トヨタ シエンタがモデルチェンジ!新型情報や中古車価格も解説
シエンタは、複数のラインアップがあるトヨタのミニバンの中でも、不動の人気を誇る車種です。2022年8月には7年ぶりのフルモデルチェンジが予定されており、どのように進化しているのか、内容が気になっている方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、シエンタの購入を検討している方に向けて、フルモデルチェンジの時期や変更情報など幅広く解説します。シエンタの購入するかどうか迷っている方は、今回の内容をぜひ参考にしてください。
※目次※
4.モデルチェンジ直前!2代目シエンタの中古車相場をチェック!
・現行モデルは2015年に誕生。2022年夏には7年ぶりのフルモデルチェンジが予定されている!
・新型シエンタはトヨタの次世代プラットフォームTNGAを採用。パワートレインも刷新されているなど全体的に完成度が高まっている!
・現行モデルを購入するならフルモデルチェンジ後がおすすめ。シエンタを中古車で購入するなら経験豊富なネクステージまで!
2022年夏に登場?シエンタがモデルチェンジで新型に!
シエンタは2003年9月にデビューした車種です。2015年に初めてのフルモデルチェンジが実施され、現行モデルは2代目となっています。
2022年のフルモデルチェンジでは、トヨタの次世代プラットホームが採用されるなど、全体的な性能が大きく向上すると見られています。ここでは、新型シエンタの基本情報を確認しますので、気になる方はぜひチェックしてください。
7年ぶりのフルモデルチェンジ!予想価格帯
シエンタは、トヨタから販売されているコンパクトミニバンで、2003年9月に初代が発売されました。デビューから12年後の2015年にフルモデルチェンジを実施し、現行モデルは2代目となっています。
今回のフルモデルチェンジは7年ぶりとなり、2022年8月の後半に登場すると予想されています。現行モデルの価格帯は181万8,000円~250万円です。新型モデルは安全装備などさまざまな改良がなされており、価格帯は全体的に20万円ほど上がると見込まれています。
7人乗りと5人乗り車を設定
新型のシエンタは、現行モデルのコンセプトを受け継いでおり、3列シート7人乗りと2列シート5人乗りの2種類がラインアップされる見通しです。特に2列シート5人乗りは、昨今のアウトドア需要に応える形で定番化されました。
新型シエンタのボディサイズは全長4,280mm、全幅1,695mm、全高1,675mm~1,695mmです。現行モデルに比べて大きな変化はありませんが、全長が約20mm長くなると見込まれています。
トヨタの次世代プラットフォームTNGAを採用
新型シエンタは、トヨタの次世代プラットフォームTNGAを採用するようです。TNGAの「GA-Cプラットフォーム」は、長らくシエンタに採用されていませんでしたが、他の車種に続く形で導入されると見られています。
元々シエンタは、室内空間の広さで定評のある車種でした。今回のフルモデルチェンジで、次世代プラットホームが採用されることによって、室内の広さだけでなく「ボディ剛性」「走行性能」「燃費性能」が大きく向上します。
パワートレインも刷新
新型のシエンタは、ハイブリッドにE-Fourの4WDが追加されるなど、パワートレインも刷新されています。予算やライフスタイルに合わせて、適切な車選びをしやすくなりました。新型の車両価格は以下の通りです。
ガソリン車 |
195万円(X)~256万円(Z・7人乗り) |
ハイブリッド車 |
238万円(X)~310万8,000円(Z・7人乗り・4WD) |
ハイブリッド車には、300万円を超えるモデルもあるなど、大きな注目を集めています。
安全機能トヨタセーフティセンスが最新バージョンに
ここまで次世代シエンタのベース車のヤリスと共通パーツが多いことに触れてきましたが、安全装備もヤリスが搭載しているトヨタセーフティセンスの先進技術が採用されます。
ヤリスに標準装備されている単眼カメラ・ミリ波レーダー・ソナーと最新のソフトウェアの組み合わせはドライバーの安全を守る新機能が満載ですが、新しいシエンタにも衝突を軽減するプリクラッシュセーフティや交差点での歩行者検知システムなどの安全装備が搭載されるでしょう。
