マセラティとは？意外と知らない歴史や人気車種の魅力・中古車相場を紹介
マセラティというメーカーをご存じでしょうか。よく知らないという方も多いかもしれませんが、イタリアの有名メーカーであり、SUVやセダンと幅広く車を製造しています。また、高級車も作っており、非常に魅力的な車種を展開していることも特徴です。
この記事では、マセラティの意外と知らない歴史から人気の車種まで、詳細な情報をご紹介します。中古車相場も合わせて解説しますので、これから輸入車を検討する方はぜひ参考にしてください。
※目次※
・マセラティは100以上の歴史あるイタリア自動車メーカー
・マセラティの作る車にはセダン・スポーツカー・SUVの魅力ある高級車がラインアップ
・中古車を選ぶならエンジンの調子など品質をきちんと確認しよう。品質や保証など信頼できる中古車販売店はネクステージがおすすめ
マセラティはどこの国の自動車メーカーなの？
マセラティがどこの国のメーカーなのか知らない方も多いのではないでしょうか。実は歴史ある自動車メーカーであり、その名前の由来にもきちんと意味があります。
マセラティで展開される車の特徴も踏まえて、まずはメーカーの情報を見ていきましょう。
100年以上の伝統を持つイタリア自動車メーカー
マセラティは、100年以上の伝統をもつ自動車メーカーです。創業は1914年、イタリアの工業都市であるボローニャ地区で始まりました。現在もイタリアで自動車を作り続け、高級車として名高い自動車メーカーです。
フィアット・クライスラー・オートモービルズの傘下でスポーツカー部門を担っており、アルファロメオと共に名だたるスポーツカーを排出し、大会でも多くの成績を残していきました。そして、現在ではイタリアのスポーツカーだけでなく、高級車ブランドとしても地位を確立しています。
また、近年は人気の高まるSUVにおいてはクロスオーバーSUVを手がけ、インテリア・エクステリアのラグジュアリー性を高めたサルーンなども展開中です。
ブランド名「マセラティ」の由来
マセラティの社名は、創業者たちの名前に由来しています。創業者の名前はアルフィエーリ・マセラティ、エットレ・マセラティと、エルネスト・マセラティの3名です。彼らは兄弟で、彼ら自身が車のメカニックでもありました。
その3人は、自身で作り上げた車をモータースポーツに出場させ、1926年の大会を皮切りにいくつもの大会で優勝しています。その結果、マセラティの名前は瞬く間に広まることとなりました。
その後、1932年にアルフィエーリ・マセラティが他界しますが、弟であるビンド・マセラティが加わり、さらに会社は大きくなっていきます。マセラティは兄弟4人で始まり成長していきました。
成長を遂げる中で、多くの人々を魅了してきた車が「ギブリ」「クアトロポルテ」「レヴァンテ」です。これらは2022年モデルでは新たなブランドエンブレムを採用しました。白とマセラティブルーを基調にし、これまでのものから刷新したデザインのエンブレムになっています。
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マセラティ車の特徴
マセラティがつくる車には、統一性のある特徴が存在していたことをご存じでしょうか。それは、いずれの車にも「風の名前」がつけられていたことです。それを表すように、車の形状も見事な流線型のデザインになっています。
また、創業の地にあるネプチューンの像が持つ「トライデント」をモチーフにしたエンブレムを背負っている点も大きな特徴です。さらに、走行性能についても大きな特徴を持ちます。スポーツカー並みのスペック、特にエンジンは革新的な性能です。
さらに内装面でもこだわっています。一部のモデルを除いて、ダッシュボード中央部に搭載するアナログ時計が個性的です。レトロな雰囲気を出しながらも、ラグジュアリー感を持つ装備となります。
1980年代から1990年代のモデルには、ラ・サール社製のアナログ時計を装着していたことからも、このアナログ時計にこだわりを持っていることが分かるでしょう。
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マセラティの歴代人気スーパーカーモデルと現役モデル
マセラティは、過去に名だたる名車をいくつも生んできました。そして、その開発段階があったからこそ、現行の優れた性能をもつ車が名を連ねています。現在の人気モデルを知るには、まず過去からの人気モデルの数々を知っておきましょう。
ここからは、過去の名車と現在の人気モデルを一覧でご紹介します。
過去の人気モデル一覧
過去の人気モデルとして代表的な車種が「3200GT」「スパイダー」「ボーラ」「メラク」です。多くの人々から愛されてきたこれらの車種と販売時期は、以下の表を参考にしてください。
|
車種名 |
販売期間 |
|
3200GT |
1998年11月~2002年4月 |
|
スパイダー |
2001年10月~2008年12月 |
|
ボーラ |
1971年~1978年 |
|
メラク |
