ステップワゴン の買取ポイント
ステップワゴンの人気は?
ステップワゴンは広々とした室内と乗り降りのしやすさから、ファミリー層を中心に人気です。現行モデルは方向性を大きく変えたスタイリングに注目が集まり、2024年から登録台数を順調に伸ばしています。
中古車の人気も高く、中でも人気なのが現行モデルで廃止された「わくわくゲート」を搭載した5代目モデルです。また、ステップワゴンのガソリン車はロシアを中心とした海外輸出の需要も増えており、新旧ともに安定した人気を維持しています。
リセールバリューの傾向は?
ステップワゴンはミニバンの中でもリセールバリューが高く、旧型モデルであっても高価買取が期待できます。
現行モデル・旧型モデルともに、残価率の高いグレードはスパーダで、現行モデルはハイブリッド車、旧型モデルはガソリン車の残価率が高くなっています。
ステップワゴンのリセールバリューの目安は当年~2年落ちが約89%、3年落ちが約84%、5年落ちが約75%、7年落ちが約57%、10年落ちが約21%です。
高く評価されるには?
ステップワゴンの買取価格は、一般的な基準となる走行距離や年式に加え、グレードや装備が大きく関係してきます。
グレードの人気は世代を問わずスパーダに傾いているため、ノーマルモデル(現行モデルはAIR)よりもスパーダのほうが高価買取を期待できるでしょう。
装備面では、現行モデルであればマルチビューカメラシステム、5代目はHonda SENSING、両側パワースライドドアが評価ポイントとなります。
3代目モデル以降は、オプション装備となるリアエンターテインメントシステム(現行モデルはリア席モニター)も高く評価されるでしょう。
ステップワゴンの高価買取を目指すならネクステージへ!
ステップワゴンの売却をお考えの方は、高価買取の実績が豊富なネクステージをご利用ください。歴史の長いステップワゴンは世代ごとの特徴があり、旧型モデルにも根強い人気があります。
ネクステージは買取実績が多いことから車種ごとの知識も多く、モデル・グレード・オプション装備の適正な評価が可能です。また、買取後の車を自社店舗でダイレクト販売するため、納得の買取価格を一発でご提示いたします。
ステップワゴン の歴代モデルを紹介
6代目モデルの特徴
現行モデルとなる6代目ステップワゴンは、2022年5月に発売されました。ノーマルモデル(AIR)とスパーダの2本立てであることに変わりはありませんが、どちらもエクステリアデザインが一新されています。
特にスパーダの変化は大きく、エアロ仕様のスポーティーモデルという従来のイメージは薄まり、上質感のあるモダンなデザインとなりました。
室内においては「国内ホンダ史上最大の室内空間」を実現し、1列目~3列目までどの席に座ってもゆったりと過ごせます。シートアレンジも先代モデルより豊富になり、2列目はロングスライドだけでなく横スライドも可能となりました。
2列目シートの内寄せスライド量は、運転席側が75mm、助手席側は最大115mmです。2列目を前方にスライドし、さらに内側にスライドさせれば、運転席から2列目に手が届くようになります。
機能面での大きな変化は、5代目ステップワゴンの特徴でもあった「わくわくゲート」が廃止されたことです。6代目には上下開きのバックドアが採用され、スパーダにはメモリー機能付きのパワーテールゲートが装備されます。
スライドドアは先代モデル同様、両側パワースライドドアが全グレード標準装備です。6代目ステップワゴンには静電タッチセンサー式が世界で初めて採用されたため、ハンドル操作に加え指先で触れることでもドアを開閉できます。
パワートレインは、先代モデルと同じくガソリン車とハイブリッド車(e:HEV)の2種類です。
先代モデルのハイブリッド車はスパーダのみの設定でしたが、6代目は全グレードにハイブリッド車が設定されています。グレードによるパワートレインの縛りがなくなったことは、大きな変化といえるでしょう。
6代目ステップワゴンの買取相場は、183万円~261万円です。
5代目モデルの特徴
5代目ステップワゴンは、2015年4月に発売されました。「Modern Fanctional Beauty」をコンセプトとし、躍動感と未来感のあるデザインとミニバンらしい機能性を追求しています。
