CX-3「Super Edgy」の魅力に迫る!特徴や購入方法を解説
マツダのコンパクトSUV、CX-3にはSuper Edgyという特別仕様車があります。通常モデルとは一味違う魅力を備えているため、気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、CX-3「Super Edgy」のデザインや走行性能、購入方法を解説します。その他の特別仕様車も紹介しますので、Super Edgyなどの特別仕様車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
4.CX-3「Super Edgy」などの特別仕様車に乗る方法
5.CX-3「Super Edgy」などを中古で購入する際の注意点
・CX-3「Super Edgy」は2021年11月に追加された特別仕様車。ブラックを取り入れた流麗なデザインが魅力。
・CX-3「Super Edgy」以外の特別仕様車も魅力的。現行モデルには「Urban Dresser」と「Vivid Monotone」が設定されている。
・中古車なら過去モデルの特別仕様車も低価格で購入できる。車両状態や車検期間には注意が必要。
CX-3の「Super Edgy」ってどんな車?
ここでは、CX-3「Super Edgy」とはどのような車なのかを解説します。Super Edgyは、CX-3の特別仕様車です。
Super Edgyの理解を深めるには、ベースモデルについても知る必要があります。通常CX-3の概要も確認し、両車の違いをしっかりと理解しましょう。
ベースのCX-3はマツダのコンパクトSUV
CX-3は、2015年2月に誕生したコンパクトクロスオーバーSUVです。スタイリッシュなデザインで、優れた走行性能・燃費性能を備えています。パワートレインは、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの2種類です。
ディーゼルエンジンのノック音を抑制する 「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を世界で初めて採用し、走行時の静粛性を高めています。
現行モデルは「気品ある美しさと先鋭さ」をテーマに、躍動的で生命力溢れる造形に磨きをかけています。操縦安定性やエンジン性能、安全性能なども向上しました。
商品改良で追加された特別仕様車
CX-3「Super Edgy」が誕生したのは、2021年11月の商品改良時です。クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV‐D 1.8」を搭載するXD Super Edgy、ガソリンエンジン「SKYACTIV‐G 1.5」を搭載する15S Super Edgyの2種類が追加されています。
CX-3「Super Edgy」はブラックを基調とした内外装により、CX-3の上質さと洗練さをさらに追求したモデルです。
CX-3「Super Edgy」の特徴
ここでは、CX-3「Super Edgy」の特徴を紹介します。通常モデルとの違いは内外装のデザインですが、購入を検討している方は、その他の特徴も気になるでしょう。デザインだけでなく、パワートレインや運転支援機能の内容も詳しく解説します。
優々たるスタイルのエクステリア
CX-3「Super Edgy」は、ピラー部分から上部をブラックで塗装した2トーン仕様を採用しています。
ボディ上部を一体に見せることで、流麗さを際立たせたエクステリアデザインです。他にも、ホイールやドアミラー、メッキガーニッシュなどもブラックで塗装されています。
ボディカラーは「ソウルレッドクリスタルメタリック」「セラミックメタリック」「ポリメタルグレーメタリック」「プラチナクォーツメタリック」4色から選択が可能です。
「プラチナクォーツメタリック」は、Super Edgyが誕生した商品改良時に追加されました。全体的に明るく淡い色味を持ったシルバーカラーで、見る角度や明るさによって色味が大きく変化します。
高級感の溢れるインテリア
CX-3「Super Edgy」のインテリアは、ブラックをベースにドアトリム、フロントシートバックなどにホワイトを配色した高級感のあるデザインです。エアコンルーバーリングには、アクセントカラーとしてカッパー(赤銅)色が入っています。
シート素材は合成皮革+グランリュクス(手触りの良いスエード調人工皮革)です。シート背もたれの前面、サイドサポート部内側、シート座面に滑らかな質感の合成皮革、シート座面および背もたれの中央部分にグランリュクスを使用しています。