1972年~1982年 |
現在では手に入らないモデルですが、当時は大人気を博しており特徴的な車と言われています。3200GTの場合は、3.2Lツインターボエンジン搭載のブーメランテールランプ装備車です。また、スパイダーは、4.2LV8エンジン・2ペダル式6段電子制御マニュアルトランスミッション搭載の、2シーターオープンカーとなります。
ボーラは、マセラティ初のミッドシップ方式採用2ドア2シータークーペです。メラクについては、V6エンジン搭載・4シーターノッチバックスポーツカーが大きな特徴になります。
現役モデルのラインアップ一覧
続いて、現在発売されているモデルの種類と、発売開始時期を一覧にしてご紹介します。
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車種名 |
販売開始年 |
|
ギブリ |
2013年~ |
|
レヴァンテ |
2016年~ |
|
クアトロポルテ |
2013年~ |
|
MC20 |
2020年~ |
一部のモデルではハイブリッドモデルを登場させるなど、今後もますます期待される車種になるでしょう。また、マセラティを代表する車の中にグランカブリオやグラントゥーリズモがありましたが、これらの生産は現在終了しています。
しかし、新型のEVモデルの発表もされており、2022年に展開されるとの情報です。マセラティのフラッグシップでもあったグラントゥーリズモを忘れられない方にとっては、期待が膨らむことでしょう。
マセラティのおすすめ人気モデルの中古車価格をチェック
ここでは、おすすめのモデルの中古車価格をご紹介します。高級車がそろうマセラティは、新車となると価格が非常に高額です。
購入を考えている方は、生産終了モデルも含め中古車を検討しても良いでしょう。価格相場やそれぞれの特徴・スペックなどを踏まえてご紹介します。
ギブリ
2013年に販売開始されたギブリは、4ドアセダンタイプの3.0L V型6気筒ガソリン・ディーゼルエンジンの2種類を展開する車です。ボディサイズは全長4,971mm×全幅1,945mm×全高1,461mm、車両重量は1,950kgで、燃費は6.8km/L~7.6km/Lの性能を持ちます。乗車定員は5人です。
ギブリには「GT Hybrid」「Modena」「Modena S」「Modena S Q4」「Trofeo」の5種類のモデルが展開されており、流線型を描くボディ形状が特徴の車となります。
新車価格は1,035万円から、中古車相場では385.9万円~1,457万円の価格帯です。
（2022年1月時点での情報です）
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クアトロポルテ
現行のクアトロポルテは2013年から販売されています。クアトロポルテは4ドアという意味であり、乗車定員は5人です。
展開されるモデルには「GT」「Modena」「Modena Q4」「Trofeo」の4種類があり、最大モデルの「Trofeo」では3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載します。
ボディサイズは全長5,262mm×全幅1,948mm×全高1,481mm、車両重量は2,000kg、燃費は8.5km/L~10.2km/Lです。新車価格は1,357万円から、中古車相場は465.9万円~1,799.9万円になります。
（2022年1月時点での情報です）
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グランカブリオ
グランカブリオは、グラントゥーリズモをもとに作られたオープンカーであり、現在は新規生産が終了したモデルです。モデルは「MC」「Sport」の2種類で、4.7LV型8気筒エンジンを搭載するクーペタイプの車となります。
マセラティ初の4人乗りオープンカーであり、上位グラントゥーリズモと同型のエンジン搭載などの点で多くの人々に愛されていました。
ボディサイズは全長4,910mm×全幅1,915mm×全高1,380mm、車両重量は1,950kg、燃費は6.9km/Lになります。新車価格は2,037万円から、中古車相場は1,209.9万円です。
（2022年1月時点での情報です）
グラントゥーリズモ
2007年に販売開始された車で、こちらも現在は生産が終了しています。しかし根強い人気を誇っており、中古車市場では多くのモデルが出回っています。展開されているモデルはグランカブリオと同じく「MC」「Sport」」の2種類で、4.2Lと4.8LのV型8気筒エンジン搭載の2つです。
ボディサイズは全長4,910mm×全幅1,915mm×全高1,380mm、車両重量は1,950kg、燃費は4.7km/L~6.5km/Lの性能になります。新車価格は1,925万円から、中古車相場は827.9万円~1389.9万円です。
（2022年1月時点での情報です）
