スバルにコンパクトカーはあるの?スバルの人気コンパクトカー&ミニバン
コンパクトカーは、現代の需要にマッチした利便性の高い車です。その需要に注目したメーカーは、それぞれ独自にコンパクトカーを開発・販売しています。では、スバルにコンパクトカーはあるのでしょうか。
ここでは、コンパクトカーの定義だけでなく、スバルのコンパクトカーやミニバンをご紹介します。現行販売されているコンパクトカーだけでなく、過去のモデルも紹介しますので、スバルのコンパクトカーに興味が湧いている方は、ぜひご覧ください。
※目次※
3.中古車ならスバルのコンパクトカーやミニバンの選択肢も増える
・スバルの現行コンパクトカーはジャスティのみである。
・中古車でなら、スバルのコンパクトカーやミニバンの選択肢は豊富にある。
・ネクステージなら、スバルのジャスティスが100万円台で手に入る可能性もある。
スバルにはコンパクトカーはあるの?
SUVならXVやアウトバック、スポーツカーならBRZ、ワゴンならインプレッサスポーツなど、スバルではさまざまな車種が販売されています。
スバルには、コンパクトカーも販売されているのでしょうか。ここではスバルのコンパクトカーについて解説します。
現行はジャスティ1車種のみ
コンパクトカーには、軽自動車のように明確な定義がありません。メーカーによって分類サイズが異なりますが、一般的には次のような車がコンパクトカーとして扱われています。
・排気量1,500cc前後
・全長4,700mm未満
・全幅1,700mm未満
・全高2,000mm未満
軽自動車のサイズは次の通りです。
・排気量660cc以下
・全長3,400mm未満
・全幅1,480mm未満
・全高2,000mm未満
このように、軽自動車よりややボディサイズが大きく、エンジンの排気量がパワフルになっている点がコンパクトカーの特徴です。
スバルの現販売ラインナップにおいては、ジャスティのみがこの基準に当てはまります。ジャスティは、ダイハツが開発したファミリー向け小型車「トール」のOEM供給車です。
(参考:『ジャスティ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
コンパクトカーを開発しない理由
スバルがコンパクトカーを開発しない理由のひとつに、スバルのプラットフォーム「SGP」があります。
インプレッサやアウトバック、レガシィなど、さまざまな車種に適用・統一されたプラットフォームですが、このプラットフォームをコンパクトカー用に作るのは容易ではありません。
また、スバルは車種の人気が高まり販売台数が増加しても生産工場を増やさない傾向にあります。この点から見ても、スバルがコンパクトカーの自社生産を行う可能性は低いといえるでしょう。
利益率から考えても、コンパクトカー用のプラットフォームやパワートレインの自社開発は難しいのではないかという声が挙がっています。
スバル自社開発コンパクトカー「ジャスティ」の魅力
スバル自社開発コンパクトカー「ジャスティ」には、スバルならではの魅力があります。ここではその魅力をエンジンや各種性能など5つに分けて解説しますので、ジャスティの魅力を知りたい方はぜひご覧ください。
エンジンと乗り心地
スバルのコンパクトカー「ジャスティ」には、1.0L 1KR-FE DVVT エンジンが採用されています。登坂でもスムーズに走行できる馬力が注目されるエンジンです。
運転には通常モードに加えてPOWERモードも用意されているため、好みに合わせたドライブを楽しめます。
ボディやサスペンションが剛性化され、コーナリングも穏やかで安定した操作ができる点も特徴のひとつです。ステアリング操作の負担も軽減されているため、乗り心地も快適さが増しています。
車には各所に吸遮音材が設置され、エンジン音やロードノイズなどが低減されました。高速道路を走行していてもノイズのストレスなく快適に過ごせます。
広い車内スペース
スバル「ジャスティ」の車体サイズは、全長3,705mm、全幅1,670mm、全高1,735mmです。室内長2,180mm、室内幅1,480mm、室内高1,355mmで設計されています。ラゲッジルームのサイズは、リヤゲートの開口幅1,077mm、荷室フロア高527mmです。
広々とした座席や余裕のあるラゲッジルームなど、コンパクトカーとしてゆとりのある空間が作り出されています。スライドドアのステップは乗降しやすく、幅広い年齢層に受け入れられるデザインです。
十分な燃費性能
スバル「ジャスティ」のWLTCモードにおける燃費は、2WDで18.4km/L、4WDでも16.8km/Lです。実質的な燃費は、モデルチェンジ前と後で変化はありません。
ガソリンタンク容量は36L、満タン時の航続可能距離は500km台です。やや小さめの容量ではありますが、コンスタントに走行するには十分な容量といえるでしょう。
充実の安全性能
各メーカーが独自の安全機能を備え付けているように、スバル「ジャスティ」にも充実した安全性能が備えられています。
その中でも代表的な機能として挙げられるのが、スマートアシストです。ジャスティには以下のような機能が標準で装備されています。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能
・標識認識機能
・先行車発進お知らせ機能
上記機能は、危険回避をサポートするためにジャスティに備え付けられた機能のひとつです。
中古車なら100万円台も!