2種類の駆動型式とパワートレイン
CX-3「Super Edgy」の駆動方式は、2WD(FF)と4WDの2種類です。4WD車は、先進のAWDシステム「i-ACTIV AWD」を採用しています。タイヤの動きや路面状況に応じて最適なトルクを配分し、安定した走りの実現が可能です。
パワートレインは、高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV‐G 1.5」とクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」の2種類があります。
SKYACTIV‐G 1.5はリニアな応答性と伸びやかな加速、SKYACTIV-D 1.8は余裕のある力強い走りと優れた環境性能が魅力です。
運転を快適にする支援機能
CX-3「Super Edgy」は「MAZDA PROACTIVE SAFETY」というマツダの安全思想に基づいて設計されました。
車線逸脱警報システムやマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールなど、さまざまな安全運転支援機能によって、被害の軽減が可能です。
先進安全技術だけでなく、ドライビングポジションや情報レイアウトもMAZDA PROACTIVE SAFETYに基づいて最適化されています。
CX-3「Super Edgy」以外の特別仕様車
2015年2月にCX-3が誕生してから現在に至るまで、さまざまな特別仕様車が追加されています。ここでは、CX-3「Super Edgy」以外の特別仕様車を5つ見てみましょう。それぞれ独自の魅力的なデザインが施されていますので、ぜひ購入の参考にしてください。
Vivid Monotone
CX-3「Vivid Monotone」は、2023年9月に新設定された特別仕様車です。ブラックキャビンや光沢のクラッディング塗装、ブラッククロームのシグネチャーウィング、グロスブラックのグリルを採用しています。
ボディの上下をブラックで引き締め、SUVでありながら流麗でスポーティーなクーペスタイルを表現しました。ガソリンタイプとディーゼルモデルの両方に設定されています。
インテリアはブラックで統一された先進的なデザインです。シートには、リッチな肌触りの合成皮革×スエード調(レガーヌ)を使用しています。
Urban Dresser
CX-3「Urban Dresser」は、2020年10月に追加されたガソリンタイプの特別仕様車です。このモデルの特徴は、ライトブラウンとピュアホワイトを組み合わせたモダンなインテリアにあります。
明るく柔らかな解放感がある空間で、随所に施されたブラックのアクセントカラーにより、引き締まった印象もあります。
シート素材は、手入れがしやすく手触りの良い合成皮革+グランリュクスです。現行モデルにも設定されており、安全装備も充実しています。
Exclusive Mods
CX-3「Exclusive Mods」は、2018年7月に追加されました。ガソリンモデルとディーゼルモデルの両方に設定されています。
大きな特徴は、上質なディープレッドナッパレザーシートに白色トリムを組み合わせた、都会的かつ先鋭的な雰囲気のインテリアです。
他の特別装備として、18インチアルミホイール(高輝度ダーク塗装)、スーパーUVカットガラス&IRカットガラス(フロントガラス・フロントドアガラス)、インパネデコレーションパネルがあります。
100th Anniversary Special Edition
2020年6月に、マツダの創立100周年を記念して「100th Anniversary Special Edition」が販売されました。
フロントフェンダー部とフロアマットに創立100周年記念バッジ、ヘッドレストとセンターホイールキャップに創立100周年スペシャルロゴが入っています。
ボディカラーは、スノーフレイクホワイトパールマイカ、インテリアカラーはバーガンディ(ワインのようなレッド)です。マツダ初の乗用車「R360クーペ」をモチーフにしたレッドとホワイトのコーディネーションを採用しています。
Noble Brown
CX-3「Noble Brown」は、2016年11月に追加されました。先鋭感と上質さをアーティスティックに研ぎ澄ませた、ディーゼルモデルの特別仕様車です。
インテリアは、ブラウンを基調として各所にグレーのアクセントや金属装飾を採用しています。シート素材は、高級皮革のナッパレザー+グランリュクスです。エクステリアには、高輝度ダーク塗装のアルミホイールを採用しています。
