走り屋に人気の車を安く買いたい!スポーツカーの維持費もチェックしよう
近年「車離れ」という言葉を耳にすることがあります。一方で、車が大好きで自分流にカスタムを楽しんでいる人や走りを重視して楽しんでいる人も多くいることも現実です。そのような「走り屋」と呼ばれる人たちを主人公にした人気漫画や映画の影響もあり、スポーツカー人気が高まっています。
中古車市場では、一時期よりもかなり価格が高騰しているスポーツカーが販売されていることをご存じでしょうか。新車で現行販売されているものも含め、走り屋に人気と言われている代表車種をご紹介します。他にも人気車はありますが、参考までにご覧ください。
※目次※
・走り屋に人気のクーペ・セダン・ホットハッチを手頃な中古車価格で手に入れよう
・以前は手頃だったスポーツカーがプレミアがついた高値で売られている現状がある
・維持費よりも車両状態が良いかどうかに注目して中古スポーツカーを選ぼう
走り屋に人気!中古価格の安い車【クーペ・セダン】
昨今、国産スポーツカーの新車は減少傾向にあるものの、サーキットでスポーツ走行を楽しんでいる人は増加傾向にあると言われています。
車の運転や走りを楽しむことが好きな人、いわゆる走り屋と呼ばれている人達に特に人気が高い車の特徴があります。例えば、操作性の楽しさを体感できるマニュアル車、豊富なカスタムパーツ、ドリフト走行を楽しめるMR/FR駆動などです。
そして何よりも自分が一番カッコイイと思う車でしょう。世代を超えて愛されているスポーツタイプのクーペ・セダン代表7車種をご紹介します。
トヨタ 86
スポーツカー好きの間では、AE86型レビン&トレノからアイデンティティを受け継いでいるトヨタ86は有名ではないでしょうか。世代ごとに思い浮かべる86ボディに若干の違いがあると思いますが、一貫して低重心、低慣性、軽量化などが特徴です。
現行モデルでは、スバルの水平対向エンジンにトヨタの直噴技術が組み合わされたことにより、さらに進化したスポーツエンジンとなっています。美しいスポーティデザインを豊富なカスタムパーツにより、自分だけの86に作り上げられることも魅力のひとつです。ネクステージでは、本体価格約99.9万円~429.9万円の価格帯で取り揃えています。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『86(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ ロードスター
1989年に「だれもがしあわせになる」という信念のもと、初代ユーノス ロードスターが誕生しました。コーナリング性能が非常に良い2シーターのオープンカーです。現在でも、世代を問わず根強い人気を誇っています。
磨き抜かれたプロポーションの現行モデルMX-5は、綺麗なボディカラーが魅力です。「究極の人馬一体を追求する」マツダのコンセプトが、走り屋の心をくすぐります。ネクステージの在庫における価格帯は本体価格約69.9万円~404.9万円です。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『ロードスター(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スバル インプレッサ
WRC王者のスバル インプレッサ WRX STIは有名です。セダンタイプのWRXは、ノーマルでも速い走りを体感できるとして、操る楽しさを味わいたい人から絶大な支持を得ていました。なかでも初代WRX STIは爆発的な人気を博し、現在価格が高騰しています。2代目・3代目WRX STIが価格的におすすめです。
現在のインプレッサは、ハッチバックタイプの標準エンジンのみとなっており、往年のインプレッサファンから見ると別の車となってしまいました。以前のインプレッサ WRXは、スバル WRXという車名になっています。
峠などのカーブ走行を気持ちよく走り抜ける楽しさを味わいたい人に人気が高いインプレッサ WRX STIをネクステージでは、本体価格約119.9万円~329.9万円の価格帯で取り扱いがあります。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『インプレッサ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ スープラ
「公道を走れるレーシングカー」と評されることもあるスープラは、スーパーカーのようなエクステリアが魅力です。映画でも使用された1993年発売モデルの4代目 A80は、爆発的な人気を誇りました。当時、国産で国内向け乗用車初の6速MTが話題となったことを覚えておられる方も多いのではないでしょうか。
2019年に先代モデル生産終了後17年ぶりに復活したグローバルモデルは、ホイールベース、トレッド、重心高の3基本要素にこだわっており、ハンドリング性能の良さが走り屋の心をくすぐっています。
