スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

スバルは、安全性能の高い車を作り続けている国産メーカーです。昨今では、環境に配慮したハイブリッドシステムを搭載車もラインアップされており、「どのような特徴を持っているのか知りたい」と考えている方も多いでしょう。

 

スバルは、e-BOXERと呼ばれる、独特なハイブリッドシステムが特徴です。今回の記事では、スバル車の購入を考えている方に向けて、ハイブリッド車の特徴や種類を解説します。2022年11月時点の中古車相場も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.スバル ハイブリッドのこれまでの歴史

2.スバルのハイブリッド「e-BOXER」は走りも楽しめる!仕組みや性能

3.次世代スバル車にはストロングハイブリッドも計画             

4.スバルのハイブリッド車最新ラインアップと新型情報          

5.スバルのハイブリッド車を安く買うコツ

6.スバルのハイブリッドを中古車で探すならネクステージへ!

7.まとめ

 

■POINT

・スバルのハイブリッドシステムであるe-BOXERは「パラレル方式」と呼ばれるマイルドハイブリッド!

・e-BOXER搭載車はガソリン車と比べてそこまで燃費性能に大きな違いがあるわけではない。環境性能だけでなく走行性能の充実を追求しているのがその理由!

・スバルのハイブリッドを中古車で探すならネクステージまで。品揃えが豊富で保証も充実!

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

スバル ハイブリッドのこれまでの歴史

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

まずは、スバルのハイブリッドについて歴史を振り返ってみましょう。スバルのハイブリッドの歴史は浅く、ハイブリッドシステムを搭載する車種は発展中です。どのような車種にハイブリッドシステムが採用されてきたのか解説します。

 

>XVに初のハイブリッドを搭載

スバルがはじめてハイブリッドシステムを搭載した車は、2013年6月に発売された2代目XV ハイブリッドでした。

 

当時のハイブリッドシステムはe-BOXERと呼ばれていませんでしたが、水平対向エンジンとの組み合わせや構造は変わりません。モーターによりエンジン出力をアシストすることで、加速感を味わえる走行性能と環境性能の両立を実現させました。

 

「e-BOXER」となってフォレスターに導入

現在の「e-BOXER」としての導入がはじまったのは、2018年に発売された5代目フォレスターからです。その後間もなく、XVにもe-BOXERが搭載されます。

 

当初は搭載される車種もフォレスター・XVともにアドバンスグレードのみでしたが、改良が進められるごとに増え、2020年10月にはインプレッサスポーツに採用されました。

 

このような歴史を積み上げてきたe-BOXERですが、具体的にどのような仕組みのハイブリッドシステムなのかを解説します。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

スバルのハイブリッド「e-BOXER」は走りも楽しめる!仕組みや性能

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

ここからは、ハイブリッドシステムの仕組みやe-BOXERが行う制御について深掘りします。ハイブリッドシステムは1種類ではありません。e-BOXERがどのようなハイブリッドシステムに当てはまるのか、特徴についても解説します。

 

スバルのハイブリッドシステムの種類

スバルのハイブリッドシステムe-BOXERは「パラレル方式」に分類されるマイルドハイブリッドです。駆動にはエンジンとモーターを使い分けており、エンジンをメインとしてモーターはアシストする役割を担います。

 

パラレル方式のほか、ハイブリッドシステムは「シリーズ方式」「シリーズ・パラレル方式」に分けられます。

 

シリーズ方式は主に日産のe-Powerに使用されるハイブリッドシステムです。全速度域をモーターで走行し、エンジンはモーター駆動に使用する電力を発電します。エンジン出力はすべて電気へと変換され、蓄電されたのちにモーターへ使用されるためさまざまなロスがある点がデメリットです。

 

シリーズ・パラレル方式は、エンジン出力を駆動用と発電用に使い分けます。駆動用のエンジン出力をモーターの駆動力と合成させる高効率なシステムです。トヨタのTHSもこのシリーズ・パラレル方式に分類されます。

 

e-BOXERの仕組み

e-BOXERは、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせたハイブリッドシステムです。水平対向エンジンがトルクコンバーターを介して無段階トランスミッション「リニアトロニック」(縦置きCVT)と接合され、モーターをはじめとした電動技術まですべて並列に配置されています。