グレード構成は先代モデルと同じ「ステップワゴン」と「ステップワゴン スパーダ」の2タイプとなりますが、エアロパーツを装着するスパーダのみ3ナンバーに変わりました。
ステップワゴンのボディサイズは全長4,690mm×全幅1,695mm×全高1,840mm~1,855mm、スパーダのボディサイズは全長4,735mm×全幅1,695mm×全高1,840mm~1,855mmです。
ボディサイズに違いはあるものの、タイプによる室内サイズの差はありません。5代目は同クラスのミニバントップクラスの広さを誇るため、どちらのタイプを選んでもゆったり過ごせます。
5代目の大きな特徴は、横開き式のサブドアを備えた「わくわくゲート」です。わくわくゲートは一般的な「上下開き」に加え、リアゲート左側をフロントドアのように横へも開けます。
2017年のマイナーチェンジでは、スパーダにのみハイブリッド車が設定されるとともに、エクステリアデザインの刷新が行われました。
また、フルモデルチェンジ時はオプション装備だった「Honda SENSING」が全グレード標準装備となり、ステップワゴン・スパーダともに安全性性能を向上させています。
2020年にはハイブリッドシステムの名称が「SPORT HYBRID i-MMD」から「e:HEV」に変わり、スパーダには「わくわくゲート」非装着車が設定されました。
5代目ステップワゴンの買取相場は、マイナーチェンジ前までが83万円~159万円、マイナーチェンジ後が113万円~230万円です。
4代目モデルの特徴
4代目ステップワゴンは、2009年10月に発売されました。『「みんなの楽」=”皆楽”』をキーワードに、5ナンバー車とは思えない広い室内と機能性を兼ね備える家族使いのための車へと進化しています。
クラス最大級の広さに寄与するのは、低床プラットフォームを生かしたスクエアボディです。ボディを四角くすることで室内高が45mm拡大し、頭上に余裕が生まれました。
また、全長を50mm拡大することで室内長も3,095mmにまで広がり、1列目と2列目のタンデムディスタンスも拡大しています。
ガラス面積を増やしたことによる、視界の広さも4代目モデルの特徴です。サイドウインドーは上下に、リアクォーターウインドーは後方にそれぞれ拡大され、運転のしやすさだけでなく車内に開放感も生まれています。
現行モデルにも採用されている3列目シートの床下格納機構は、3代目モデルから採用されました。また、荷室開口部も高さと幅を広げたスクエア形状に変わり、積載性と使い勝手の両方を向上させています。
2012年のマイナーチェンジでは、ステップワゴンとスパーダのFF車に新開発のCTVとアイドリングストップ機能が搭載されました。4WD車へは、2017年の一部改良で追加されています。
2012年のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインの変更も行われました。ステップワゴンには新デザインのフロントグリルとフロントバンパー、LEDリアコンビネーションランプが採用され、新色の専用ボディカラーが4色追加されています。
スパーダには、新デザインのLEDアクセサリーランプ内蔵のフロントグリル、エアロフォルム・バンパーがフロントとリアに装備されました。
ステップワゴンと同じく新色の専用ボディカラーが4色追加され、より上質な装備を備える「ステップ ワゴン スパーダ Z・COOL SPIRIT」が新たに設定されています。
4代目ステップワゴンの買取相場は、マイナーチェンジ前までが9万円~27万円、マイナーチェンジ後が18万円~42万円です。
3代目モデルの特徴
3代目ステップワゴンは、2005年5月に発売されました。
「使って、過ごして、走って楽しい“FUN-derful Mover”」をコンセプトに開発された3代目は、低床・低重心プラットフォームを採用することでゆとりのある空間と、セダンのような高い走行性能を実現しています。
