同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

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同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

車検費用は、新車からの期間が伸びるほど、高くなる傾向があります。なぜ車検費用が前回と異なるのか、気になった方もいるでしょう。車検ではいくつかの費用を合わせた合計額が請求されます。内訳を知っておくことで、車検の不安が軽減されるかもしれません。

 

この記事では、車検費用の内訳を解説しつつ、新車からの長い期間を経るほど高くなる理由を紹介します。車検の主な依頼先や、それぞれの特徴も把握できるので、ぜひ最後までご覧ください。

 

※目次※

1. 同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる

2. 車検費用の決まり方

3. 経過した期間が長い車は車検に備える修理費用も増えやすい

4. 車検費用の内訳を見てみよう

5. 経過した期間が長い車の車検費用が安いのはどこ?

6. 経過した期間が長い車は車検と買い替えの費用を比べてみよう

7. まとめ

 

■POINT

・13年を超える車は自動車税や重量税が高くなり、修理する箇所も増える傾向にある。

・車検費用は、法定費用・車検基本料・整備費用の3つに分けられる。

・車検はディーラーや整備工場、カー用品店、車検専門店、ガソリンスタンドなどに依頼できる。

 

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同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる

同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

車にかかる自動車税と自動車重量税は、13年経過すると金額が増える仕組みです。エコカーは減税になりますが、対象ではない車の負担額は長く乗るだけ増えていきます。

 

ここでは、13年・18年と年数がたつにつれて、どのくらい違いがあるのかを見ていきましょう。

 

自動車税種別割

自動車税種別割は、毎年支払う必要のある税金です。具体的な税額を表で示しますが、新車から13年を超えると、標準の税額から約15%高くなります。

 

軽自動車税種別割に関しては、約20%の重課です。また、13年未満でも初度登録した年月日によって、税額が異なる点もチェックしておきましょう。

排気量

13年未満

(2019年10月1日以降に初回新規登録した車)

13年未満

(2019年9月30日以前に初回新規登録した車)

13年超

1,000cc以下

2万5,000円

2万9,500円

3万3,900円

1,000cc超~1,500cc以下

3万500円

3万4,500円

3万9,600円

1,500cc超~2,000cc以下

3万6,000円

3万9,500円

4万5,400円

2,000cc超~2,500cc以下

4万3,500円

4万5,000円

5万1,700円

2,500cc超~3,000cc以下

5万円

5万1,000円

5万8,600円

3,000cc超~3,500cc以下

5万7,000円

5万8,000円

6万6,700円

3,500cc超~4,000cc以下

6万5,500円

6万6,500円

7万6,400円

4,000cc超~4,500cc以下

7万5,500円

7万6,500円

8万7,900円

4,500cc超~6,000cc以下

8万7,000円

8万8,000円

10万1,200円

6,000cc超

11万円

11万1,000円

12万7,600円

※slide →

(2024年7月時点の情報です)

 

 

13年未満

(2015年3月以前に初回新規登録した車)

13年未満

(2015年4月以降に初回新規登録した軽自動車)

13年超

軽自動車

7,200円

1万800円

1万2,900円

※slide →

(2024年7月時点の情報です)

 

自動車税種別割を支払わないと、車検を受けられません。車検時に請求されるわけではありませんが、車検費用の一部ともいえるでしょう。

 

自動車重量税

自動車重量税は、車検時に支払う税金です。その名の通り車の重量にかかる税金で、車両重量0.5t刻みで税額が設定されています。

 

自動車税種別割と同様に、新規登録から13年経過すると金額がアップし、その割合は40%程度です。そして18年経過で、そこからさらに10%ほど増額します。

 

「エコカー以外:車検2年」

車両重量

13年未満

13年経過

18年経過

軽自動車

6,600円

8,200円

8,800円

0.5t以下

8,200円

1万1,400円

1万2,600円

~1t

1万6,400円

2万2,800円

2万5,200円

~1.5t

2万4,600円

3万4,200円

3万7,800円

~2t

3万2,800円

4万5,600円

5万400円

~2.5t

4万1,000円

5万7,000円

6万3,000円

~3t

4万9,200円

6万8,400円

7万5,600円

※slide →

(2024年7月時点の情報です)

 

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車検費用の決まり方

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車検費用の大まかな内訳は、どこで受けてもほぼ変わらない法定費用と、依頼する業者によって変動する車検基本料、車の状態によって追加される整備費用に分けられます。ここでは、それぞれの費用の概要を解説するので、参考にしてみてください。

 

法定費用

法定費用とは、車検時に支払う税金や、法律によって加入が義務付けられている保険料のことです。また、車検を受ける際の手数料も含まれています。

 

具体的には、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料です。自動車重量税は経過年数に応じて増額しますが、業者によって変動することはありません。

 

自賠責保険料も改定されるケースはありますが、こちらに関しても依頼する業者を問わず同額です。検査手数料については、車検を通す方法によって多少変動します。

 

