レクサスNXはコンパクトクロスオーバーSUV!歴史や魅力を解説
NXは、レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとして誕生しました。レクサス特有の洗練された美しいデザインを持ちつつ、SUVならではの力強い性能と優れた環境性能を実現しています。初代モデルから人気の高いNXですが、魅力やグレード展開について知りたいという方もいるでしょう。
そこでこの記事では、レクサスNXの歴史や魅力、現行モデルのラインアップ、グレードごとの特徴を紹介します。新車価格と併せて中古車販売相場も明記してありますので、ご購入の際の参考にしてください。
※目次※
・初代NXは2014年に登場し、2021年に登場した2代目ではレクサス初のPHEVモデルが設定
・レクサスNXの現行モデルは「NX250」「NX350」「NX350h」「NX450h+」の4種類
・レクサスNXの中古車を購入するのであれば、豊富な在庫数の中からお気に入りの1台を見つけられるネクステージがおすすめ
レクサスNXのこれまでの歴史
NXは、レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVです。SUVらしい力強い走行性能と優れた環境性能を両立させています。また、洗練された躍動感のあるデザインも魅力のひとつです。まずは、レクサス NXの登場から現行モデルまでの歴史を見ていきましょう。
2014年7月:初代NXを発売
2014年7月に発売された初代NXは「Premium Urban Sports Gear」をコンセプトに、SUVらしい力強さと優れた環境性能を両立させています。
2.0Lターボエンジン搭載の「NX200t」、2.5Lハイブリッドシステム搭載の「NX300h」の2種類のラインアップで、それぞれにベースグレード・中間グレード「Iパッケージ」・上級グレード「バージョンL」・スポーティーバージョン「Fスポーツ」が設定されました。駆動方式は、FFと4WDから選択できます。
年次改良により、カラー変更やLTE通信が対応された他、2016年には特別仕様車のアーバンスタイルも発売されました。
(参考:『NX(レクサス)のクルマカタログ|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2017年9月:マイナーチェンジでデザインを変更
2017年のマイナーチェンジでは、デザインの変更と安全運転支援の強化を実施しています。
エクステリアは、シャープなデザインの三眼式LEDヘッドランプや力強いレイヤー状スピンドルグリルなどを採用し、よりSUVらしくなりました。
インテリアは、大型化したナビディスプレーやタッチパッドにより、操作性が向上しています。カラーヘッドアップディスプレーやセンタークラスターなどは、先進性を追求したデザインに変更されました。
また、サスペンションのチューニングで操舵の応答性を向上させた他、アブソーバーの変更により快適な乗り心地を実現しています。予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」を標準設定したことで、安全運転支援も強化しました。
2021年10月:2代目NXが登場
2021年に登場した2代目NXは、躍動感と先進技術を融合させた「Vital×Tech Gear」をコンセプトに開発されました。走りとデザイン、先進技術を全面刷新した次世代のレクサスを象徴する第1弾モデルです。
2.4Lターボエンジンまたは2.5Lハイブリッドシステムを搭載した「NX350」、2.5L自然吸気エンジン搭載の「NX250」の他に、新たにレクサス初のPHEV搭載モデル「NX450」を設定しました。全てのモデルがAWDで、HEVと2.5L自然吸気モデルはFFも選べます。
(参考:『レクサスNXの初代と2代目の違いとは?おすすめの選び方もご紹介|新車・中古車の【ネクステージ】』)
最新のレクサスNXの魅力を解説
NXは、レクサスならではの美しいデザインと機能性の高さ、SUVならではの走破性を兼ね備えています。最新の予防安全性能や先進技術も搭載しているため、レクサスのグローバルコアモデルとして人気です。ここでは、2021年に登場した2代目NXの魅力をチェックしていきましょう。
力強いデザイン
レクサスNXは、動的性能に基づく独創的なパッケージとレクサスならではの切れ味のあるデザインが魅力です。
フロント部分は、引き締まったスピンドルグリルで立体の凝縮感、LEDヘッドランプで目力の鋭さを表現しています。リア部分は、中央の一文字ランプとフェンダー立体上のLシェイプランプを独立させることで、NX独自の個性を生み出しました。
インテリアは機能や技術をシンプルな意匠で表現し、運転操作に集中できるコックピットを採用しています。長時間の運転でも負担が少ないTNGA骨格の本革フロントシート、電動格納機能付きのリアシートなども特長です。
