コンパクトSUVの人気モデル20選！家族で使う一台を選ぶ際のポイントも
コンパクトSUVは、家族での使用に適した室内空間と荷室の広さを備えつつ、都市部での取り回しの良さも兼ね備え、セダンやミニバンとは一線を画す魅力を持っています。
この記事では、国産車から外車まで、全20車種の人気モデルをピックアップしました。家族にぴったりのコンパクトSUVを、見つけるための参考にしましょう。
※目次※
・コンパクトSUVは、アイポイントの高さと運転のしやすさを兼ね備え、狭い道路や駐車場でも扱いやすい。
・家族で使うコンパクトSUVを選ぶ際は、室内空間の広さや荷室の使い勝手の良さを重視する。
・コンパクトSUVには豊富な選択肢があるため、よく吟味して自分のニーズに合った一台を見つけることが大切。
コンパクトSUVとは？特徴とメリット
コンパクトSUVは、SUVの魅力と小型車の利点を兼ね備えた車種として、近年注目を集めています。高い視点と小回りの良さを両立し、運転しやすいのが特徴です。
以下では、コンパクトSUVの定義や特徴、家族での使用に適したポイント、そしてセダン・ミニバンとの違いについて詳しく解説します。
コンパクトSUVの定義と特徴
コンパクトSUVは、SUVの魅力と小型車の利点を兼ね備えています。座席位置が高く、見晴らしが良いため、運転しやすいのが魅力です。また、ミドルサイズSUVと比べてコンパクトなボディは、狭い道路や駐車場でも扱いやすいメリットがあります。
燃費性能も、注目すべきポイントです。小型エンジンを搭載していることが多く、車体も軽量化されているため燃費が良好で、燃料費や税金などの維持費を抑えやすいでしょう。
また、価格も比較的手頃です。若年層や家族向けに設計されているため、価格を抑えつつも、必要な機能は十分に備わっています。このバランスの良さが、コンパクトSUVの人気を支えている要因のひとつといえるでしょう。
家族での使用に適したコンパクトSUVのメリット
コンパクトSUVは、家族での使用に適した多くのメリットを備えています。高い天井と効率的なレイアウトにより、室内空間が広く確保され、大人4人でも快適に乗車できるでしょう。
荷室も使い勝手が良く、後部座席を倒せば大型の荷物も積載可能です。家族旅行や、買い物などにも役立ちます。最新の運転支援システムを搭載したモデルも多く、家族の楽しいドライブをサポートしてくれるでしょう。
コンパクトSUVとセダン・ミニバンの違い
コンパクトSUVは、セダンよりも車高が高く、悪路走破性に優れているのが特徴です。雪道や悪天候でも安定した走行が可能で、アウトドアにも適しています。一方、セダンは車高が低いため走行安定性が高く、燃費効率も良好です。
ミニバンは、コンパクトSUVよりも車体が大きく、多人数乗車や大量の荷物運搬に適しています。しかし、コンパクトSUVのほうが小回りが利き、駐車や狭い道路での運転がしやすいでしょう。
デザイン面では、コンパクトSUVは力強くスポーティーな印象を与えます。セダンが伝統的でフォーマルな印象を持つのに対し、コンパクトSUVは若々しく活動的なイメージです。対するミニバンは、家族向けの親しみやすいデザインが主流となっています。
コンパクトSUV選びのポイント
コンパクトSUVを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、室内空間と荷室の広さを考慮しましょう。燃費性能と維持費も、長期的なコストを抑えるために重要です。
家族を守るためには、安全性能も欠かせません。デザインと走行性能のバランスも意識して、選ぶことが大切です。
コンパクトSUVは室内空間と荷室の広さが重要
コンパクトSUVを選ぶ際、室内空間と荷室の広さは重要です。家族での使用を考えると、後部座席の快適性や荷物の収納力が生活の質に直結します。
室内空間は、大人4人が余裕を持って乗れるかどうかがポイントです。特に、後席の足元や頭上のスペースに注目しましょう。
荷室の広さは、日常の買い物や旅行時の荷物に対応できるかが鍵となります。カタログ値だけでなく、実際に車内に座って確認することも大切です。
また、荷室容量だけでなく、形状や開口部の広さ、シートアレンジの多様性のチェックも欠かせません。
コンパクトSUVの燃費性能と維持費もチェック
近年のコンパクトSUVは、技術革新により燃費性能が向上し、経済性が高まっています。
燃費性能は、エンジンタイプによって異なり、ハイブリッド車は市街地走行で、ディーゼル車は高速道路走行で優れた燃費を発揮する傾向です。年間走行距離や使用環境を考慮し、適切な選択をしましょう。
