中古車「MAZDA フレア」の賢い購入方法や探し方を徹底解説!
MAZDAのフレアは、軽ハイトワゴンに分類される車です。マイルドハイブリッド車をラインアップしていて燃費性能や静粛性に優れているため、購入したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、MAZDA フレアの特徴やおすすめモデルとライバル車との違いを比較しながら解説します。軽ハイトワゴンの購入を検討している方は、MAZDA フレアの特徴を理解することで、自分にマッチした車かを判断するのに役立つでしょう。
※目次※
1.中古車「MAZDA フレア」のおすすめモデル|HYBRID XS
4.【軽ワゴン】中古車選びで検討したいフレアのライバル車種5選
・MAZDA フレアはスズキ・ワゴンRのOEM車として販売されている車種
・現行モデルはハイブリッド車のみ販売しているが、過去モデルにはターボエンジンを搭載したガソリン車も存在する
・フレアなどの軽自動車を購入するなら、多彩な中古車から選べるネクステージを活用しよう!
中古車「MAZDA フレア」のおすすめモデル|HYBRID XS
フレアシリーズはスズキのOEM車
MAZDA フレアはスズキ・ワゴンRのOEM車として製造・販売している車です。OEM(Original Equipment Manufacture)とは、委託を受けて他のメーカーが他社の製品を製造することを指します。
従って、基本的な性能や装備品はワゴンRと共通です。一方で、現行モデルではフレアのラインアップはハイブリッド車のみで、ワゴンRではラインアップされているガソリン車やMT車が存在しません。
エクステリアデザインに目を向けると、メーカーエンブレムの違いやフロントグリルのデザイン差が存在するため、好みで選ぶとよいでしょう。
ベースグレードは愛されデザイン
2022年8月時点で販売されているフレアは、ベースグレードとなる「HYBRID XG」と上位グレードの「HYBRID XS」をラインアップしています。特にベースグレードのHYBRID XGのエクステリアデザインは「誰からも愛される新しいスタンダード」をコンセプトに開発されました。全体としてシンプルな仕上がりになっており、日常的に利用するマイカーに向いています。
後部座席のドアはヒンジドアになっており、軽ハイトワゴンでよく使われているスライドドアは採用していません。ヒンジドアにはボディの剛性を高めやすいメリットがありますが、狭い場所で乗り降りしにくいデメリットも存在します。
ファミリーカーとして利用する方にとっては重要なポイントになるため、事前に確認するとよいでしょう。
おすすめはスタイリッシュなHYBRID XS
フレアには2グレードが存在しますが、購入するなら上位グレードのHYBRID XSがおすすめです。HYBRID XSの特徴を以下にまとめましたので、購入を検討している方はぜひご参考にされてください。
ボディタイプ |
軽ハイトワゴン |
車両サイズ (全長 × 全幅 × 全高) |
3,395mm × 1,475mm × 1,650mm |
車両重量 |
770kg~840kg |
最小回転半径 |
4.4m |
燃料消費率 |
25.2km/L(2WD) 24.2km/L(4WD) |
エンジン |
水冷直列3気筒DOHC12バルブ |
排気量 |
0.657L |
新車価格 |
142万1,200円~ |
(2022年08月現在)
フレアの現行モデルは全てハイブリッド車なので、いずれも1.9kW出力のモーターを搭載しています。これによって高い燃費性能と静粛性を実現したのが特徴です。
中古車「フレア」のシリーズモデルを紹介
フレアワゴン
MAZDA フレアシリーズには軽スーパーハイトワゴンの「フレアワゴン」が存在します。こちらはスズキ・パレットおよびスペーシアのOEM車で、全高がフレアより高く居住性や積載性に優れているのが特徴です。
後部座席のドアがスライドドアになっており、乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすいのもうれしいポイントといえるでしょう。ファミリーカーとしてより使いやすい車を探している方におすすめの1台です。
なお、フレアワゴンにはアウトドアシーンを意識した「フレアワゴン タフスタイル」をラインアップしています。ルーフレールを標準搭載しているなど、アウトドアユースには最適な1台なので、ぜひ併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
フレアクロスオーバー
スズキ・ハスラーのOEM車として製造・販売されているのが「フレアクロスオーバー」です。フレアクロスオーバーはアウトドアユースに特化して開発された軽クロスオーバーSUVで、ワゴンタイプの車とは異なり走行性能を意識して開発されています。
後部座席が独立しており、片方だけを収納して荷室として使うことも可能です。フレキシブルに車内空間をアレンジでき、日常利用からアウトドアまでさまざまなシーンで活躍してくれます。
軽自動車によくあるワゴンタイプの車ではなく、SUVを探している方はフレアクロスオーバーを検討してみてもよいでしょう。
中古車「MAZDA フレア」の特徴
モーターのアシストで加速時のパワーは十分
