレードです。コストパフォーマンスを重視する方に向いています。
「X」グレードの特徴
「X」はシエンタのエントリーグレードです。他のグレードと比較するとシンプルな仕上がりになっていますが、新車販売価格は抑えられています。
エクステリアは「G」モデルと同じようにシンプルなデザインが採用されました。グリルモールに2灯式のヘッドランプを搭載しています。
インテリアもウレタンのステアリングホイール、4.2インチのアナログメーターなど、実用性が重視されました。
オートエアコンはハイブリッドモデルのみに装備しており、ガソリンモデルではマニュアルエアコンを搭載しています。ワンタッチスイッチ付きの助手席側パワースライドドアは助手席側のみの装備です。
「X」の基本性能は他のグレートと変わらないため、初期費用を抑えたい方に向いています。
新型シエンタのグレードによる違い
シエンタは全てのグレードで共通のプラットフォームを採用しており、スペックに関する大きな違いはありません。
一方で、ボディカラーや新車販売価格などはグレード別に設定しています。各グレードには2つのシートタイプを用意しているため、購入前にチェックしておくのがおすすめです。ここでは、新型シエンタのグレードによる違いをご紹介します。
サイズの違い
新型シエンタのサイズは全グレード共通です。ただし、駆動方式やパワートレインによってサイズが異なります。
パワートレイン |
ハイブリッドモデル |
ガソリンモデル |
|
駆動方式 |
2WD |
E-Four |
2WD |
全長 |
4,260mm |
4,260mm |
4,260mm |
全幅 |
1,695mm |
1,695mm |
1,695mm |
全高 |
1,695mm |
1,715mm |
1,695mm |
室内長 |
2,030mm~2,545mm |
2,030mm~2,545mm |
2,030mm~2,545mm |
室内幅 |
1,530mm |
1,530mm |
1,530mm |
室内高 |
1,300mm |
1,300mm |
1,300mm |
E-Fourとは、トヨタが開発したハイブリッドモデル専用の4WDシステムです。2WDとE-Fourのサイズを比較した場合、E-Fourは全高を高くなっています。
車内のサイズについても全グレード共通です。室内長についてはシートタイプで長さが異なっており、7人乗りモデルは5人乗りモデルよりも長めに設計しています。
全長 |
4,235mm |
全幅 |
1,695mm |
全高 |
1,695mm |
室内長 |
2,535mm |
室内幅 |
1,470mm |
室内高 |
1,280mm |
上記の表は2代目シエンタのサイズです。先代と比較した場合、全長が25mmほど長くなりましたが、トヨタのミニバンの中でも最も小さいのが新型シエンタです。5ナンバーサイズを維持し、最小回転半径は、どのグレードでも5.0mなので運転もしやすいでしょう。
カラーの違い
新型シエンタのボディカラーは、モノトーンカラーが7色、ツートーンカラーが2色の全9色です。ただし、グレードによってボディカラーの設定が異なります。
|
Z |
G |
X |
ホワイトパールクリスタルシャイン |
○ |
○ |
○ |
ダークグレー |
○ |
○ |
× |
ブラック |
○ |
○ |
○ |
スカーレットメタリック |
○ |
○ |
× |
ベージュ |
○ |
○ |
○ |
アーバンカーキ |
○ |
○ |
○ |
グレイッシュブルー |
○ |
○ |
× |
ダークグレー×スカーレットメタリック |
○ |
○ |
× |
ダークグレー×グレイッシュブルー |
○ |
○ |
× |
なお、ホワイトパールクリスタルシャインとスカーレットメタリックはオプション設定(3万3,000円)、ダークグレー×スカーレットメタリックはオプション設定(7万7,000円)、ダークグレー×グレイッシュブルーはオプション設定(5万5,000円)です。
インテリアカラーは全3色です。ブラックが標準色となっており、カーキはオプション設定(0円)、フロマージュは注文時の指定となっています。
「X」はブラックのみ、「G」はブラックとカーキのみの設定です。また、カーキを選定した場合、ツートーンのボディカラーは選べません。
価格の違い
新型シエンタはグレードに加えて、パワーエンジン、駆動方式、乗車定員によって新車販売価格が異なります。
グレード |
5人乗りモデル |
7人乗りモデル |
|
Z |
ハイブリッド(2WD) |
287万円 |
291万円 |
ハイブリッド(E-Four) |
306万8,000円 |
