SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

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SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

冬の到来とともに、スタッドレスタイヤの購入を検討する方も多いでしょう。SUV車オーナーは、専用モデルを購入すべきか迷っている方もいるかもしれません。スタッドレスタイヤにはさまざまな種類があり、車種や使用環境に合わせて選ぶことが重要です。

 

この記事では、スタッドレスタイヤの基礎知識に触れつつ、SUV専用モデルを選ぶ必要性を解説します。スタッドレスタイヤの選び方や注意点、おすすめのSUV車についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

※目次※

1.SUV車の特徴とスタッドレスタイヤの基礎知識

2.SUV用と乗用車用スタッドレスタイヤの違い

3.スタッドレスタイヤを選択する上でのポイント

4.スタッドレスタイヤの管理と使用上の注意点

5.SUV車の4WD性能をチェックしよう

6.スタッドレスタイヤの必要性

7.まとめ

 

■POINT

・スタッドレスタイヤを購入する際は「氷上・雪上性能」「ドライ性能」「ウェット性能」「ハンドリング」「燃費性能」「ロングライフ性能」をチェックしよう。

・スタッドレスタイヤは消耗品なので、使用年数やタイヤの溝に気をつけよう。

・スタッドレスタイヤへの適切な履き替え時や、保管方法についても押さえておこう。

 

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SUV車の特徴とスタッドレスタイヤの基礎知識

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

SUV車の特性とスタッドレスタイヤの基本的な知識は、安全な冬季ドライブに欠かせません。SUVの分類や特徴、そしてスタッドレスタイヤの仕組みを理解することが大切です。ここでは、SUV車の多様性とその魅力、さらにスタッドレスタイヤの特性と重要性について解説します。

 

SUV車の種類と特性

SUV(Sport Utility Vehicle)は、高い車高と広い車内空間が特徴の多目的車です。かつてはオフロード向けのイメージが強かったですが、現在では街乗りからアウトドアまで幅広く対応できる車種へと進化しています。

 

SUVはボディサイズや用途によって、コンパクトSUV・ミドルサイズSUV・フルサイズSUV・軽SUV・クロスカントリー車・クロスオーバーSUVなどに分類されます。SUVの魅力は、高い走破性や積載量の多さ、広い視界などです。SUVを選ぶ際は、乗車人数や用途、予算などを考慮して自身のニーズに合った車種を選ぶと良いでしょう。

 

スタッドレスタイヤとは?

スタッドレスタイヤは、冬季の厳しい路面状況に対応するために開発された特殊なタイヤです。従来のスパイクタイヤとは異なり、金属製のスパイクを使用せず、特殊なゴム素材と独自のトレッドパターンで雪や氷上での走行性能を確保します。

 

主な特徴として、低温でも柔軟性を保つゴム配合、雪を掻き出す効果のある深い溝、エッジ効果を高めるサイピング(細かな切れ込み)などが挙げられます。これらの特徴により、凍結路面での制動性能や発進性能が向上し、冬道での安全性を高めているのです。ただし、乾燥路面や高速走行時の性能はノーマルタイヤに劣るため、季節に応じた使い分けが必要です。

 

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SUV用と乗用車用スタッドレスタイヤの違い

SUV用スタッドレスタイヤは、SUVの大きな車体と重量に耐えられるよう設計されているタイヤです。トレッド面(接地面)の溝が深く刻まれており、硬めの素材が使用されている点も特徴のひとつです。そのため、乗り心地は硬質で路面からの振動も大きくなりやすい傾向があります。

 

オフロード走行が多い場合は、スタッドレスタイヤよりもマッド&スノータイヤがおすすめです。スタッドレスタイヤは雪道性能を重視しているため、小石などを掻き出す性能は高くなく、ゴムが早期に摩耗してしまうでしょう。

スタッドレスタイヤを選択する上でのポイント

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

SUVを含め、スタッドレスタイヤを選ぶ際にポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、最新モデルの選択や耐荷重指数の確認など、スタッドレスタイヤを選ぶ際に注意すべき点を解説します。これらのポイントを押さえることで、冬季の悪路でもSUVの性能を最大限に引き出すことができるでしょう。

 

タイヤのサイズ

まずは、所有しているSUVに合ったタイヤのサイズを選ぶ必要があります。サイズを間違えて購入してしまうと、正しく装着できません。

 

タイヤのサイズは、サイドウォールから確認できます。さまざまな表記方法がありますが、最も左側に書かれている数字がタイヤのサイズです。「235/65R18」と書かれている場合は、幅が235mmの偏平率65%、18インチのタイヤを選びましょう。

 

耐荷重指数(ロードインデックス)

SUV用スタッドレスタイヤを選ぶ際、耐荷重指数(ロードインデックス)の確認は重要です。これは、タイヤが安全に支えられる最大重量を示す指標です。SUVは一般的に重量が大きいため、適切な耐荷重指数を持つタイヤを選ぶ必要があります。新車時に装着されていたタイヤのロードインデックスを下回らないよう注意しましょう。

