レクサスの新型コンパクトSUV「LBX」とは?プレミアムな性能を徹底解説
高級車ブランドのレクサスが、コンパクトSUV「LBX」を発売しました。都市部での使いやすさと、レクサスならではの上質な走りを実現しています。価格も従来モデルより手の届きやすい設定で、初めてのレクサスとしても魅力的です。
この記事では、価格や性能、装備など、LBXの特徴を徹底的に解説します。通勤や休日のドライブまで、幅広い用途で活躍するLBXの魅力を確認し、ぜひ購入の参考にしましょう。
※目次※
2.レクサスのコンパクトSUV「LBX」の価格帯とグレード別特徴
3.レクサスのコンパクトSUV「LBX」のパワートレインと走行性能
・レクサス初のコンパクトSUV「LBX」は、スニーカーのような気軽さとプレミアム感の両立を目指して誕生した。
・LBXは、コンパクトなボディサイズながら、優れた走行安定性と乗り心地を実現している。
・LBXは、先進運転支援システムやLexus Safety System +、充実したインフォテインメントシステムを搭載している。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の特徴とは
レクサス初のコンパクトSUV「LBX」は、プレミアムブランドの新たな挑戦を象徴する車両です。開発背景やコンセプト、デザイン哲学、そして都市部での取り回しの良さなど、LBXの魅力を多角的に解説します。
レクサスらしい高級感と、コンパクトカーの利便性を両立させた本モデルが、どのような特徴を持ち、どのようなニーズに応えるのか、詳しく見ていきましょう。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の開発背景とコンセプト
レクサスが初のコンパクトSUV「LBX」を開発した背景には、ブランドの新たな挑戦と市場ニーズの変化がありました。近年のレクサス車の大型化に伴い、既存顧客からは扱いやすいサイズの車を求める声が高まっていたそうです。
LBXは、高級感を維持しながらも、気軽に乗りこなせる「上質なスニーカー」のような車として誕生しました。特に内外装の質感向上に注力し、フラッグシップセダン「LS」からの乗り換えを想定した素材やデザインにこだわっています。
都市部での利便性と、プレミアムブランドの魅力を両立させた新しいコンセプトの車として、新たな顧客層の開拓も視野に入れているようです。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」のデザイン哲学と外観の特徴
レクサスLBXのデザインは、「Premium Casual」というコンセプトを体現し、コンパクトな車体にレクサスらしい上質さと存在感を融合させています。主な特徴は、以下の通りです。
【フロントデザイン】
・進化した「UNIFIED SPINDLE」グリル
・低配置のラジエーターグリル
・フードからヘッドランプへのスリット
【サイドビュー】
・大胆に張り出したフェンダー
・大径タイヤの強調
・低重心で安定感のあるシルエット
【リヤビュー】
・ワイド&ローを強調
・Lシェイプの一文字シグネチャー
・ボディサイドまで回り込むデザイン
レクサスのコンパクトSUV「LBX」ボディサイズと取り回し性
レクサスLBXのサイズスペックは、以下の通りです。
・全長:4,190mm
・全幅:1,825mm
・全高:1,545mm
・最小回転半径:5.2m
このコンパクトなサイズにより、都市部での運転に最適な取り回しの良さを実現しています。クラスを超えた大径タイヤの採用で力強い存在感を演出し、ワイド&ロースタンスでスポーティーな印象です。
また、着座位置を低くし、重心高と全高を抑えることで、コンパクトSUVでありながら軽快な走りを楽しめる設計となっています
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の価格帯とグレード別特徴
レクサスLBXは、コンパクトSUVながらプレミアムな魅力を凝縮したモデルです。標準モデルからカスタムモデル、スポーツモデルまで、それぞれに特徴的な装備と性能を備えています。
競合モデルと比較しても魅力的な価格設定となっており、レクサスブランドを手の届きやすい形で提供しているのが特徴です。ここでは、各グレードの詳細と、選び方のポイントについて解説します。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の価格帯と競合モデルとの比較
レクサスLBXの価格帯は、460万円~720万円に設定されています。グレード展開は、標準モデルの「Cool」「Relax」、カスタムモデルの「Bespoke Build」、スポーツモデルの「MORIZO RR」「MORIZO RR "Bespoke Build"」の5種類です。
標準モデルは460万円台と比較的手頃な価格で、カスタムモデルは550万円台でより高級感を追求しています。スポーツモデルは650万円以上で、走行性能を重視しているのが特徴です。
競合モデルとしては、アウディQ2やBMW X1、メルセデス・ベンツGLAクラスなどが挙げられるでしょう。LBXは、これらに比べてやや低めの価格設定となっており、プレミアムブランドの魅力を比較的手の届きやすい価格で提供しています。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」のグレード別の装備と特徴