低床・低重心プラットフォームは、樹脂製の薄型燃料タンクとH型トーションビーム式リアサスペンション、薄型サイレンサーによる60mmの低床化、40mmの低重心化が特徴です。
コンパクトなパーツを用いて床を低くするだけでなく、運動性能にも配慮することで優れた操舵性と快適な乗り心地を実現しています。
また、床が低くなったことで乗降性もアップしました。2列目の床面地上高は390mmとなり、小さな子どもはもちろん高齢者の方も楽に乗り降りできます。
インテリアは、リビングを思わせるような空間です。乗用ミニバンとして初めて「フローリングフロア」を採用し、車にいながらも自宅にいるような空間を演出しています。
2006年のマイナーチェンジでは、スライドドアを中心とした装備面の変更が行われました。
パワースライドドアは一部のグレードのみに標準装備でしたが、Bタイプを除く全てのタイプに標準装備となっています。
この他の変更点は、Hondaスマートキーシステムと親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラスの採用です。
2007年のマイナーチェンジでは新タイプの「スパーダ」が追加されました。スパーダには専用デザインが採用されるとともに、オプションで2列目キャプテンシートが用意されています。3代目ステップワゴンの買取相場は、9,000円~10万円です。
2代目モデルの特徴
2代目ステップワゴンは、2001年4月に発売されました。「子供を中心とした家族のバンザイ」をコンセプトに、空間設計と走行性能、スタイリングの3つを重視して開発されています。
2代目モデルの大きな特徴は「遊ぶ」「食べる」「寝る」「積む」をかなえる、独創的で多彩なシートアレンジです。
シーンに合わせて2列目シートと3列目シートが対座できる「対座モード」、2列目シートをテーブルにできる「レストランモード」、1列目~3列目までを倒す「フルフラットモード」、2列目シートと3列目シートを収納する「カーゴモード」が楽しめます。
フロントショートノーズ設計と低床・フラットフロアの採用により、先代モデルよりも室内長が70mm、頭上部の室内幅が40mm、室内高が15mm拡大しました。室内空間が広くなったことで、8人乗車してもゆったりと過ごせます。
子どもや高齢者の方の乗降性を考慮し、フロア地上高は従来に比べ20mm低くし、スライドドアのステップ地上高も45mm低い420mmとなりました。アシストグリップを使うことで、よりスムーズに乗り降りできます。
2003年のマイナーチェンジでは、エアロパーツを装着した「スパーダ」が追加され、ステップワゴン・スパーダともに「2.4L DOHC i-VTECエンジン+5AT」モデルも追加されました。
初代モデルの特徴
初代ステップワゴンは、1996年5月に発売されました。「みんなの。たのしい。らくちん。うれしい。」をキーワードに、安心して使える便利で楽しい家族の車を目指して開発されています。
ホンダの「M・M思想(Man-Maximum、Mecha-Minimum)」により、5ナンバー車トップクラスの広さを実現しました。低床フラットフロアを用いることで室内高にも余裕が生まれ、乗車時の圧迫感を軽減させています。
低床フロアを採用したことにより、ワンステップでの乗降が可能です。スライドドア開口高も十分に取られているため、子どもから大人までスムーズに乗り降りできます。
「W」と「G」の回転対座シート装着車は、1列目~3列目までのウォークスルーも可能です。フロア面は凹凸のないフラット設計となっているため、車内の移動も楽に行えます。
1999年のマイナーチェンジでは、走行性能と安全性能の向上が図られました。圧縮比の適正化とノックコントロール技術の採用などにより、最高出力を135PSに向上させながらも燃焼効率を高めています。
安全性能においては全車に衝突安全設計ボディを採用し、EBD付きABSと、フロント3点式ロードリミッター付きプリテンショナーELRシートベルトを標準装備しました。
また、新グレードとしてエアロ仕様の「スピーディー」が追加され、特別仕様車の「デラクシー」を標準グレードとしてラインアップしています。
ステップワゴン のトリビア
ステップワゴンの人気は?