その他にも、駐車をシフト操作のみで可能にする高度駐車視線システム「Advanced Park」といったドライバーサポート機能の追加が期待できそうです。
トヨタ シエンタのモデルチェンジの歴史
シエンタは2003年にトヨタから登場した7人乗りタイプのミニバンです。当時出回っていたミニバンとは一線を画すデザイン性・実用性の高さを兼ね備えており、瞬く間に人気となりました。国内だけでなく海外でも発売され、現在も多くの人に愛されています。
ここでは、そんなシエンタが歩んできたモデルチェンジの歴史についてくわしく解説していきます。
初代モデルの販売期間は2003年~2015年
シエンタの初代モデルは“コンパクトで使いやすいミニバン”というコンセプトどおり、全長4,100mm×全幅1,695mm×全高1,670mmというコンパクトなボディに3列シートを備えた機能性の高さが特徴です。おもに若い世代のファミリー層から支持を得て、初登場の2003年~2015年まで12年間の販売期間を誇る長寿モデルとなりました。
また、エンジンは当時新開発された「1.5L直列4気筒自然吸気エンジン」を採用しており、FFモデルとVフレックスフルタイム4WD駆動方式のバリエーションが展開されています。
2015年フルモデルチェンジで2代目へ!
2代目シエンタは“ユニバーサルでクールなトヨタ最小のミニバン”をキャッチコピーに、2015年7月に登場しました。ボディサイズは全長4,235mm×全幅1,695mm×全高1,675mで、初代モデルに比べると全長が少し延長されたものの全体的なコンパクトさは維持しています。
また、シエンタの特徴的な3列シートも備えつつ、スライドとリクライニングを左右独立させたセカンドシートも採用したことで6人乗りも可能になりました。スタイリングは初代に比べてより現代的で一層おしゃれになったことで、さらに人気が高まっています。
2018年には2代目シエンタをマイナーチェンジ!
2015年に初のフルモデルチェンジが実施された後、2018年にマイナーチェンジが行われています。外観デザインや装備、安全性能などさまざまな変化がありました。
2022年のフルモデルチェンジ情報はもちろん、現行モデルがどのようにして改良されてきたのかを知るのも重要です。ここでは2018年に行われた、2代目シエンタのマイナーチェンジ情報を解説します。
マイナーモデルチェンジで2列シートに
今回シエンタのマイナーチェンジで2列シート車に新グレード「FUNBASE G Cuero」が加わりました。
「FUNBASE G Cuero」は高い積載能力のある2列シートのシエンタの内装をより豪華にしたモデルで、質感のよい合成皮革とスエード調のシートを用意し日常使いとアウトドアでの両立を意識した内装になっています。
外観デザインの質感UP
2018年のマイナーチェンジでは、外観デザインの質感が上がりました。例えばフロントバンパーやフロントグリル、ヘッドランプなどのデザインが見直され、より上質な仕上がりになっています。
またカラーバリエーションが増えたのも大きなポイントです。具体的には、外板色に、ツートーンが新しく設定されました(全6色)。またモノトーンでもベージュが新規で追加されて、全10色の設定となっています。これにより、より自分の好みにあった車を選択しやすくなりました。
便利装備をさらに追加
便利装備を追加し、さらに実用性が高まったのも大きなポイントです。パワースライドドア予約ロック機能(スマートロック)は、スライドドアを閉めた際の施錠を予約できるシステムであり、より利便性が高まりました。
またマイナーチェンジでは、リアシートリマインダーを日本で初めて採用しました。これは後部座席の忘れ物を通知するシステムであり、座席に荷物が残っていると、マルチインフォメーションディスプレイに表示してくれます。
パーキングサポートブレーキなど安全性能を向上
安全性能が大きく向上したのも、マイナーチェンジの重要なポイントです。具体的には、以下のようなものがあります。
・インテリジェントクリアランスソナー:アクセルとブレーキの踏み間違いに対応できる安全機能
・Toyota Safety Sense:トヨタの安全システム(歩行者検知機能を追加)
・パノラミックビューモニター:車両を俯瞰した映像を表示し、周辺の状況をリアルタイムに把握できるシステム
モデルチェンジ直前!2代目シエンタの中古車相場をチェック!
