ヴェルファイアの内装の魅力を解説!カスタム例も紹介!
トヨタが開発する「ヴェルファイア」は、最高級ミニバンとしてその地位を不動のものとしつつあります。ヴェルファイアは豪華でエレガントな内装が魅力です。ミニバン好きの方にとっては憧れの車のひとつであると同時に、内装や内装以外の魅力について知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、トヨタ・ヴェルファイアの内装の魅力を中心に、内装以外の魅力やカスタムパーツ、中古車で購入する際の注意点などをご紹介します。また、ネクステージが独自に行ったアンケート結果もご紹介しますので、そちらも参考にしてください。
※目次※
・ヴェルファイアの内装は大型ミニバンクラスでも最高峰の豪華さ。内装や機能のクオリティは飛行機のファーストクラスさながらで、カスタムパーツも豊富。
・ヴェルファイアは内装だけじゃないさまざまな魅力がある。走行性能や燃費性能は大型ミニバントップクラス。
・ヴェルファイアは中古車で購入するほうが断然お得。高品質の中古車はネクステージまで。
ヴェルファイアの内装の魅力を解説!
ヴェルファイアの内装はミニバンクラスの中で最上級のクオリティがあるとして知られています。見た目の上品さやラグジュアリー感はもちろん、居住性の高さや収納の豊富さなどの快適性も魅力です。
ヴェルファイアの内装には、どのような機能や魅力があるのでしょうか。ここでは、ヴェルファイアの内装の魅力について解説します。
ラグジュアリー感あふれる内装が特徴
ヴェルファイアといえば、ラグジュアリー感あふれる豪華な内装が特徴です。内装の高級感は飛行機のビジネスクラス、ファーストクラスを彷彿とさせるほどです。ブラックを基調とした木目調のインパネなどがグレードによって用意されています。
また、シート素材はグレードが上がるごとにファブリック・合成表皮・本革・プレミアムナッパ本革と異なったタイプが用意されており、シートカラーは「フラクセン」のベージュカラーが基本で、エアロモデルだとブラックです。ヴェルファイアの内装は、見た目の上品さと上質な質感で贅沢な空間を作り出しています。
コクピットの特徴
ヴェルファイアのコックピットには、メーター内がグレード専用カラーで光る「オプティトロンメーター」があり、先進的なデザインです。また、マルチインフォメーションの切り替えやオーディオ操作などができる「ステアリングスイッチ」が装備されており、運転中の快適性と安全性が向上しています。
ヴェルファイアのコックピットはドライバーの使いやすさが追求されており、ミニバンの使い勝手の良さを存分に際立たせるコックピットです。
運転席の収納も豊富
ヴェルファイアの運転席は収納も豊富です。ステアリングホイールの後ろには小物を収納できる運転席ロアボックスが設置されており、グローブボックスはティッシュ箱が入るほどの収納力があります。
また、ドリンクが置けるカップホルダーはエアコンの吹き出し口の前に設置されていますので、エアコンによって保冷・保温することが可能です。センターアッパーにはスライド式のボックスが用意され、スマホや手帳、小銭を入れておくスペースとして利用できます。
ほほかにもフロントドアポケットやボトルホルダーにはペットボトルを収納でき、エグゼクティブラウンジグレード専用のコンソールリヤエンドボックスにはペットボトル2本の収納が可能です。
2列目以降もたくさんの収納
2列目以降も収納スペースはたくさんあります。スライドドアの左右に装備されているスライドドアボトルホルダーは、ペットボトルが保管できるスペースが確保されています。前席の1列目シートの後方に設置されたシートバックポケットは雑誌が収納でき、Z Gエディション、ZG、Vグレード以上で標準搭載されています。
また、2列目だけでなく3列目シートにも2個のカップホルダーとトレイが用意されています。ヴェルファイアの室内空間は座る場所を問わず、どこでも快適に過ごせるような装備が充実しています。
さらに、エグゼクティブラウンジ専用装備として、アクセサリーコンセント付き携帯・スマホホルダーや収納式テーブル、物落ち防止スペーサー付きファイルホルダーなどが用意されています。まさに最高級ミニバンの称号にふさわしい豪華な内装と収納です。
広いラゲッジルーム
ヴェルファイアのラゲッジルームは非常に広く、ゴルフバックを立てて収納できるほど高さにゆとりがあります。3列目シートを使用しているときでも十分なスペースがありますので、大きめのスーツケースでも収納が可能です。
また、床下に備え付けられている収納スペースも広く、ラゲッジルームの収納力をさらにアップさせています。また、デッキボードを外して床下収納を使えば、高さのある荷物も余裕を持って収納できるでしょう。
