車検の時間の目安はどれくらい?1週間以上かかるって本当なの?
車検は、新車登録から3年後、その後は2年ごとに行わなければなりません。車検には手間や時間がかかってしまうこともあり、なるべく時間短縮をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
車検にかかる時間の目安について理解できれば、計画的に手続きを進められるでしょう。今回の記事では、車検をする予定がある人に向けて、両者ごとの車検時間の目安や、車検にかかる時間をなるべく短縮させるための方法について解説します。
※目次※
・車検の時間の目安は依頼する業者によって変わるが、一般的には2日から3日で終了する!よりスムーズに済ませたいならユーザー車検の選択肢も!
・「車検予約と見積もり」「24ヵ月法定点検」「整備の作業」「検査の作業」「手続きの作業」が、車検にかかる時間に影響する。最も重要なのは「検査の作業」!
・ネクステージは車検で地域最安値を目指している!無料代車などうれしいサービスも豊富!
車検にかかる時間の目安とは?
車検にかかるか時間は、依頼する業者によって異なり、一般的には2日から3日で終了します。急ぎの場合は、当日車検やスピード車検を利用すれば、30分程度で済ませることができます。
混雑状況によって日程にズレが生じることはあるものの、基本的に1週間を超えるケースはほとんどないと考えていいでしょう。
業者によって時間は変わる
車検にかかる時間は、業者によって異なってきます。そのため申し込む業者のWEBページなどを確認するか、実際に問い合わせてみるのが良いでしょう。一般的には2日から3日が目安となります。当日車検やスピーディー車検と呼ばれるものは、30分ほどの短時間で終了します。
後に詳しく解説しますが、依頼できる業者としては、ディーラーや整備工場、車検フランチャイズ店、ガソリンスタンドなどがあります。車検内容の傾向や日数の目安を参考に業者を選びましょう。
1週間を超えるケースは少ない
後に業者ごとの車検にかかる時間の目安をご紹介しますが、いずれにせよ数日で終わるものが多く、基本的に1週間を超えるケースは少ないと考えて良いでしょう。スピード車検であれば当日に終わらせることもできますので、「思ったより時間がかからない」と思った人も多いでしょう。
もちろん混雑状況により、想定した時間よりも長くかかってしまうことはあります。なるべく事前にしっかりとした問い合わせを行い、車検にかかる時間の目安を把握しておくようにしましょう。
業者ごとの車検にかかる時間の目安
先ほども触れたように、依頼する業者によって「車検にかかる時間の目安」は変わってきます。通常の車検であれば2日から3日で終了するケースが多いですが、当日車検やスピード車検を利用すると、30分ほどで終了することもあります。
ここでは車検にかかる時間の目安を、依頼する業者ごとにまとめています。業者ごとに大きな特徴があるので、漏れなく確認するようにしましょう。
車販売店の車検
車販売店の車検は、1日で完了するケースも増えてきており、即日終了だけでなく、1時間ほどで終了するケースもあるという話も。手っ取り早く車検を終了させたい人は、検討の価値ありかもしれません。
ディーラーの車検
ディーラーといえば、日産やトヨタ、ホンダが有名です。ディーラーは、基本的に時間がかかると言われています。その理由は後に詳しく説明しますが、車検が丁寧だからです。そのため、2~3日は見ておいてください。
ただ、即日終了するケースがないわけでもありません。早めに終わらせたい方は、可能かどうか事前に問い合わせましょう。
整備工場での車検
整備工場というのは、町工場や個人経営の工場のことです。この場合は、1泊2日が相場となっています。車の状態や混み具合によっては、2~3日かかるかもしれません。
車検フランチャイズ店の車検
車検フランチャイズ店で有名なのは、車検のコバックやホリデー車検などです。車検フランチャイズ店は、速さを売りにしています。車検終了時間は、数時間です。速さを求めたいドライバーは、是非ご検討ください。
ガソリンスタンドの車検
ガソリンスタンドでも車検を承っています。昭和シェル石油や出光、エネオスなどです。ガソリンスタンドは車検を専門的に扱っているわけではないので、車検の優先度は低いです。そのため、混み合っていると時間がかかります。早ければ2~3時間で終了しますが、2~3日かかる場合もある可能性もあります。
車検に時間がかかる理由は工程にある!