ステップワゴンは広々とした室内と乗り降りのしやすさから、ファミリー層を中心に人気です。現行モデルは方向性を大きく変えたスタイリングに注目が集まり、2024年から登録台数を順調に伸ばしています。
中古車の人気も高く、中でも人気なのが現行モデルで廃止された「わくわくゲート」を搭載した5代目モデルです。また、ステップワゴンのガソリン車はロシアを中心とした海外輸出の需要も増えており、新旧ともに安定した人気を維持しています。
リセールバリューの傾向は?
ステップワゴンはミニバンの中でもリセールバリューが高く、旧型モデルであっても高価買取が期待できます。
現行モデル・旧型モデルともに、残価率の高いグレードはスパーダで、現行モデルはハイブリッド車、旧型モデルはガソリン車の残価率が高くなっています。
ステップワゴンのリセールバリューの目安は当年~2年落ちが約89%、3年落ちが約84%、5年落ちが約75%、7年落ちが約57%、10年落ちが約21%です。
高く評価されるには?
ステップワゴンの買取価格は、一般的な基準となる走行距離や年式に加え、グレードや装備が大きく関係してきます。
グレードの人気は世代を問わずスパーダに傾いているため、ノーマルモデル(現行モデルはAIR)よりもスパーダのほうが高価買取を期待できるでしょう。
装備面では、現行モデルであればマルチビューカメラシステム、5代目はHonda SENSING、両側パワースライドドアが評価ポイントとなります。
3代目モデル以降は、オプション装備となるリアエンターテインメントシステム(現行モデルはリア席モニター)も高く評価されるでしょう。
ステップワゴンの高価買取を目指すならネクステージへ!
ステップワゴンの売却をお考えの方は、高価買取の実績が豊富なネクステージをご利用ください。歴史の長いステップワゴンは世代ごとの特徴があり、旧型モデルにも根強い人気があります。
ネクステージは買取実績が多いことから車種ごとの知識も多く、モデル・グレード・オプション装備の適正な評価が可能です。また、買取後の車を自社店舗でダイレクト販売するため、納得の買取価格を一発でご提示いたします。
6代目モデルの特徴
現行モデルとなる6代目ステップワゴンは、2022年5月に発売されました。ノーマルモデル(AIR)とスパーダの2本立てであることに変わりはありませんが、どちらもエクステリアデザインが一新されています。
特にスパーダの変化は大きく、エアロ仕様のスポーティーモデルという従来のイメージは薄まり、上質感のあるモダンなデザインとなりました。
室内においては「国内ホンダ史上最大の室内空間」を実現し、1列目~3列目までどの席に座ってもゆったりと過ごせます。シートアレンジも先代モデルより豊富になり、2列目はロングスライドだけでなく横スライドも可能となりました。
2列目シートの内寄せスライド量は、運転席側が75mm、助手席側は最大115mmです。2列目を前方にスライドし、さらに内側にスライドさせれば、運転席から2列目に手が届くようになります。
機能面での大きな変化は、5代目ステップワゴンの特徴でもあった「わくわくゲート」が廃止されたことです。6代目には上下開きのバックドアが採用され、スパーダにはメモリー機能付きのパワーテールゲートが装備されます。
スライドドアは先代モデル同様、両側パワースライドドアが全グレード標準装備です。6代目ステップワゴンには静電タッチセンサー式が世界で初めて採用されたため、ハンドル操作に加え指先で触れることでもドアを開閉できます。
パワートレインは、先代モデルと同じくガソリン車とハイブリッド車(e:HEV)の2種類です。
先代モデルのハイブリッド車はスパーダのみの設定でしたが、6代目は全グレードにハイブリッド車が設定されています。グレードによるパワートレインの縛りがなくなったことは、大きな変化といえるでしょう。
6代目ステップワゴンの買取相場は、183万円~261万円です。
5代目モデルの特徴
5代目ステップワゴンは、2015年4月に発売されました。「Modern Fanctional Beauty」をコンセプトとし、躍動感と未来感のあるデザインとミニバンらしい機能性を追求しています。