また、2列目シートから3列目シートにかけてフラットに倒せば、大人1人が楽々寝転がれるベッドのように使用可能です。このように、ヴェルファイアのラゲッジルームはアレンジによってさまざまな使い方ができ、乗る人の使い勝手の良さを高めています。
T-Connect SDナビゲーションシステム
「T-Connect SDナビゲーションシステム」は高解像度の9.2型TFTワイドタッチディスプレイを使って、さまざまなサービスが利用できるシステムです。
たとえば、ブルーレイ映像の再生・地デジ放送の視聴をはじめ、盗難された車を追跡する「マイカーSecurity」、リアルタイムの情報で最適ルートを案内する「Tルート検索」、休日や夜間に利用できる最寄りの病院へと案内してくれる「オペレーターサービス」などがサービスメニューとなっています。
また、対応するディスプレイはスマホ感覚で操作が可能です。最新情報への更新はSDカードを用いて行われますので利便性にも優れています。
JBLプレミアムサウンドシステム
「JBLプレミアムサウンドシステム」は、エブゼクティブラウンジZなどのグレードに標準搭載されている5.1chサウンドシステムです。互いのスピーカーが出す音が共鳴し合うような位置が計算されつくされており、全部で9カ所に設置されたスピーカーが極上のサウンド環境を生み出します。
専用サブウーハーをバックドアに、ルーフスピーカーを後部座席に搭載することにより、室内空間全体を臨場感あふれるサウンド環境へ変化させました。
また良質な音を流すだけではなく、省エネと軽量化の効果に期待できる「GreenEdge TMテクノロジー」が採用されており、燃費性能の向上に貢献しています。
グレードによる違い
ヴェルファイアはグレードによってカスタムできる内装が変わり、グレード別で内装色とシート表皮を自由に組み合わせることが可能です。内装色には主に「フラクセン」「ブラック」「ホワイト」、シート表皮には「プレミアムナッパ本革」「本革」「ファブリック」などがあります。
内装色とシート表皮の代表的な組み合わせパターンを以下の表にまとめました。内装色とシート表皮のどれを組み合わせるかは、ヴェルファイア購入の楽しみのひとつです。
内装色 |
シート表皮 |
注意点 |
ホワイト |
プレミアム本革ナッパ |
「エグゼクティブラウンジZ」のみ設定可能 |
ブラック |
ファブリック |
「エグゼクティブラウンジ」「エグゼクティブラウンジZ」で設定可能 |
フラクセン |
プレミアム本革ナッパ |
|
ブラック |
本革 |
「HYBRID ZR Zエディション」で標準設定、「ZG」「Z Gエディション」でメーカーオプション |
フラクセン |
本革 |
− |
フラクセン |
ファブリック |
− |
ブラック |
プレミアムナッパ本革 |
− |
ヴェルファイアは居住性が高い
ヴェルファイアの居住性の高さは申し分なく、飛行機のファーストクラスを思わせるクオリティです。
室内空間は3,210mm×1,590mm×1,590mm(室内長×室内幅×室内高)とかなりのスペースがありますが、高品質なシートと装備が居住性をさらに際立たせており、利便性と快適性が見事に調和しています。
さらに、ヴェルファイアでは乗降性を高めるように設計されていることも特徴です。ステップ高が350mmなのに対してフロア高さを450mmにすることで、乗り口の段差を低くしています。スライドドアの開口部の幅は780mmと開放的ですので、お年寄りや女性の方、小さな子どもでも乗り降りしやすいでしょう。
ヴェルファイアの居住性の高さは、大型ミニバンクラスの中で最高峰といっても過言ではありません。
ヴェルファイアの内装以外の魅力
ヴェルファイアは高級ミニバンとしてゴージャスな内装が備わっていることから、世界中の著名人やVIPがヴェルファイアを愛用しています。しかし、内装が豪華なことだけが人気の理由ではありません。ほかにもたくさんある魅力を理由にヴェルファイアが選ばれています。ここでは、ヴェルファイアの内装以外の魅力についてご紹介しましょう。
迫力あるフロントマスク
ヴェルファイアの圧倒的な存在感を生み出しているのは、迫力あるフロントマスクです。2段構成のヘッドライトが特徴で、見る人にクールでワイルドな印象と大きなインパクトを与えます。
人気のエアロボディでは専用のフロントバンパーが装備されており、通常モデルよりもさらにスタイリッシュでスマートな雰囲気です。エアロボディやエアロパーツはZグレードで設定できます。
トヨタの兄弟車である「アルファード」のコンセプトが「品格、ゴージャス、エレガント」であるのに対して、ヴェルファイアのコンセプトは「クール、テック、モダン」です。大きな車体と迫力あるフロントマスクが組み合わさることで、大胆でクールな印象を演出しています。