車検に時間がかかる理由としては、整備・検査・手続きの作業といった工程にあります。またこれらの前には車検予約や見積もり、法定点検のようなものも欠かせません。
車検の工程を大まかに整理しておけば、実際に手続きを進める際に慌てることも少なくなるでしょう。ここでは、車検の工程を5つのトピックに分けて解説します。
車検予約と見積もり
まずは車検業者を選んで、予約と見積もりをしてもらいます。車検の予約は、特に制限が設けられていません。車検を予約するのに最適なタイミングとしては、車検満了日のちょうど1ヵ月前と言われています。2月や3月は繁忙期なので注意しましょう。
車検予約や見積もりをする方法は、その業者によって異なります。昨今では業者のWebフォームから予約できるような例もありますので、事前に確認してみるとよいでしょう。
24ヵ月法定点検
車検は、登録してから3年後、以降は2年ごとに受けなければなりません。2回目以降の車検に関しては、車検の際に24ヵ月法定点検が行われます。24ヵ月法定点検は、その車が保安基準に合っているかどうかを確認するための検査です。
安心して走行できる車かどうかをチェックし、点検内容を記録した「記録簿」が発行されます。24ヵ月法定点検にかかる時間の目安は、その点検の状況にもよりますが、記録簿の記入を含めて1時間から2時間程度です。
整備の作業
整備作業は、車検の中でも重要な工程と言えるでしょう。名前の通り自動車を整備する作業であり、古くなっている部品があれば、新しいものに交換していきます。一般的な自動車の部品であれば、簡単に用意をすることができるので、そこまで時間はかかりません。ただし特殊な車や輸入車などの部品は、取り寄せに時間がかかり、整備に時間がかかることもあります。
また整備を終えて、検査で不具合が出た場合、追加で整備が必要です。合格するまで何回も追加整備を繰り返すことになるので、その分車検の時間に影響します。
検査の作業
整備を終えた後に、取り替えた部品の機能性をチェックしたり、全体的な安全性をチェックする作業です。車検の中で最も重要な工程であり、特に問題がなければ、10分から20分ほどで終了します。
また24ヶ月点検もこの検査の作業に含まれます。24ヶ月点検とは、名前の通り24ヶ月ごとに点検を行う法定点検(法律で義務付けられている点検)の1つです。こちらも特に問題がなければ、15分ほどで終了します。
手続きの作業
無事車検をクリアしたら、適合標章と言う証明書が発行されます。検査内容や今後のメンテナンスについて書かれているので、目を通しておいてください。
なお、ここで手渡される証明書は「仮」です。本物の証明書は、陸運局で発行され、来店か郵送で入手できます。
なぜ車検にかかる時間が変化するの?
ここまで記してきたように、車検はそれほど時間がかかるものではありません。
しかし、2~3日かかるケースもあるため、必ずしも早いとは言い切れないのが実情です。なぜ、業者によってスピードが違うのでしょうか。ここでは各業者の車検の速度がなぜ早いのか、遅いのかについて見ていきます。
チェック項目が多い場合は遅くなる
車検が遅くなる理由の一つに、チェック項目の多さがあります。つまり、それだけ丁寧に車検を行っているということです。このケースは、ディーラーでよく見られます。ディーラーは、自社ブランドのステータスを背負っているため、高品質なサービスを提供しなければなりません。そのため、速さよりも質を重視しているのです。車検に安全第一を求めるのであれば、ディーラーはオススメできます。
車検が混んでいると待ち時間がかかる
車検の承りが混んでいる場合は、どうしても遅くなってしまいます。こればっかりは、仕方ありません。ディーラーが行う車検は質が高いため、日数がかかるとはいえ人気は衰えません。状況によっては、2~3日以上覚悟する必要があります。ガソリンスタンドで行う車検も時間がかかるかもしれません。ガソリンスタンドの本業は車検ではなく、洗車や給油だからです。車検はその合間に行うため、優先度は高くありません。ガソリンスタンドの混み具合によっては時間がかかりますので、ご留意ください。
取り寄せが必要なパーツがある
取り寄せが必要なパーツがある場合、車検に時間がかかってしまいます。例えば発売から間もない人気車種であれば、比較的部品を手に入れやすいため、車検にかかる時間に大きな影響を及ぼすようなケースは少ないでしょう。
しかし生産終了から長い時間が経っていたり、輸入車でパーツを輸入しなければならなかったりするような場合は、その部品を用意しなければ点検を始められません。特に純正品にこだわるようであれば、時間がかかりやすいので注意しましょう。
整備士が多い場合は早い
車検フランチャイズのように、車検を専門的に扱っている業者はスピードに定評があります。その理由は、整備士の数が多いからです。複数の整備士が1台の自動車に着手するため、即日終了することができます。ちなみに、一般整備工場は融通が利きやすいので早いことがありますが、小規模の業者が多いため、想像以上に時間がかかるケースも……。
一般整備工場の車検期間は、ばらつきがあるのでご留意ください。
車検方法がマニュアル化されている場合は早い
飲食店のフランチャイズは、どこのお店でもマニュアル化されたメニューで料理を作っています。そのため、どの店舗で食べても同じ味がしますし、調理スピードは変わりません。それは、車検のフランチャイズでも同じです。店舗によって車検方法に差が出ないようにマニュアル化されているため、スピーディーな検査をしてくれます。
車検の時間を短縮する方法
車検に時間がかかるケースとかからないケースは、大体分かりました。「そういう理由なら車検に時間がかかるのも解る」と納得できた人もいると思いますが、「それでも早く終わらせたい!」という人もいると思います。そんなドライバーのために、車検の時間を短縮する方法をまとめました。