2020年発売モデルは、ボディ剛性の強化とサスペンションの再チューニングにより、コーナリング中の安定性がさらに高まっていることが特徴です。ネクステージでは本体価格約409.9万円~637.9万円で取り揃えています。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『スープラ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
三菱 ランサーエボリューション
「ランエボ」の愛称で親しまれており、三菱が誇る4WDスポーツセダンのランサーエボリューションは、マニアの心をくすぐる車です。スバル インプレッサのライバル車として比較されることが多くあります。漫画や映画にも出てくる車のため、見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
パワフルな速い走りを体感できることが人気の理由です。1992年デビュー以来シリーズ化されたランサーエボリューションは、2015年にランサーエボリューションXのファイナルエディションをもって惜しまれつつも販売終了しました。
それでも今なお熱狂的なファンは健在です。ネクステージでは本体価格約219.9万円~495.9万円で取り揃えています。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『ランサーエボリューション(三菱)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 フェアレディZ
1969年初代発売以来、日産を代表するスポーツカーの座に君臨しているのは、フェアレディZです。外観の美しさとパワーを兼ね備えているフェアレディZは、トヨタ スープラのライバル車と位置づけられています。
現行モデルは6代目ですが、モデルチェンジを重ねつつもデザイン、走り、クオリティなどの面でスポーツカーとしてのこだわりを貫いていることが特徴です。
スポーツカーへの技術と情熱に対する、日産のこだわりが感じられる車となっています。パワーのある走りや軽快に曲がれるハンドリングの良さが、自分の思うままに操れる楽しさに繋がっているでしょう。ネクステージでは本体価格約229.9万円~499.9万円で取り扱いがあります。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『フェアレディZ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ RX8
軽量でコンパクト、かつ高出力が特徴のマツダ RX8も、走りを楽しむ人に人気の車です。2003年発売当初、環境性能と動力性能を両立した当時のマツダ新型ロータリーエンジンを搭載しました。
4ドア4シーターの新しいスポーツカーとして話題になったことを覚えておられる方も多いのではないでしょうか。フロントミッドシップ+リアドライブ採用で、カーブ走行の安定性は抜群です。
世界で唯一のロータリーエンジン搭載車でしたが、2012年に生産終了しました。ネクステージでの取り扱いは本体価格約39.9万円~269.9万円の価格帯です。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『RX-8(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
走り屋に人気!中古価格の安い車【ホットハッチ】
走りを楽しむ人に人気があるのは、セダンやクーペだけではありません。ホットハッチと呼ばれる車種も人気があります。ホットハッチとは、軽量かつコンパクトで実用性が高いハッチバック車に、スポーツカーに近いパワフルエンジンを搭載したモデルです。
スポーティな走りを体感できるにもかかわらず、比較的リーズナブルな価格で販売されていることも人気の理由と言えます。人気が高いホットハッチカテゴリー車種をご紹介しますので、車選びの参考にしてください。
ホンダ シビック Type-R
ホンダの技術が結集したスーパーエンジンVTECを搭載したシビック6代目Type-Rは、高出力・高レスポンスでFFモデル最強と言われています。有名スポーツカーにも劣らない加速力は、走り屋の心をくすぐる走行性能です。
優れたボディーコントロール性を追求しており、燃費性能も良いため日常使いもできるスポーツカーと位置づけられています。2020年1月発表で2021年7月生産終了という短命モデルですが、2022年に新型モデルが登場予定です。ネクステージでは本体価格約159.9万円~603.9万円で取り扱いがあります。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『シビック Type-R(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ アクセラスポーツ
マツダはファミリアに代わる車として、2003年にアクセラを発売しました。2009年発売の2代目BL系は、アクセラセダン、アクセラスポーツ、ホットハッチのマツダスピードアクセラの3モデルがラインアップしていたことをご存じでしょうか。
2代目アクセラのトップグレードモデルであるマツダスピードアクセラは、FWD・6速MTに2.3L直噴ターボエンジン搭載です。比較的軽量なボディとの組み合わせにより、パワフルな走りを楽しめます。