維持費については、燃料費だけでなく、税金・保険料も考慮する必要があります。コンパクトSUVは、車体が小さく軽量なため、自動車税・重量税を比較的低く抑えられるでしょう。
ただし、高級車や輸入車ではハイオクガソリンを使用する場合があり、燃料費が高くなる可能性もあります。
コンパクトSUVは安全性能と最新技術で選ぶ
近年、多くのモデルに先進安全装備が標準搭載されています。例えば、衝突被害軽減ブレーキは、前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険がある際に自動でブレーキを作動させるシステムです。
また、車線逸脱警報システムや後側方警報システムなどは、長距離ドライブ時の疲労軽減に役立ちます。最新のコンパクトSUVでは、全方位カメラシステムが採用され、車両周囲の死角を減らす工夫がなされており、狭い道路や駐車時に特に有用です。
ハイブリッドモデルや電気自動車も増えており、静粛性や環境性能も向上しています。
コンパクトSUVのデザインと走行性能のバランスも考える
コンパクトSUVは、デザインと走行性能のバランスに優れた車種として人気です。例えば、ホンダ ヴェゼルは、クーペのような流麗なフォルムと、スムーズで力強い走りを実現しています。
また、マツダ CX-30は、「魂動」デザインに基づいたエレガントなボディラインと、SUVらしい力強さを融合させているのが特徴です。
コンパクトSUVの魅力は、スタイリッシュなデザインと実用的な走行性能を両立させ、都市部での使用から長距離ドライブまで、幅広いシーンに対応できることにあります。
人気の国産コンパクトSUV TOP10
国産コンパクトSUVの人気モデルを、10車種ピックアップしました。トヨタ・ホンダ・日産・マツダ・スバルなど、日本の自動車メーカーの車種を比較し、室内空間や荷室の広さ、価格帯などを詳しく解説します。
デザインや走行性能、安全性能など、多角的な視点から各モデルの魅力をチェックし、家族に最適な一台を選ぶ参考にしましょう。
【人気の国産コンパクトSUV.1】トヨタ RAV4
トヨタ RAV4は、人気のコンパクトSUVです。力強いデザインと、遊び心あふれる高品質なインテリアを兼ね備えています。
さまざまな路面状況に対応する4WDシステムを搭載している他、「マルチテレインセレクト」機能により最適な走行モードを選ぶことも可能です。約580Lのラゲージスペースを確保しており、ゴルフバッグを4個収納できるほどの広さを誇ります。
また、先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備し、安全運転をサポートしてくれる点もメリットです。充実したコネクティッドサービスが、快適なカーライフを実現します。
ガソリン車とハイブリッド車、プラグインハイブリッド車の3種類から、家族のニーズに合わせて選びましょう。
【人気の国産コンパクトSUV.2】ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルは、都会的なスタイルと高い機能性を兼ね備えたコンパクトSUVです。美しいクーペのようなプロポーションと、洗練されたインテリアデザインを両立しています。
Honda独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用し、力強くスムーズな走りを実現しているのが特徴です。先進の運転支援システム「Honda SENSING」を搭載しており、安全性にも優れています。
また、広々とした室内空間と、多彩なシートアレンジが可能なのもポイントです。荷室は、積み降ろしがしやすいフラットな設計で、使い勝手が良いでしょう。
価格帯は264万円台~377万円台と、幅広いニーズに対応しています。スタイリッシュなデザインと優れた走行性能、先進の機能を求める人におすすめです。
【人気の国産コンパクトSUV.3】日産 キックス
日産キックスは、力強い走破性と先進技術を兼ね備えたコンパクトSUVです。e-POWER×4WDの組み合わせにより、これまでにない走りの楽しさを提供します。
躍動感のあるエクステリアデザインと、4つのインテリアカラーから選べる点が特徴です。先進技術では、街乗りから遠出まで安心の「セーフティアシスト」や、運転支援システム「プロパイロット」を搭載しています。
価格は、メーカー希望小売価格で308万3,300円からです。特別仕様車として90周年記念車も用意されており、カスタマイズカーとしてAUTECHも展開しています。
広々とした室内空間と多彩なユーティリティを備え、快適なドライブをサポートする設計です。キックスは、先進技術と快適性を重視する家族におすすめのコンパクトSUVといえます。