新車の場合は2WDが196万4,600円、4WDは216万4、800円で販売されています。中古車としては稀少性があり、ネクステージでも2022年2月時点では1台のみです。中古車価格については、109.9万円で販売しています。
ジャスティのスペックは以下のとおりです。
エンジン |
1.0L 直列3気筒 DOHC |
駆動方式 |
2WD/4WD |
ミッション |
CVT |
全長×全幅×全高 |
3,705mm×1,670mm×1,735mm |
車両重量 |
1,365kg(2WD)/1,415kg(4WD) |
(2022年2月時点での情報です)
中古車ならスバルのコンパクトカーやミニバンの選択肢も増える
スバルでは、過去にOEM供給車として新車販売されていたコンパクトカーや自社開発のミニバンも存在しました。中古車ならそれらも選択肢となるでしょう。ここではそのようなスバルのコンパクトカーやミニバンについて解説します。
デックス (DEX)
デックス (DEX)は、ダイハツ「クー」のOEM供給車です。トヨタ「bB」の兄弟車でもあります。2008年11月に登場後、約三年間で生産終了となったモデルですが、軽自動車感覚で乗れる軽快さが注目されていました。
当時の新車価格は144万円~189万円です。2022年2月時点のネクステージでは現在中古車の在庫はありませんが、50万円を下回る価格で販売されているケースもあります。
デックスのベースグレードのスペックは次のとおりです。
エンジン |
K3-VE |
駆動方式 |
FF |
ミッション |
4AT |
全長×全幅×全高 |
3,800mm×1,690mm×1,635mm |
車両重量 |
1,060kg |
(参考:『デックス(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トレジア
トレジアは、トヨタ自動車「ラクティス」のOEM供給車です。グレードは「i」「i-L」「i-S」「TYPE EURO」など、ユーザーの用途に合わせたグレードが登場しました。
2016年に生産終了したモデルで、当時の最終モデルの新車価格は163万~213万円とデックス同様リーズナブルな点も魅力です。ネクステージでは、現在トレジアの取り扱いはありません。
トレジア「1.3i」のスペックは次のとおりです。
エンジン |
1NR-FE |
駆動方式 |
FF |
ミッション |
CVT |
全長×全幅×全高 |
3,990mm×1,695mm×1,585mm |
車両重量 |
1,365kg |
(参考:『トレジア(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
インプレッサスポーツ
インプレッサスポーツの最大の特徴は、抜群の安定感です。重心はブレることもなく、軽快なコーナリングを楽しませてくれます。
現行モデルの新車価格は、200万2,000~295万9,000円です。2022年2月時点のネクステージでは、35万7,000~269万9,000円で販売しています。
インプレッサスポーツ「1.6i-Lアイサイト」のスペックは次のとおりです。
エンジン |
FB16 |
駆動方式 |
FF/フルタイム4WD |
ミッション |
CVT |
全長×全幅×全高 |
4,475mm×1,775mm×1,480mm |
車両重量 |
1,300kg |
(参考:『インプレッサスポーツ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
エクシーガ クロスオーバー7
エクシーガ クロスオーバー7は、定員7名という広さが特徴的な車です。シートアレンジも楽しめるため、どの席でも快適に過ごせるだけでなく、長物なども自由に荷物が積み込めます。
当時の新車価格は275万4,000~276万4,000円です。2022年2月時点のネクステージでは、169万9,000~219万8,000円で販売しています。
エクシーガ クロスオーバー7「2.5iアイサイト」のスペックは次のとおりです。
エンジン |
FB25 |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
ミッション |
CVT |
全長×全幅×全高 |
4,780mm×1,800mm×1,670mm |
車両重量 |
1,620kg |
