インプレッサの燃費性能は?ライバル車との違いを紹介します!
車を選ぶ際に重要なポイントのひとつが燃費性能です。燃料費は、ランニングコストの多くの割合を占めます。スバル インプレッサは高い安全性や機能性を誇るモデルですが、燃費性能にも優れているのでしょうか。
この記事では、インプレッサの燃費性能を他のスバル車や他メーカーのライバル車と比較します。インプレッサの購入を考えている方や燃費の良いモデルを探している方は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・インプレッサはスポーツ走行を楽しめるハッチバック。燃費性能(WLTCモード)は13.6km/L~16.6km/L
・インプレッサ以外のスバル車や他メーカーのライバル車も魅力的。トヨタ カローラスポーツのハイブリッドモデルは30.0km/Lという低燃費を実現!
・インプレッサは洗練されたデザインや高い安全性能も魅力。不快な揺れや振動もなく乗り心地も快適
インプレッサの特徴と燃費性能
インプレッサは、1992年にラリーに勝つことを目的として誕生しました。低燃費を追求して開発されたモデルではありませんが、現行の6代目モデルに至るまでに数々の改良が行われています。
現行インプレッサはどれくらいの燃費性能を備えているのでしょうか、ここでは、インプレッサの特徴と現行モデルの燃費性能を紹介します。
(参考:『インプレッサスポーツ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
インプレッサはどのような車?
初代インプレッサは、WRC(FIA 世界ラリー選手権)戦略車として誕生したモデルです。ボディタイプはセダンとスポーツワゴン、エンジンは自然吸気とターボが用意されていました。
時代のニーズとともに変化し、2023年に登場した現行インプレッサは自然吸気エンジンを搭載したハッチバックに一本化しています。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイや最新のアイサイトを搭載し、快適で安全な日常走行を楽しめるモデルとなりました。
インプレッサの燃費性能
インプレッサは、軽量・コンパクトな水平対向エンジン「SUBARU BOXER」とリニアトロニックの組み合わせにより、燃費性能を向上させています。インプレッサのカタログ燃費は以下の通りです。
グレード |
駆動方式 |
WLTCモード燃費(km/L) |
ST |
FWD |
14.0 |
AWD |
13.6 |
|
「ST-G」「ST-H」 |
FWD |
16.6 |
AWD |
16.0 |
ST-G/ST-Hは、スバル独自のマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER(2.0L直噴エンジン+モーター)」を採用しているため、ガソリンモデルのSTよりも燃費性能が優れています。
他のスバル車との燃費の違い
インプレッサのカタログ燃費を見ても、どれくらい優れているのか分からない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、インプレッサの比較対象として他のスバル車の燃費を見てみましょう。「レヴォーグ」「レガシィ アウトバック」「クロストレック」の特徴と燃費性能を紹介します。
レヴォーグ
レヴォーグは、楽しい走りと大きな荷室容量を実現したスポーツツアラーです。ボディタイプはステーションワゴンに分類されます。
エンジンは1.8Lまたは2.4Lの直噴ターボを搭載しており、いずれも力強い加速が魅力です。2.4Lエンジンは発進から高速域まで圧倒的なパフォーマンスを発揮します。燃費性能(WLTCモード)は11.0km/L~13.5km/Lです。
(参考:『レヴォーグ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レガシィ アウトバック
レガシィ アウトバックは、スバルのフラッグシップモデルです。SUV戦略車として誕生しましたが、ワゴンの要素も兼ね備えており、ゆとりのある上質な室内空間を確保しています。
パワーユニットは、燃費性能(WLTCモード)13.0km/Lの1.8L 直噴ターボエンジンです。レヴォーグと同じタイプのエンジンで、低回転域から高トルクを発揮し、アクセルを踏むとしっかりと加速します。
X-MODE(ヒルディセントコントロール付き)を搭載しているため、悪路でもスムーズな走りが可能です。
(参考:『レガシィアウトバック(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
クロストレック
クロストレックは、無骨でスポーティーなデザインのコンパクトクロスオーバーSUVです。街乗りにもアウトドアにも幅広く使えます。
「Touring」と「Limited」の2種類から選択が可能です。Touringはブラックパーツによるアクティブなデザイン、Limitedは上質なデザインと充実した装備に魅力があります。
パワーユニットは、スムーズで力強い加速を発揮する2.0L 直噴エンジン+モーターのマイルドハイブリッドシステムです。15.8km/L~16.4km/L(WLTCモード)と、燃費性能にも優れています。
(参考:『クロストレック(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
インプレッサのライバル車との燃費の違い
ハイブリッドとガソリンの違いはありますが、インプレッサと他のスバル車の燃費性能に大きな差はありません。それでは、他メーカーの車はどのような燃費性能を備えているのでしょうか。ここでは、インプレッサのライバル車の特徴と燃費性能を紹介します。
トヨタ カローラスポーツ
トヨタ カローラスポーツは、アクティブでスポーティーなスタイルのハッチバックです。2018年6月、全車に専用通信機DCMを搭載する「初代コネクティッドカー」として登場しました。
パワーユニットは、ダイレクトな走行フィーリングを実現する「1.8L ハイブリッドシステム」、爽快な走りを実現する「2.0L ダイナミックフォースエンジン」です。燃費性能(WLTCモード)は17.2km/L~30.0km/Lを実現しています。
(参考:『カローラスポーツ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ GRヤリス