【人気の国産コンパクトSUV.4】マツダ CX-30
マツダ CX-30は、力強さと美しさを兼ね備えた凛としたデザインのコンパクトSUVです。室内空間は、素材や仕立ての質感にこだわり、乗る人全てが居心地の良さを感じられるよう設計されています。
快適性と安全性を両立させるため、紫外線や赤外線を低減する特殊ガラスや、アドバンストキーレスエントリーシステムを採用しているのが特徴です。運転の楽しさを考慮し、充実した運転環境と先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を搭載しています。
ラゲッジルームは約430Lの大容量を確保し、開口部の広さや地上高も人間工学に基づいて最適化されているのが強みです。リヤシートは6:4分割可倒式で、多彩なシートアレンジができます。
高い静粛性と、クリアで広がりのあるサウンドを実現するオーディオシステムが、快適な車内空間を提供するのも魅力です。CX-30は、デザインと快適性、使いやすさを高次元で融合させた、マツダのSUVラインアップを代表する一台といえます。
【人気の国産コンパクトSUV.5】スバル XV
スバル XVは、高い走破性と安全性を兼ね備えたコンパクトSUVです。特徴的な水平対向エンジンと常時全輪駆動システムにより、優れた走行安定性を実現しています。
室内空間は広々としており、荷室容量は約385Lを確保、リヤシートを倒せば最大約1,310Lまで拡張可能です。
安全面では、歩行者保護エアバッグやカーテンエアバッグを装備し、衝突安全性能を高めています。また、先進運転支援システム「アイサイト」を搭載し、事故回避もサポートしてくれるでしょう。
XVは、アウトドア志向の家族や安全性を重視する人に、おすすめのコンパクトSUVです。
【人気の国産コンパクトSUV.6】三菱 エクリプスクロス
三菱エクリプスクロスは、スタイリッシュなデザインと高い実用性を兼ね備えたコンパクトSUVです。流麗なフォルムと精悍な外観が特徴で、航空機のコックピットを思わせる運転席など、内装も洗練されています。
S-AWCシステムにより、さまざまな路面状況で優れた走行安定性を発揮するのが魅力です。スマートフォン連携ナビゲーションやヘッドアップディスプレイなど、先進的な装備も充実しています。
室内は広々としており、後席の居住性も確保されているので、大人でもゆったりとくつろげるでしょう。多彩なシートアレンジにより、さまざまな用途に対応できる荷室スペースも特徴です。
また、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」や、衝突被害軽減ブレーキシステムなど、先進の安全技術を搭載しています。エクリプスクロスは、デザイン性と実用性、先進技術のバランスが取れたコンパクトSUVです。
【人気の国産コンパクトSUV.7】スズキ エスクード
スズキ エスクードは、コンパクトSUVの先駆け的存在として1988年に登場し、2024年4月まで販売されていました。最新であった4代目モデルは、1.4L直噴ターボエンジンにマイルドハイブリッドシステムを搭載し、力強い走りと低燃費を両立しています。
エスクードの最大の特徴は、コンパクトなボディサイズながら、本格的な悪路走破性を持つことです。スズキ独自の四輪制御システム「ALLGRIP」が、さまざまな路面状況への対応を可能にしています。
室内は、上質でスポーティーな空間が演出されている他、ラゲッジスペースは約375Lと、コンパクトSUVとしては十分な容量を確保しているのも魅力です。「スズキ セーフティ サポート」を搭載し、安全性能も申し分ありません。
エスクードは、街乗りから軽いオフロードまで幅広く対応できる、バランスの取れたコンパクトSUVです。
【人気の国産コンパクトSUV.8】トヨタ ヤリスクロス
トヨタ ヤリスクロスは、コンパクトカー「ヤリス」をベースに開発された、都市型コンパクトSUVです。力強いSUVらしいデザインと扱いやすいサイズ感を両立し、街乗りからレジャーまで幅広いシーンで活躍します。
エクステリアは洗練された都会的な印象を与え、インテリアは機能性を重視した設計です。最小回転半径5.3mと小回りが利き、狭い道での駐車も楽々こなせるでしょう。
4WD車には、路面状況に応じて走行モードを選択できる「マルチテレインセレクト」を搭載し、悪路走破性も高めています。
また、ラゲージルームは広々としており、4:2:4分割可倒式リヤシートも備え、多彩なシートアレンジが可能です。安全面では、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備しています。
