ポルシェで生まれたカレラGT!名作と呼ばれるのには訳がある

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ポルシェで生まれたカレラGT!名作と呼ばれるのには訳がある

ポルシェで生まれたカレラGT!名作と呼ばれるのには訳がある

ポルシェという名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?ポルシェは世界的に有名な自動車メーカーで、数多くの車を世に送り出して人々の心を掴んで離しません。そんなポルシェで生まれたカレラGTも、ポルシェ史の中で名作と呼ばれる車のひとつです。今回はカレラGTについて詳しく紹介するとともに、ポルシェでの最高峰と名高い911シリーズについても解説しましょう。

 

※目次※

1.カレラGTの生みの親!ポルシェの歴史を知ろう

2.エンジンやサブフレームは?ポルシェカレラGTを徹底解剖!

3.ポルシェの最高峰911のシリーズを紹介

4.中古市場におけるポルシェカレラGTの価格は?

5.まとめ

 

■POINT

 

・ポルシェは一人の天才技術者が大きく関わっている

・ポルシェカレラGTはパワーとエンジン音に魅了される

・ポルシェ911シリーズは進化を続けている

 

 

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カレラGTの生みの親!ポルシェの歴史を知ろう

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ポルシェは、スポーツカーの製造販売を行い、常に第一線で活躍し続けているメーカーです。有名な歌の歌詞にも「真っ赤なポルシェ」として登場するほど、人々の憧れの存在であり続けています。ここではカレラGTをはじめ、多くの名車を生み出したポルシェについてのこれまでの歩みを探っていきましょう。

 

ポルシェの始まり

ポルシェの始まりは、フェルディナント・ポルシェという一人の天才的な自動車設計者に大きく関わっています。

 

彼は幼い頃より電気や機械工学に関する才能や情熱を持ち、電気機器会社で才能を発揮していました。若いうちから数々の功績を残した彼は、自動車の設計とコンサルタントを行う事務所を設立します。彼は第二次世界大戦中に、大衆車を完成させました。これがポルシェの代表作としても有名なフォルクスワーゲン・タイプ1です。

 

のちにフェルディナント・ポルシェの長男であるフェリーによって、自動車の製造や販売も開始されるようになりました。

 

自動車の製造や販売を手掛けるようになったポルシェは、1960年代にポルシェ911を市場に参入させました。これが多くのスポーツカーファンが憧れるポルシェ911の始まりです。ポルシェは同族経営が行われていましたが、そこから経営を一掃しています。経営から手をひいたものの、大株主であることに変わりはありませんでした。

 

現在のポルシェ

同族経営から脱したポルシェはその後も活躍を続けます。モーターススポーツの活動にも積極的に参戦し、ル・マン24時間耐久レースでの制覇を機に、さらに確固たる地位を築き上げていきました。

 

その後資金繰りに行き詰ったポルシェですが、ロードスターである「ボクスター」を大ヒットさせます。低価格のスポーツカーが市場に受け入れられ、業績にも大きく影響しました。

 

2005年にはポルシェで初となるsuv「カイエン」が発表され、同年にフォルクスワーゲンの株式を大量に取得し、フォルクスワーゲンを傘下に収めます。しかしその後は再度資金繰りに苦戦したポルシェの株を、逆にフォルクスワーゲンが大量に取得し買収されることとなりました。

 

現在もその状況は変わっておらず、フォルクスワーゲンの傘下としてポルシェは車を製造し続けています。

 

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エンジンやサブフレームは?ポルシェカレラGTを徹底解剖!

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ポルシェの歴史について触れてきましたが、ここからはポルシェの名車のひとつであるポルシェカレラGTについて詳しくご紹介していきましょう。着脱式ルーフが搭載され、洗礼されたボディラインを持つポルシェカレラGTの持つスペックや特徴には、どんな秘密が隠されているのでしょうか。

 

2003年満を持して登場!ポルシェカレラGTタイプ980

ポルシェのカレラGTは、ポルシェのスポーツカーの中でも多く製造販売された車のひとつです。1999年のパリでスタディモデルが公開されました。

 

それから4年の歳月が経った2003年、生産型のカレラGTが登場します。同じショーではその他の車種もデビューしていますが、カレラGTはひと際華やかで、その持ち味のスペックで世界をあっと驚愕させるほどの鮮烈な印象だったようです。

 

デザインにはポルシェの標準的な車両のスタイリッシュさと伝説となっているレーシングカーである917の特徴も組み込まれ、良いところを上手く掛け合わせたものになっています。カレラGTは既に製造が終了しており、2003年から2006年の製造での販売台数は世界で1270台でした。

 

ポルシェカレラGTのサブフレームは?