車検基本料

車を陸運局や軽自動車検査協会に持ち込み、自分自身で車検を通すユーザー車検を除き、業者に依頼する場合は車検基本料がかかります。車検時に実施する点検や検査、手続きなど、お店側に支払う費用のことです。

 

お店によって、単に車検基本料として見積書に記載する場合や、車検代行手数料・24か月点検料・継続検査料など名目が分けられていることもあります。そして車検基本料で押さえておきたいのは、依頼する業者によって変動する点です。

 

整備費用

整備費用は、車検で整備が発生した場合に支払う料金のことです。車検では保安基準に適合しているか自動車検査員がチェックします。その際に、不適合部分があると落ちてしまうため、保安基準に適合するよう整備する必要があるのです。

 

また保安基準に適合する状態でも、劣化や消耗しているなどを理由に部品交換を依頼した場合は、追加で整備費用が発生します。整備費用は、車の各パーツの状態によって、車検費用を大きく押し上げる可能性のある要素です。

 

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経過した期間が長い車は車検に備える修理費用も増えやすい

同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

車の部品は時間が経過するほど劣化し、走れば走るほど消耗していきます。車検を通すためだけでなく安全性を確保するためにも、修理費用やメンテナンス費用は欠かせないでしょう。ここでは、車検費用に関して押さえておきたいポイントを解説します。

 

10万kmを超えた頃から修理費用が上がりやすい

自動車は、さまざまなパーツで構成されています。車がまだ新しい場合は、エンジンオイルやタイヤなど、消耗品を交換することで問題なく走行できることがほとんどです。しかし、年数が経過するほど熱や紫外線などのさまざまな要因で各パーツは劣化します。

 

また、走行距離が伸びるほど、部品交換などで修理費用が多くかかるでしょう。一般的には10万kmをめどに修理費用が高くなる傾向にあります。オルタネーターやラジエーターファンモーター、エアコンなどが故障し、高額な修理が発生しやすくなるのです。

 

車検前のメンテナンスで車検時の負担を減らせる

車検費用を抑えたい場合は、定期的にメンテナンスを実施することが大切です。法定費用や基本料金などで高額になりがちな車検時に、まとめてバッテリーやタイヤを交換すると大きな出費になるでしょう。

 

車検時にかかる費用を分散させるためにも、日常点検を実施して車の状態をチェックし、必要に応じてメンテナンスすることをおすすめします。

 

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車検費用の内訳を見てみよう

同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

ディーラーや販売店などに車検を依頼すると自賠責保険料・登録手数料・検査手数料・整備料・車検代行料・自動車税などの費用がかかってきます。ここでは、それぞれの費用額や必要性について見ていきましょう。

 

自賠責保険料

車を所有している人は、購入と同時に自賠責保険に加入しなければなりません。これは強制加入なので、支払い義務が発生するものです。

 

補償内容は、事故にあった場合、対人に対して保険が下ります。この自賠責保険を有効にするためには、自賠責保険料を支払っていかなければなりません。主に、24か月契約で更新することが多く、支払い方法は数種類存在します。

保険期間

12か月

24か月

自家用乗用車

1万1,500円

1万7,650円

※slide →

(2024年7月時点の情報です)

 

車検を行う場合は、この自賠責保険料を支払った証明である自賠責保険証が必要です。保険証がないと車検に通ることはないので注意しておきましょう。

 

登録・検査手数料

登録手数料や検査手数料は、手続きを行う際に支払う手数料です。そのため、整備や点検の際の手数料ではありません。また費用の金額は、車の種別や保安基準適合証の有無でも変わります。具体的な費用は以下の通りです。

 

「継続検査にかかる検査手数料」

 

小型自動車

普通自動車

持ち込み検査

2,200円

2,300円

保安基準適合証の提出

1,800円

1,800円

OSS申請

1,600円

1,600円

※slide →

(2024年7月時点の情報です)

 

整備料・車検代行料

整備料や車検代行料は、車の点検などにかかる費用と、整備をディーラーや販売店に依頼した場合にかかる費用です。自分で行うユーザー車検では、この費用はかかりません。

 

しかし、ユーザー車検は手間や時間がかかったり必要書類が多かったりします。専門業者に依頼したほうが早くて確実なのでおすすめです。

 

整備料や車検代行料の金額は各業者によって違います。指定工場を持っている整備工場もあれば、整備のみを自社で行う業者もあり設備によって料金もさまざまです。

 

また、繁忙期などでも金額が変わってくるため、一概にはいえませんが業者に車検を依頼するとかかる費用と覚えておくとよいでしょう。

 

自動車税種別割

車検を受ける際は、自動車税納税証明書が必要です。この証明書は自動車税を支払ったという証になります。自動車税は車を所有している人に毎年5月に送られてくるものです。そのため、車を所有している人は毎年支払わなければなりません。

 

支払金額も所有している車の排気量と年式で大きく変わります。そのため、自動車税を安くしたい人は車の排気量と年式に注意するとよいでしょう。

 

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経過した期間が長い車の車検費用が安いのはどこ?

