フォレスターとエクストレイルならどっちにする?デザインや選ぶコツをご紹介
1997年にスバルから発売されたフォレスターと、2000年に日産から発売されたエクストレイルは、ともにミドルサイズSUVで特にアクティブにキャンプやウィンタースポーツを好むドライバーに人気の車種です。
現行車はフォレスターが5代目、エクストレイルは4代目となります。この記事では、中古車も含めフォレスターとエクストレイルのそれぞれの特徴とデザインや選ぶコツを紹介していきますので、参考にしてください。
<目次>
1.ライバル関係にあるSUV「フォレスターとエクストレイル」
3.3代目エクストレイルなら5年落ちくらいの安いモデルが探せる
5.フォレスターやエクストレイルなどの中古SUV探しはネクステージへ!
・人気のSUV車のフォレスターとエクストレイルの現行車は、フォレスターが5代目、エクストレイルは4代目になっている。
・3代目エクストレイルがマイナーチェンジした2017年6月以降のモデルは性能が良くおすすめ。
・SUV車の在庫も多くあるネクステージは、ホームページからの在庫車検索が簡単で欲しいモデルが見つかる!
ライバル関係にあるSUV「フォレスターとエクストレイル」
スバル フォレスターと日産 エクストレイルは、人気のクロスオーバーSUVです。悪路や雪道などアクティブな環境での使用、市街地で通勤や買い物などの使用にも適しています。2台は似た性能を持つことからライバル車といわれています。ここでは、フォレスターとエクストレイルの発売からの歴史と両車の特徴をご紹介します。
フォレスターとは
フォレスターは1997年に登場したスバルのSUVです。2002年2月に2代目、2007年12月に3代目、2012年12月に4代目、2018年6月に5代目が発売されました。
エクステリアは美しさとSUVらしい力強さ、存在感があります。走行性能は、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを採用しており、4代目から運転支援システム「EyeSight」が標準装備されたグレードが設定されました。
エクストレイルとは
エクストレイルは2000年に登場した日産のSUVです。2007年8月に2代目、2013年12月に3代目、2022年7月に4代目が発売されました。
発売当初のコンセプトは、「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」でした。
3代目以降は高級感を高めたインテリアになっており、街中を走っても違和感のないデザインになりました。また、駆動方式もロックモード4WDと駆動力を高める方式に変更されています。
現行モデルは5代目フォレスターと4代目エクストレイル
発売から数年ごとに安全性や操縦性などのマイナーチェンジを行ってきた両車ですが、スバル フォレスターの現行型は5代目、日産 エクストレイルの現行型は4代目となっています。現行型のスバル フォレスターと日産 エクストレイルにどのような特徴や違いがあるのか、そして新車価格を紹介していきます。
5代目フォレスター
2018年に5代目フォレスターが登場しました。ボディサイズがわずかに大きくなり、操舵応答性と操縦安定性が飛躍的に向上し、水平対向4気筒の2.0Lから2.5Lを新搭載したことで、燃費性能とトルクがアップしています。また、6MT車は廃止され、CVTのマニュアルモードが6速から7速と進化しました。
新車価格は、299万2,000円からとなっています。現行モデルについては、2022年モデル生産終了に伴い販売店での在庫対応のみとなります。(2023年6月現在)
4代目エクストレイル
2022年に4代目エクストレイルが登場しました。ガソリンモデルを廃止し、ハイブリッドモデル(e-POWER)のみになり、発電用エンジンは1500ccの可変圧縮比エンジンのVCターボが搭載されました。4WDのシステムは新たに電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」になり、パワフルで繊細な走りが可能になりました。インテリアは高級感のある装いが特徴です。新車価格は、351万100円からとなっています。(2023年6月時点)
PR4代目(T33型)エクストレイル
※価格は支払総額
3代目エクストレイルなら5年落ちくらいの安いモデルが探せる
4代目のエクストレイルはフォレスターより新車価格が高くなり、選択肢に悩まれている方も多いと思います。新車にこだわりがなく、エクストレイルが気になっている方はフルモデルチェンジで一世代前のモデルにあたる5年落ち位のエクストレイルを検討してみてはいかがでしょうか。ここでは狙い目となる3代目エクストレイルの紹介をします。
2017年にマイナーチェンジが行われている
2017年6月にマイナーチェンジがあり、5年落ちくらいのモデルでお探しの方はこのマイナーチェンジ後のエクストレイルがおすすめといえます。グレードが「20S」「20X」「20S HYBRID」「20X HYBRID」と変更になり、駐車支援システムや移動物検知機能の強化によって安全性能が向上しています。
エクステリア・インテリア
2017年6月から内装外装とも新しいデザインになりました。外装はより力強いイメージに、インテリアは上質感を出しています。他にリアバンパーの下に足先を入れて引くだけでバックドアの開閉ができるハンズフリー機能「リモコンオートバックドア」や、設定した駐車場所をカメラなどが認識してハンドル操作を行うので「インテリジェントパーキングアシスト」が装着されました。
走行性能
2017年式から「プロパイロット」が新たに採用された運転支援装備は、自動車専用道路のみで使用でき、アクセル・ブレーキ・ステアリングの全てを自動的で制御されます。その他にも、車線を逸脱しそうなときに車線内に戻す方向に戻す操作を促す「インテリジェントLI」、後方に横切る車両を検知し注意を喚起する「RCTA(後退時車両検知警報)」、ハイビームとロービームを自動的に切り替える「ハイビームアシスト」が設定されました。
燃費
2017年6月型式の燃費は20Sの場合、2WDで16.4km/L(JC08モード)、4WDで16.0km/L(JC08モード)。20Sのハイブリッド車では 2WDで20.8km/L(JC08モード)、4WDで20.0km/L(JC08モード)となっています。ハイブリッド車の方が約4km/L燃費が良くなっています。
燃費を改善するための装備として、ECOモードやアイドリングストップなどの機能も備わっています。
(参考:『エクストレイル(日産)の燃費(WLTCモード)情報(モデル・グレード別)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PR3代目(T32型)エクストレイル
※価格は支払総額
それ以前のエクストレイルとは?