フレアはすべての車がハイブリッド車になっており、走行時にはモーターが動力面をアシストしてくれます。軽自動車はエンジン排気量が0.66Lまでという制限があるため、モーターのアシストを受けられるのは大きなメリットです。
フレアは0.657Lの水冷直列3気筒DOHCエンジンに加えて1.9kW出力のモーターを搭載しており、路面状況に合わせて出力をコントロールしてくれます。発信時や登坂時などのパワーが必要な場面では、モーターが適切にアシストしてくれるためパワー不足に陥りにくいでしょう。
ターボエンジン搭載モデルも存在(2014年~2017年)
2022年8月時点で販売されている車は全てハイブリッド車ですが、2014年~2017年に販売されていた旧モデルにはターボエンジンを搭載したガソリン車も存在していました。
中古車でフレアを購入しようと考えている方は、ターボ車を検討してみてもよいでしょう。ターボエンジンは同排気量の自然吸気エンジンと比較するとパワーがあるのが特徴です。
走行性能を重視する方にとっては、ターボエンジン搭載車も有力な選択肢のひとつといえるでしょう。中古車を探している方は、ぜひターボエンジン搭載車もご検討ください。
シンプルで飽きにくいエクステリアデザイン
フレアは飽きにくいシンプルなデザインとなっており、選択するグレードによって表情も変化します。また、ドレスアップアクセサリーを使用することで、より個性的な外観に仕上がります。
また、同シリーズのフレアワゴンのエクステリアはスーツケースをモチーフにしてデザインされており、全体として直線主体でシンプルなに仕上がっています。
特にフレアワゴンはデザイン面のみならず実用性も意識して設計されており、ドアの開口部を広げて乗降性を向上させているのが特徴です。長期間乗っていても飽きないデザインで実用性の面にも優れているため、ファミリーカーとして利用したい方にもおすすめです。
アクティブなデザインのタフスタイルも存在
フレアシリーズには「タフスタイル」と呼ばれるSUVデザインの車も存在しています。ルーフレールを標準搭載しており、スキー板やサーフボード、自転車をはじめとした大型の荷物を積みたい方におすすめです。
スポーツやキャンプなど、アウトドアユースにも積極的に使いたいと考えているなら、タフスタイルを検討してみてもよいでしょう。
居住性が高いゆとりあるシートを採用
軽自動車はボディサイズに制限があり、快適性を確保するのが難しいというデメリットがあります。しかし、フレアは幅を最大限に生かして十分なサイズのシートを搭載しています。
座り心地がよいソファのようなシートに仕上がっており、快適な環境でドライブを楽しめるでしょう。長距離ドライブを楽しむ機会が多い方や車で旅行したいと考えている方にも、フレアはおすすめの車です。
軽自動車でありながら広い空間を実現
ファミリーカーとして使用したい方や旅行に使いたい方、大きな荷物を積みたい方は積載性が気になるのではないでしょうか。フレアは軽自動車として定められている規格を最大限に生かすことで、十分な車内空間を実現しています。
特にフレアワゴンは、高さ方向の空間を活用することで室内高1,410mmという大空間を確保しています。大型の荷物を積むときは、シートを倒すことで十分な空間を確保できるでしょう。
【軽ワゴン】中古車選びで検討したいフレアのライバル車種5選
ダイハツ ムーヴ
グレード |
X“SA III” |
車体サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
3.395mm × 1,475mm × 1,630mm |
室内サイズ(室内長 × 室内幅 × 室内高) |
2,080mm × 1,320mm × 1,280mm |
燃料消費率 |
20.7km/L |
ホイールベース |
2,455mm |
最小回転半径 |
4.4m |
(2022年08月現在)
「ムーヴ」はダイハツが製造・販売する人気が高い軽自動車です。機能性に優れていて使い勝手がよく、快適なドライブを楽しめます。上質でシンプルなデザインなので、フレアと同様に長期間乗っていても飽きにくいといえるでしょう。
車体サイズはフレアとほぼ同じです。最小回転半径も4.4mとなっていて小回りが利くのもメリットです。狭い道を走る機会が多い方にもおすすめです。
(参考:『ダイハツ ムーヴ|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ スペーシア
グレード |
HYBRID G |
車体サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
3,395mm × 1,475mm × 1,785mm |
室内サイズ(室内長 × 室内幅 × 室内高) |
2,155mm × 1,345mm × 1,410mm |
燃料消費率 |
22.2km/L |
ホイールベース |
2,460mm |
最小回転半径 |
4.4m |
(2022年08月現在)
「スペーシア」はスズキの軽スーパーハイトワゴンのひとつで、MAZDA フレアワゴンのOEM元です。従って、基本的なデザインや設計、走行性能はフレアワゴンと共通といえるでしょう。