グレード構成は先代モデルと同じ「ステップワゴン」と「ステップワゴン スパーダ」の2タイプとなりますが、エアロパーツを装着するスパーダのみ3ナンバーに変わりました。
ステップワゴンのボディサイズは全長4,690mm×全幅1,695mm×全高1,840mm~1,855mm、スパーダのボディサイズは全長4,735mm×全幅1,695mm×全高1,840mm~1,855mmです。
ボディサイズに違いはあるものの、タイプによる室内サイズの差はありません。5代目は同クラスのミニバントップクラスの広さを誇るため、どちらのタイプを選んでもゆったり過ごせます。
5代目の大きな特徴は、横開き式のサブドアを備えた「わくわくゲート」です。わくわくゲートは一般的な「上下開き」に加え、リアゲート左側をフロントドアのように横へも開けます。
2017年のマイナーチェンジでは、スパーダにのみハイブリッド車が設定されるとともに、エクステリアデザインの刷新が行われました。
また、フルモデルチェンジ時はオプション装備だった「Honda SENSING」が全グレード標準装備となり、ステップワゴン・スパーダともに安全性性能を向上させています。
2020年にはハイブリッドシステムの名称が「SPORT HYBRID i-MMD」から「e:HEV」に変わり、スパーダには「わくわくゲート」非装着車が設定されました。
5代目ステップワゴンの買取相場は、マイナーチェンジ前までが83万円~159万円、マイナーチェンジ後が113万円~230万円です。
4代目モデルの特徴
4代目ステップワゴンは、2009年10月に発売されました。『「みんなの楽」=”皆楽”』をキーワードに、5ナンバー車とは思えない広い室内と機能性を兼ね備える家族使いのための車へと進化しています。
クラス最大級の広さに寄与するのは、低床プラットフォームを生かしたスクエアボディです。ボディを四角くすることで室内高が45mm拡大し、頭上に余裕が生まれました。
また、全長を50mm拡大することで室内長も3,095mmにまで広がり、1列目と2列目のタンデムディスタンスも拡大しています。
ガラス面積を増やしたことによる、視界の広さも4代目モデルの特徴です。サイドウインドーは上下に、リアクォーターウインドーは後方にそれぞれ拡大され、運転のしやすさだけでなく車内に開放感も生まれています。
現行モデルにも採用されている3列目シートの床下格納機構は、3代目モデルから採用されました。また、荷室開口部も高さと幅を広げたスクエア形状に変わり、積載性と使い勝手の両方を向上させています。
2012年のマイナーチェンジでは、ステップワゴンとスパーダのFF車に新開発のCTVとアイドリングストップ機能が搭載されました。4WD車へは、2017年の一部改良で追加されています。
2012年のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインの変更も行われました。ステップワゴンには新デザインのフロントグリルとフロントバンパー、LEDリアコンビネーションランプが採用され、新色の専用ボディカラーが4色追加されています。
スパーダには、新デザインのLEDアクセサリーランプ内蔵のフロントグリル、エアロフォルム・バンパーがフロントとリアに装備されました。
ステップワゴンと同じく新色の専用ボディカラーが4色追加され、より上質な装備を備える「ステップ ワゴン スパーダ Z・COOL SPIRIT」が新たに設定されています。
4代目ステップワゴンの買取相場は、マイナーチェンジ前までが9万円~27万円、マイナーチェンジ後が18万円~42万円です。
3代目モデルの特徴
3代目ステップワゴンは、2005年5月に発売されました。
「使って、過ごして、走って楽しい“FUN-derful Mover”」をコンセプトに開発された3代目は、低床・低重心プラットフォームを採用することでゆとりのある空間と、セダンのような高い走行性能を実現しています。
低床・低重心プラットフォームは、樹脂製の薄型燃料タンクとH型トーションビーム式リアサスペンション、薄型サイレンサーによる60mmの低床化、40mmの低重心化が特徴です。
コンパクトなパーツを用いて床を低くするだけでなく、運動性能にも配慮することで優れた操舵性と快適な乗り心地を実現しています。
