カローラクロスの内装は快適?特徴や収納性をチェックしよう
トヨタのカローラシリーズは、50年以上の歴史があり、高い人気を誇ります。カローラクロスは、カローラシリーズ初のSUVです。多目的に使えるSUVを選ぶときのポイントとして、内装の質感や収納性があります。カローラクロスは、どのような内装に仕上がっているのでしょうか。
この記事では、カローラクロスの内装の特徴を紹介します。内装以外の魅力や他のカローラシリーズとの違いも解説しますので、カローラクロスがどのような車かを詳しく理解できるでしょう。購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
※目次※
・カローラクロスの内装はスタイリッシュで上質なデザイン。最上級グレード「Z」は快適装備が豊富
・カローラクロスは車内・荷室ともにスペースに余裕がある。シートアレンジで長尺の荷物も積載可能
・カローラクロスは走行性能や安全性能も高い。さらに優れた燃費性能やスペースを求めるなら他のカローラモデルもおすすめ!
グレード別に見るカローラクロスの内装の特徴
カローラクロスの内装は、カジュアルでありながらSUVらしいスタイリッシュさと上質さを兼ね備えたデザインです。グレードは「G」「G“X”」「S」「Z」の4種類があります。ここでは、各グレードの内装の特徴を見てみましょう。
G・G“X”の内装
Gはカローラクロスのベースグレード、G“X”はガソリン車だけに設定されている廉価グレードです。G・G“X”のメーターは、アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用しています。
シート素材はファブリックです。グレード間の違いとして、Gがスポーティーシート(フロント)に対し、G“X”はノーマルシート(フロント)を装備しています。
また、どちらも8インチのHDディスプレイオーディオを搭載していますが、Gは4スピーカーに対してG“X”は2スピーカーです。
Sの内装
Sは、ハイブリッド車だけに設定されている上級グレードです。Gと異なり、視認性の高い7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(スピードメーター表示)、8インチHDディスプレイ(6スピーカー)を採用しています。
シートは、Gと同じファブリック素材のスポーティーシート(フロント)です。主にインパネ回りをグレードアップしたい方におすすめします。
Zの内装
Zは、カローラクロスの最上級グレードです。メーターは12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイで、本革+ファブリック素材のシートを装備しています。Sよりもさらにグレードアップした内装です。
また、他のグレードの運転席はマニュアルシートですが、Zはパワーシートを採用しています。シートヒーター(運転席・助手席)や電動ランバーサポート(運転席)も付いているため、快適に過ごせるでしょう。
カローラクロスの収納スペースやシートアレンジ
快適なドライブには、装備内容だけでなく収納性も重要です。SUVは多目的に使えるボディタイプのため、アウトドアだけでなく日常の買い物でも多くの荷物を積みたいと考える方もいるでしょう。
ここでは、カローラクロスの収納スペースや荷室の広さ、シートアレンジを紹介します。
収納スペース
カローラクロスの車内は、使い勝手にこだわった機能的な収納が魅力です。車検証やスマートフォン、ペットボトルなど、さまざまな荷物を収納できます。
・リアセンターアームレスト(カップホルダー2個付き)
・グローブボックス
・フロントコンソールトレイ(通信用USB端子【Type-C】付き)
・カップホルダー(フロント2個)
・センターコンソールボックス
・フロントドアポケット(ボトルホルダー【1本】付き)
・リアドアボトルホルダー(1本)
・助手席シートバックポケット
荷室
カローラクロスは、コンパクトSUVクラストップレベルの荷室容量を確保しています。5名乗車時の荷室サイズは以下の通りです。
奥行き×幅×高さ(mm) |
849×1,369×957 |
最大荷室容量(L) |
487 |
荷室開口部を低い位置に設定しているため、荷物の積み降ろしもスムーズです。Zグレードは「ハンズフリーパワーバックドア」を搭載しているため、スマートキーを持っていれば足をかざすだけでバックドアを開け閉めできます。
シートアレンジ
カローラクロスの荷室は、通常時でもゴルフバッグ4個が入る容量を確保していますが、リアシートを折り畳むことで奥行きを1,885mmまで広げられます。
6:4分割可倒式のリアシートのため、柔軟な活用が可能です。両側を倒せば自転車などの大きな荷物を、片側を倒せば4名乗車したままスケートボードなどの長尺物を積載できます。
カローラクロスの内装オプションは?