 

タイヤサイドウォールに記載されている数値を確認し、車両の要求値を満たしているか確認することが大切です。適切な耐荷重指数のタイヤを選ぶことで、安全な走行が可能になります。

 

6つの性能をチェック

スタッドレスタイヤを選ぶ際にチェックしておきたい性能は、「氷上・雪上性能」「ドライ性能」「ウェット性能」「ハンドリング」「燃費性能」「ロングライフ性能」の6つです。

 

特に重要なのが「氷上・雪上性能」で、降雪量の多い地域で使う場合は必須の性能になります。降雪量の少ない地域で使用する際は、「ドライ性能」や「ウェット性能」「燃費性能」もよく見ておきましょう。

 

タイヤは消耗品なので、交換サイクルの視点から「ロングライフ性能・耐久性」も大切です。

 

雪道や凍結路での性能の高さ

スタッドレスタイヤが最も実力を発揮するシーンは積雪路や凍結路です。各メーカーも悪路をいかに安全に走行できるかという点を重視して、スタッドレスタイヤを開発しています。特に豪雪地帯や凍結路が多い地域にお住いの方は、氷上性能や雪上性能の高さを重視して選ぶことが大切です。

 

最新モデルを優先的に検討する

SUV用スタッドレスタイヤを選ぶ際は、最新モデルを優先的に検討することをおすすめします。タイヤ技術は日々進化しており、最新モデルほど性能が向上しています。特に、氷上性能や雪上性能、静粛性などが改善されているため、より安心して冬を越せるでしょう。

 

ただし、最新モデルは価格が高くなる傾向があるため、予算と相談しながら選択することが大切です。

 

4本まとめて交換

スタッドレスタイヤは滑りやすい路面の走行を想定しているため、交換するときは4本同時が基本です。駆動輪だけ交換してもスピンしやすいため安全とは言えません。駆動方式にかかわらず、交換時期が来たら4本同時に新品を装着しましょう。使用過程において摩耗の進行に差がある場合は、ローテーションすることをおすすめします。

 

スタッドレスタイヤの寿命の判断の仕方

スタッドレスタイヤの寿命の判断の仕方は、「使用年数」と「タイヤの溝の深さ」の確認です。スタッドレスタイヤは消耗品なので、使用年数に応じて摩耗していき、次第にパフォーマンスが落ちていきます。

 

最近のスタッドレスタイヤは、従来のものに比べて耐久性が上がっているため、一般的に4年間は問題なく使用できると言われています。摩耗が進むと「プラットホーム」と呼ばれるサインが出てくるので、タイヤの溝の状態を確認しつつ買い替えを検討しましょう。

 

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スタッドレスタイヤの管理と使用上の注意点

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

スタッドレスタイヤを適切に管理し、効果的に使用するためには、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、スタッドレスタイヤの履き替え時期、正しい保管方法、燃費への影響、そしてインチダウンの効果について解説します。

 

スタッドレスタイヤの履き替え時期

スタッドレスタイヤの履き替え時期は、地域の気候や道路状況によって異なります。一般的に、気温が7℃以下になる頃が目安とされています。北海道や東北などの寒冷地では11月上旬、関東や中部地方では12月上旬頃です。春先の履き替えは、気温が安定して7℃を超える時期を選びましょう。

 

ただし、急な寒波や降雪に備え、早めの準備が賢明です。タイヤの残り溝にも注意が必要で、中古の場合は使用前にチェックしましょう。残り溝が50%を切ったら、新しいタイヤへの交換を検討する時期です。

 

正しい保管方法と長持ちさせるコツ

スタッドレスタイヤを長持ちさせるには、適切な保管方法が重要です。まず、使用後は水洗いで汚れを落とし、完全に乾燥させましょう。保管場所は屋内の冷暗所が理想的です。やむを得ず屋外保管する場合は、専用カバーで日光や雨水から保護することをおすすめします。

 

室内保管時は、床の保護と暖房器具からの距離に注意が必要です。ホイール付きタイヤは平積み、ホイールなしは縦置きにして保管しましょう。平積みの際は、タイヤ間の保護材挿入や定期的なローテーションを実施することが大切です。保管場所の確保が難しい場合は、タイヤ保管サービスの利用を検討してみてください。

 

スタッドレスタイヤ装着による燃費への影響

スタッドレスタイヤの装着は、燃費に影響を与えます。通常のタイヤに比べ、スタッドレスタイヤは重量が増加し、路面へ密着するよう設計されているため走行抵抗が大きくなります。これにより、燃費が悪化する傾向にあるのです。

 

燃費や安全性のためにも、空気圧管理は定期的に実施しましょう。推奨空気圧を保つことで、タイヤの性能を発揮させつつ、燃費低下を最小限に抑えられます。また、エコドライブを心がけ、急発進や急ブレーキを避けることも効果的です。さらに、不要な荷物を積まないことで車体重量を軽減し、燃費改善につながります。