また、床が低くなったことで乗降性もアップしました。2列目の床面地上高は390mmとなり、小さな子どもはもちろん高齢者の方も楽に乗り降りできます。
インテリアは、リビングを思わせるような空間です。乗用ミニバンとして初めて「フローリングフロア」を採用し、車にいながらも自宅にいるような空間を演出しています。
2006年のマイナーチェンジでは、スライドドアを中心とした装備面の変更が行われました。
パワースライドドアは一部のグレードのみに標準装備でしたが、Bタイプを除く全てのタイプに標準装備となっています。
この他の変更点は、Hondaスマートキーシステムと親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラスの採用です。
2007年のマイナーチェンジでは新タイプの「スパーダ」が追加されました。スパーダには専用デザインが採用されるとともに、オプションで2列目キャプテンシートが用意されています。3代目ステップワゴンの買取相場は、9,000円~10万円です。
2代目モデルの特徴
2代目ステップワゴンは、2001年4月に発売されました。「子供を中心とした家族のバンザイ」をコンセプトに、空間設計と走行性能、スタイリングの3つを重視して開発されています。
2代目モデルの大きな特徴は「遊ぶ」「食べる」「寝る」「積む」をかなえる、独創的で多彩なシートアレンジです。
シーンに合わせて2列目シートと3列目シートが対座できる「対座モード」、2列目シートをテーブルにできる「レストランモード」、1列目~3列目までを倒す「フルフラットモード」、2列目シートと3列目シートを収納する「カーゴモード」が楽しめます。
フロントショートノーズ設計と低床・フラットフロアの採用により、先代モデルよりも室内長が70mm、頭上部の室内幅が40mm、室内高が15mm拡大しました。室内空間が広くなったことで、8人乗車してもゆったりと過ごせます。
子どもや高齢者の方の乗降性を考慮し、フロア地上高は従来に比べ20mm低くし、スライドドアのステップ地上高も45mm低い420mmとなりました。アシストグリップを使うことで、よりスムーズに乗り降りできます。
2003年のマイナーチェンジでは、エアロパーツを装着した「スパーダ」が追加され、ステップワゴン・スパーダともに「2.4L DOHC i-VTECエンジン+5AT」モデルも追加されました。
初代モデルの特徴
初代ステップワゴンは、1996年5月に発売されました。「みんなの。たのしい。らくちん。うれしい。」をキーワードに、安心して使える便利で楽しい家族の車を目指して開発されています。
ホンダの「M・M思想(Man-Maximum、Mecha-Minimum)」により、5ナンバー車トップクラスの広さを実現しました。低床フラットフロアを用いることで室内高にも余裕が生まれ、乗車時の圧迫感を軽減させています。
低床フロアを採用したことにより、ワンステップでの乗降が可能です。スライドドア開口高も十分に取られているため、子どもから大人までスムーズに乗り降りできます。
「W」と「G」の回転対座シート装着車は、1列目~3列目までのウォークスルーも可能です。フロア面は凹凸のないフラット設計となっているため、車内の移動も楽に行えます。
1999年のマイナーチェンジでは、走行性能と安全性能の向上が図られました。圧縮比の適正化とノックコントロール技術の採用などにより、最高出力を135PSに向上させながらも燃焼効率を高めています。
安全性能においては全車に衝突安全設計ボディを採用し、EBD付きABSと、フロント3点式ロードリミッター付きプリテンショナーELRシートベルトを標準装備しました。
また、新グレードとしてエアロ仕様の「スピーディー」が追加され、特別仕様車の「デラクシー」を標準グレードとしてラインアップしています。
ステップワゴンの概要
ステップワゴンは、1996年にデビューした5ナンバーサイズのミニバンです。デビュー当時から家族での使い勝手を追求し、広い室内と豊富なシートアレンジ、乗り降りのしやすさを実現しています。