 

このように縦置きされた水平対向エンジンから、ハイブリッドシステムがすべて左右対称かつ一直線に配置されたものが「シンメトリカルAWDレイアウト」です。

 

シンメトリカルAWDレイアウトがもたらす低重心は、4輪への高いバランスと運動性を維持します。e-BOXERは燃費性能だけを重視したものではなく、走破性や操縦安定性などスバルらしい性能を併せ持つマイルドハイブリッドシステムです。

 

ちなみにe-BOXERの名前の由来は、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた様子です。エンジンの往復が、パンチを打ち合うボクサーに見えることから、そのように名付けられました。

 

e-BOXERの5つの走行制御

パラレル方式であるe-BOXERのシステムは、5つの走行制御を行います。EV走行・モーターアシスト走行・エンジン走行・回生ブレーキ・アイドリング停止です。

 

EV走行では、モーターのみで走行します。発進時や低速走行時にEV走行を行う理由は、エンジンにとって効率が悪いためです。モーターの特性を生かしたスムーズな走りを実現します。

 

モーターアシスト走行では、エンジンを駆動させモーターがアシストする制御です。中速走行時や加速時のアクセル操作に、車が直感的に反応します。

 

エンジン走行はエンジンのみで走行する制御です。高速走行になるとエンジンの効率がよくなるためエンジンのみで走行し、必要に応じてモーターを利用してバッテリーへの充電を行います。

 

回生ブレーキは制動時やアクセルOFF時に発生する減速エネルギーを電気へと変換し充電を行う制御です。停車すると燃費向上のためにアイドリングストップが働きます。

 

e-BOXERの3つの走行モード

e-BOXERには機能が異なる3種類の走行モード「Si-DRIVE」「X-MODE」「ECO-C」があります。Si-DRIVEは、インテリジェントモード(i)とスポーツモード(S)から走行性能が選択可能です。Si-DRIVEモードの選択により燃費重視のマイルドな加速と、スポーティーな加速を切り替えられます。

 

出力特性を変えるSi-DRIVEに対し、走破性を高めSUVらしさを発揮できる走行モードがX-MODEです。従来のAWDシステムは、デフロックや直結モードといった機械的に駆動力を制御する構造が主流でした。X-MODEは状況に応じて4輪の駆動力やブレーキをコントロールすることで悪路走行をサポートします。

 

ECO-Cはエコクルーズコントロール機能を意味し、アイサイトとハイブリッドシステムの協調制御による燃費性能向上を図ったモードです。

 

e-BOXERの走行性能

e-BOXERのモーターは、手のひらに乗せられるほどのサイズながら、軽自動車程度のパワーを発揮します。特にドライバーの操作に対するレスポンスが高く、加速・減速を繰り返す街中のドライブでも、ストレスの少ない運転が可能です。

 

ドライバーのイメージ通りに動かしやすい構造になっているため、普段あまり運転をしない方にとっても、使いやすい車に仕上がっています。ガソリン車とほとんど変わらないフィリーングといっても過言ではないでしょう。

 

ノーマル車との燃費比較

フォレスターのe-BOXER搭載グレード「Touring」と1.8L DOHC 16バルブ直噴ターボ搭載のグレード「SPORT」の燃費を比較すると、以下のようになります。

グレード

WLTCモード燃費[市街地モード/郊外モード/高速道路モード]

Touring

14.0[11.2/14.2/16.0]km/L

SPORT

13.6[10.3/14.3/15.2]km/L

※slide →

上記の表を見ても分かるように、ガソリン車との燃費に大きな差があるわけではありません。これはコンパクトなモーターの性能を最大限に発揮する、つまり「燃費だけに重きを置いているわけではなく、走行性能の充実も備えている」ことが大きな理由です。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

次世代スバル車にはストロングハイブリッドも計画

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

e-BOXER搭載の車が増える一方で、新たなハイブリッドシステムの開発も進んでいます。今後10年の技術方針を発表するスバル技術ミーティングにて、ストロングハイブリッドが発表されました。新たにラインアップに加わるストロングハイブリッドについて解説します。