レクサスLBXのグレード別装備と特徴は、ユーザーのニーズに合わせて細かく設定されています。「Bespoke Build」グレードでは、オーダーメイドシステムによりシート表皮やカラー、ステッチなど多彩なカスタマイズが可能です。
「Cool」グレードは、スポーティーな内装と225/55R18タイヤ&アルミホイールを装備しています。「Relax」グレードは、上質なセミアニリン本革シートを標準装備し、落ち着いた雰囲気です。
全グレード共通の装備として、12.3インチTFT液晶式メーター、9.8インチディスプレイオーディオ、Lexus Safety System +などが搭載されています。ラゲージルームは、2WD車とAWD車で異なる構造を採用し、使い勝手が考慮されているのがポイントです。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」のオプション選択のポイントと費用
レクサスLBXのメーカーオプションとして注目すべきは、Lexus Teammate Advanced Driveです。高速道路での渋滞時に運転を支援し、長距離ドライブの疲労を軽減します。
駐車が苦手な人には、Lexus Teammate Advanced Parkがおすすめです。スマートフォンによる遠隔操作も可能で、狭い駐車場でも便利でしょう。
快適性を重視するなら、おくだけ充電やカラーヘッドアップディスプレイがおすすめです。音楽愛好家には、"マークレビンソン"プレミアムサラウンドサウンドシステムが魅力的でしょう。
追加費用は機能により異なりますが、長期的な使用価値を考えると、投資に見合う満足度が得られるかもしれません。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」のパワートレインと走行性能
レクサスLBXのパワートレインと走行性能は、コンパクトSUVの常識を覆す高い完成度です。ここでは、LBXに搭載された最新技術と、それによってもたらされる卓越した性能について詳しく解説します。
レクサスの電動化技術の粋を集めた、コンパクトSUVならではの高効率パワートレインを見ていきましょう。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」のハイブリッドシステムの仕組みと特徴
レクサスLBXのハイブリッドシステムは、コンパクトSUVクラスに最適化された設計が特徴です。1.5L直列3気筒エンジンとモーターの組み合わせにより、優れた燃費性能と力強い走りを両立し、クラス屈指の熱効率を達成しました。
トランスアクスルには2モーター方式を採用し、低速域ではモーターによる力強い加速、高速域ではエンジンとモーターの協調による伸びやかな加速性能を実現しています。制御システムも改良し、アクセル操作に対してよりダイレクトな駆動力を発揮するでしょう。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の燃費性能と環境性能の詳細
レクサスLBXの燃費性能は、コンパクトSUVクラスの中でも稀有な実力を誇ります。
【燃費性能】
・2WDモデル:27.7km/L(WLTCモード)
・AWDモデル:26.2km/L(WLTCモード)
【環境性能】
・CO2排出量:2WDモデル 84g/km、AWDモデル 89g/km
・平成30年基準排出ガス75%低減レベル達成
アイドリングストップ機能や回生ブレーキシステムは、市街地走行時の燃費向上にも貢献しています。レクサスLBXは、環境への配慮と快適な走行性能を両立させた一台です。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の走行性能と乗り心地の特徴
レクサスLBXは、GA-Bプラットフォームの採用により、軽量かつ高剛性なボディを備えています。直進安定性に優れ、ステアリング操作に対して正確に反応することで、狭い街中でも扱いやすいでしょう。
パワートレインには、1.5L3気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせ、静かでスムーズな加速性能を提供します。エンジンマウントの最適化や遮音材の工夫により、振動や騒音も大幅に低減されました。
サスペンションは路面をしなやかに追従し、また空力性能の追求により、操縦安定性と乗り心地の向上を図っています。コンパクトなボディながら、レクサスならではの洗練された走行性能を体感できるでしょう。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の内装と快適性
レクサスLBXの内装は、高級感と高い快適性を備えています。プレミアムな素材使いと洗練されたデザイン、広々とした室内空間、最新のインフォテインメントシステムが、乗る人を魅了するでしょう。ここでは、LBXの内装が持つ3つの特徴を詳しく解説します。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の内装デザインと素材の質感