3代目モデルで人気グレードの「スパーダ」が追加され、5代目モデルでハイブリッド車が追加されました。2020年にはホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」が採用され、燃費性能も向上しています。
現行モデルは2022年にデビューした6代目です。エクステリアを一新し、ファミリーユースにマッチするモダンなデザインとなりました。
ステップワゴンの魅力
ステップワゴンの魅力は、家族で使うことを最優先に考えられた機能性の高さです。初代モデルから一貫して採用されている低床設計は、室内の広さにつながるだけでなく乗降性と積載性にも寄与しています。
現行モデルのステップ地上高は390mmと低く、子どもや高齢者もスムーズに乗り降りが可能です。また、段差のないワンステップフロアのため少ないアクションで乗り込めます。
積載性については歴代モデルでさまざまな工夫がされており、3列目シートの床下格納や、横開きのサイドドアが付いた「わくわくゲート」は使い勝手を格段に上げる機能です(わくわくゲートは5代目のみ)。
シートアレンジも豊富で、過去には2列目シートを回転させて対座にできる機能もありました。現行モデルは2列目シート縦スライドに加え横スライドもできるようになり、アレンジの自由度を上げています。
ステップワゴンのデザイン
現行モデルのエクステリアは、ミニバンの王道デザインともいえる押し出し感やギラつきを一切感じさせない、フラットでクリーンな印象です。
エクステリアはグレード別に異なるデザインが採用されており、AIRにはシンプルで親しみやすいデザイン、スパーダには力強さと品格を兼ね備えたデザインが採用されています。
AIRのデザインは、安心さと自由さを体現した優しい顔つきが特徴です。細長いメッキモールを施すことで、上質感も演出しています。
スパーダのデザインは、ワイドで重厚なフロントグリルが特徴です。ボディ下部をメッキモールで囲うことで、車を低く伸びやかに見せています。
インテリアデザインもエクステリア同様、グレード別の設定です。AIRはファブリックを用いた温かみのあるデザイン、スパーダは黒を基調としたスタイリッシュなデザインが採用されています。
ステップワゴンのスペック
5代目ステップワゴンはスパーダのみ3ナンバー車でしたが、ボディの拡大により6代目は全グレードが3ナンバー車となりました。
全幅はモデル内で統一されていますが、全長と全高はグレード・駆動方式で変わります。
例えば、AIRのガソリン車はFFが全長4,800mm×全幅1,750mm×全高1,840mm、4WDは全長4,800mm×全幅1,750mm×全高1,855mmです。スパーダは全長が4,830mmに変わり、AIRよりも少しだけ大きくなります。
サイズ感で見ると、最もコンパクトなのがAIRのFFのガソリン車、最も大きいのがスパーダの4WDです。
室内サイズはパワートレインで変わります。ガソリン車の室内サイズは室内長2,845mm×室内幅1,514mm×室内高1,410mm、ハイブリッド車の室内サイズは室内長2,845mm×室内幅1,514mm×室内高1,425mmです。
ライバル車である「トヨタ ノア」と「トヨタ ヴォクシー」も、モデルチェンジにより全モデル3ナンバー車となりましたが、全長は4,700mm以内に収まっています。また、全幅と最小回転半径もステップワゴンのほうが大きいため、取り回しの面ではライバル車に少しだけ劣るでしょう。
・ボディサイズ:全長4,800mm~4,830mm×全幅1,750mm×全高1,840mm~1,855mm
・室内サイズ:室内長2,845mm×室内幅1,514mm×室内高1,410mm~1,425mm
・最低地上高:145mm~150mm
・ホイールベース:2,890mm
・最小回転半径:5.4m~5.7m
・車両重量:1,710kg~1,840kg
ステップワゴンのグレード
ステップワゴンのグレードは「AIR」「スパーダ」「スパーダ プレミアムライン」の3つで構成されています。グレード間で異なるのは、デザインと装備です。
「AIR」はシンプルなデザインと、標準的な装備が採用されています。Honda SENSINGやHonda CONNECTといった先進技術は標準装備されていますが、ヒートシーターやトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンはオプションでも装備できません。