ユーザー車検を利用する
車検時間を短縮するためには、ユーザー車検を利用するのがよいでしょう。ユーザー車検は自分で車検をするもので、時間短縮だけでなく費用を抑えられるといったメリットがあります。
しかしユーザー車検は、車の整備に詳しい人でなければ難しい方法であるのも事実です。例えば車に不備があって車検に合格しなかった場合、自分で整備をしなければなりません。また各種手続きも自分でしなければならないため、業者にやってもらうよりも手間がかかる場合があります。
大手の車販売店にもっていく
まず最初に挙げられるのは、大手の車販売店に持っていくことです。他の業者と競合するために、車検スピードに力を入れている車販売店が増えています。それぞれの工程に見合ったスタッフを配置しているため、スピーディーに検査して、即日終了というケースも珍しくありません。お近くに車販売店がある場合は、相談してみてはいかがでしょうか。ネクステージは全国展開をしている大手車販売店なので、車の販売や買取だけでなく、車検なども行なっております。
事前に予約をしておく
いきなり自動車を持って行って車検の依頼をするのはナンセンスです。これは、どの業者にも言えます。必ず、自動車を持って行く前に予約を入れてください。業者は、様々なお客様の予約を元にスケジューリングしていますから、予約しておいた方が効率のよい車検を提案してくれます。
特に注意していただきたいのは、ガソリンスタンドに車検依頼する場合です。「車検承ります」と書かれているガソリンスタンドが多いですが、いきなり持って行ってもその場ではやってくれません。以下は業者に予約する場合の目安です。
車の販売店 |
最短翌日 |
ガソリンスタンド |
3日~5日 |
ディーラー |
5日~ |
民間整備工場 |
3日~5日 |
どれくらい時間を要するか聞いておく
一般的な自動車なら比較的早く終わるかもしれませんが、古い自動車や輸入車の場合は時間がかかるかもしれません。そういう時は、前もって車検時間を確認しておきましょう。その際は、ぜひネクステージの無料見積もりをお試しください!ネクステージは24時間WEBでお申し込みが可能です。
日頃から車の状態を整えておく
どうして車検が長引いてしまうかと言うと、整備が必要な箇所が多いからです。日ごろから車のメンテナンスをしっかりと行っておくことによって、故障を早期に発見・修理することができ、結果的に車検の時短につながります。
特に故障を早期に発見できるメリットは大きく、不慮の事故を未然に防ぐことができます。整備にかかる時間を減らすために、また安心・安全なカーライフを実現するために、日ごろのメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
ネクステージならネットで車検予約ができる!
この記事を読んでいる人の中には、「車検をしたいが業者を決められていない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ネクステージは、ネットで車検予約ができるため、忙しい人でも便利にお使いいただけます。地域最安値に挑戦していることもあり、リーズナブルな価格で車検が受けられるのも魅力です。ここではネクステージの車検について解説します。
立ち会い車検で地域最安値へ挑戦中
ネクステージの車検は、地域最安値に挑戦中です。割引をすべて適用した場合、車検基本料金から最大で1万円の割引が受けられます。また他店の見積り額からさらに10%オフの取り組みもしているため、リーズナブルな価格で受けられるのが魅力です。
最新設備を備えており、質の高い整備を提供しているのもネクステージの強みです。アフターフォローにも万全を期しているため、ぜひご利用ください。
無料代車と利用しやすい店内環境
ネクステージの車検サービスでは、各店舗に代車を多数ご用意し、無料貸し出しを行っています。車検中に車を使えないと、不便を感じる人も多いでしょう。車検で車をお預かりすることになった場合でも、なるべくお客様にご不便をおかけしないよう務めています。
また確かな技術を持った専任スタッフが一台一台丁寧に整備していたり、立会い車検を実施していたりと、車検に関するサービス内容も豊富です。車検で何か分からないことがございましたら、ネクステージまでお気軽にご相談ください。
まとめ
車検にかかる時間は、依頼する業者にもよりますが、一般的に2日から3日で終了します。事前予約をしておくと、さらに時間を短縮することができるので、車検から1ヶ月前を目安に予約をするようにしましょう。
またネクステージでも車検を行っており、最短1時間で終了します。預かりが必要になった場合も、代車は無料で貸し出しております。車検について何かわからないことがございましたら、ネクステージまでお気軽にご相談ください。
■車検のことならネクステージグループへ!代車も無料です!
よくある質問
Q. 車検は1日でできますか?
A.業者によっては時間のないユーザーのために、即日で対応してくれるところもあります。ただし、1日車検では必要最小限の点検しか行ってくれません。交換する部品があったとしても純正品などにこだわることができないのが特徴です。
Q. 車検にかかる平均期間はどのくらいですか?
A. 車検は、業者に依頼すると数時間から数日かかるのが一般的です。検査車両の混み具合や、代車の在庫状況によっては希望通りの予定で検査が受けられない場合もあります。事前に見積もりと合わせてスケジュールを確認するのがおすすめです。
Q. 車検は当日予約なしで受けられますか?
A. 1日車検であれば、即日対応できる場合があります。ただし、必要最小限の点検で融通が利くサービス内容ではないのが一般的です。従実した点検項目や交換する部品などにもこだわる方は、事前に予約してスタンダードプランを選ぶことをおすすめします。