現行のシエンタは、子育て世代などをターゲットにしたファミリーカーとしての支持が高い車です。そんなキャラクターから燃費性能も気にするユーザーも多いと思います。
ここでは、現行シエンタの燃費性能と、最新中古相場(2022年8月時点)について解説します。メーカーが公表しているカタログ燃費を紹介するので購入の際の参考にしてください。
シエンタの燃費
シエンタの燃費(ガソリン2WD・4WD/ハイブリッド2WD)は、以下の通りです。
種類 |
燃費(WLTCモード) |
ガソリン2WD |
17.0km/L
(市街地モード13.1km/L・郊外モード17.71km/L・高速道路モード19.0km/L) |
ガソリン4WD |
14.0km/L
(市街地モード10.3km/L・郊外モード15.1km/L・高速道路モード15.7km/L) |
ハイブリッド2WD |
22.8km/L
(市街地モード22.7km/L・郊外モード23.9km/L・高速道路モード22.1km/L) |
2代目シエンタの最新中古相場
2代目シエンタは、2015年のフルモデルチェンジ時から発売されているモデルです。ネクステージでは、2代目シエンタの中古車を79万9,000円~273万1,000円で取り揃えています(2022年8月時点)。
100万円以内で購入できるモデルも複数ありますが、より選択肢を広げたいのであれば、200万円くらいの予算を確保しておくことをおすすめします。なお後に詳しく解説しますが、フルモデルチェンジ後にさらに価格が下がる可能性もあるため、購入時期をよく検討しましょう。
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧』)
シエンタのライバル「ホンダ フリード」もチェック
ここまでシエンタの歴史やモデルチェンジの詳細情報について解説してきましたが、ミニバンの購入を考えているのであれば、他の車種も検討したいところです。特に比較されやすいのが、2016年のモデルチェンジで2代目となったホンダ・フリードでしょう。
ここでは、シエンタとの比較のため、ホンダ・フリードの特徴や燃費性能・中古車価格について解説していきます。2022年8月時点の中古車相場も解説しますので、ぜひ車選びの参考にしてください。
ホンダ フリードの特徴
コンパクトカーとミニバンの性格を兼ね揃えたジャンルで常にホンダ・フリードとトヨタ・シエンタは比較されてきた実質ライバル関係にある車でしょう。
現行モデルについてもシエンタが2015年に発売されそれを追う形で2016年に現行のフリードが登場し常に意識しながらリニューアルを重ねてきました。
シエンタの良い点を挙げるとすれば居住空間の広さが挙げられます。3列シートのモデルに関しては2列目から自由にウォークスルーできる点や、3列目もより広さを確保しており収納面でも大きな荷物を置くことができる点は大きなメリットです。
(参考: 『フリード(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ・フリードの燃費性能
ホンダ・フリードは大まかにガソリン車のFF(2WD)と4WDとハイブリッド車のFF・4WDがラインナップされており、燃費性能をシエンタと比較するとガソリン車についてはほぼ同等の燃費性能ですが、ハイブリッド車の燃費性能ついては2WDのシエンタに軍配があがります。
メーカーによるカタログ燃費は以下のとおりです。
種類 |
燃費(WLTCモード) |
フリード ハイブリッドG(2WD) |
20.9km/L |
フリードG(2WD) |
17.0km/L |
フリード ハイブリッドG(4WD) |
19.8km/L |
フリードG(4WD) |
15.6km/L |
ホンダ フリードの中古車相場
現行ホンダ・フリードの中古車の価格相場は、ガソリン車が119万9,000円~269万9,000円となっています(2022年8月時点)。またハイブリッド車は、流通が少なくなっており、現在ネクステージでは取り扱っておりません。
狙い目としては、現行モデルの初年度や2年目の車です。比較的質が高く、リーズナブルな価格で購入できるものが揃っていますので、ぜひ自分に合った1台を探してみてください。
(参考:『フリード(ホンダ)の中古車一覧』)