トヨタ GRヤリスは、ワイド&ローなデザインが光るハッチバックです。レースで勝つことを目的に開発されたため、低い車高と3ドアを採用しています。ドライバーズシートや操作性にこだわった専用パーツなど、スポーツ走行を追求したコックピットも魅力です。
パワーユニットは、小型・軽量化を徹底的に追求した1.6Lターボエンジンと、燃費性能を考慮した1.5Lエンジンがあります。燃費性能(WLTCモード)は13.6km/L~18.2km/Lです。
(参考:『GRヤリス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 ジューク
日産 ジュークは、クールでスタイリッシュなデザインのコンパクトSUVです。2019年12月に販売を終了しましたが、スポーティーさとSUVらしい力強さを併せ持ったモデルとして、根強い人気を誇ります。
パワーユニットは、大排気量エンジン並みの加速感を味わえる1.6L ターボエンジンと、中低速トルクを高めた1.5L エンジンの2種類です。1.6L ターボエンジンはエクストロニックCVT-M7と組み合わせることで、ダイレクトなシフト操作を楽しめます。
燃費性能(JC08モード)は13.4km/L~18.0km/Lです。
(参考:『ジューク(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ シビック
ホンダ シビックは、長い歴史を持つハッチバックです。スポーティーな大衆車として誕生しましたが、現行モデルはスタイリッシュで上質なスタイルを採用しています。ガラス面が広いため、外光を感じながら開放感のあるドライブを楽しめるモデルです。
パワーユニットは、1.5L 直噴VTEC TURBOエンジンと、2.0L ハイブリッドシステム「e:HEV」が用意されています。e:HEVはEVモード・ハイブリッドモード・エンジンモードを自動で切り替え、発進から高速域まで快適な走りを実現します。
燃費性能(WLTCモード)は16.3km/L~24.2km/Lです。
(参考:『シビック(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ MAZDA3ファストバック
MAZDA3 ファストバックは、シンプルでありながら美しく躍動感のある5ドアハッチバックです。内外装共に輸入車のような高級感があります。
エンジンタイプは気持ちの良い走りのマイルドハイブリッド、力強く静粛性も高いクリーンディーゼル、軽快な走りを発揮するガソリンから選択が可能です。
マイルドハイブリッド車には、マツダの新世代ガソリンエンジンを搭載する「e-SKYACTIV X」、直噴ガソリンエンジンを搭載する「e-SKYACTIV G 2.0」の2種類のパワーユニットが用意されています。燃費性能(WLTCモード)は15.9km/L~21.2km/Lです。
(参考:『MAZDA3ファストバック(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
知っておきたいインプレッサの魅力は?
燃費性能が特別優れているわけではないものの、インプレッサには長年愛されさまざまな魅力があります。ここでは、インプレッサの魅力としてデザイン・走行性能・乗り心地・安全性能を紹介しますので、購入を決める判断材料としてお役立てください。
洗練された力強いデザイン
インプレッサはスポーティーなエクステリアが特徴です。ボディラインはシャープ感と軽快さを、フロントとリアは力強さと安定感を表現しています。前後にも左右にも伸びやかさを感じられるデザインです。
インテリアは、シンプルで洗練された空間が特徴で、ブラックを基調にシルバーのラインを取り入れたデザインです。シンプルなインストルメントパネルやアナログ指針のメーターなど、見やすさにもこだわっています。
安定性に優れた走行性能
インプレッサは、多数の最新技術を取り入れた「スバルグローバルプラットフォーム」を採用しています。応答性と安定性を高めているため、走る楽しさを存分に味わえるでしょう。
AWD車は、状況に応じて各タイヤへの駆動力を最適に配分します。雨道や雪道、砂利道でも安定した走行が可能です。一方のFWD(前輪駆動)車も、サスペンションの専用調整により、街乗りから長距離ドライブまで軽快で安定した走りを発揮します。
また、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)&アクティブ・トルク・ベクタリングを搭載しているため、横滑りが起きたときや急なカーブを曲がるときも安心です。
低重心で低振動の乗り心地
インプレッサに搭載している水平対向エンジンは、スバル独自の軽量・コンパクト・低重心のパワーユニットです。ピストンが左右に揺れるため、低振動で滑らかな乗り心地を味わえます。
また、骨盤を支える構造のフロントシートやルーフ部分に採用した弾性接着剤により、不快な揺れや音の削減が可能です。長距離ドライブでも車酔いせず、乗員全員が快適に過ごせるでしょう。
アイサイトによる優れた安全性能
インプレッサは3つのカメラとレーダーによる「新世代アイサイト」を搭載しています。
衝突の危険がある場合にブレーキを制御する「プリクラッシュブレーキ」や、ステアリングを制御する「緊急時プリクラッシュステアリング」など、さまざまな機能で事故を未然に防止可能です。
この他にも、高速道路走行時のアクセル・ブレーキ・ハンドル操作をアシストする「ツーリングアシスト」、自動で追従走行する「全車速追従機能付きクルーズコントロール」なども備えています。
まとめ
インプレッサはラリーに勝つことを目的に誕生したモデルですが、現行モデルは日常で気軽にスポーツ走行を楽しめるモデルに進化しました。水平対向エンジンとリニアトロニックの組み合わせにより、燃費性能も追及しています。
インプレッサはデザインや走行性能、安全性能にも優れていますが、他のスバル車や他メーカーのライバル車も魅力的です。求める条件に合った車を選び、スポーツ走行を楽しみましょう。
【この記事の執筆者】
中村浩紀
クルマ記事に特化したライター
現在4台の車を所有(アルファード・プリウス・レクサスUX・コペン)。クルマ系のメディアでさまざまなジャンルの記事を執筆し、2024年1月までに300記事以上の実績をもっている。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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