豪華な内装
ヴェルファイアの車内空間は十分なスペースとともに豪華な内装が広がっています。エントリーモデルのGグレードでも非常に豪華な内装ですが、最上位グレードのエグゼクティブラウンジの室内空間は別格です。
エグゼクティブラウンジのシートはリクライニングや前後移動などを自動で行う電動シートで、読書灯のスイッチやテーブルなどを収納した固定式アームレストを装備するなど機能性は群を抜いています。またインパネ付近にはシルバーやブラウン系の木目調が採用されており、高級感とともにシャープな雰囲気です。
このように、ヴェルファイアの室内空間は質感も快適性も極限まで高めた豪華な内装で、世界中の著名人やVIPが利用している高級ミニバンです。
高い走行性能
現行のヴェルファイアは低燃費で静粛性も高く、走行性能が非常に優れた車です。とくに、3.5Lエンジンで採用されているV6エンジンは、トヨタの技術力の集大成として主要部品を一新して開発されました。これにより動力パワーが強化されただけでなく、大型ミニバンクラスではトップクラスの燃費を実現しています。
さらに、ダブルウィッシュボーンリヤサスペンションを採用したことにより、走行の安定性が向上しました。またボディの剛性も高めることで振動や騒音が抑えられますので、安定性に加えて高級車にふさわしい静粛性を達成しています。
ヴェルファイアの走行性能では、3.5LのV6エンジンが生み出す力強い加速力と、振動・騒音を極限まで抑えた静粛性が魅力です。
乗り心地の良さ
ヴェルファイアの乗り心地の良さは大型ミニバンの中でもトップクラスです。居住性や走行性能の高さから乗り心地が良くなっているだけでなく、ハンドリングのしやすさも乗り心地を快適にしています。
一般的にミニバンクラスは車両重量が重くなっていますので、スムーズなハンドリング操作は難しいと考えられていました。しかし現行モデルのヴェルファイアでは、マイナーチェンジにより快適なハンドリング操作が実現されています。
マイナーチェンジではサスペンションのチューニングを変更したり、ダンパーに新しいバルブを採用したり、ボディの剛性を上げたりするなどの改善が行われました。これによりステアリング操作とノーズの時間差がなくなり、スムーズな方向転換とコーナリングが可能です。
優れた燃費性能
車両重量の重さから、大型ミニバンは燃費性能が低くなりがちです。しかし、ヴェルファイアの2.5Lエンジンのハイブリッドモデルでは、14.8km/Lの燃費を実現しています。大型ミニバンのヴェルファイアで14.8km/Lの燃費性能は目を見張る数値です。
さらに、2.5Lエンジンで10.8km/L、3.5Lエンジンでは10.2km/Lとほとんど差がありません。これにはエンジン内部の効率化が大きく起因しており、トヨタの技術力の高さがうかがえます。
最新の3.5LV6エンジンではトヨタ独自の燃料噴射システム「D-4S」を採用しました。排気冷却を強化したシリンダーヘッドなどの最新技術が搭載されています。これらによりエンジンの熱効率を極限まで高め、進化した燃費性能を実現しました。ヴェルファイアは燃費性能を向上させることにも余念はありません。
充実した安全装備
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ヴェルファイアは安全性能に関しても一切妥協していません。Toyota Safety Senseが標準搭載されていますので、先進の予防安全性能が利用できます。
たとえば、車線の中央を走るようにハンドルをサポートする「レーントレーシングアシスト」や、昼夜の歩行者や昼間の自転車を検知してぶつからないようにサポートする「プリクラッシュセーフティ」、ペダルの踏み間違いに対してブレーキ制御を行う「インテリジェントクリアランスソナー」などです。
ほかにも、車両を上から見たような映像や車両を透かしたような映像をナビに表示する「パノラミックビューモニター」や、車両後方カメラのインナーミラーに表示する「デジタルインナーミラー」といった先進テクノロジーも利用可能です。
ヴェルファイアの内装のカスタムパーツ
ヴェルファイアは純正パーツ以外のカスタムパーツが豊富で、ネットショッピングなどで手軽に購入できます。たとえば内装の雰囲気を変えるアイテムとして、ハンドルカバーやシートカバー、フロアマットです。
室内空間の機能性を高めたいなら、LEDカスタムのランプインテリアやダッシュテーブル,
傷防止アイテムなどを取り付けるとよいでしょう。ヴェルファイアは純正パーツでも十分快適でゴージャスですが、市販のパーツを組み合わせることでさらに便利にスタイリッシュな内装にカスタムできます。
ヴェルファイアは何を基準に選べばよい?