(参考:『エクシーガクロスオーバー7(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トラヴィック
トラヴィックは、オペル「ザフィーラ」からのOEM供給です。小型のミニバンで、傑作とも呼ばれています。小型でありながら3列シートの設計で、3列目は床下収納も可能です。室内のユーザビリティも高く、楽しさが追求された一台といえるでしょう。
当時の新車価格は199万円~269万円です。2022年2月時点のネクステージでは中古車在庫はありませんが、50万円を切る価格で販売されているケースもあります。
トラヴィック「Aパッケージ」のスペックは次のとおりです。
エンジン |
Z18 |
駆動方式 |
FF |
ミッション |
4AT |
全長×全幅×全高 |
4,315mm×1,740mm×1,630mm |
車両重量 |
1,420kg |
スバルの中古コンパクトカーをお得に買うコツ
スバルのコンパクトカーを買いたい場合は、選択肢に中古車を含めるだけで、選択肢の幅が大きく広がります。ただし、中古車の価格は一定ではありません。
ここでは、中古車を購入するタイミングなど、スバルの中古コンパクトカーをお得に買うコツについて解説します。
安くなるタイミングに買う
中古車購入で注目すべき時期は4月です。その理由は、3月にあります。3月は各社決算期を迎え、セールなど販売に力を入れるシーズンです。
生活の変化に伴って車を乗り換える方が大勢います。ユーザー・販売店ともに動きが活発化するのが3月です。
その後、4月は決算も終えてセールなど販売側の動きも落ち着きを取り戻します。3月に売却された中古車が市場に出回るのも4月です。
このタイミングでは需要よりも供給側の量が勝さる傾向にあるため、その分ユーザー側に有利な販売価格が提示される可能性が高まります。
必要な装備と価格を比較する
中古車には、オプションなどがすでに装備されているものもあります。人気の装備として挙げられるのが次のような装備です。
・純正カーナビ
・本革シート
・サンルーフ
これらは生産後の取り付けができないことからも人気があります。これら以外にも安全装備などがありますが、その中には自分にとって不要な装備もあるでしょう。
不要な装備のない車を選ぶことで、価格を抑えられるケースもあります。必要としている装備をしっかり確認・価格と照らし合わせることで、予算調整を行いましょう。
スバルの中古コンパクトカーならネクステージがおすすめ!
中古車を販売している店舗は、全国に数多く存在します。スバルの中古コンパクトカーが欲しいと思っても、どの店舗で購入したらいいのか迷うこともあるかもしれません。
そのような時におすすめなのがネクステージです。ここではなぜネクステージがおすすめできるのか、その理由について解説します。
自分に合ったコンパクトカーが見つけやすい
ネクステージでは、次のような車のカテゴリー別専門店を全国に展開しています。
・軽自動車
・SUV
・セダン&スポーツ
・スバル
スバル車においては、専門店を愛知県と大阪府に5店舗展開しています。例えばネクステージ岡崎スバル車専門店では、80台ものスバル車が用意されているため、良質なスバル車を探している方にとっておすすめです。
さらに、ネクステージでは全国にて約400台ものスバル車を用意しています。グレード・カラー・装備などの選択肢も豊富な点も魅力のひとつといえるでしょう。
安心の保証が用意されている
中古車の中には、走行距離や年式が古いものも多く存在します。中古車で安心して長く乗るためには、充実した保証や整備環境が整った販売店を選ぶことが大切です。
ネクステージは、保証面においても充実しています。ネクステージの保証は、有料・無料の選択ができるだけではありません。
各プランごとに条件はありますが、エンジン機構やトランスミッション、ブレーキなど、さまざまな部位に対する保証を徹底しています。保証やメンテナンス環境の整っている店舗をお探しであれば、ぜひネクステージをご検討ください。
まとめ
「ジャスティ」は現在販売されているスバル車の中で、唯一のコンパクトカーです。今後もスバルのコンパクトカーの自社開発は難しいかもしれませんが、過去のモデルであればコンパクトカーの選択肢は広がります。
デックスやトレジアのようなOEM供給車も、中古車ではリーズナブルで手の届きやすい車といえるでしょう。
ネクステージでは、スバル専門店などスバルに特化した店舗も複数展開していますので、スバルのコンパクトカーを見てみたいとお考えの方はぜひスタッフまでお声がけください。