パワフルな走行性能
新型NXは、6種類のパワートレインを設定しています。「Lexus Driving Signature」を継承・深化させ、駆動力のコントロールや空力、軽量化などの基本性能を磨き上げました。
サスペンションの最適化とホイール締結構造をハブボルトに変更したことで、スムーズな操舵応答性と安定したコントロール性、質感の高い乗り心地を実現しています。
また、ノイズを低減するための吸音材や遮音材の最適配置、気密性の向上により、高い静粛性を実現したことも魅力です。
最新の予防安全技術
NXには、最新の「Lexus Safety System+」が搭載されています。プリクラッシュセーフティやプロアクティブドライビングアシストの他、レクサス初となる交差点衝突回避支援(出会い頭車両)を採用しました。
高速道路では、レーダークルーズコントロールやレーンディパーチャーアラートの他、ドライバー異常時対応システムやブラインドスポットモニターなどにより、安全性を高めています。夜間走行時には、アダプティブハイビームシステムやオートマチックハイビームが役立つでしょう。
また「Lexus Teammate Advanced Park」の採用により、さまざまな駐車シーンでの操作支援や遠隔での出庫も可能になっています。
利便性の高い先進技術
最新のNXは、マルチメディアシステムやコネクティッドサービスの刷新により、利便性を向上させています。14インチのタッチワイドディスプレーやG-Linkの契約で使えるコネクティッドナビ、スマートフォンと連携できるオーディオ&ビジュアル機能などを搭載しました。
運転席と助手席それぞれで温度調整できるオートエアコンや後席ヒートシーター、置くだけ充電などの便利機能もあるため、ロングドライブも快適に過ごせます。
(参考:『レクサスNXの新型モデルの特徴とは?購入する際のポイントも解説|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスNXの現行グレードは4つ
現行のレクサスNXには、4つのグレードがあります。4グレード共通のボディサイズは以下の通りです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,660×1,865×1,660 |
ホイールベース(mm) |
2,690 |
最低地上高(mm) |
185 |
最小回転半径(m) |
5.8 |
パワートレインや燃料消費率などはグレードごとに異なるため、ここでは、それぞれのグレードの特徴と基本スペックを紹介します。
NX250
NX250は、高効率な2.5Lエンジンと電子制御8速ATを採用したグレードです。2.4Lターボと同様の制御技術と最適化したファイナルギア比により、十分な駆動力を発揮します。駆動方式はAWDとFFです。通常モデルの他に装備を充実させたバージョンLもあります。
最大出力(kW(PS)/rpm) |
148(201)/6,600 |
最大トルク(N・m(Kgf)/rpm) |
241(24.6)/4,400 |
燃料消費率WLTCモード(km/L) |
13.5~14.4 |
NX350
NX350は、スポーティーなFスポーツモデルです。2.4Lの高効率ツインスクロールターボエンジン、電子制御8速ATを採用しています。Fスポーツ専用のチューニングにより、乗り心地と静粛性を向上させました。エクステリアやインテリアにもFスポーツ専用の装備が加えられています。
最大出力(kW(PS)/rpm) |
205(279)/6,000 |
最大トルク(Nm(Kgf)/rpm) |
430(43.8)/1,700~3,600 |
燃料消費率WLTCモード(km/L) |
11.7 |
NX350h
NX350hは、2.5Lエンジンと高出力モーターを組み合わせたハイブリッドモデルです。通常モデルの他に、バージョンLとFスポーツのラインアップがあり、駆動方式もそれぞれAWDとFFがあります。
最大出力(kW(PS)/rpm) |
140(190)/6,000 |
最大トルク(Nm(Kgf)/rpm) |
243(24.3)/4,300~4,500 |
燃料消費率WLTCモード(km/L) |
19.9~22.2 |
NX450h+
NX450h+は、PHEVモデルです。高効率な2.5Lエンジンと駆動用電池、高出力のモーターを搭載し、高いEV走行性能を実現しました。満充電からのEV航続距離は87kmで、運転の大半をEVモードで走行できます。
最大出力(kW(PS)/rpm) |
136(185)/6,000 |
最大トルク(Nm(Kgf)/rpm) |
228(23.2)/3,600~3,700 |
燃料消費率WLTCモード(km/L) |
19.6 |
(参考:『NX(レクサス)の燃費情報|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスNXの売買価格は?