ネクステージが行ったアンケートの独自結果によりますと、車を選ぶ際に重要視している部分は「見た目」「デザイン」という回答が多かったです。エリア別に調査しましたが、どのエリアも「見た目」「デザイン」と回答した方は40%~50%を占めていました。
また、「燃費」「安全性能」を重視している方も一定数いらっしゃいます。ご自身にとって譲れない部分を決めて、最終的には車を選ぶことが大事ではないでしょうか。
ヴェルファイアを中古で買う際の注意点
ヴェルファイアの新車価格は、ほかのミニバンと比べると高額となっています。価格の高さから新車での購入に二の足を踏んでいる方でも、新車よりも手が届きやすい価格の中古車なら購入を決断できるかもしれません。
ただし、中古車の購入ではいくつか気を付けていただきたい注意点があります。ここではヴェルファイアを中古車で購入する際の注意点についてご紹介しますので参考にしてください。
車両の状態をしっかり確認する
エンジン音やステアリング操作、外装、バンパー、フェンダーなど、車両の状態をしっかりと確認しましょう。車内の汚れやにおいなどのチェックも大切です。試乗可能なら、実際に一度乗ってみて操作性や乗り心地などを確認することが望ましいでしょう。
試乗の際は、ハンドル操作の滑らかさやブレーキのかかり具合などをチェックします。さらに、「走行中にエンジンから異音がしないか」「エアコンからにおいがしないか」なども注意深く確認しましょう。
また、試乗したときに車両で気になるところや不安要素が見つかったら、販売店のスタッフに再整備を依頼することをおすすめします。
力強い走りなら3.6Lがおすすめ
現行ヴェルファイアのエンジンには2.5Lと3.5Lがありますが、旧モデルでは2.4Lや3.6Lのガソリンを搭載しているものがあります。安定した加速と力強い走りを希望する方には3.6Lがおすすめです。
3.6Lエンジンだと動力パワーが高くなっていますので、最大乗車人数で坂道を走行するときでも力強く走れるでしょう。
2.4Lだと加速力に少し不安があるという方や、乗車人数が多いときや急勾配の坂道でも安定した走りを実現したい方は3.5L以上のエンジンがおすすめです。
整備記録簿を確認する
整備記録簿は車の状態をチェックする上で非常に参考になります。整備記録簿を見れば、前オーナーがこまめにオイル交換やメンテナンスを行っていたかどうかがわかります。修復歴がある場合なども、整備記録簿に記録が残っているでしょう。
とくに古いモデルのヴェルファイアを購入するなら、整備記録簿を見て車両状態を把握しておくことが大切です。整備記録簿が確認できないときは、販売スタッフや車に詳しい人に聞くなどして、車両状態を確認してもらいましょう。
走行距離と年式を確認する
中古車の購入では、基本的に走行距離と年式のチェックは必須です。走行距離が長い車だと価格が安くなっていますが、内外装のきれいさや部品の劣化が心配されます。年式においても7年落ち以上のものは同じく劣化具合が懸念されるため注意が必要です。
新しさや状態の良さを優先するなら走行距離では3~7万kmまで、年式なら6年落ちまでの車を選ぶとよいでしょう。ただし、使用状況によっては走行距離が長くて年式が古いものでも状態が良い場合がありますので、プロからのアドバイスを受けて車を選ぶことが大切です。
ヴェルファイアは中古で買うのがお得
ヴェルファイアは国内トップクラスの高級ミニバンとして評価されている分、車両価格は非常に高額です。新車と中古車のヴェルファイアの価格は以下の表のようになっています。
新車価格 |
中古車価格相場 |
424万円~ |
69万9,000円~ |
(価格相場は2022年2月時点)
価格差を見てみると中古車価格相場はかなり安くなっており、年式やグレードによっては100万円以内で購入できるものもあります。ヴェルファイアは新車だとなかなか手が出しづらい高級車ですが、中古車を視野に入れることで憧れのヴェルファイアに手が届きやすくなるでしょう。
PR良質なヴェルファイアの中古車
※価格は支払総額
まとめ
トヨタのヴェルファイアは国内トップクラスの高級ミニバンです。アンケート結果からも「見た目」「デザイン」を重視する方が多いように、ヴェルファイアは内装もラグジュアリーな仕様であるとともに優れた燃費性能をしています。
ヴェルファイアには内装や内装以外にも多くの魅力があり、乗る人すべてに上質な時間と空間を与えてくれるでしょう。新車価格の高さを懸念している方は、中古車での購入をおすすめします。
中古車の購入を検討の方は、ぜひネクステージにご相談ください。お客様が笑顔になるよう、スタッフ一同全力でサポートします。