新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

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新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

車を安全に乗り続けるためには、定期的な点検やメンテナンスが必要です。車の構造などに詳しい方であれば、日頃からのチェックで不具合を見付けることができるかもしれませんが、専門店などで確認してもらうのが一般的と言えます。

 

車を購入すると車検を受けることが義務となっていることに加えて、12ヶ月や24ヶ月目に法定点検を実施が必要です。では、そのタイミング以外の点検は必要ないのでしょうか。ここでは、ディーラーなどが実施している1ヶ月点検を中心に、内容や必要性を解説していきます。

 

※目次※

1. 新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?

2. 新車1ヶ月点検の内容や費用・所要時間は?

3. 新車1ヶ月点検のオイル交換は必要?

4. 新車6ヶ月点検の内容もチェック!1ヶ月点検との違い

5. 新車1ヶ月点検は受ける?受けない?

6.まとめ

 

■POINT

・1ヶ月点検は法定点検とは異なり強制ではないが、受けておくと安心

・1ヶ月点検でエンジンオイル交換を勧められることがあるが、絶対ではない

・車を購入した店舗で1ヶ月点検を受ける場合は、無料となることがほとんど

 

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新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?

新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

新車で車両を購入すると、納車された1ヶ月後や6ヶ月後に点検の案内が届くでしょう。「購入したばかりの新車なのに点検が必要なのか」と疑問に思う方も少なくありません。しかし、新車といっても工業製品なので、全てが完璧なわけではありません。

 

安全に走行するために、新車点検は受けたほうが良いでしょう。ここでは、新車購入から1ヶ月後に実施される点検について紹介します。

 

そもそも1ヶ月点検って?

1ヶ月点検とは、新車を購入してから1ヶ月後、もしくは走行距離1,000kmを目安に行われる点検です。中には納車から1ヶ月も経たないうちに1,000kmを走行し、1ヶ月よりも前に点検を受ける場合もあります。

 

一般的に1ヶ月点検の対象になるのは自家用車や自家用貨物車で、一部は対象外になる車種もあるので、購入時に1ヶ月点検について聞いておくと良いでしょう。

 

1ヶ月点検は法で定められているわけではなく、受けないと罰則が科せられるということもありません。また、1ヶ月点検を受けなくてもメーカーの保証内であれば、保証修理を依頼できます。

 

初期不良を確認するために必要

車は工業製品である以上、初期不良や不具合がある可能性はゼロではありません。普段の点検だけでは見つかりにくい不良箇所を早期に発見するためにあるのが新車点検です。プロの目で点検・整備を行い車の状態をチェックして、トラブルを未然に防ぐために必要な点検と言えるでしょう。

 

購入したばかりの車の点検は面倒に感じるかもしれませんが、不良箇所があることに気付かずに乗り続けていては、いつか重大な問題が発生する可能性があります。購入した新車に安心して乗るためにも、新車点検はしっかり受けましょう。

 

メンテナンス方法の相談も

新車点検の際に車の今後のメンテナンス方法について質問し、知識を深めることもできます。乗り始めたばかりの車については分からないことがたくさんあるでしょう。実際に乗ってみて気になった点や不安に思った点をプロの整備士に尋ねられる良い機会です。

 

自動車メーカーによってはメンテナンスパックが用意されており、利用すれば定期点検を含めてお得にメンテナンスが行えます。新車点検は、販売店の優秀な整備士が車両のコンディションをチェックしてくれるので、点検後は安心して走り続けることが可能です。

 

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新車1ヶ月点検の内容や費用・所要時間は?

新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

1ヶ月点検は新車を登録してから最初に行う点検です。車をベストなコンディションで保つためには日頃からの点検が大切で、1ヶ月車は各部のオイル漏れやブレーキなどの制動パーツ、駆動系などの走行に関与する機関を中心にチェックを行います。1ヶ月点検の具体的なチェック項目や、費用がどのくらいかかるのかを確認しましょう。

 

室内やエンジンルーム、下まわりの点検

1ヶ月点検でチェックを行うのは、主に室内・エンジンルーム・下まわりといった走行や安全に関わる車の重要箇所です。室内点検ではブレーキペダルに遊びがあるか、パーキングブレーキに引きしろ(踏みしろ)があるか確認し、安全にブレーキを使用できるかを確認します。

 

エンジンルームの点検では、エンジンの状態やエンジンオイルの状態チェック、トランスミッション、トランスファの油量確認、油漏れがないかを調べられます。この部分に異常があると重大な事故につながる可能性もあるので、燃料漏れもしっかりとチェックしてもらいましょう。

 

