2024年に登場したホンダの新型WR-Vはクロスロード感がすごい!
2024年にホンダは、新型SUV「WR-V」の発売を開始しました。この新型SUVは以前ホンダが発売していたクロスロードを思い出させるルックスが印象的なため、「新型のクロスロードが登場した」と感じた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、クロスロードと新型WR-Vについて、その共通点や特徴を紹介します。ホンダのSUVの種類についても解説するので、ぜひご覧ください。
※目次※
・ホンダのクロスロードは2007年から3年間発売されていたモデル。
・2024年に発売を開始したWR-Vは、クロスロードを思わせるデザインが採用されている。
・ホンダのSUVはさまざまなニーズに対応する豊富なモデルをラインアップしている。
ホンダのクロスロードのような新型が2024年に登場した
ホンダは2023年4月にZR-Vという、異彩解放をコンセプトとしたSUVの発売を開始しました。そして翌年である2024年3月には、WR-Vというクロスロードを思わせる外観のSUVを発売しています。ここでは、クロスロードとWR-Vの概要を見ていきましょう。
クロスロードは2007年から3年間発売されていたモデル
クロスロードはホンダが2007年から2010年にかけて製造したSUVで、SUVの力強さとコンパクトカーの取り回しやすさを兼ね備えたモデルです。全長4,285mmのボディはコンパクトながら3列7人乗りを可能にし、狭い道でも運転しやすいのが特徴です。
エンジンは1.8Lと2.0Lのi-VTECを搭載し、性能と低燃費を両立しています。また、4WDモデルにはヒルスタートアシスト機能も備えていました。このように、クロスロードはホンダのSUVラインに新たな価値を提供する存在でした。
(参考:『クロスロード(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
2024年に登場したのはWR-V
ホンダは2024年3月に新型SUV「WR-V」の発売を開始しました。このモデルは、多様なライフスタイルに対応する「VERSATILE FREESTYLER(バーサタイル フリースタイラー)」というコンセプトを掲げています。
WR-Vは、クラストップレベルの荷室容量と最低地上高を持ち、静粛性と高出力を両立した1.5L DOHC i-VTECエンジンを搭載しているのが特徴です。
WR-Vの車名の由来は、「Winsome Runabout Vehicle」というワードの頭文字から名付けられています。
(参考:『WR-V(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ホンダのクロスロードと2024年に登場した新型の共通点
クロスロードは販売を終えてから10年以上経っていますが、今回登場したホンダ WR-Vが新型クロスロードのように感じるのはなぜなのでしょうか。ここでは両モデルの共通点について見てみましょう。
見た目や形状
ホンダの新型WR-Vはクロスロードと非常に似たシルエットを持っており、クロスロードはその独特のボクシーなデザインラインが特徴でしたが、新型WR-Vもこれに倣うような外観を持ち、力強さが漂っています。
ボディの形状も似通っており、全体として角ばったシルエットが採用されているため、視覚的に安定感があるデザインです。WR-Vでは現代的なアレンジを加え、より洗練された印象に感じられます。
価格設定
ホンダの新型WR-Vとクロスロードを比較すると、価格設定には共通する点があります。クロスロードは、手頃な価格ながらも豊富な機能性と利便性を提供したモデルでした。
新型WR-Vもコストパフォーマンスを重視した価格帯で市場に投入されており、都市からアウトドアまで幅広いニーズに応える車です。価格はコンパクトSUV市場全体のトレンドを見据えた設定であり、技術やデザインの進化を実現しつつ、ユーザーに手の届きやすい選択肢を提供しています。
ホンダの新型WR-Vの特徴
WR-Vは多彩なユーザーのニーズに応えるべく、細部にわたり工夫が施されたモデルです。それではWR-Vの特徴について、もう少し詳しく見ていきましょう。
デザイン
ホンダWR-VのデザインはコンパクトSUVでありながら、力強さと洗練さを兼ね備えています。力強い印象を与える分厚いロングノーズは、サイドのベルトラインと水平に伸びるフロントフードによって実現されました。
フロントとリアのライトデザインは、四隅に張り出すスタイルでワイド感を強調し、 LED技術を駆使したフルLED仕様は視覚的なインパクトを与えます。
インテリア
ホンダWR-Vのインテリアは、乗員の快適性と利便性を重視した設計が随所に見られます。まず、インストルメントパネルは水平基調のデザインを採用し、シンプルさと操作性を重視したレイアウトが特長です。
運転席には操作性を考慮してステアリングやペダルが配置され、まるでセダンに乗っているかのような自然なドライビング姿勢が取れます。後席の快適性を高めるリアベンチレーションが標準装備されており、長時間のドライブでも全ての乗員が快適に過ごせるよう配慮されている点も魅力です。
走行性能
WR-Vの走行性能は、運転のしやすさと力強い走りが魅力です。このSUVは、1.5L DOHC i-VTECエンジンを採用しており、高い静粛性と高出力の両立が特徴的といえるでしょう。
また、リニアな操縦性と優れた直進安定性を追求し、FITのシャシーを基にWR-Vへの最適化が行われました。小回りの利くステアリングと最適化されたサスペンションシステムが、複雑な都市環境でもスムーズで安定した走行を可能にしています。
ホンダ クロスロードとWR-V以外のSUVもチェック!
