「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

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「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

マツダの新世代SUVとして2022年に登場したCX-60。ここ数年のマツダを見ても、このCX-60は、力の入れようが伝わってくる1台です。では、CX-60の魅力とはどのような点にあるのでしょうか。

 

そこでこの記事では、筆者が考えるCX-60の魅力や、「新世代SUV」と表現される理由を紹介します。SUV購入を検討している方は必見の内容です。ぜひ最後までチェックしてください。

 

※目次※

1.マツダの新世代第1弾モデル「CX-60」

2.CX-60の魅力|新開発のFRプラットフォーム

3.CX-60の魅力|新開発の直列6気筒エンジン

4.CX-60の運転フィーリングは「ドライビングエンターテインメントSUV」そのもの!

5.2024年の年次改良でCX-60の乗り心地も良好に◎

6.まとめ

 

■POINT

・走りの楽しさを感じさせてくれるマツダのCX-60は新感覚SUVとして2022年に登場。

・CX-60のFRレイアウトや新開発の直列6気筒エンジンの採用は、マツダの気合いを感じさせるポイント。

・運転フィーリングはまさに「ドライビングエンターテインメントSUV」!ディーゼルエンジンの良い部分が引き立っている。

 

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マツダの新世代第1弾モデル「CX-60」

「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

2022年3月にヨーロッパで公開され、同年9月に日本でも販売を開始したCX-60。マツダは次世代の商品群を「スモール商品群」と「ラージ商品群」に分けて計画しており、CX-60はラージ商品群の第1弾として登場したモデルです。

 

新開発のプラットフォームに新開発のエンジン。まさに、マツダの未来をスタートさせた、そんなモデルとして世に送り出されました。

 

「ドライビングエンターテインメントSUV」がコンセプト

CX-60が目指した姿、それは「ドライビングエンターテインメントSUV」です。SUVでありながら、日常の街乗りから高速道路、ワインディングに至るまで余裕を持って運転を楽しめるSUVを目指して開発されました。

 

発表当時のリリースなどにも「人馬一体」といった表現があり、SUVでありながら走りの楽しさも取り入れたのがCX-60なのです。

 

CX-60には豊富なパワーユニットがラインアップ

CX-60のエンジンには4種類のパワートレインがラインアップしています。そして、選べるグレードも多いため、多彩なニーズに応えてくれます。

 

パワーユニットは、軽快な走りが特徴の2.5L直列4気筒ガソリンエンジン、パワフルな走りと燃費の良さが際立つ3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジン、最高出力254PS・最大トルク550N/mの3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジン+マイルドハイブリッドエンジン、大容量バッテリーを備えた2.5L直列4気筒ガソリンエンジン+プラグインハイブリッドエンジンが用意されています。

 

2.5L 直列4気筒ガソリンエンジンには以下の3つのグレードがラインアップされています。

・スタンダードモデルの25S S パッケージ

・ハイクラスモデルの25S L パッケージ

・ハイエンドモデルの25S エクスクルーシブ モード

 

3.3L 直列6気筒ディーゼルターボエンジンには以下の3つのグレードがラインアップされています。

・スタンダードモデルのXD SP

・ハイクラスモデルのXD L パッケージ

・ハイエンドモデルのXD エクスクルーシブ モード

 

3.3Lディーゼルターボエンジン+マイルドハイブリッドエンジンは、以下の4つのグレードがラインアップされています。

・スポーティーなXD ハイブリッド エクスクルーシブ スポーツ

・都会的なデザインが引き立つXD ハイブリッド エクスクルーシブ モダン

・スポーティーさと上級さを組み合わせたXD ハイブリッド プレミアム スポーツ

・日本の美を取り入れたデザインが特徴的なXD ハイブリッド プレミアム モダン

 

2.5Lプラグインハイブリッドエンジンは、以下の3つのグレードがラインアップされています。

・ハイクラスモデルのPHEV L パッケージ

・スポーティーなPHEV プレミアム スポーツ

・日本の美を取り入れたデザインが特徴的なPHEV プレミアム モダン

 

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CX-60の魅力|新開発のFRプラットフォーム

「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

マツダの気合いの入りようが最も伝わってくるのがプラットフォームです。ラージ商品群のために新開発されたCX-60のプラットフォームは、エンジンを縦置きにするFRレイアウトを基本としています。

 

近年は技術の進歩により、FFレイアウトでも不満の少ない乗り心地や走行性能を実現できるようになり、スペースの都合もあってラージサイズのSUVでもFFレイアウトを採用するモデルが多くなっているのにもかかわらず、マツダは人馬一体の走りにこだわり、理想的な前後重量配分とハンドリングの良さ、高い安定性を実現するためにFRレイアウトを採用することにしました。

 

マツダはロードスターを中心に、FRレイアウトのモデルは作り続けていたとはいえ、一般的な乗用モデルでは久々の採用となりました。

 