ただし、スペーシアには安全装備の「スズキ・セーフティサポート」を搭載していない車がある一方、フレアワゴンは全車に標準搭載しています。OEM車とはいえ細かい違いが存在するため、購入前には仕様を詳しくチェックして自分にマッチしたほうを選びましょう。
(参考:『スズキ スペーシア|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 デイズ
グレード |
X |
車体サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
3.395mm × 1,475mm × 1,640mm |
室内サイズ(室内長 × 室内幅 × 室内高) |
2,065mm × 1,340mm × 1,270mm |
燃料消費率 |
21.2km/L |
ホイールベース |
2,495mm |
最小回転半径 |
4.5m |
(2022年08月現在)
「デイズ」は日産の軽ハイトワゴン車で、ユニークなデザインが特徴的な車です。一般的なモノトーンカラーに加えてツートンカラーも選べるため、インパクトのあるデザインの車を購入したいと思っている方に向いています。
さらに、デイズは軽自動車として初めてプロパイロットを搭載しました。高速走行時に車間距離やレーン内での位置を自動でキープしてくれ、運転負荷を軽減できます。長距離ドライブを楽しみたい方は、デイズを検討してみてもよいでしょう。
三菱 EKクロススペース
グレード |
M |
車体サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
3,395mm × 1,475mm × 1,780mm |
室内サイズ(室内長 × 室内幅 × 室内高) |
2,200mm × 1,335mm × 1,400mm |
燃料消費率 |
20.8km/L |
ホイールベース |
2,495mm |
最小回転半径 |
4.5m |
(2022年08月現在)
アウトドアで使える装備を搭載した軽自動車を探しているなら、「EKクロススペース」がおすすめです。デザインもアウトドアカーをほうふつとさせるものになっており、ルーフレールも標準搭載しています。
キャンプや登山を楽しむ機会が多い方や、スキーやサーフィンを楽しむ方におすすめです。フレアシリーズのうち、タフスタイルの購入を検討している方はこちらと比較してみてもよいでしょう。
(参考:『三菱 EKクロススペース|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ N-BOX
グレード |
EX |
車体サイズ(全長 × 全幅 × 全高) |
3,395mm × 1,475mm × 1,790mm |
室内サイズ(室内長 × 室内幅 × 室内高) |
2,240mm × 1,350mm × 1,400mm |
燃料消費率 |
21.2km/L |
ホイールベース |
2,520mm |
最小回転半径 |
4.5m |
(2022年08月現在)
「N-BOX」はホンダが製造する軽スーパーハイトワゴンで、2021年の国内販売台数がNo. 1になった人気車です。フレアワゴンに近いスペックの車なので、スーパーハイトワゴンの購入を検討しているなら、ぜひチェックしてみましょう。
ただし、N-BOXをはじめとしたホンダの軽自動車にはハイブリッド車が存在しません。燃費性能や静粛性を重視するのであれば、フレアワゴンを選んだほうが満足できるでしょう。
なお、ターボエンジン搭載車はラインアップしています。走行性能を重視する場合はターボ車がおすすめです。
(参考:『ホンダ N-BOX|新車・中古車の【ネクステージ】』)
MAZDA フレアの中古車価格の相場
フレアを中古車で購入しようと考えている方は、中古車価格の相場が気になるのではないでしょうか。そこで、2022年8月15日時点のネクステージの中古車相場を以下の表にまとめましたので、これから購入しようと考えている方はぜひご参考ください。
車種 |
フレア |
フレアワゴン |
フレアクロスオーバー |
最安値 |
36万9,000円 |
53万7,000円 |
73万6,000円 |
最高値 |
99万7,000円 |
154万9,000円 |
149万9,000円 |
積載性に優れるフレアワゴンやアウトドアカーに最適なフレアクロスオーバーは、フレアに比べて価格が高めです。自分が重視するポイントを明確にしたうえで、予算内でニーズを満たせる車を選ぶとよいでしょう。
(参考:『フレアクロスオーバー|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRマツダの軽自動車
※価格は支払総額
まとめ
MAZDA フレアはスズキ・ワゴンRのOEM車で、使い勝手がよい軽ハイトワゴン車です。シリーズには、スーパーハイトワゴンのフレアワゴンや、アウトドアテイストのフレアクロスオーバーも存在します。
いずれも個性が溢れる特徴的な車となっているため、ニーズを充足してくれる自分好みの1台を選ぶとよいでしょう。また、フレアのライバルといえる軽自動車も複数あることから、フレア以外の車種とも比較することがおすすめです。
ネクステージでは軽自動車専門店も展開しており、ジャンルごとに自分好みの車をお探しいただけます。遠方の店舗にある車を近くに取り寄せて試乗することも可能なので、車をお探しの際はぜひネクステージをご利用ください。