同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

車検費用は、依頼先によって大きく異なるケースがあります。どこに依頼しようか迷っている方もいるでしょう。ここでは、ディーラーや整備工場、カー用品店など、車検に対応した主な依頼先について紹介しつつ、その特徴を解説します。

 

ディーラー

技術力や信頼性を重視して車検を依頼したい場合は、ディーラーがおすすめです。ディーラーは自社で取り扱う車種に精通しています。車種ごとの特徴を熟知している他、車検だけでなく保証修理やリコール対応など、まとめて依頼できるでしょう。

 

また、整備で使用する部品は、基本的に純正品です。車検費用は高めの傾向ではありますが、サービスの質の高さも特徴のひとつといえるでしょう。

 

整備工場

整備工場は個人や地元の企業が運営しているなど、規模はさまざまです。多くの場合、国産車であれば、メーカー問わず車検を依頼できるでしょう。輸入車については対応していないケースがあるので事前に確認することが大切です。

 

整備工場は、お店よって料金設定が異なるので、チラシやホームページなどで事前に調べておくとよいでしょう。信頼できるかどうかは、口コミを参考にしてみてください。

 

カー用品店

カー用品店の多くは全国展開しているため、一定した品質のサービスを受けられるのが特徴です。タイヤやエンジンオイルなどの消耗品を、さまざまな商品から選べるのも魅力といえます。車検時に部品を交換する際、整備費用を安く抑えやすいでしょう。

 

例えばタイヤの場合、ブランドによって価格は大きく異なりますが、コストパフォーマンスに優れた商品を選ぶことで安く交換できます。

 

車検専門店

車検専門店では、点検や検査などの車検の業務を仕組み化しており、スピーディーに完了する点が特徴です。立会車検を実施している業者に依頼すると、整備の必要がなければ1時間程度で終わることもあるでしょう。

 

また、料金設定が分かりやすいのも車検専門店の特徴です。その料金も比較的リーズナブルなので、安く抑えたい場合は選択肢の候補となります。

 

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは店舗数が多く、利用しやすい点が魅力です。給油以外にも洗車やボディコーティング、オイル交換に対応した店舗があります。ガソリンスタンドを運営している企業が整備工場を持っている場合は、車検を依頼できるでしょう。

 

車検費用を安く抑えられる可能性があるので、給油のついでに料金設定や車検にかかる期間などを確認してみてください。

 

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経過した期間が長い車は車検と買い替えの費用を比べてみよう

同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

新車から多くの期間が経過するほど、車検費用は高くなるでしょう。一定期間で税額が上がることは避けられません。また、壊れた場合は修理が必要です。ここでは、古くなった車を維持するリスクと、買取に出すメリットについて解説します。

 

古くなった車が抱えるリスク

13年以上の車を乗り続ける場合、維持することだけを考えると車検に出せば安価に収まりますが、自動車税と重量税は高くなります。

 

さらに、車に不具合や故障が頻繁に起こりやすくなるのも古くなった車の特徴です。車を運転していて、突然動かなくなるトラブルにつながる可能性が高まります。

 

このような最悪の事態も考えて車の維持を検討しなければなりません。車の安全性やその他で発生する費用を考えると、買い替えも選択肢に入れたほうが安心な場合もあります。

 

費用面においても10年未満の中古車であれば、維持費や税金面を抑えられるでしょう。13年以上経過している車に比べると、安全性能も各段にアップしています。自分だけでなく周囲の人を守るためにも、少しでも性能の高い車を選ぶことが大切です。

 

買い替えなら買取できる可能性がある

13年以上経過した車から、少しでも安全性の高い車に買い替える際に注意しておきたいのが下取り価格です。実は、10年以上経過した車の価値は低く、ディーラーなどで下取りに出すと値段が付かないケースがよくあります。

 

買い替えを検討している場合は、買取店に査定してもらうのがおすすめです。買取店では13年以上たった車でも値を付けて買取ってくれる可能性があります。買取店では中古車を多く販売しているため、仕入れとして値段を付けてくれるのが特徴です。

 

また、部品のみでも売買を行う業者もあるため年式の古い車でも査定額0円ということは少ない傾向にあります。さらに、10年以内の中古車も多く販売されているため、買い替えもスムーズ行えるメリットも魅力です。

 

少し予算に余裕があるならば、新車では手が届かなかった車でも安く購入できるかもしれません。売却や購入を総合的に判断しても、中古車の売買ならば買取店がおすすめです。

 

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まとめ

同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

新車から年数が経過するほど、車検費用は高くなる傾向にあります。自動車税種別割の場合は13年、自動車重量税の場合は13年と18年経過で税額が上がってしまうためです。また、車自体が古くなることにより、修理が増えて車検費用の増加につながります。

 

車検費用を抑えたい場合は、日頃からメンテナンスを意識しつつ、依頼する業者を選定することが大切です。車検基本料はお店によって大きく変動する部分なので、見積もりを比較して検討しましょう。

 

▼ライタープロフィール

同じ車でも経過した期間で車検の費用が変わる!高くなる税金や内訳を紹介

小波津健吾

高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。

 

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