下まわりの点検ではステアリングギヤボックスやパワーステアリング機構、デファレンシャルギアの油漏れ、ブレーキ配管の状態などの確認が行われます。

 

主な点検項目は下記の通りです。

・エンジン、ミッション、駆動系の下まわり点検

・エンジン、ミッションなどのオイル漏れチェック

・エンジンオイルの量や状態チェック

・ブレーキパーツの作動状況チェック

・ブレーキペダルの遊び調整

・パーキングブレーキの調整

 

点検にかかる時間は30分~1時間程度

1ヶ月点検の項目は6ヶ月点検や法定点検(12ヶ月、24ヶ月)に比べると少なく、時間もかかりません。所要時間は30分から1時間程度です。予約していれば、スムーズに受け入れてもらえるので待ち時間もありません。

 

1ヶ月点検自体に費用はかからないことがほとんどですが、エンジンオイルなどを交換する際には工賃や部品代がかかります。点検内容や希望の点検項目などは事前にセールスマンと話しあっておくと良いでしょう。

 

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新車1ヶ月点検のオイル交換は必要?

新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

1ヶ月点検の項目は上記で説明してきましたが、エンジンオイルの交換が項目に入ってないことに気付いた人もいるでしょう。

 

以前であれば、新車に乗り始めてから1,000kmや3,000kmまではエンジン回転を抑えた慣らし運転を実施し、切りが良いタイミングでエンジンオイルの交換を推奨することもありました。

 

しかし、現在ではこの慣らし運転をする必要はほぼなく、1ヶ月点検時にエンジンオイルを交換することも推奨とはなっていません。

 

オイル交換は必須ではない

1ヶ月点検を受けると、エンジンオイルの交換を勧められることがあります。エンジンオイル交換は任意なので必須ではありませんが、走行距離は少なくてもユーザーの考えで交換するのも良いでしょう。ただし、点検が無料でもエンジンオイル交換は有料であるケースもあるので、費用がかかるかは確認が必要です。

 

エンジンオイル交換を行う場合は、無理に高価なオイルを選ぶ必要はありません。安価なオイルでも粘度などの特性が車にマッチしていれば、オイルの機能を十分果たします。エンジンオイルは価格よりも車との相性で選ぶことを意識しましょう。

 

新車1ヶ月でのオイル交換の必要性

エンジンオイルの交換タイミングは、製造している自動車メーカーが提示しています。ターボ車以外であれば、12ヶ月もしくは走行距離が1万5,000kmを経過したときが一般的です。シビアコンディションと呼ばれる環境で走行しているときは、距離と期間が半減します。

 

このことを考えても1ヶ月点検のときにエンジンオイルを交換する必要はありません。ただ、エンジンは幾つもの部品を組み合わせているため、金属の摺動により鉄粉が出ます。新車から走り始めたときには、部品同士が馴染むまで鉄粉などが多く出ることがあり、1ヶ月点検時にエンジンオイルを交換するメリットもあります。

 

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新車6ヶ月点検の内容もチェック!1ヶ月点検との違い

新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

車に乗り慣れてくる6ヶ月後にも定期点検が用意されている場合があります。6ヶ月点検では1ヶ月点検の内容に加えて外まわりや足まわりの点検も行い、車全体の状態をチェックするのが一般的です。

 

1ヶ月点検と比較してチェック項目はどのように違うのか、費用はかかるのかを確認しましょう。

 

室内やエンジンルーム、下まわりの点検+外まわり、足まわりの点検

6ヶ月点検では1ヶ月点検で行った室内、エンジンルーム、下まわりの点検に対して、チェック項目を増やしてより入念に行われます。室内点検ではブレーキの効き具合や各ウォーニングランプの動作状態、シートベルトの状態も確認対象です。

 

エンジンルーム点検は各部のオイルや水が漏れていないかと液量の確認に加えて、ファンベルトやパワーステアリングベルトのゆるみのチェックも行われます。下まわり点検は、損傷具合や油漏れの確認です。

 

外まわり点検と足まわり点検ではタイヤの空気圧や摩耗・損傷チェック、ワイパー関連のチェックや灯火装置の動作確認をします。

 

主な点検項目は下記の通りです。

・エンジン、ミッション、駆動系の下まわり点検

・エンジン、ミッションなどのオイル漏れチェック

・エンジンオイルの量や状態チェック

・ブレーキパーツの作動状況チェック

・ブレーキペダルの遊び調整

・パーキングブレーキの調整

・各部ウォーニングラップのチェック

・シートベルトの調整

・タイヤのコンディションや空気圧のチェック

・灯火類のチェック

・ワイパー類のチェック

 