2019年以降、マツダブランド鮮明化のためアクセラはマツダ3に名称変更しました。マツダスピードアクセラは、マツダ3 ファストバックとして発売されています。ネクステージでの取り扱いは約51.9万円~126.9万円です。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『アクセラスポーツ(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ スイフトスポーツ
研ぎ澄まされた走りのためには妥協を許さないというエンジニアの姿勢が伺えるのは、スズキ スイフトスポーツです。エンジン・サスペンションなどの駆動系や内装部品に至るまで、徹底的な軽量化を実現しています。
軽量化ながらも剛性に優れている空力特性をもたらしたボディのおかげで、俊敏できびきびした走りを体感できることが人気の理由です。体格に合わせてドライビングポジションを調整できるため、小柄な人でも安全で快適な走りを楽しめます。ネクステージでの取り扱いは本体価格約69.9万円~189.9万円です。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『スイフトスポーツ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ヴィッツ GRスポーツ
トヨタ ヴィッツ GRスポーツは、スイフトスポーツのライバル車と位置づけられている、ガズーレーシングが手掛けるコンプリートカーです。
ヴィッツという車種名ではあるものの、レース用に開発されたホットハッチのため中身や外観は全く異なる設計となっています。走りに特化した車で、安定感のあるフォルムは頑丈かつ耐久性に優れていることが特徴です。
運転席からの視認性は良好で小回りが効くため、日常使いもできるスポーツモデルとして人気があります。2020年にトヨタは、ヴィッツ GRスポーツの後継モデルとして新型スポーツコンパクトモデルGRヤリスを発表しました。GRヤリスも販売好調ですが、ヴィッツ GRスポーツもいまだに愛されています。
ネクステージでの取り扱いは本体価格約119.9万円~189.9万円です。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『ヴィッツ GRスポーツ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 マーチ NISMO
2013年に日産は、マーチ NISMOを発表しました。1.5Lエンジン、フルエアロ補強ボディ、ローダウンサスペンション、専用シートなどが特徴です。
ハンドリングの良さや高速域での安定性など、走りを楽しみたい方の希望を叶えてくれる走行性能となっています。なかでもMT車のNISMO Sは、自分の思うままに操る感覚を楽しめるでしょう。
ネクステージでの取り扱いは本体価格約55.9万円~149.9万円です。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『マーチ NISMO(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ アルトワークス
軽自動車にスポーツドライビングならではの快感を追求して、走りのポテンシャルが最大限に引き出された車がスズキ アルトワークスです。1988年デビュー当初から、リーズナブルな価格で走りを楽しめる車として人気を博しました。
1999年に一旦販売終了し、その後2015年にさらに走りを磨き上げた軽自動車ホットハッチとして復活しています。
ダイレクトな操作感を味わえ、軽量が生み出すパワーゆえに自分の手足のように操れることが世代を超えて愛されている理由です。ネクステージでの取り扱いは本体価格約123.2万円~149.9万円となっています。
(2021年8月時点での情報です)
(参考:『スズキ アルトワークス(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
走り屋から支持されていた安い車が高価に!
近年の国内ではミニバンやSUVが人気車種となり、セダンやクーペは影をひそめています。環境問題により排ガス規制が厳しくなっていることも、スポーツカー生産終了の理由と言えるかもしれません。
しかし、中古車市場では80年~90年代に登場した国産車が「ネオクラシックカー」として、異常な盛り上がりを見せていることは注目できる点です。例えば、90年代に走り屋から愛されたスカイラインGT-R、シルビア、RX-7、NSX(当時モデル)などです。
生産終了しているというプレミア感に加え、海外への転売益が見込めることなどが理由となっています。気になる車は、こまめに中古車市場価格をチェックするようにしましょう。
走り屋は維持費の安い車を基準に選ばない
精かんな顔つきや流線形の魅力的な外観のスポーツカーは、走りを楽しむことに特化しています。反面、ノーマル車と比較すると維持費が高いというイメージが強いのではないでしょうか。スポーツカーの維持費について解説します。