CX-3「Super Edgy」などの特別仕様車に乗る方法
CX-3の特別仕様車は、どれもベースモデルとは異なるデザインが魅力です。しかし、希望する特別仕様車が現行モデルか旧モデルかによって購入方法が異なります。ここでは、CX-3「Super Edgy」などの特別仕様車に乗る方法を確認しましょう。
現行モデルなら新車で購入できる
現行モデルにある特別仕様車は新車で購入できます。現行のCX-3に設定されている特別仕様車は「Urban Dresser」「Vivid Monotone」の2種類です。Urban Dresserはガソリンモデルのみ、Vivid Monotoneはガソリンとディーゼルの両方があります。
新車で購入できる特別仕様車は、カラーや装備を自由に選択が可能です。しかし、通常モデルよりも価格は高く、納車にも日数がかかります。
Urban Dresserの新車価格は253万2,200円~277万4,200円、Vivid Monotoneの新車価格は270万8,200円~343万4,200円です。
(2024年1月時点の情報です)
旧モデルのグレードは中古車から探す
旧モデルは基本的に新車で購入できません。CX-3「Super Edgy」も現行モデルにはないため、購入する場合は中古車から探す必要があります。
中古車は、新車に比べて価格が安く納車も早いことがメリットです。目的のモデルが新車で購入できる場合でも、中古車を選択する方法もあります。CX-3の中古車相場は、中古相場64万9,000円~219万9,000円です。
(参考:『CX-3(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
(2024年1月時点の情報です)
CX-3「Super Edgy」などを中古で購入する際の注意点
CX-3「Super Edgy」などを中古で購入する際には、いくつかの注意点があります。新車を購入すると、メーカーの確立したサービス・保証を受けながら新品の車に乗ることが可能です。しかし中古車は、購入する店舗や商品がその後のカーライフに影響します。
中古車を購入する前に、注意点をしっかりと理解しておきましょう。
状態の悪い車両は避ける
流通している中古車の中には、修復歴車や冠水車が含まれます。これらの車は価格が安くても車体がダメージを負っている分、故障のリスクが高まります。機能や安全面、購入後の修理費を考慮すると、購入を避けたほうがよいでしょう。
また、年式が古い車や走行距離が長い車にも注意が必要です。車の寿命は年々延びていますが、使用するほど車体は劣化します。
品質を重視するなら「6年落ちまで、または3万~7万km」、価格を重視するなら「7年~12年落ち、または走行距離8万km~12万km」がおすすめです。
PR走行5万km以下のCX-3
※価格は支払総額
車検・保証の期間を確認する
中古車は、残っている車検や保証期間が多いほどお得です。購入時には、これらの2点を確認しましょう。
車検がない場合は、車検整備費が車両本体価格に含まれている場合と含まれていない場合、さらに車検整備ができない場合があります。
車検整備ができない店舗の場合、購入後に別途整備工場などへ依頼が必要です。手間と費用を考慮すると避けたほうがよいでしょう。
信頼できる販売店を選ぶ
中古車購入時には契約書・見積書の内容を確認し、信頼できる販売店を選ぶ必要があります。購入後のトラブルを避けるためにも、不安な契約項目や不明な諸費用があればスタッフに質問しましょう。
その際、スタッフから正確な回答が得られるか、適切な見積りを提示してくれるかなども重要なポイントです。
購入先の販売店では、消耗品の交換やメンテナンスで何度もやりとりする機会があります。快適なカーライフを実現するためにも、誠実に対応してくれる店舗を選びましょう。
まとめ
CX-3「Super Edgy」は、2021年11月の商品改良時に追加された特別仕様車です。内外装にブラックを取り入れた、流麗でエレガントなデザインを採用しています。
CX-3にはSuper Edgy以外にも魅力的な特別仕様車があるため、通常モデルとは異なる魅力を求める方は購入を検討するとよいでしょう。
中古車なら、過去モデルの特別仕様車も購入できます。購入する際は価格の安さだけでなく、車両状態や車検・保証の期間、販売店の対応なども注意しましょう。
【この記事の執筆者】
田村陽子
自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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