ポルシェカレラGTに使用されているサブフレームは、カーボンファイバー製です。当時スーパースポーツの世界で当たり前となっていたのは、ボディ骨格と外板パネルにカーボンファイバーを使用することでした。しかしポルシェカレラGTに関しては、エンジン周りのリアのサブフレームにも、カーボンファイバーが採用されています。

 

この構造でのカーボンガイバー製のサブフレームが使用されているのは、ポルシェのカレラGTと918スパイダーの2車種のみとなっています。

 

その他にも量産車では初となる、カーボンファイバー製のモノコックタブとリアのサブフレームを組み合わせて作られているシャシーにも注目です。このシャシーは、ル・マンのレース用に開発されたものだと言われています。シャシーはポルシェでは初のバスタブ形状になっており、そこにサブフレームが結合され、その内部にエンジンが収められています。

 

ポルシェカレラGTのエンジンは?

では、特徴的なサブフレームに収められているエンジンはどのようなものが採用されているのでしょうか。

 

エンジンにはもともとレース用として開発していたV10エンジンが搭載されています。レース用とは違い公道を走るための車として配慮した点は、5.5リッターのエンジンを5.7リッターに変更したことです。エンジン単体での軽量化も行われて200kg以下を実現しています。

 

エンジンはコクピットの後部にミッドシップ搭載されており、自然吸気V型10気筒DOHCのボア×ストロークが98mm×76mmという、ストロークが短いショートストローク型です。エンジンに68度のバンク角が与えられているのは、エンジンの補器類やその他の部分を考慮してのことだと推測されています。高機能なドライサンプを採用した潤滑方式です。

 

エンジンのパワースペックは、最高出力612ps、最大トルクは590Nmです。エンジン音は、F1を思わせるような甲高く心地の良い、いつまでも耳に残るサウンドを奏でてくれます。

 

ポルシェカレラGTには保守的な部分も組み込まれている!

続いて気になるポルシェカレラGTについての機能的な面をご紹介していきましょう。トランスミッションに使用されているのは6速マニュアルのギアボックスのため、クラッチの操作が必要となります。クラッチは165mmという超小径で、カーボンセラミック製です。クラッチ操作には少しコツがいるため、運転が難しいと感じるひともいるかもしれません。

 

最高速度は330km/hと公称されており、走り出してしまえば安定性のあるドライビングを楽しめます。サスペンションのしなやかな動きによりショックが吸収されるため、街中での走りも快適です。

 

また高速時にもダウンフォースのおかげで安定性があり、ハンドル操作に対して軽量の車体のしっかりと反応してくれます。レーシングカーを思わせるように、確実にラインのトレースをしてくれるでしょう。

 

ブレーキにはカーボンセラミック製の強力な制御能力を持つ技術が採用されており、安全面にも考慮されています。ハンドリングもアンダーステアよりにセッティングされ、公道での走りをサポートしてくれるでしょう。

 

ポルシェカレラGTの内装も気になる!

ポルシェカレラGTのインテリアについてもチェックしていきましょう。ポルシェのカレラGTは、ラグジュアリーな高級車とレーシーな要素を取り入れた、レーシングカーの内装を絶妙なバランスで融合させた車です。

 

シートにはホールド感のあるレザーシートが採用され、左右のシートの間には大きなセンターコンソールを装備しています。シフトレバーがかなり高い位置にあるのが特徴です。

 

有名人も所有していた!?

ポルシェのカレラGTにはファンも多く、所有している有名人も多いようです。世界でも有名な野球選手であるイチロー選手も、カレラGTを所有していると言われています。ポルシャカレラGTに魅了されている方は、きっと世界中にたくさんいることでしょう。

 

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ポルシェの最高峰911のシリーズを紹介

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ポルシェには他にも代表的な車が揃っています。ここでは、ポルシェの中でも最高峰と名高い911シリーズをいくつかピックアップして紹介していきましょう。911シリーズは現行販売もされており、ポルシェ好きなら乗ってみたいと素直に思わせてくれる車です。

 

心躍る!ポルシェ911カレラGTS

ポルシェ911カレラGTSは、2017年に発売されました。最高時速は310kg/hで、3リッターのフラット6ターボにターボチャージャーの装備を加えたことで、最高出力は450psを発生できます。7速のマニュアルギアボックスなので、シフトクオリティもより高みへと進化していると言えるでしょう。採用されているのは4WD車用に開発されたリアに膨らみが持たせられているワイドタイプのボディで、車高も低めにして運動性が高められています。

 