ホンダが発売したSUVのラインアップは、クロスロードやWR-Vに留まらず、多彩なモデルがそろっています。現行モデルが手に入るヴェゼルやZR-V、生産終了を迎えたエレメントなどの車種です。ここでは、ホンダ車のSUVをいくつかご紹介します。
エレメント
エレメントは2003年から2011年まで製造されたコンパクトSUVで、その独特なデザインと多目的性が魅力のモデルです。2003年に初登場したこのモデルは、スクエアなボディと大きな開口部を持つユニークなデザインが採用されています。
外観は角ばった形状で特徴的な二重のサイドドアを持ち、後部ドアは観音開きのように後方に開く設計です。これにより、乗降や荷物の積み下ろしが容易になっています。
(参考:『エレメント(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ヴェゼル
初代ヴェゼルは2013年12月に登場し、現行モデルは2代目として2021年4月から販売しています。クーペのように洗練されたプロポーションが特徴的であり、さらに使いやすいインテリアデザインを備えたモデルです。
パワートレインには、ハイブリッドモデルとガソリンモデルが用意されており、特にハイブリッドモデルは低燃費と力強い走行性能を両立しています。e:HEVシステム搭載のハイブリッドは、エンジンと電動モーターを組み合わせて走行し、静粛性や瞬発力に優れています。
(参考:『ヴェゼル(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ZR-V
ZR-Vは2023年に発売を開始したSUVで、上品さと力強さを兼ね備えたモデルです。外観は刺激的な美しさと迫力ある存在感をまとい、内部には新開発の「SPORTS e:HEV」を搭載し、力強い走りと高効率な燃費性能を両立させています。
室内は快適さと機能性を両立した設計です。シンプルながら、質感の高いインテリアが広がります。広いキャビンは乗員全員にゆとりある空間を提供し、多様なシートアレンジによって荷室スペースを効率的に活用することが可能です。
(参考:『ZR-V(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
CR-V
CR-Vは、多目的に使用できるミドルサイズのクロスオーバーSUVです。CR-Vの特徴はその広々とした室内空間と、プラグイン充電機能を備えた燃料電池車「CR-V e:FCEV」に代表される先進的な環境性能でしょう。
AC充給電・水素充填・DC給電という方法に対応し、目的に合わせた方法でエネルギーの使い方を最適化できる燃料電池自動車(FCEV)です。
(参考:『CR-V(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
新型WR-Vはダイナミックなデザインと多機能性で、クロスロード感を存分に体現しています。その独特なデザインと機能性は、都市部での利便性とオフロードでの冒険性を見事に融合させており、運転する楽しさと冒険心を呼び起こしてくれるでしょう。
ホンダのSUVはヴェゼルやZR-Vなど、さまざまなニーズに合わせて選べるラインアップが展開されています。ぜひ自分好みの1台を見つけて、楽しいカーライフを始めてみましょう。
▼ライタープロフィール
福沢知留
フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている。
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