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レヴァンテ
レヴァンテは、2016年から販売開始されたマセラティ初のSUV車になります。展開されるモデルは「GT Hybrid」「Modena」「Modena S」「Trofeo」の4種類であり、スポーティでSUVらしい形状ながら高級感ある雰囲気が特徴です。
搭載エンジンは、V型4気筒・V型6気筒・V型8気筒と3種類から選べます。全長5,005mm×全幅1,981mm×全高1,693mm、車両重量は2,280kg、燃費は9.2km/L~13.9km/Lです。
新車価格は1,149万円からとなり、中古車相場は645.9万円~1649.9万円の価格帯になります。
（2022年1月時点での情報です）
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マセラティの中古車を購入する際の確認ポイントとは？
魅力的なラインアップのマセラティですが、高級車であるため価格も高額です。購入を考えるのであれば、中古車を検討する方も多いでしょう。しかし、中古車を選ぶ際には確認すべきポイントがいくつかあります。
比較検討する際や、購入後に安心して乗るためにも、きちんと確認すべきポイントを理解して車を選びましょう。
1.エンジンの調子
確認すべきポイントのひとつ目として、エンジンの調子の確認です。エンジンの調子が悪い場合、排気トラブルや走行性能の悪化を招く可能性があります。きちんと確認するようにしましょう。
確認項目としては、まず始動時の様子とアイドリングの様子です。そしてエンジンが温まった後はゆっくりアクセルペダルを踏み、スムーズに上下回転するかを確認します。その後、ブレーキのかかり具合とステアリングの回り具合、計器類の状態を見て判断しましょう。
2.点検整備記録簿
細部ばかりに目を配るのではなく、車全体を確認することも忘れてはなりません。そこで有効な確認方法が、点検記録簿のチェックです。点検記録簿には各部のパーツの交換状況以外にも、ボディ塗装の具合や車体の傾き、ヘッドライトの水平線が保たれているかなどさまざまな情報が記録されています。
車体全体の異変や状態について明確に記載されているので、これらを確認して検討すると良いでしょう。もし、細かく記録されていない場合は、直接聞いて確認することも必要です。
3.中古車販売店の保証
車を購入する中古車販売店の保証内容や、期間もチェックする必要があります。輸入車の中古車は、きちんとメンテナンスがされていても生産から年月が経過しているものほど修理費が高くなる傾向です。
そのため、保証内容に安心できる中古車販売店や、中古車の品質が高い認定中古車を選ぶことをおすすめします。また、保証期間は長い設定がおすすめです。金額が高くなりがちな修理がいつ来るか分からないため、備えるには長期設定が良いでしょう。
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マセラティの中古車をネクステージで購入する2つの安心
中古車を選ぶには、信頼できるお店選びも重要となります。そこでおすすめのお店がネクステージです。ネクステージでは高品質な車が、豊富にそろっています。全国にお店が展開されているので、お店にないものも他店から取り寄せて確認することも可能です。
また、マセラティ正規販売店でもあるので品質へも安心していただけるでしょう。そのほか、ネクステージでの車選びには沢山のメリットがあります。
認定中古車の取り扱いがある
ネクステージは、マセラティの正規輸入車ディーラーです。新車に加え認定中古車も取り扱っています。ネクステージで扱う認定中古車は、厳しい査定をクリアした高品質の中古車のため安心です。
また、ネクステージでは修復歴のある車は取り扱っていません。専門のバイヤーによって選ばれた、高品質なものだけを豊富に取りそろえています。安心してお選びください。
PRマセラティの認定中古車を探す
輸入車にも安心の保証が用意されている
ネクステージは認定中古車を取り扱う中古車販売店としてだけでなく、正規輸入車ディーラーとしても認められています。取り扱うメーカーとしては、マセラティをはじめフォルクスワーゲンやアウディといった大手海外自動車メーカーです。
そのため、輸入車に対しての保証もきちんと整っています。走行距離にかかわらず、新車同様のサービスを受けられる保証内容もあるため、トラブルが起きた際も安心です。
まとめ
マセラティには、エンジン・装備と非常に魅力的なものがそろいます。高級かつ高品質なマセラティ車は、人生を彩る一台となるでしょう。しかし、新車は高額であり、中古車から選ぶのであれば品質・保証が整う信頼できるお店である必要があります。
ネクステージは認定中古車を取り扱う正規輸入車ディーラーのため、品質も保証内容も安心です。マセラティ車をお探しの際は、お気軽にネクステージまでご相談ください。
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