無料で受けられることが多い

6ヶ月点検も1ヶ月点検と同様に無料で受けられることがほとんどです。1ヶ月点検よりもチェック項目が多い入念なチェックを無料で受けられるので、できる限り受けましょう。メンテナンスノートに整備状況を記録してもらえるので、売却の際に有利になる可能性もあります。

 

点検にかかる時間は、1ヶ月点検と同様で30分から1時間程度が目安で、事前に予約を入れておけば待ち時間なくスムーズに点検を受けられるでしょう。エンジンオイル交換などの追加作業を依頼する場合は、その分の作業時間も含めて長めに考えておく必要があります。

 

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新車1ヶ月点検は受ける?受けない?

新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

新車点検は法定点検ではないので、実施する義務ではありません。時間がとれない場合などは、受けないことも選択できます。しかし、点検を受けることで車両の状態を正しく把握できるため、受けることによって安心して走ることができるでしょう。

 

日常点検はユーザーの義務

新車点検は任意ですが、車を日常的に点検することは道路運送車両法第47条の2によって使用者に義務付けられています。車の使用者は法律に定められた点検項目にのっとって、日頃から車を点検する必要があります。車の日常点検の項目はエンジンルーム周り、車の周り、運転席周りで設定されており、下記の項目があります。

エンジンルーム周り

車の周り

運転席周り

ブレーキ液の量

ランプ類の点灯・点滅

エンジンのかかり具合、異音の有無

冷却水の量

タイヤの亀裂・損傷有無

ウインドウウォッシャ液の噴射機能

エンジンオイルの量

タイヤの空気圧

ワイパーの拭き取り能力

バッテリー液の量

タイヤの溝の深さ

ブレーキの踏み残りしろと効き具合

ウインドウウォッシャ液の量

 エンジンの低速・加速状態

駐車ブレーキの引きしろ(踏みしろ)

※slide →

 

愛車の状態を知りたい方にはおすすめ

自分の車の状態を詳しく把握しておきたい方は、新車点検を受けると良いでしょう。車に関する知識や技術に自信がなく、自分でメンテナンスを行うことに不安を感じている方にも良い機会です。ぜひ時間を作って新車点検を受けてみてください。

 

車の性能や耐久性は年々向上していますが、車の寿命が延びた分、不具合を早期に発見する重要性もますます上がっています。車は複雑な構造をしているため、ひとつの小さな不具合が後から大きなリスクに発展する可能性もあるでしょう。このようなリスクを避けるためにも、新車点検を受けるのがおすすめです。

 

1ヶ月点検は購入先以外で受けてもOK

1ヶ月点検は、説明してきたように法定ではなく任意です。点検を受ける場所も購入した店舗ではなく、他の整備工場でも問題ありません。

 

購入したディーラーなどでは無料で受けられるはずで、専門的な知識や技術があるため安心できます。もし、引っ越しなどで購入した店舗での点検が難しいときには、系列店舗などを紹介してもらうと便利です。車両や顧客情報などが共有され、一から状況を説明する必要がなくなるはずです。

 

一方で法定点検や車検については、業者によって費用のばらつきも大きいため、購入先にこだわる必要はありません。信頼性や費用面、サービス内容から納得のいく点検先を選びましょう。

 

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まとめ

新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

説明してきたように、新車点検はオーナーの任意で、絶対に受ける必要があるものではないです。

 

ただ車は工業製品のため、新車から走り始めてもトラブルがゼロとは限りません。安全に安心して走行を続けるためにも、1ヶ月点検は実施した方が良いでしょう。

 

しかも購入した店舗なら無料な場合がほとんどなので、訪れる手間はありますがデメリットはほぼありません。1ヶ月点検の項目は法定点検ほどではないですが、下まわりのチェックなどもあり、普段では目の届かないところも確認してもらえます。積極的に利用してみましょう。

 

 

▼ライタープロフィール

新車1ヶ月点検は受けたほうがいい?点検内容や費用を徹底解説!

真鍋裕行

出版社勤務を経て2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立し、自動車雑誌、ウェブサイトなどに原稿を寄稿。編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで幅広くリポート。業務拡張につき2011年に会社を設立。自動車ジャーナリストとしての自動車メディアへの寄稿は続けつつ、メディアコンテンツの製作(雑誌、Web、アプリetc)に取り組んでいる。メディアコンテンツの製作ではオーナーや協力者のコミュニティを作ることを考えるなど、単純な製作で終わらないことを心掛ける。また、近年ではレースチームのディレクターやPRにも積極的に携わる。

 

 

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