レクサスはトヨタのラグジュアリーブランドです。クオリティーが高い分新車購入価格も高額なため、新車での購入を悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは、レクサスNXの新車販売価格と中古車相場、買取相場を紹介します。少しでも安く購入したい方は、中古車の購入もおすすめです。
レクサスNXの新車販売価格
レクサスNXは、ベースグレードのNX250であれば500万円以下で購入できます。一方、PHEVモデルのNX450h+は700万円以上の価格です。同じNXでも価格の幅が大きいため、搭載エンジンや機能をしっかり確認し、自分に合うグレードを選択しましょう。
グレード |
新車価格(税込み) |
|
NX250 |
NX250 |
455万円~482万円 |
NX250 バージョンL |
552万6,000円~579万6,000円 |
|
X350 Fスポーツ |
608万6,000円 |
|
NX350h |
NX350h |
520万円~547万円 |
NX350h バージョンL |
617万6,000円~644万6,000円 |
|
NX350h Fスポーツ |
617万6,000円~644万6,000円 |
|
NX450h+ |
NX450h+ バージョンL |
729万5,000円 |
NX450h+ Fスポーツ |
753万5,000円 |
(2023年12月時点の価格です)
(参考:『レクサスNXの価格は?グレードごとの特徴や他のレクサスSUVとの比較も|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスNXの中古車販売価格
レクサスNXは2014年から販売しているモデルのため、中古車販売価格も年代によって大きく差が出ます。年式の古いモデルであれば、現行モデルの半額以下で購入できるでしょう。現在は販売していない特別仕様車も手に入ります。
2023年12月時点での初代モデルと2代目モデルの中古車相場は、以下を参考にしてください。
中古車相場 |
初代(2014年~2021年) |
2代目(2021年~) |
最安値 |
179万9,000円 |
579万9,000円 |
最高値 |
449万9,000円 |
584万9,000円 |
(参考:『NX(レクサス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスNXの買取相場
ネクステージでのレクサスNXの査定実績は、5万7,000円~660万円です。車両の状態にもよりますが、2017年のマイナーチェンジ前後のモデルは約300万円の買取価格が付いています。
Fスポーツや特別仕様車になると400万円程度、2021年以降の2代目モデルであれば500万円以上です。最新の買取実績では、現行モデルのNX350Fスポーツに567万5,000円の買取価格が付いています。
(2023年12月時点の価格です)
(参考:『NX(レクサス車)の買取相場・査定実績一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサスNXの中古車を探すならネクステージへ!
レクサスNXの中古車を購入するのであれば、ネクステージがおすすめです。ネクステージでは、NXの他にもレクサスのモデルを豊富に取り扱っています。
NXの新車販売価格は455万円~753万5,000円ですが、コンパクトクロスオーバーSUVとしては高額といえます。購入を検討している方は、ぜひネクステージで中古車をお探しください。
全国の在庫車から目当ての車両を探せる
ネクステージでは、約3万台もの在庫を用意しています。全国どこの店舗にある車両でも、最寄りの店舗に取り寄せが可能です。購入前であってもリーズナブルに取り寄せできるため、気になる車両があればお気軽にご相談ください。
また、ネクステージでは全てのお客さまが安心・満足して購入できる良質な車両を提供しています。修復歴車は販売せず、徹底的な品質管理と品質鑑定を実施した車のみを販売していますので、安心して車を選べる環境です。
PRレクサスNXの最新在庫情報
※価格は支払総額
万が一に備えた保証対応
ネクステージが販売する車両には、全てに無料保証が付帯しています。国産車は納車日より3か月以内かつ3,000km以内、輸入車は納車日より1か月/走行距離無制限の車両が対象です。
保証を充実させたい方は、33機構318項目にわたる保証範囲をカバーする有料保証「サービスサポート」や、長く乗り続けたい方におすすめの「10年保証」もご検討ください。
まとめ
レクサスNXは、SUVならではの高い走行性能に加え、最新の予防安全技術や先進技術を採用しています。ワンランク上のコンパクトクロスオーバーSUVとして人気の高いモデルです。費用を抑えたい場合は、中古車も視野に入れてみましょう。
ネクステージは、全国にある店舗でレクサスNXの中古車を扱っています。初代モデルや現行の2代目モデル、特別仕様車の在庫もあるため、ぜひお気軽に在庫の確認やお見積もりをご依頼ください。