日産エクストレイルは、2000年に発売された初代から進化を重ね、現在で4代目のモデルです。初代は2000年から2007年、2代目は2007年から2013年に販売されました。ここでは、初代と2代目のエクストレイルのコンセプトやグレードに加えて、それぞれのモデルの特徴をご紹介します。
初代エクストレイル
初代エクストレイルは、2000年から2007年にかけて販売されていた、ミドルサイズSUVです。発売当初に発表されたコンセプトは「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」でした。車体は、全長4,510mm、全幅1,765mm、全高1,750mmで、ホイールベースは2,625mmです。グレードは、「S」「X」「GT」「ライダー」「アクシス」「Xエクストリームレザー」などがあります。
エンジンは、日本仕様では、2.0Lのガソリンエンジンのみで、エンジンの種類は自然吸気の「QR20DE」とターボの「SR20VET」が設定されています。4WDしすてむには、日産が開発した駆動力電子制御四輪駆動システムである「オールモード4×4」を採用しています。
2代目エクストレイル
2代目エクストレイルは、2007年から2015年にかけて販売されていました。車体は、全長4,590mm、全幅1,785mm、全高1,770mmで、ホイールベースは2,630mmです。グレードは、「20X」「20Xtt」「20S」「20Stt」「25X」「25Xtt」「20GT」「20GT S」などを用意しています。
初代に設定されていたターボ車は、当時の排出ガス規制に適合できなかったため、このフルモデルチェンジを機に廃止されました。
エンジンは、2.0Lの「MR20DE」と2.5Lの「QR25DE」を採用しています。また、4WD車には「オールモード4×4-i」と呼ばれるシステムを搭載しました。このシステムは一般的なフルタイム4WDではなく、センターデフを持たないスタンバイ式の4WDです。
エクステリアは、初代モデルのデザインが人気を博したことから大きな変更はありませんでしたが、インテリアはこのモデルからアクティブユーザーを意識して、防水シートを全車標準装備しています。
PR2代目(T31型)エクストレイル
※価格は支払総額
フォレスターやエクストレイルなどの中古SUV探しはネクステージへ!
フォレスターやエクストレイルは、初代から現行型まで進化を続けながら年式によってさまざまな個性があります。そのため新車に特にこだわりがなく、納車が早い方が良い方や予算が新車だと見合わない方、以前の装備がよかった場合などは、中古車を検討してみてはいかがでしょうか。ネクステージなら豊富な選択肢から購入できますので一度Webサイトをチェックしてみてください。
ネクステージは中古車のラインアップが豊富
ネクステージは、中古車の在庫が約3万台と豊富に取りそろえており、扱っている車の種類も豊富です。SUV車も数多く取り揃そろえておりますので、気になる方はぜひネクステージのWebサイトから車種や年式を入れて検索してみてください。登録済み車など走行距離が少ない車が販売されていることもあります。
24時間いつでも車両検索ができるので、お気に入りの車が見つかったら、ぜひネクステージにご相談ください。遠方の場合でも最寄りのネクステージに取り寄せが可能ですので、実車確認も行えます。
サポートが充実した保証サービス
ネクステージでは、販売している国産車の場合は3か月または、3.000kmまで無料保証付きです。他にもカーライフに安心・安全をお届けする有料保証の「サービスサポート」「10年保証」などのさまざまな保証の用意があります。
中古車を利用しやすいしくみが整っていますが車種により保証が異なることがあるため、気になる点は最寄りのネクステージの店舗スタッフに相談してください。
まとめ
人気のSUV車となるスバル フォレスターと日産 エクストレイルは、両車の車体価格と燃費との関係や走行性能、エクステリア・インテリアなど検討する箇所で優先順位を考えるとどちらを選ぶべきかの判断に悩むところです。
ネクステージは、現行車も含め多くのフォレスターやエクストレイルを販売しています。公式Webサイトを利用すれば年式を入れれば簡単に検索が可能です。検索してお気に入りの車があれば、ぜひお近くのネクステージにお問い合わせください。
▼ライタープロフィール
井元 貴幸
自動車ライター
初代レガシィの10万キロ世界速度記録をドキュメンタリー番組で目にして、その走行性能と耐久性に感動したことがきっかけで、レガシィに憧れ、そのまま自他ともに認めるスバルマニアに。BG型、BH型、BP型、BR型と4世代のレガシィツーリングワゴンのターボモデルを乗り継ぎ、現在の愛車は初代レヴォーグ2.0GT-S アイサイト。2017年から2018年にかけては、スバル公式のモータースポーツ応援プロジェクトリーダーを担当。オーナー目線でのスバル車のフィーリングや装備や改良ポイント、さらにはカスタマイズ、チューニングまでスバル関連のことについては新旧問わず造詣が深い。トラックやバスなどの大型車や特殊車両なども得意とするジャンルやメーカーに特化した自動車ライター。
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