310万8,000円 |
|
ガソリン(2WD) |
252万円 |
256万円 |
|
G |
ハイブリッド(2WD) |
265万円 |
269万円 |
ハイブリッド(E-Four) |
284万8,000円 |
288万8,000円 |
|
ガソリン(2WD) |
230万円 |
234万円 |
|
X |
ハイブリッド(2WD) |
238万円 |
242万円 |
ハイブリッド(E-Four) |
257万8,000円 |
261万8,000円 |
|
ガソリン(2WD) |
195万円 |
199万円 |
新型シエンタの新車販売価格は195万円~310万8,000円です。「X」グレードなら200万円以下のモデルもあります。
また、新型シエンタをお得に手に入れたい方には、中古車もおすすめです。中古車ならプレミアムグレードの検討も可能となるのではないでしょうか。
ネクステージでは、新型シエンタの中古車を豊富に取りそろえています。2023年6月時点での中古車販売価格は、204万9,000円~299万9,000円です。なお、過去のモデルのラインアップも豊富です。
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧』)
燃費の違い
新型シエンタでは2代目モデルに続き、ハイブリッドモデルとガソリンモデルの2つのパワートレインが設定されました。
ハイブリッドモデルには1.5Lのガソリンエンジンと電気モーター、ガソリンモデルには1.5Lのダイナミックフォースエンジンを搭載しています。
グレード |
5人乗りモデル |
7人乗りモデル |
|
Z |
ハイブリッド(2WD) |
28.4km/L |
28.2km/L |
ハイブリッド(E-Four) |
25.3km/L |
25.3km/L |
|
ガソリン(2WD) |
18.4km/L |
18.3km/L |
|
G |
ハイブリッド(2WD) |
28.4km/L |
28.2km/L |
ハイブリッド(E-Four) |
25.3km/L |
25.3km/L |
|
ガソリン(2WD) |
18.4km/L |
18.3km/L |
|
X |
ハイブリッド(2WD) |
28.8km/L |
28.5km/L |
ハイブリッド(E-Four) |
25.3km/L |
25.3km/L |
|
ガソリン(2WD) |
18.4km/L |
18.3km/L |
上記の表は、WLTCモードによる新型シエンタの燃料消費率です。全グレードで共通のパワートレインを採用していますが、「X」のハイブリッドモデルについては高い燃費性能を記録しています。
3列シートと2列シートの違い
以前のシエンタでは7人乗りモデルが標準仕様になっており、5人乗りモデルは「ファンベース」という名称で販売していました。新型シエンタでは全グレードで5人乗りと7人乗りのモデルを選べます。
7人乗りモデルでは、2列目のシートに折りたたみ式のタンブル機構、3列目のシートに格納式のダイブイン機構が装備されました。3列目のシートを格納して2列目のシートを折りたためば、大容量のラゲッジスペースとして活用できます。
5人乗りモデルでは、2列目のシートにチルドダウン機構が装備されました。肩口のレバーを引くだけで、背もたれを前方に倒せます。シートは6:4の分割式になっており、荷物の量に合わせたシートアレンジが可能です。
7人乗りモデルと5人乗りモデルの価格差は一律4万円です。室内長も長く設定されているので、大人数での乗車が多い方は7人乗りモデルを選択するのがおすすめです。
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まとめ
新型シエンタは、コンパクトな車体に広々とした車内空間が備わったミニバンです。3つのグレードを設定しており、使用目的やライフスタイルに合わせて選べます。
新型シエンタの中古車購入なら、ぜひネクステージを活用してください。グレード別に取りそろえており、気軽に車選びを楽しめます。
複数の条件を設定した検索システムを用意しており、ご自宅での車選びが可能です。新型シエンタの中古車ならネクステージにお任せください。
■この記事の執筆者
田中宏亮
モーターサイクルジャーナリスト
ハーレーダビッドソン専門ウェブマガジン VIRGIN-HARLEY.comの編集長を経験してジャーナリストとして独立、バイク関連ウェブメディアの運用や記事執筆を手がける。国内はもちろん、アメリカやヨーロッパでのメーカー主催のニューモデル試乗会にも参加。新車の試乗インプレッションのほか、カスタムやファッション、ツーリング等に関するコンテンツを手がける。