【人気の国産コンパクトSUV.9】ホンダ CR-V
ホンダ CR-Vは、快適性と実用性を兼ね備えたコンパクトSUVの代表格といえます。全長4,605mm・全幅1,855mm・全高1,680mmのボディサイズで、同クラスの中では大きめの車体です。
室内空間は広々としており、特に後部座席の居住性が高く評価されています。荷室容量も大きく、家族での買い物やレジャーにも十分対応可能です。
ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあり、どちらも力強い走りと優れた燃費性能を両立させており、長距離ドライブでも快適に過ごせます。
安全面では、先進の運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備し、高い安全性を確保しているのがメリットです。2024年7月19日に発売された「CR-V e:FCEV」は、水素燃料電池を搭載したモデルで、環境性能にも優れた選択肢となっています。
【人気の国産コンパクトSUV.10】日産 エクストレイル
日産 エクストレイルは、タフさと洗練された美しさを融合させた、新世代のコンパクトSUVです。価格は360万1,400円からと、同クラスでは比較的高めに設定されています。
特筆すべきは、「e-4ORCE」と呼ばれる電気駆動4WDシステムです。このシステムにより、従来の4WDの常識を覆す走行安定性を実現しています。停止時の前のめり感やカーブでの外側への膨らみを抑制し、快適な乗り心地を提供する優れものです。
室内は静粛性が高く、仕立ても上質な仕上がりとなっています。シートバリエーションも豊富で、ナッパレザーやTailorFitなど、グレードに応じて選択可能です。セカンドシートはスライドとリクライニングができ、3列シート車ではサードシートも5:5分割ができます。
また、全方位運転支援システムやプロパイロットを搭載しており、安全性能にも抜かりはありません。「NissanConnect」により、最新のコネクティビティも楽しめます。
人気の外車コンパクトSUV TOP10
続いて、人気の外車コンパクトSUV TOP10を紹介します。国産車とは異なる魅力を持つ外車コンパクトSUVは、デザイン性や走行性能、先進技術などで高い評価を得ている傾向です。各モデルの特徴や室内空間、荷室の広さなどを詳しく見ていきましょう。
【人気の外車コンパクトSUV.1】フォルクスワーゲン T-クロス
フォルクスワーゲン T-クロスは、コンパクトSUV市場で注目のモデルです。全長4,135mm~4,140mm、ホイールベースは2,550mmで、広々とした室内空間を提供します。荷室容量は通約455L、リヤシートを倒すと約1,281Lに拡大し、実用性も抜群です。
安全性能も充実しており、ブラインドスポットディテクションや、パークアシストなどの先進機能が標準装備され、さらにレーンキープアシストも搭載されています。
T-クロスは、デザイン性・快適性・安全性・走行性能がバランス良く備わった、魅力的なコンパクトSUVといえるでしょう。
【人気の外車コンパクトSUV.2】BMW X1
BMW X1は、コンパクトSUVの中でも高級感と走行性能を両立させた人気モデルです。全長約4,500mmのコンパクトなボディに、BMWらしい洗練されたデザインを詰め込んでいます。
室内空間は、2代目モデルからFFレイアウトを採用したことで、後席の居住性が向上しました。荷室容量は約540Lと、家族での使用にも十分な容量でしょう。
BMWカーブド・ディスプレイやワイヤレス・チャージング・ドックなど、最新のテクノロジーが搭載されているのも強みです。安全面では、ドライビング・アシスト・プロフェッショナルなどの先進安全機能が充実しています。
コンパクトなサイズながら、BMWらしい走りと実用性を兼ね備えたSUVです。
【人気の外車コンパクトSUV.3】メルセデス・ベンツ GLA
メルセデス・ベンツ GLAは、高級感と実用性を兼ね備えたコンパクトSUVです。2020年にフルモデルチェンジを果たし、より洗練されたデザインと機能性を獲得しました。
室内空間が拡大しただけでなく、後席のレッグスペースとヘッドクリアランスが向上し、大人数での長距離ドライブも快適です。ラゲッジスペースは最大約1,420Lまで拡張可能で、家族での旅行にも十分な容量を確保しています。
先進技術面では、対話型AI搭載インフォテインメントシステム「MBUX」を採用し、「ハイ、メルセデス」と話しかけるだけで、さまざまな機能をハンズフリーで操作できるのが魅力です。
