車検費用は分割払いできるの?支払う方法や支払えない時の対処法もご紹介
車を所有していると、2年ごとに車検が必要です。新車購入時の初期車検は、購入から3年後と決められています。車検にはまとまったお金がかかるため、車検費用をどのように捻出するか考えておかなければなりません。
車検費用の負担をできるだけ減らすためには、車検費用の内訳や支払い方法について知っておくことが大切です。
今回は、車検費用を分割で支払う場合の注意点や支払いが難しい場合の対処法などを紹介します。車検費用の負担を減らしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・車検費用はクレジットカード払いや車検ローンによって分割で支払うことが可能!ただし「法定費用」は現金払いの業者が多い
・車検費用を分割払いするなら、「金利」「業者の対応」に注目!車検ローンの金利相場は14%~15%
・どうしても車検費用を支払えない場合は車の売却も1つの方法!車検や愛車の売却はネクステージがおすすめ
車検を分割で支払うことはできるの?
定期的に訪れる車検ですが、その時期を把握していなかった場合など、急な出費となってしまうこともあります。出費の多い月と重なってしまえば、車検費用を捻出するのが難しい状況も出てくるかもしれません。こんなときに、車検費用を分割払いできたらと思うのではないでしょうか。車検を分割で支払えるのかどうかについてご紹介します。
分割払いもできる
結論からいえば、車検費用の分割払いは可能です。その方法は「クレジットカード」と「車検ローン」の2種類に分けられます。車検ローンとは、金融機関のマイカーローンや中古車販売店などがクレジットカードと提携して実施しているものです。
また、車検費用のすべてを分割払いできるわけではありません。一般的に、車検を受けるためには「法定費用」と「車検費用」の2つの費用が必要です。法定費用は現金での支払いを求められることがほとんどなので、事前に現金を用意しておきましょう。
販売店によって料金が変わってくる車検費用は分割の対象となります。車検ローンでは少額からでも借り入れすることができるため、少しでも車検費用の負担を減らしたいと考えている人は、利用について検討してみることも大切です。
対応は業者ごとに異なる
いますぐの支払いが難しい場合の対処方法として、クレジットカードや車検ローンでの分割払いがあります。車検費用を分割で支払うことで、ユーザーの負担軽減にもつながります。では、車検の分割払いなどはすべての業者で対応しているものなのでしょうか。
基本的にディーラーや大手の中古車販売店、カー用品店などでは分割払いに対応しているところがほとんどです。しかし、一部の車検サービスを実施している店舗では車検ローンだけでなく、クレジットカードでの支払いも断られるところもあります。
そのため、事前に分割での支払いができるかどうかの確認をしておくことが大切です。仮に車検ローンを利用する場合は申し込みから審査などの時間を考慮する必要があるため、車検切れにならないためにも、1ヶ月程前から行動しておくことをおすすめします。
分割するべき?車検費用の支払う方法は3つある
どうしても費用がかかってしまう車検だからこそ、計画的に考えていきたいもの。そんな車検費用の支払い方には「現金一括」「ローン」「クレジットカード」といった3通りに分けられます。では、それぞれにどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ここでは、簡単に車検費用の支払い方についてご紹介します。
現金一括
車検費用に含まれる「法定費用」は現金払いが求められることがほとんどであることからも、現金一括での支払いを選択していた人もいるかもしれません。現金一括なら金利手数料が発生しないため、余計に出費してしまうこともなくなります。
また、現金支払いを選択することで、割引サービスや洗車、粗品といったサービスが受けられることもあります。ただし、資金に余裕がなければ現金一括での支払いは大きなデメリットとなってしまうということも考慮しておかなければいけません。
ローン
出費が多い月と重なってしまうなど、現金一括での支払いが難しくなってしまうケースも出てくるでしょう。このような場合に役立つのが車検ローンの存在です。審査に通れば車検費用を分割で支払えるため、負担の軽減にもつながります。
しかし、車検ローンを利用する場合は、金利手数料のことを頭に入れておかなければいけません。金融機関のマイカーローンなら2%~5%といった低金利で受けることができますが、審査基準が厳しく、車両購入時以外には利用不可となっているところもあります。中古車販売店などで利用できる車検ローンは「整備ローン」と呼ばれることがありますが、こちらも一般的には金利が高めになります。
クレジット
車検費用はクレジットカードでの支払いも可能です。車検ローンと同じく法定費用以外の支払い対応となっていることがほとんどです。ただしクレジットカードによって支払うことができない場合もあるので注意しておく必要があります。
車検費用はなぜ分割したくなるほど高いの?