 

電動化に向けた取り組み

2020年1月に、スバルから二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みが発表されました。その内容は、2030年代前半にはスバルが生産・販売する車すべてに電動化技術を採用する計画でした。

 

電動化への取り組みは進んでおり、2021年11月11日には新型バッテリー電気自動車「ソルテラ」を発表しています。ソルテラはトヨタと共同開発された、スバルとしては初となるグローバルEVです。

 

ソルテラは2022年の半ばまでに、日本やカナダ、欧州、中国などへ導入がはじまります。米国では一足早く、2月8日に予約受注が開始されました。

 

ストロングハイブリッドに期待

電動化が進む中で、新設計のストロングハイブリッド車が新たにラインアップに加わる可能性があります。スバルの過去を振り返ると、2013年にはじめてハイブリッドシステムが搭載され、2018年には北米向けにe-BOXERプラグインハイブリッド搭載の車を販売しました。

 

現在スバルは、トヨタのハイブリッドシステムTHSの技術を取り入れたストロングハイブリッド車を2020年代中盤に発売すると発表しています。現在のe-BOXERとストロングハイブリッドを電動化の軸として、BEV(バッテリーEV車)とともに2030年には世界で販売する40%以上を電動化する計画です。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

スバルのハイブリッド車最新ラインアップと新型情報

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

ここからはe-BOXERを搭載した車種とグレードをご紹介します。すべて現行モデルとして販売されている車種です。e-BOXERにより燃費性能の向上と高い走行性能が実感でき、環境に配慮しながら走る楽しさを味わえます。

 

2023年e-BOXER搭載の新型が導入予定!

2023年以降には、XVをフルモデルチェンジし、e-BOXER搭載の新型クロストレック(CROSSTREK)を導入予定です。クロストレックは、コンパクトなボディとアウトドア性能を両立した、クロスオーバーSUVとなっています。

 

従来は「CROSSTREK」「SUBARU XV」の車種名で使い分けられていましたが、グローバル規模で前者に統一されるようです。2022年11月時点で、先行予約を受け付けています。

 

XV

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

e-BOXERが搭載されるグレードは「アドバンス」「2.0e-S アイサイト」「2.0e-L アイサイト スマートエディション」「2.0e-L アイサイト」です。

 

新たなプラットフォームを採用したXVは、最低地上高200mmもありながら低重心化を実現しています。ドライバーのステアリング操作にダイレクトに反応する操作性や、室内空間の静粛性が魅力です。

 

燃料消費率(WLTC)は4グレードともに15km/Lです。新車価格は以下のようになっています。

グレード

価格

アドバンス(e-BOXER)

295万9,000円

2.0e-S アイサイト(e-BOXER)

290万4,000円

2.0e-L アイサイト スマートエディション(e-BOXER)

270万6,000円

2.0e-L アイサイト(e-BOXER)

265万1,000円

※slide →

2022年11月現在、生産終了に伴い、現行モデルについては販売店での在庫対応のみとなっています。

 

e-BOXER搭載車の中古車価格相場は、79万9,000円~149万9,000円です。

(2022年11月時点での情報です)

(参考:『XV(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

フォレスター

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

2021年8月に発売された現行フォレスターでe-BOXERが搭載されるグレードは「Touring」「X-BREAK」「アドバンス」の3つです。

 

スタンダードなスタイルから、SUVらしい機能性が特徴のアクティブタイプ、街乗りにも配慮されたスタイリッシュなタイプなど、エクステリアやシート素材により車の個性が異なります。

 

燃料消費率(WLTC)は14km/Lです。新車価格はTouring(e-BOXER)が292万2,000円、X-BREAK(e-BOXER)が313万5,000円、アドバンス(e-BOXER)が323万4,000円で販売されています。e-BOXER搭載車の中古車価格相場は、269万9,000円~389万9,000円です。

(2022年11月時点での情報です)

(参考:『フォレスター(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

インプレッサ スポーツ

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

インプレッサ スポーツの中でe-BOXERが搭載されるグレードは「2.0e-L アイサイト」と「アドバンス」です。

 