また、オフロード走行性能を高める「オフロードエンジニアリングパッケージ」を標準装備し、悪路での安全性も向上しています。
【人気の外車コンパクトSUV.4】アウディ Q3
アウディ Q3は、プレミアムコンパクトSUVとして高い人気を誇るモデルです。スポーティーな外観と洗練されたインテリアが特徴で、都市部での使用からアウトドアまで幅広いシーンで活躍します。
室内空間は、3分割可倒式リヤシートを採用し、さまざまな用途に合わせてフレキシブルにアレンジ可能です。高解像度10.25インチのバーチャルコックピットは、多彩な情報を分かりやすく表示します。
さらに、アダプティブクルーズアシストやアウディプレセンスフロントなど、先進の運転支援システムが快適なドライブをサポートするでしょう。
【人気の外車コンパクトSUV.5】ボルボ XC40
ボルボ XC40は、北欧の洗練された感性を持つコンパクトSUVです。先鋭的なスタイリングと力強いプロポーションが特徴で、都会的なデザインが目を引きます。
XC40の魅力は、先進の安全・運転支援機能を全車に標準装備している点です。衝突回避・被害軽減ブレーキシステムや、ステアリング・アシスト付BLIS、パイロット・アシストなどが搭載されており、安全で快適なドライブをサポートします。
室内は上質な素材を使用し、「もうひとつのプライベートルーム」のような空間を堪能できるでしょう。さまざまなサイズの荷物を収納できるストレージが配置されており、実用性も高い一台です。
【人気の外車コンパクトSUV.6】プジョー 2008
プジョー 2008は、個性的なデザインと高い実用性を兼ね備えたコンパクトSUVです。その特徴は、ライオンの3本かぎ爪をモチーフにしたLEDデイライトと、クーペのような低いシルエットにあります。
インテリアに、プジョー独自の「3D i-Cockpit」を採用しているのが特徴です。「3Dデジタルヘッドアップインストルメントパネル」や小径ステアリングホイールにより、直感的な操作性を実現しています。
燃費性能と走行性能のバランスが取れている他、最新のADASといった安全装備を搭載し、快適なドライブを楽しめるでしょう。
ラゲッジスペースは約434Lと、コンパクトなボディながら十分な容量を確保しており、リヤシートを倒せば最大約1,467Lまで拡大できます。
【人気の外車コンパクトSUV.7】ルノー キャプチャー
ルノー キャプチャーは、欧州で人気を誇るコンパクトSUVです。その魅力は、洗練されたデザインと高い実用性にあります。
エクステリアは、アスリートを思わせる躍動感あふれるデザインで、フロントからリヤにかけて跳ね上がるようなプレスラインが特徴的です。インテリアは、ブラックとオレンジを基調としたシックな雰囲気で、上質感を演出しています。
後席はスライド式で、ラゲッジスペースは床面を2段階に調整可能です。荷室容量は440Lから536Lまで拡大でき、家族での使用に適しています。
欧州で認められた実力と洗練されたデザインを兼ね備えたルノー キャプチャーは、日本のコンパクトSUV市場に新たな選択肢を提供する一台です。
【人気の外車コンパクトSUV.8】MINI カントリーマン
MINI カントリーマンは、MINIブランドが誇るコンパクトSUVです。その特徴は、クラシックなMINIデザインを継承しつつ、SUVらしい力強さを融合させた外観にあります。
ゆとりある居住空間を確保し、ラゲッジルーム容量は通常時で約505L、リヤシートを倒せば約1,530Lまで拡大可能です。
インテリアは、ミニマルでスタイリッシュなデザインを追求しています。最新鋭のOLEDセンターディスプレイやMINIオペレーティング・システム9を搭載し、先進的な操作性が魅力です。
【人気の外車コンパクトSUV.9】シトロエン C3 エアクロス
シトロエン C3 エアクロスは、個性的なデザインと高い実用性を兼ね備えたコンパクトSUVです。フロントフェイスに配された、シトロエン特有のダブルシェブロンと、LEDデイタイムライトが視線を引き付けます。
室内は「アドバンストコンフォート」の概念に基づき設計され、乗員全員の快適性が追求されているのもポイントです。
特筆すべきは多彩なシートアレンジで、リヤシートはスライドやリクライニングもできます。広々としたラゲッジスペースは通常時でも最大約410L、リヤシートを倒せば最大約1,289Lの荷室容量を確保可能です。
また、悪路走破性を高める「グリップコントロール」を搭載することで、雪道やぬかるみでも安定した走行を可能にしています。
【人気の外車コンパクトSUV.10】ジープ レネゲード