カローラクロスには、さまざまな内装オプションが用意されています。好みのものを選ぶことで、より機能的な車内空間を作り上げられるでしょう。
例えば、ラゲージアクティブボックスを装着するとフラットな荷室を確保し、デッキボードの上段と下段に分けて荷物を収納できます。下段に収納した荷物は車外から見えません。
デッキボードの裏面は撥水性に優れているため、ぬれた荷物や汚れた荷物の積載にも便利です。
SとZグレードは、パノラマサンルーフを設定できます。天井に開閉式の大きなガラス面が設置されることで、開放感のあるドライブを楽しめるでしょう。
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内装以外にも!カローラクロスの魅力
車を購入するときには、さまざまな面を考慮して選ぶ必要があります。購入後悔やまないために、カローラクロスの内装以外の魅力を理解しましょう。ここでは、カローラクロスのエクステリアや走行性能、安全性能などを紹介します。
力強いエクステリアデザイン
カローラクロスのエクステリアデザインは、SUVらしい力強さと都会的な上質さを表現しています。アクティブな暮らしを楽しみたい方の理想を追求しているため、幅広いシーンにマッチするでしょう。
フロントマスクのカローラマーク、厚みのあるフロントグリルが大きな特徴です。SとZグレードは大型のルーフレールを採用し、力強さが強調されています。
また、Zグレードは多眼ランプやセンターオーナメント付きの18インチタイヤが装着されるなど、上級SUVのような質感の高い装備が魅力です。
優れた燃費性能
カローラクロスのハイブリッドモデルは、最大熱効率40%の「1.8L 2ZR-FXEエンジン」と電動モジュールを刷新した新型ハイブリッドシステムの組み合わせにより、優れた燃費性能を実現しました。
ガソリンタイプに搭載する2.0L ダイナミックフォースエンジンも、ロングストローク化やマルチホール直噴インジェクター、吸気バルブの開閉を最適制御するVVT-iEの採用などにより、最大熱効率40%を達成しています。それぞれの燃費性能は以下の通りです。
エンジンタイプ |
1.8L ハイブリッド |
2.0L ガソリン |
WLTCモード燃費(km/L) |
E-Four:24.5 2WD:26.4 |
2WD:16.6 |
乗降性の高さ
乗降性が低いと、乗り降りのたびにストレスがかかります。カローラクロスのドアは開口部が広く、大きく開く設計です。SUVの中では着座位置もそれほど高くないため、自然な形で乗り降りができます。
リアドアは高さがあるため、荷物を抱えた状態でもスムーズに乗り込めるでしょう。小さい子どもや高齢の方を乗せるときも安心です。
滑らかな走行性
カローラクロスは、車両構造にTNGAプラットフォームを採用することで、上質で安定した乗り心地を実現しています。
1.8Lハイブリッドシステムは、ダイレクトで気持ちの良い走行フィールが特徴です。電気式4WDシステム「E-Four」を組み合わせることで、滑りやすい路面でもスムーズに発進し、安定した走りを実現します。
一方の2.0Lガソリンエンジンは、高トルクで爽快な走りが特徴です。Direct Shift-CVT(ギヤ機構付き自動無段変速機)との組み合わせにより、力強い加速とマニュアル感覚のスポーツ走行を楽しめます。
最新の先進予防安全パッケージ“Toyota Safety Sense”装備
カローラクロス全車に標準装備しているToyota Safety Senseは、さまざまな予防安全機能のパッケージです。
ドライブスタートコントロールは、シフト操作やペダル操作ミスによる急発進・急加速を抑制し、衝突時の被害を軽減します。
プリクラッシュセーフティは、直進時の衝突回避または被害軽減をサポートする機能です。車両や歩行者を検知し、衝突の可能性があると警告やブレーキ制御を行います。
その他に搭載されている機能は、高速道路走行時の車線逸脱を防ぐレーントレーシングアシスト、適切な車間距離を保ちながら追従走行をサポートするレーダークルーズコントロールなどです。
駐車をサポートする「アドバンスト パーク」
カローラクロスの「Z(ハイブリッド車)」「S」グレードは、高度駐車支援システム「アドバンスト パーク」をオプション設定できます。アドバンスト パークは、ボタンを押すだけで駐車をサポートしてくれる機能です。
駐車したいスペースの横に停車してからディスプレイに表示された駐車位置を確認し、開始スイッチを押すとステアリング・アクセル・ブレーキ操作をアシストして駐車を終わらせてくれます。
並列駐車や縦列駐車はもちろん、区画線のない駐車にも対応するため、駐車が苦手な方や安全かつ楽に駐車したい方におすすめです。
他のカローラシリーズとの違いは?