スポーツカーの維持費は高めの傾向
結論から申し上げますと、スポーツカーの維持費は高めの傾向にあります。維持費が安い車の特徴と比較すると、理由を理解しやすいでしょう。
維持費が安い車は比較的重量が軽く、排気量が少ない傾向にあります。また、燃費性能も高いことが特徴です。各種税金や燃料代を節約できるため、維持費を抑えられます。
一方スポーツカーは、特に高速やカーブ走行時の走りの良さに重点を置いているため、エンジン、ボディの剛性、サスペンションなどの開発や、設計がノーマル車とは異なります。
安定した走りのために設計開発された専用パーツなどにより、重量や排気量が大きいことが通常の傾向です。下記項目以降、具体的に見ていきましょう。
ガソリン代
スポーツカーの魅力は、圧倒的な早い加速力です。アクセルを踏んだ途端、高出力・高回転域に達します。ご存じの通り、急発進・急加速は燃費が悪くなる条件のひとつです。スポーツカーの運転では、燃費よりも加速の快感を味わうことが多いため、燃費がいいとは言えません。
また、ガソリンにはレギュラーとハイオクの2種類があります。ハイオクガソリンは、パワフルな走りが自慢のスポーツカーのようなハイパワーかつ高効率設計のエンジン向きです。ハイオクの方が単価が高いため、毎月のガソリン代がレギュラー仕様より高くつきます。
メンテナンス費
ハイパワーを求めた設計のスポーツカーは、ターボエンジン搭載車が多い傾向にあります。ターボエンジンはエンジンオイルが汚れやすいため、ノーマルエンジンの場合よりも短いスパンで交換することが一般的です。
高速走行時でも安定した乗り心地のために、インチが大きいタイヤを履いているスポーツカーが多くあります。タイヤ料金はインチのサイズで変わるため、タイヤ交換時にはまとまった費用が必要です。
サーキット走行などを楽しむ場合は消耗部品の劣化も早いため、メンテナンス費用が掛かることを覚えておきましょう。
重量税
自動車重量税は、車検時に支払う必要がある税金です。車両重量ごとに税率区分されています。近年は、軽量化したスポーツカーも増加傾向にあるため、さほど気にする必要はありません。
ただし、タイヤのインチを大きくしたりエアロを付けたりといった自分好みにカスタムした場合は、車両重量が増えることを念頭に置きましょう。
任意保険料
自動車保険は、保険金の支払実績に基づいて保険料が設定されていることが原則です。その支払い実績に基づいた形式別料金クラスによって、保険料の割増引率が設定されています。
型式別料金クラスは毎年見直されていますが、一般的に世間からスポーツカーと認識されている車種の事故率が高い傾向です。そのため、いわゆるスポーツカーの自動車保険料が高くなっています。年齢が若い場合はさらに高額設定です。
車体価格が高い特別仕様車の場合、高級車であるがゆえに盗難にあうリスクが高いことは避けられません。盗難時のみならず、事故の場合の修理費用を保険会社が払う必要が生じます。
これらのリスクを考えて、大抵の保険会社は車両保険金額が1,000万円以上の車については、車両保険に加入できない旨規定していることを覚えておきましょう。
年式が過度に古い車も同様です。購入した販売店に相談してみましょう。
走り屋に人気の車を探す際の注意点
走り屋に人気の車を探す際には、通常の中古車よりも特に注意する必要があります。走りを楽しむ人が前オーナーである場合が多いため、車両状態をしっかり把握することが大切です。
急発進・急加速により、エンジンに過度の負荷が掛かっている場合が多くあります。消耗部品の劣化も通常の車より早い傾向です。
定期的なメンテナンスをきちんと行っていたかを必ず確認しましょう。ボンネット、ドア、トランクなどを閉めた際に隙間がないかどうかなど、事故歴や修復歴の有無について自分の目で確認することが重要です。
エンジン音、ギアの入り具合、クラッチの繋がり具合など、試乗してみて分かることもたくさんあります。不適切な改造をしていないかも、細部まで確認するようにしましょう。気になる点や不安な点については、購入前に販売店に尋ねることが重要です。
ネクステージで安くて高品質なスポーツカーを探そう!
走り屋に人気があると言われている中古車を選ぶ際には、注意点や確認事項がたくさんあって不安に感じることがあるかもしれません。そのような場合は、是非ネクステージにお任せください。
ネクステージでは、修復歴車は一切販売していません。お客様のカーライフにおいて、不安やリスクを少しでも排除することがモットーです。徹底的な品質管理と公正中立な第三者機関による品質鑑定を実施しています。
専門メカニックによる納車前整備を徹底していますので、車選びの際には安心してご相談ください。
まとめ
走り屋という認識がなくても、車のカスタムや走りを楽しむことが大好きな人は多くいます。中古車市場では、これまで販売された人気車種が数多く流通しているためチェックしてみましょう。
安心して満足のゆく車選びをするためには、良質な販売店で購入することが大切です。ネクステージでは、ご契約時とご納車時にお客様と車両状態やキズチェックを実施することで、納得いただいたうえでの販売を徹底しています。ぜひ、ネクステージでの車選びをお試しください。