2.0e-L アイサイトにはコーナリング性能を向上させる新技術、アクティブ・トルク・ベクタリングが搭載されます。アドバンスは、さらにLEDヘッドランプとクリアビューパックが追加されるグレードです。

 

両グレードともに、燃料消費率(WLTC)は15.2km/Lを達成しています。新車価格は2.0e-L アイサイト(e-BOXER)が256万3,000円、アドバンス(e-BOXER)が281万6,000円です。

 

現在ネクステージにはe-BOXER搭載車の在庫はありません。

(2022年11月時点での情報です)

(参考:『インプレッサスポーツ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

スバルのハイブリッド車を安く買うコツ

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

ここからは、スバルのハイブリッド車を安く買うために知っておきたいポイントを、新車購入の場合と中古車購入の場合に分けて解説します。新車、中古車どちらも高い買い物です。少しでも安く買うためにどこに着目すべきか理解しておきましょう。

 

新車の場合

新車を購入する際のポイントは、購入を検討している車種のモデルチェンジを狙うこと・販売店の決算期を狙うことです。

 

車のモデルチェンジが行われると、新型車から旧型モデルへと位置付けられます。新車販売店は、新型車が発表されたにもかかわらず旧型モデルをいつまでも販売しているわけにはいきません。在庫を新型車に入れ替えるために、旧型モデルが値引きされやすくなります。

 

また、決算期は販売店としては販売台数を伸ばしたい時期です。決算期である3月はほかの時期と比べて、値引き交渉がしやすいと考えられます。

 

中古車の場合

中古のハイブリッド車を購入する際のポイントは、登録済み未使用車を探すこと・人気の高いボディーカラーを避けることです。

 

登録済み未使用車とは、いわゆる新古車を表します。一度登録されナンバープレートを取得した車ですが、新車同等の走行距離で販売される車です。

 

中古車の価値はボディカラーによっても変わり、人気度の低いボディカラーを選べば安く購入できる場合があります。人気の低いボディカラーはたとえば、ブルー・イエロー・グリーン・レッドです。一方で、人気の高いボディカラーはホワイト・ブラック・シルバーが挙げられます。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

スバルのハイブリッドを中古車で探すならネクステージへ!

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

スバルのハイブリッド中古車を検討したい方は、ネクステージの利用がおすすめです。ネクステージは車を仕入れる段階から納車まで、ほかの中古車販売店にはない品質チェックにこだわっています。購入後のトラブルや故障のリスクが高い車は販売しておりません。

 

こだわりの仕入れと充実のアフター保証

ネクステージで販売する車はすべて、車種ごとに決められた専任のバイヤーが仕入れています。お客様に少しでも安心・満足できる車を購入していただくために、修復歴車や故障リスクの高い車は仕入れません。

 

お客様が購入を決められた後も、国家資格を持つメカニックによる納車前整備や充実したアフター保証で安心したカーライフをお届けします。

 

PRスバルのハイブリッドモデル

 

スバル車の専門店も◎

ネクステージには、スバル車に特化した専門店や、カテゴリー別に特化した専門店があります。欲しい車種が決まっている、スバルのハイブリッド車を比較検討したい方にとって選びやすい環境です。中古車を購入する際にいままでは何店舗も歩き回っていた方も、もうその必要はありません。

 

全国に展開するネクステージは、他店舗に在庫があった場合でもお近くの店舗へ取り寄せられます。心ゆくまで比較検討したい方はスバル専門店が便利です。ネクステージの公式Webサイトでも在庫を確認でき、そのまま見積もり依頼もできますので、お気軽にお問い合わせください。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

まとめ

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

スバルのハイブリッド車が2013年に登場してから歴史はまだ浅く、さらなる技術発展に期待が寄せられています。e-BOXER搭載モデルも出回るようになり、中古車市場の在庫も増えています。

 

スバルのハイブリッド車を中古で購入するならネクステージへご相談ください。ネクステージでは登録済み未使用の車はもちろん、豊富な在庫からお好きなボディーカラーを選べます。アフターサポートも充実しているため、購入後も安心です。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

スバルのハイブリッド「e-BOXER」の評判は?仕組みや搭載モデルなど徹底解説

気になる車種をチェックする

 

ページトップへ