「スパーダ」はスタイリッシュなデザインと、充実した装備が備えられています。AIRと大きく変わるのは、安全性能と快適性能です。
安全性能ではブラインドスポットインフォメーションとLEDアクティブコーナリングライト、快適装備では運転席・助手席シートヒーター、2列目シートのオットマンが標準装備されます。
「スパーダ プレミアムライン」は、スパーダをベースとした上級グレードです。7人乗り専用車となるため2列目はキャプテンシート一択となりますが、2列目シートにもシートヒーターが標準装備されます。
【ガソリン車】
・AIR(FF/7人乗り)
・AIR(FF/8人乗り)
・AIR(4WD/7人乗り)
・AIR(4WD/8人乗り)
・SPADA(FF/7人乗り)
・SPADA(FF/8人乗り)
・SPADA(4WD/7人乗り)
・SPADA(4WD/8人乗り)
・SPADA PREMIUM LINE(FF/7人乗り)
・SPADA PREMIUM LINE(4WD/7人乗り)
【ハイブリッド車】
・e:HEV AIR(FF/7人乗り)
・e:HEV AIR(FF/8人乗り)
・e:HEV SPADA(FF/7人乗り)
・e:HEV SPADA(FF/8人乗り)
・SPADA PREMIUM LINE(FF/7人乗り)
ステップワゴンのエンジン
ガソリン車の搭載エンジンは、1.5L VTECターボエンジンです。
パワーユニットは先代モデルと変わりませんが、エキゾーストポートやタービンなどに改良が行われています。これによりターボチャージャーの応答性が向上し、より爽快な走りを楽しめるようになりました。
4WDモデルにはリアルタイム4WDシステムが採用され、雪道や悪天候時も安定した走行を実現します。
ハイブリッド車のパワーユニットは、2L DOHCエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせた「e:HEV」です。
フルモデルチェンジにあたり熱効率の見直しが行われ、低速から高速までの力強く滑らかな加速と、効率の良いクルーズ走行を実現しています。
ステップワゴンの燃費性能
ステップワゴンの燃費性能は、ガソリン車とハイブリッド車で異なります。
ガソリン車のWLTCモード燃費は、FFが13.2km/L~13.9kmL、4WDが13.1km/L~13.3km/Lです。先代の最終モデルのWLTCモード燃費はFFが13.6km/L、4WDが13.0km/Lだったため、わずかではあるものの燃費性能が向上しています。
ハイブリッド車のWLTCモード燃費は、19.5km/L~20.0km/Lです。先代の最終モデルのWLTCモード燃費は20.0km/Lのため変化がないように感じますが、AIRにおいては市街地モードと郊外モードの燃費性能は先代よりも向上しています。
ライバル車の「トヨタ ノア」「トヨタ ヴォクシー」「日産 セレナ」と比較した場合、優位に立てるのは日産セレナのみです。
ステップワゴンのボディカラー展開
ステップワゴンは、グレードごとに異なるボディカラーを設定しています。カラー数の違いはなく、それぞれ5色から選択可能です。
AIRには「フィヨルドミスト・パール」「プラチナホワイト・パール」「スーパープラチナグレー・メタリック」「クリスタルブラック・パール」「シーグラスブルー・パール」が用意されています。
このうち「フィヨルドミスト・パール」「プラチナホワイト・パール」「スーパープラチナグレー・メタリック」が有償カラーとなり、オプション費用として3万8,500円(税込み)が必要です。
スパーダとスパーダプレミアムラインには「トワイライトミストブラック・パール」「プラチナホワイト・パール」「スーパープラチナグレー・メタリック」「クリスタルブラック・パール」「ミッドナイトブルービーム・メタリック」が用意されています。
このうち「トワイライトミストブラック・パール」「プラチナホワイト・パール」「スーパープラチナグレー・メタリック」が有償カラーとなり、オプション費用として3万8,500円(税込み)が必要です。