ジープ レネゲードは、伝統的なジープのDNAを受け継ぎながら、都市部での使用にも適したコンパクトSUVです。丸目ライトやボクシーなフォルムといったジープらしさを残しつつ、よりモダンで精悍なエクステリアデザインとなっています。
遊び心あふれるデザインのインテリアには、多彩な機能と先進テクノロジーを搭載し、乗る人の冒険心を刺激するでしょう。約70点にも及ぶセーフティーおよびセキュリティーシステムを備え、強化されたボディと相まって高い安全性を実現しています。
ガソリンエンジンに加え、プラグインハイブリッドシステムを搭載した4xeモデルが用意されているのも魅力です。ジープ レネゲードは、個性的なデザインと先進の安全技術、環境に配慮したパワートレインを備えた、新世代のコンパクトSUVといえるでしょう。
ファミリーカーとしてのコンパクトSUVの選び方
家族で使うコンパクトSUVを選ぶ際には、家族構成を考慮することが欠かせません。また、長期所有するためのチェックポイントや、電動化モデルの将来性など、さまざまな観点から検討することが重要です。
家族での使用を考えている人や、将来を見据えた車選びをしたい人にとって、参考になる情報を紹介します。
家族構成に合わせたコンパクトSUV選びのポイント
家族構成に合わせたコンパクトSUV選びは、快適なカーライフを実現するための重要なポイントです。乗車人数に応じた室内空間や、荷物の量に見合った荷室容量の確保が欠かせません。
子育て世代は、チャイルドシートの取り付けやすさも考慮しましょう。また、将来の家族の成長を見据えて、少し余分に広い空間を持つ車種を選ぶことも重要です。
燃費性能は経済性に直結するため、長距離移動が多い家族はハイブリッドモデルも検討するとよいでしょう。安全性能は安心感につながるため、運転支援システムや衝突安全機能も重視すべきです。
試乗を通して乗り心地・使い勝手を確認し、日常生活に合ったモデルを選びましょう。
コンパクトSUVの長期所有を考えた際の信頼性と耐久性
コンパクトSUVの長期所有を考える際、信頼性と耐久性が重要な選択基準です。特に、ブランドの評判や故障率は参考になります。
例えば、日本車は維持費の低さで、ドイツ車は技術の精密さで評価されている傾向です。国産車ではトヨタやホンダ、外車ではメルセデス・ベンツやBMWなどが高い信頼性を持っています。
また、長期ユーザーのレビューや専門家の評価を参考にし、保証内容・アフターサービスが充実しているモデルを選ぶのもおすすめです。燃費や部品の入手性、再販価値も考慮することで、長期的なコストを抑えられます。
コンパクトSUVの電動化モデルの選択肢と将来性
コンパクトSUVの電動化は急速に進み、環境性能と走行性能を兼ね備えた選択肢が増えています。ハイブリッド車は、都市部での高い燃費効率と動力性能を提供し、ホンダ ヴェゼルやトヨタ ヤリスクロスが人気です。
電気自動車（EV）も進化し、トヨタ bZ4Xや日産 アリアが注目されています。充電インフラの拡充により、長距離移動も可能になり、EVの利用が現実的になっているといえるでしょう。
電動化モデルは、環境への配慮と高性能を両立する選択肢として注目されています。
中古のコンパクトSUV選びのポイント
コンパクトSUVの中古車選びでは、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。まず、走行距離が年間1万km程度かを確認し、走行距離が多すぎる車両は避けましょう。
次に、メンテナンスノートで整備履歴をチェックすることが大切です。また、信頼できる販売店を選び、修復歴や車両状態を正直に説明してくれるかを確認しましょう。
車両の外観や、内装の状態も注意深く確認します。傷やへこみの有無、内装の使用感などから、これまでの使用状況を推測可能です。
試乗の際は、エンジンの異音やハンドリングの感覚などを確認することで、車の状態を見極められます。保証内容も、しっかり比較して選びましょう。
まとめ
コンパクトSUVは、家族向けに広い室内空間と優れた燃費性能を兼ね備えた車種が多く、人気があります。特にトヨタ RAV4やホンダ ヴェゼルなどの国産車、フォルクスワーゲン T-クロスやBMW X1といった輸入車が人気です。
選ぶ際は、家族構成に合った広さや信頼性、電動化モデルの検討をしましょう。都市での機動性と郊外での利便性を両立するコンパクトSUVは、家族のライフスタイルに最適です。
▼ライタープロフィール
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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