その他にもスポーツエグゾーストシステムにより、車内でのモータースポーツのようなサウンドの体験をすることが可能です。また、内装のいたるところに人口皮革として知られているアルカンターラを採用しています。アルカンターラは本革と近い質感で、耐久性や蒸れにくさに関しても優れていると言われている素材です。

 

その走りはしなやかで、路面にピタッと吸い付くような感覚を持ち、コーナリング時も正確性のあるドライビングを楽しむことができます。

 

魅力たっぷり!ポルシェ911GT2

ポルシェ911GT2は、ハイスペックな仕様を持ち合わせている魅力的な車です。最高時速は329km/hで、先ほど紹介したポルシェカレラGTにあと1km/hと迫る勢いになっています。

 

標準装備しているのは、コーナリングで効果が発揮されリアがドリフトするのを最小限に抑えてくれる、通称PMSと呼ばれるポルシェ・スタビリティ・マネジメントシステムです。

 

ポルシェ911GTSの馬力は強力で530psをたたき出し、トルクは680Nmとなっています。低回転域での実用性も兼ね備えているのがすごいところです。それが実現できるのは、リアシートを取り除くなどして車体の軽量化が図られているからで、この軽さこそが運動性を高めている要因でしょう。街乗りでも運動性能が感じられるモデルとなっています。

 

ポルシェ911GT2にはポルシェ911GT2 RSもあり、サーキット主体のモデルになっています。最高時速340km/h、最高トルク700psの馬力には、みな驚かされるでしょう。

 

高性能モデル!ポルシェ911GT3

1999年にポルシェ911のシリーズに加わったのが、ポルシェ911GT3です。ポルシェカレラGTのスタディモデルが発表された年と同じになっています。911カレラRSのモデルを受け継いだもので、公道仕様のスポーツカーとして世界中から注目されました。搭載されたエンジンは水冷3.6リッター水平対向6気筒エンジンで、最高出力は360psです。

 

GT3はその後、911GT3 Rや911GT3 RSRなどが開発され、GTレースなどでも活躍しています。911GT3シリーズはさらに2003年、2006年、2009年、2013年とエンジンを強化しながら進化を続けることとなり、最新のシリーズは2017年にデビューしています。エンジンの排気量は4.0リッターに拡大し、最高出力は500psに及ぶほどの進化をとげることとなりました。初代から考えてもそのスペックは強化されています。

 

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中古市場におけるポルシェカレラGTの価格は?

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続いては中古市場でポルシェカレラGTや911シリーズがどのくらいの価格で取引されているのかをご紹介していきましょう。ポルシェカレラGTは、既に製造終了から10年以上の歳月が経ちクラシックカーの仲間入りを果たしている車です。人気も上昇しているため、相場が気になるところではないでしょうか。

 

ポルシェカレラGTの中古市場での値段はどのくらい?

ポルシェカレラGTは、中古市場でもなかなか出回ることがない希少なモデルです。発売当時は約5,000万円の値が付いていましたが、現在はその価格よりも高騰しています。2019年に開催されたBHオークションでは、2004年製ポルシェカレラGTと2006製のポルシェカレラGTの2台が出品されました。

 

当時どちらも落札されており、走行距離の短い2004年製造のものが8,000万円~1億円の落札予想価格とされていたようです。一方、2006年製造の白いポルシェカレラGTの予想落札価格は、5,800万円~7,800万円でした。

 

ポルシェ911の中古市場での価格はどのくらい?

ポルシェ911シリーズはポルシェカレラGTよりも中古市場での取り扱いが多くなっています。年式が新しいものが比較的に高値で取引される傾向にあります。2年以内のものだと、1,750万円~2,290万円が中心の価格帯です。年式が古くなるにつれて中心価格帯も減少する傾向にあります。

 

またカラー別にみると、やはり人気色のホワイトカラーやレッド、ブラックなどの値段が高いようです。人気カラーのポルシェ911は出回っている台数も多いので、お気に入りの1台が見つかるかもしれません。

 

ポルシェカレラGTSはおよそ1,350万円~2,290万円での取引がされています。走行距離や年式、搭載されているオプションなどでも価格は変化しているようです。中には1,100万円までで変えるものもありますので、定期的にチェックしてみるのも良いでしょう。

 

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まとめ

ポルシェで生まれたカレラGT!名作と呼ばれるのには訳がある

ポルシェのカレラGTや911シリーズにもスポットをあててご紹介してきました。もともと製造台数が多くないポルシェカレラGTの中古市場での価格は、非常に高くなっています。911シリーズや大ヒットをとげたカイエンなどは、市場でも多く見かけますので購入の際には検討してみてください。品ぞろえの豊富さや品質管理も徹底しているネクステージにはポルシェの取り扱いもあるため、相談してみてはいかがでしょうか。

 

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