レクサスLBXの内装は、プレミアムコンパクトSUVにふさわしい上質さを追求しています。水平基調のインストルメントパネルが開放的な視界を確保し、メーターフードからドアトリムまで続く滑らかな造形が広がりを感じさせるでしょう。
素材面では、セミアニリン本革とウルトラスエードの組み合わせや、緻密な刺繍とステッチが室内の高級感を際立たせています。
「Cool」と「Relax」という2つの世界観のパッケージを用意し、それぞれモダンでスポーティーな印象と、上質で華やかなラグジュアリー感が魅力です。さらに、64色から選べるインテリアイルミネーションにより、室内の雰囲気づくりにも配慮しています。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の室内空間の広さと収納力
レクサスLBXは、コンパクトなボディサイズながら、実用的な室内空間を実現しています。全幅1,825mmと、同クラス比で余裕のある室内幅を確保し、後部座席は大人3人でも快適な広さです。
トランクスペースは、以下の容量となっています。
・2WD車:237L+50L(2段デッキボード使用時)、330L+2L(2段デッキボード未使用時)
・AWD車:253L+2L
さらに、6:4分割可倒式後席シートやスライド式カップホルダーなど、細部まで使い勝手を考慮した設計により、日常使いから週末のレジャーまで幅広いシーンに対応可能です。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の最新インフォテインメントシステムの機能
レクサスLBXのインフォテインメントシステムは、先進機能が満載です。(オプション含む)
【ディスプレイシステム】
・12.3インチTFT液晶式メーター
・9.8インチタッチディスプレイ
・カラーヘッドアップディスプレイ
【オーディオシステム】
・13スピーカー"マークレビンソン"サラウンドサウンド
【コネクティビティ】
・G-Linkによるスマートフォン連携
・「My LEXUS」アプリ(リモートエアコン、デジタルキー)
・エージェント(音声対話サービス)
これらの機能により、直感的な操作と快適な運転環境を実現しています。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の安全性能と維持費
レクサスLBXは、高度な安全性能と長期保有を見据えた設計が特徴です。先進運転支援システムや衝突安全性能、メンテナンス費用、保証内容など、さまざまな角度からLBXの安全性と経済性を解説します。以下、各項目について詳しく確認しましょう。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の先進運転支援システムの詳細
レクサスLBXの先進運転支援システムの中核となるのが、Lexus Safety System +です。このシステムは、ミリ波レーダーと単眼カメラを使用して、車両や歩行者、自転車運転者を検知し、衝突の危険を回避または軽減します。
【主な機能】
・交差点での衝突回避支援
・緊急時操舵支援
・レーダークルーズコントロール
・車線維持支援システム
これらの先進技術により、都市部から高速道路まで、さまざまな走行シーンで安全性と快適性を両立するでしょう。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の衝突安全性能と評価結果
レクサスLBXの衝突安全性能は、以下の技術と設計により実現されています。
・全方位コンパティビリティボディ構造による乗員保護
・SRSエアバッグシステムによる前後左右からの衝撃吸収
・歩行者傷害軽減ボディ構造
・先進事故自動通報システム
これらの安全技術により、LBXは高い衝突安全性能を実現しています。「自動車安全性能2023」では、予防安全性能評価「Aランク」、衝突安全性能評価「Bランク」を獲得しました。
レクサスのコンパクトSUV「LBX」の保証内容
レクサスLBXを新車購入した場合、メーカー保証として「レクサストータルケア」を受けられます。
【レクサストータルケア】
・コンシェルジュサービス:24時間365日、専任コミュニケーターによるサポート
・コネクテッドサービス:さまざまなナビゲート対応
・セキュリティサービス:車両盗難や事故時の自動通報
・メンテナンスサービス:3年間点検やメンテナンスが無料、5年間または10万km以内の無償修理、ソフトウエア更新
これらの充実した保証内容により、長期保有時の安心感を提供しています。
まとめ
レクサス初のコンパクトSUV「LBX」は、プレミアムブランドの魅力を凝縮した一台です。都市部での取り回しの良さと、高級感を両立しています。
優れた燃費性能と走行性能を備え、内装の質感や最新システムもコンパクトカーの概念を超えているでしょう。先進運転支援システムなど、安全性能も充実しています。
メンテナンスや修理などの保証内容も考慮されており、万全のサポートのもと長期保有できるでしょう。LBXは、レクサスの新たな提案として注目を集めています。
【この記事の執筆者】
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!
いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。