一度ノウハウが途切れているという見方もでき、多くの技術的そしてコスト的困難があったことが予想されていたため、この新開発のラージサイズプラットフォームが登場したときは多くの自動車関係者は驚かされました。

 

このような思い切った取り組みからも、マツダのCX-60に対する本気度が感じられるのです。

CX-60の魅力|新開発の直列6気筒エンジン

「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

関係者を驚かせたのはプラットフォームだけではありません。エンジンも新たに開発されたものが搭載されているのです。

 

CX-60には主に4つのパワーユニットが存在します。2.5Lの4気筒エンジン、3.3Lの直列6気筒ディーゼルターボエンジン、ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド、そして2.5Lのプラグインハイブリッドです。

 

主力のパワーユニットは3.3Lのディーゼルターボまたは、マイルドハイブリッドです。この主力となるパワーユニットに使われているエンジンは、完全なる新開発なのです。しかも、現在では採用が少ない直列6気筒エンジンを新たに開発したことも世界を驚かせました。

 

これまでマツダのディーゼルエンジンは1.8Lと2.2Lが主力でした。この3.3Lエンジンは2.2Lの後継的な意味合いも持っているのですが、性能アップと燃費向上を考えた結果、3.3Lの排気量が導き出されたとのことです。

 

3.3Lの大排気量となると、4気筒ではなく6気筒が適しているとマツダは考え、このエンジンを誕生させました。

 

エンジンを新開発すること、しかも、それまでなかった直列6気筒エンジンを新たに開発するのは、コスト要求が厳しいといわれている現代の自動車開発において大きな賭けともいえます。それでもマツダは未来のためにこのエンジンを新開発したのです。

 

なお、この新型直列6気筒エンジンは熱効率40%以上という優秀な数値を誇っています。これは大排気量化がなければできなかったことなのです。

 

「直列6気筒エンジンは振動が少なくシームレス、しかしスペースを取る」といわれていて、現代の自動車開発では効率が悪くロマン重視なエンジンと解釈されてしまうこともあります。

 

しかし大排気量化によって優れた熱効率や燃費向上、NOxの低減が実現できたことを考えるとロマンだけではない、しっかり意味を持った取り組みであることが分かります。

CX-60の運転フィーリングは「ドライビングエンターテインメントSUV」そのもの!

「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

マツダの渾身の新メカニズムが存分に取り入れられたCX-60。実際に運転してみると「ドライビングエンターテインメントSUV」を体現している運転フィーリングを感じさせてくれます。

 

コーナー進入時に、ステアリング操作に対して即座に反応してくれるシャープなノーズの入りは、ロードスターをも思わせる感触です。大柄なSUVとは思えないほど交差点、そしてワインディングで運転の楽しさを体感できます。

 

また、新開発の直列6気筒エンジンも優れています。トルクフルでアクセル操作に対して、ほしいトルクをすぐに出してくれるのはもちろんですが、驚くのはその静粛性の高さです。

 

ディーゼルエンジンでの試乗でしたが、ディーゼルエンジンとは思えないほどの静かさ。また、振動が少なくシームレスな回転フィーリングは高回転域まで回すのが気持ち良いと思ってしまう仕上がりで、トルクフルというディーゼルエンジンの良さをキープしながら、ディーゼルエンジンのネガを消している乗り味になっているのです。

2024年の年次改良でCX-60の乗り心地も良好に◎

「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

ドライバーにとっては運転の気持ちの良い「ドライビングエンターテインメントSUV」であるCX-60ですが、登場当初は乗り心地に難があるという声もチラホラ聞かれました。

 

確かに実際に乗ってみると、乗り心地がハードだと感じる部分はあり、ひとりで乗るのは楽しい車ですが家族を乗せての普段乗りでの快適性は同クラスのライバルに劣るのではという部分は筆者も感じました。

 

そのような声を受けて、2024年末の改良ではサスペンションセッティングの見直しが施されています。これによりドライバーも同乗者もハッピーなCX-60へと進化しました。

 

まだ登場して年数が経っていないため、中古車で狙うのはコスパが良いとはいえないですが、中古車で今後狙っていくならばこの改良後のモデルがおすすめです。

まとめ

「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

マツダが威信をかけて次世代のための新メカニズムを惜しみなく投入したCX-60。その乗り味はドライバーを楽しませるSUVに仕上がっています。また、価格が300万円台前半から狙えて、高級感があるインテリアも魅力的なポイントです。

 

国産SUVの中でも上位で所有欲を満たしてくれるSUVといえるでしょう。スポーティーかつラグジュアリーで、他とはちょっと違った雰囲気を味わいたい人にはおすすめの1台です。

 

【この記事の執筆者】

「CX-60」に乗ってみるとマツダの本気度が分かる!新世代SUVと呼ばれるには理由があった!

西川昇吾

自動車ライター

1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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