 

インチダウンの影響

SUV用スタッドレスタイヤのインチダウンには、メリットとデメリットがあります。メリットとしては、乗り心地の向上、購入費用の削減などが挙げられます。偏平率が高くなることでクッション性が増し、乗り心地が良くなったと感じるでしょう。また、タイヤサイズが小さくなることで価格も抑えやすいと言えます。

 

一方、デメリットとしては、見た目の変化や操縦安定性の低下が挙げられます。ホイールの存在感が薄れ、印象が悪化したと感じるケースもあるでしょう。また、タイヤがたわみやすくなり、操縦安定性が低下する可能性もあります。インチダウンを検討する際は、車体との干渉やスピードメーターへの影響、ロードインデックスの変化にも注意が必要です。

 

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SUV車の4WD性能をチェックしよう

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SUVの4WD性能は、冬道での走行安定性に大きく影響します。ここでは、代表的なSUV車種の4WD性能を紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

【トヨタ】RAV4

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

トヨタのRAV4は、多様な駆動方式を提供する人気のSUVです。2WDと4WDの選択が可能で、ガソリン車の4WDモデルにはダイナミックトルクベクタリングAWDもしくはダイナミックトルクコントロール4WDが採用されています。

 

特徴的なのはダイナミックトルクベクタリング4WDシステムで、これは路面状況に応じて前後左右の駆動力を最適に配分し、優れた走行安定性を実現している点が特徴です。

 

さらに、マルチテレインセレクトを装備し、雪道や泥道などあらゆる路面状況に対応可能です。RAV4のハイブリッドモデルには、E-Four(電気式4WDシステム)が採用され、低燃費と高い走破性を両立しています。

(参考:『RAV4(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

【トヨタ】ランドクルーザー 250

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

ランドクルーザー250は、オフロード性能と快適性を高次元で両立させた本格SUVです。最新のGA-Fプラットフォームを採用し、超高張力鋼板を使用したラダーフレーム構造により、堅牢性と剛性を確保しています。パワーユニットには、2.8Lディーゼルエンジンと2.7Lガソリンエンジンの2種類が用意され、どちらも力強い走りと扱いやすさが特徴です。

 

オフロード走行をサポートする機能も充実しており、マルチテレインセレクトやクロールコントロールなどが一部のグレードに採用されています。フルタイム4WDは、シーンに応じて安定した走りが可能です。

(参考:『ランドクルーザー250(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

【日産】エクストレイル

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

日産エクストレイルは、革新的な車両制御技術e-4ORCEを搭載し、高い走行性能と安全性を実現しています。e-4ORCEは2つのモーターと各ブレーキを制御することで、滑りやすい路面でも快適で安定した走行が可能です。

 

さらに、エクストレイルは「360°セーフティアシスト」を搭載し、運転時のリスクやストレスを低減しています。これらの先進技術により、エクストレイルは自動車安全性能2023で最高評価「ファイブスター賞」を獲得しています。

(参考:『エクストレイル(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

【スバル】フォレスター

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

スバルのフォレスターは、独自の技術で優れた走行安定性と快適性を実現したSUVです。スバルグローバルプラットフォームの採用により、高い応答性と安定性を確保し、振動や騒音を抑えた静かな室内空間を提供します。シンメトリカルAWDシステムは、左右対称のパーツ配置と低重心設計により、優れたバランスを実現した点が特徴です。

 

X-MODEは路面状況に応じて2つのモードを選択可能で、ぬかるみや雪道などでの走破性を高めます。パワートレインには、e-BOXERと1.8L BOXER直噴ターボDITの2種類が用意され、どちらもリニアトロニックと組み合わせることで、ダイレクトな加速感と滑らかな乗り心地が味わえるでしょう。

(参考:『フォレスター(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

スタッドレスタイヤの必要性

SUVを選ぶ方の場合、行動範囲が広く、積雪路や凍結路を運転する機会も自ずと増えるでしょう。こういった場所を運転する際に注意しなければならないのがスリップ事故であり、防ぐためにはスタッドレスタイヤが欠かせません。

 

地域によっては、スタッドレスタイヤの着用が条例によって義務付けられます。これを怠って運転した場合、仮に事故を起こさずに済んだとしても取り締まりの対象です。罰則もあるため、スタッドレスタイヤは必須といえます。

 

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まとめ

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

SUV車においては、その特性を考慮したスタッドレスタイヤの選択が重要です。乗用車用とは異なる性能が求められるため、SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶことが推奨されます。選択の際は、耐荷重性や各種性能などをチェックし、車両や使用環境にマッチしたものを選びましょう。

 

適切な交換時期や保管方法を守ることで、タイヤの性能を長く維持できます。また、インチダウンや燃費への影響も考慮に入れ、総合的に判断することが大切です。

 

▼ライタープロフィール

SUV専用のスタッドレスタイヤを選ぶ必要性とは?選び方のポイントや注意点を解説

小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。

 

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