カローラシリーズには、カローラクロスの他に6つのモデルがあります。SUVはカローラクロスのみですが、他のモデルのほうが使用目的や好みに合う場合もあるでしょう。ここでは、他のカローラシリーズの特徴を紹介します。
カローラ
カローラは、スポーティーで洗練されたスタイルのミドルクラスセダンです。内装は、開放的で居心地の良い室内空間に仕上げられています。
シート素材は、ファブリックまたは合成皮革+レザティックです。質感の高いシートのため、長時間ドライブでも疲れを感じにくいでしょう。
パワーユニットは、1.8L ハイブリッドシステムと1.5L ガソリンエンジンの2種類です。ハイブリッドモデルは25.3km/L~30.2km/Lと、圧倒的な燃費性能を誇ります。
(参考:『カローラ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラツーリング
カローラツーリングは、スポーティーでエモーショナルなデザインのステーションワゴンです。内装は、ゆとりのある上質な空間に仕上がっています。通常時392Lの荷室は、多彩なシートアレンジで最大802Lまで拡大可能です。
パワーユニットは、1.8L ハイブリッドシステムと1.5L ガソリンエンジンの2種類があります。ボディタイプは異なりますが、カローラクロスと同様に幅広い目的で使えるモデルです。
(参考:『カローラツーリング(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラスポーツ
カローラスポーツは、輸入車のような低重心でスポーティーなスタイルが魅力のハッチバックです。
内装は、他のカローラシリーズよりもスポーティーに仕上がっています。G“Z”グレードはホールド性の高いスポーツシートを設定しているため、体全体で鋭い加速を楽しめるでしょう。
パワーユニットは、1.8L ハイブリッドシステムと2.0L ガソリンエンジンの2種類です。いずれも高いパフォーマンスを発揮します。
(参考:『カローラスポーツ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラアクシオ
カローラアクシオは、法人向けに開発されたコンパクトセダンです。通常のカローラよりも実用性を重視しており、全体的にシンプルに仕上がっています。
内装は、スタイリッシュで落ち着いたデザインです。コンパクトボディでありながら、ゆとりあるスペースを確保しています。
パワーユニットは、1.5Lハイブリッドシステムと2種類の1.5L ガソリンエンジンの計3種類です。
「2NR-FKEエンジン」を搭載したガソリンモデルはハイブリッド並みの低燃費を追求しており、もう一方の「1NZ-FEエンジン」搭載車は街乗りに適した加速性能を追求しています。
(参考:『カローラアクシオ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラフィールダー
カローラフィールダーは、カローラツーリングよりコンパクトなステーションワゴンです。ワイドなカローラツーリングに対し、カローラフィールダーは伸びやかなスタイルを採用しています。
内装は無駄のない機能的なデザインです。カローラツーリングよりも実用性に特化しており、車内・荷室スペースに余裕があります。
パワーユニットは、カローラアクシオと同じ1種類のハイブリッドシステムと2種類のガソリンエンジンです。燃費性能に優れるため、営業車としても人気があります。
(参考:『カローラフィールダー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラルミオン
カローラルミオンは、2016年1月まで販売されていたコンパクトトールワゴンです。箱形のワイドなスタイルで、他のカローラシリーズと異なるユニークなデザインの内装を備えています。
積み重ねた立体をずらしたようなインパネや光沢のあるシルバーパネル、青色LEDの天井イルミネーションなどが特徴です。パワーユニットは、1.5Lと1.8Lのガソリンエンジンが設定されています。
(参考:『カローラルミオン(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
カローラクロスの内装は、スタイリッシュで上質なデザインです。グレードによってディスプレイオーディオやメーター、シートの仕様が異なります。最上級グレード「Z」は、快適装備が豊富です。
SUVのカローラクロスは、車内スペースや燃費性能、走行性能などあらゆる面で優れていますが、他のカローラシリーズにも魅力があります。ゆとりあるスペースを備えるワゴンタイプや走りに特化したハッチバックタイプもあるため、違いを理解した上でカローラクロスの購入を判断しましょう。
【この記事の執筆者】
中村浩紀 なかむらひろき
クルマ記事に特化したライター
現在4台の車を所有(アルファード・プリウス・レクサスUX・コペン)。クルマ系のメディアでさまざまなジャンルの記事を執筆し、2024年1月までに300記事以上の実績をもっている。
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