シエンタのライバル「日産 セレナ」もチェック
「日産 セレナ」は、フリードと同様、直近では2016年にモデルチェンジが行われた車種です。安全性能の向上やパワーユニットのリニューアルで注目を集めているミニバンでとなっています。
ここでは、日産 セレナの特徴や燃費性能・中古車相場について解説します。2022年8月時点の中古車相場も扱っていますので、ぜひチェックしてください。
日産 セレナの特徴
コンパクトミニバンは「シエンタとフリードのどちらか」という選択肢になりがちですが、ひと回り大きなミドルサイズの日産セレナも敢えて候補に加えて検討してみてはいかがでしょうか。
日産セレナは2019年の夏にマイナーチェンジ以降じわじわと人気が回復してきたミニバンで、燃費性能が向上したハイブリッドシステムのe-POWER搭載モデルや安全装備の全方位運転支援システムなどを標準搭載することでファミリーカーとして支持されています。
室内空間はシートアレンジにより最大で8人乗りにすることや、3列目を大容量の荷物入れにするなど使いまわしの良さも好評です。
(参考: 『セレナ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産セレナの燃費性能
日産セレナはガソリン車のFF(2WD)とハイブリッド車のFF・4WDに加え「e-POWER」というガソリンエンジンで発電して電気モーターを駆動させる独自の低燃費ハイブリッドシステムを採用している車です。
ガソリン車やハイブリッド車の燃費性能はシエンタに分がありますが、ひと回り大きいミドルサイズの車体ということを考慮すると「e-POWER」モデルについてはほぼ互角の燃費性能を叩き出しています。
種類 |
燃費(WLTCモード) |
セレナe POWER XV(2WD) |
18.0km/L |
セレナXV |
13.2km/L |
セレナXV(4WD) |
11.8km/L |
日産・セレナの中古相場
現行モデルの日産セレナの中古車の価格相場は、ガソリン車が109万9,000円~169万9,000円であり、初期モデルとなる2016年から2018年モデルが数多く流通している点ではセレナやフリードと共通しています。
また、ハイブリッド車は、113万円~409万5,000円となっています。新車のエントリーグレードの価格である、300万台を上回る車もいくつかあります。
(参考:『セレナ(日産)の中古車一覧』)
シエンタの中古車購入はモデルチェンジ後が狙い目
シエンタの中古車を購入する場合は、モデルチェンジ後が狙い目です。シエンタの中古車価格はすでに下落が始まっており、従来よりも安く購入できるようになっています。2022年8月現在のシエンタの中古車平均相場は、150万円を切っている状態です。
「今すぐにでもシエンタを買いたい」のであれば話は別ですが、特に急いでいないのであれば、基本的にはフルモデルチェンジ後を狙うのがおすすめです。車を購入する時期を見極めて、なるべく費用を抑えるようにしましょう。
モデルチェンジ後にシエンタを買うならネクステージへ!
モデルチェンジ後にシエンタを購入するなら、中古車販売のネクステージをご利用ください。ネクステージは全国に店舗を展開しており、幅広い在庫を取り揃えています。シエンタの取り扱いも多く、さまざまな条件から探せるため、お気に入りの1台が見つけられるでしょう。
ネクステージは、修復歴車のような、トラブルの多い車両は一切取り扱っておりません。品質に自信を持って中古車を販売しております。他店に気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能なので、お気軽にご相談ください。
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まとめ
ここまでトヨタ・シエンタの次期モデルや現行モデルのリニューアルおよび燃費性能などについてご紹介してきました。
コンパクトミニバンの人気車種として常に売上げ上位となっているシエンタは、発売から5年以上が経過した現在でも後期モデルが売れ続けている非常に珍しい車種です。
販売台数も多く根気よく探すとより良い状態の中古車も見つけやすい車なので、中古車の購入を検討している方は、ぜひネクステージにご相談ください。