車検費用は、「法定費用」「車検基本料」に「部品交換の実費」を加えた金額です。車の状態や車検場所によって車検費用は異なります。修理が必要な部分があれば、車検費用が高額になることもあるため、負担が大きいと感じる人も少なくありません。
ここでは、車検費用の内訳と相場について詳しく解説します。
法定費用について
法定費用とは、車両ごとに一律で定められている費用です。項目ごとに支払うべき場所が異なります。
法定費用の内訳は、次の通りです。
・自動車重量税
・自賠責保険料
・収入印紙
自動車重量税と収入印紙は国に支払い、自賠責保険料は損害保険会社に支払います。普通車における法定費用の相場は、2万8,000円~5万5,000円程度です。法定費用は、車両重量や車検を受ける工場によって差があります。
車検費用について
車検基本料とは、整備や点検にかかる費用です。法定費用は一律で決められているのに対して、車検基本料は業者ごとに価格が設定されています。普通車における車検基本料の相場は、1万5,000円~10万円程度です。
ディーラーには「自社の車を熟知した整備士が対応してくれる」「純正パーツを使用してくれる」などのメリットがあります。ただし、料金は整備工場に比べると高いことが特徴です。
整備工場は料金を安く抑えることができますが、技術は整備工場によって異なるため見極めが重要です。
車検費用を分割払いにする時の注意点
車検費用が高額になる場合や一括で支払うことが難しい状況にある場合は、クレジットカードや車検ローンによる分割払いを上手に活用しましょう。
ただし、車検費用の分割払いにはメリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは、車検費用を分割払いにする時に注意すべき「金利」と「業者の対応」について解説します。
金利がかかる
一時的な負担を解消できる車検ローンですが、金利について不安を感じている人もいるのではないでしょうか。もちろん、車検費用を現金一括で支払いができるのが一番ですが、店舗や金融機関で申し込むと車検ローンの金利が何%になるのかは気になるところ。
一般的に多く利用されている金融機関のマイカーローンの金利は2%~5%程度が相場となっています。マイカーローンは金利が低い分、審査基準は厳しくなっているだけでなく、金融機関によっては車両購入時以外には利用不可となっているところもあります。
また、ディーラーや大手中古車販売店、車検業者ではクレジットカード会社と提携してローンの申し込みができるところも少なくありません。各店舗によって信販会社が異なるものの、店舗で申し込む車検ローンの金利は14%~15%程度が相場となっています。
全額の分割払いができない場合がある
すべての業者で車検費用の全額を分割払いできるわけではありません。業者によっては、法定費用の分割払いに対応していない場合もあります。
分割払いを前提に車検を依頼したものの、精算時に現金が必要となって慌てることがないように、業者の対応について事前に確認しておくことが大切です。また、クレジットカード払いを希望する場合は、業者が取り扱うカード会社をチェックしておきましょう。
車検費用の分割払いのローン審査を受ける時のポイント
ローンを組んで車検費用を分割払いするにあたり、まずはローン審査を受ける必要があります。車検ローンの利用を検討している人は、ローン審査をクリアするための基準を確認しておきましょう。
ここからは、車検ローンの審査を受ける時のポイントについて解説します。
収入の状況を確認する
車検ローンの審査では、返済能力があるかどうかを判断するために職業や収入面をチェックします。返済能力があると判断されるためには、安定した収入や勤続年数が必要です。
収入が不安定とみなされやすいアルバイトや自営業、勤続年数が短い正社員は、審査が通りにくい傾向にあります。
収入が原因で車検ローンが通りにくい場合は、連帯保証人を立てるかカードローンまたはクレジットカードのリボ払いを利用することも1つの方法です。
返済比率を確認する
車検ローンの審査基準の1つに、「返済比率」があります。返済比率とは、年収に対して年間返済額がいくらあるかを表したものです。借入が複数あり返済比率が30~40%以上の場合、返済負担が大きいと判断され審査が通りにくくなります。
返済比率の算出方法は、下記の通りです。
返済比率=年間返済額÷年収×100 |
返済比率が高くて審査が通らない可能性がある人は、「借入希望額を減らす」「他の借入を返済して年間返済額を減らす」などの工夫が必要となります。
信用情報の事故歴を確認する
車検ローンの審査を受ける場合、信用情報の事故歴を確認することがポイントです。過去に返済の遅延があると、返済能力がないと判断されます。
以下は、信用情報の事故歴の一例です。
・ローンやクレジットカード払いの滞納
・携帯電話の割賦払いの滞納
・奨学金の支払いの滞納
信用情報の事故歴が消えるまでには、1~5年かかります。信用情報に不安がある人は、信用情報機関に開示請求を行い確認することが可能です。
車検費用が払えない場合の対処法
定期的に訪れる車検ですが、車検証の満了日を把握していないなど、ギリギリで急な出費となってしまうこともあるでしょう。一般的に10万円前後が相場となっている車検費用なだけに、支払いが難しいということも出てくるかもしれません。車検費用を支払うことができない場合の3つの対処法についてご紹介します。
ローンで支払う
急に準備できる現金が少ないという場合は、車検ローンでの支払いを検討しましょう。「重量税」「自賠責保険料」「印紙代」を合わせた法定費用は現金払いの必要がありますが、ある程度の負担を減らして車検費用を支払うことができます。(ネクステージでは、法定費用も含める全額をローンで支払うことが可能)
とはいっても、すべての人が利用できるわけではありません。場合によっては、審査に通らないこともあります。まずは中古車販売店など、車検依頼先に相談してみましょう。
知り合いに借りる
車検ローンは法定費用を現金で支払わなければいけないことがほとんどです。また、審査に落ちてしまうこともあるため、多少のリスクが伴います。本当にどうしようもない場合は、知り合いや家族などにお金を借りるという選択肢もあります。
ただし、個人間での貸し借りになるため、正式な契約書などは存在しません。いつまでに返すのかなどを決めてから借りなければ、後でトラブルになることもあるでしょう。逆に貸す立場になったときは、信頼できる人にのみ貸すようにしてください。
車を売却する
車検費用を支払うのが難しい人のために車検ローンを利用したり、知り合いに借りたりといった対処法がありますが、最後に車を売却するという選択肢も検討してみましょう。実は、車検のタイミングで売却を行う人は少なくありません。
車を売却すれば車検費用を支払わなくて済むだけでなく、売却金を手にすることができます。車検の時期が訪れたらいろいろな可能性を探ってみることが大切です。売却で得た金額で新しい車に買い替えるといった選択肢も考えられます。
➡ 車検費用が払えない場合についてさらに知りたい方はこちら!
車検の悩みはネクステージで解決しよう!
車検を受けるとなると、業者選びや車検費用などわからないことが多くて悩んでしまう人も少なくありません。「ネクステージ」では、車の状態やお客様の希望に合わせた車検プランのご提案を行っています。
気になる車検の悩みは、ネクステージで解決しましょう。ここでは、ネクステージならではの魅力を2つ紹介します。
地域最安値の車検に挑戦している
ネクステージは地域最安値の車検に挑戦しているため、お得に車検を受けることが可能です。
ネクステージの車検費用は、他店の見積もり額から10%オフとなります。また、車検の見積もりや代車の貸出しは無料です。
ただ安いだけでなく、安心かつスピーディーな車検を実現できるように最新の設備も整えています。車検はもちろん車検後のオイル交換や整備などもお任せください。
車を手放す際も高価買取実施中!
ネクステージでは、リーズナブルな車検サービスだけでなく愛車の高価買取もご利用いただけます。
ネクステージが高価買取を行える理由は、次の3つです。
・売却ルートを確保しているから中間マージンがかからない
・買取車をすぐに再販できるため維持費を削減できる
・適正査定により車本来の価格で買取できる
ネクステージでは、国内300以上の店舗で車のダイレクト販売を行っています。仲介業者への手数料がかからず再販までの維持費をカットできるため、買取価格が高くなる仕組みです。
愛車の買取を検討している場合は、高価買取が行える環境が整っているネクステージへご相談ください。
よくある質問
Q. 車検は分割払いできますか?
A. 車検費用の分割払いは利用する業者によって異なります。一般的にはクレジットカードや信販会社の車検ローンで36回まで、金融機関のマイカーローンで36回~60回までです。
一部の信販会社では60回払いに対応しています。車検費用を分割払いする際には、分割払いの対象となる金額を確かめておきましょう。自賠責保険、自動車重量税、印紙代などの法定費用は、ローンの対象外として扱われる場合があります。
Q. 車検代を払えない時はどうすればよいですか?
A. 車検代を払わないと、新しい車検証が発行されず公道を走ることができなくなります。タイミングによっては車検切れとなり、交通違反として罰金や取り締まりの対象となる可能性や、自動車保険が無効になる場合があります。資金調達の方法はいくつかありますが、車検代が払えない場合は、一旦車を手放すことを検討するのも一つの手段です。
Q. 車検はローン払いできますか?
A. 車検にローンを利用することは可能です。カーローンは車両代以外にも、運転免許やメンテナンスなど、車に関する支払い用途であれば利用できます。
まとめ
車検費用は、「法定費用」「車検基本料」を合わせた金額です。クレジットカードや車検ローンを利用する場合、車検費用を分割払いすることができます。
ただし、法定費用は現金での支払いを求める業者がほとんどです。車検費用を分割払いする際は、金利と業者の対応に注意が必要です。また、車検ローンを組む場合は、審査をクリアできるように、「収入の状況」「返済比率」「信用情報」を確認しておきましょう。
ネクステージでは、車検はもちろん普段の愛車メンテナンスや高価買取にも対応しています。満足度の高いカーサービスを希望する場合は、ネクステージへご相談ください。