アクア「クロスオーバー」の魅力とは?他グレードやライバル車と比較!
アクアはトヨタが販売しているハッチバックタイプのハイブリッドカーです。2011年のデビュー以降、ユニークなデザインや燃費の良さから人気車種となっています。そのアクアにクロスオーバーモデルが追加されていることをご存知でしょうか。装いを変えたアクアが気になる方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、アクア クロスオーバーについてご紹介します。クロスオーバーの特徴やライバル車との違いを把握することで、よりアクアシリーズの魅力を理解できるようになるでしょう。アクア クロスオーバーに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
・アクアにはSUVタイプのクロスオーバーも!デザインやスペック面に個性!
・クロスオーバーは走破性が強化され、よりアウトドアでの運用に適したモデルに!
・クロスオーバーをさらにお得に乗りたいなら中古車がおすすめ!購入費用を大きく抑えられる
アクアには「クロスオーバー」モデルもある!
トヨタの大人気コンパクトカー・アクアには以前、「X-URBAN」というSUVテイストのモデルがありました。「クロスオーバー」 はX-URBANをマイナーチェンジする形で2017年から展開されています。
アクアらしい親しみやすい雰囲気を引き継ぎつつも、大人気のSUVの要素を盛り込んで大胆なイメージチェンジを果たしました。従来のモデルとは異なった存在感を放つモデルとして注目されています。
アクア「クロスオーバーグラム」の魅力
SUVの要素を加えてリニューアルしたクロスオーバーはどのような変化を遂げたのでしょうか。従来のアクアはユニークなデザインも注目されていただけに、デザイン面の変更は気になるところです。エクステリアとインテリアの両面からアクア クロスオーバーのデザインの魅力に迫っていきましょう。
SUV風なデザイン
アクア クロスオーバーは専用のバンパーとフロントグリルを追加したことにより、SUV風のデザインに変化しました。ボディサイズもわずかに大きくなって、従来のコンパクト感のあるデザインに比べて目を惹く出で立ちになっています。
2020年10月現在、販売中のクロスオーバーのグレードは「グラム」のみとなりました。「魅力的」という意味をもつ「Glam」の名前を冠するこの特別仕様車は、SUV風のデザインコンセプトに大きな変更点はありません。グラムではカラーバリエーションが追加されて、選択肢が広がっています。
上質な内装
クロスオーバーグラムのインテリアは、センターメーター内のディスプレイは発色が綺麗なタイプに変わりました。さらに、ピアノブラック加飾のセンタークラスターが採用されるなど、先進性と上質感が漂います。
ブラックやブラウンなどの暗色系の色で統一されており、落ち着いた雰囲気を感じさせます。シートはダークブラウンの合成皮革とブラウンブラックのファブリックを組み合わせた専用設定となっており、アクアよりも高級感を感じさせる仕上がりです。
アクア「クロスオーバーグラム」の性能
SUV化によって変わったのはデザインやインテリアだけではありません。性能面でも多くの変更が加えられました。SUVらしく日常使いからアウトドアまで幅広いフィールドで活躍できるオールマイティな車へと進化を遂げています。どのような変更点があるのか確認していきましょう。
アクアより走破性に優れる
SUV化されたことで最低地上高が従来の140mmから170mmに拡大しています。これによって車高も1,455mmから1,500mmになりました。この変更に伴ってドライバーの目線も高くなり、視認性が向上しました。
最低地上高が大きいほど車体と地面間の空間が大きくなるため、地面の凹凸や段差に強くなります。悪路になるほど最低地上高が大きくなったことによる走破性の向上が実感できるでしょう。
グラムにはペダルを踏み間違い時に加速してしまうのを抑える装置が標準装備されています。走破性だけではなく安全性に期待できそうです。
Crossover Glam
全長×全幅×全高(mm) |
重量(kg) |
エンジンの種類 |
排気量(L) |
最高出力(kW〔PS〕/rpm) |
4,060×1,715×1,500 |
1,100 |
直列4気筒 |
1,496 |
54(74)/4,800 |
ハイブリッドだからコスパ良好
アクアは1.5Lのガソリンエンジンを電気モーターでサポートするハイブリッドシステムを搭載しており、高い燃費性能を誇ります。 燃費はWLTCモードで27.2km/Lと圧倒的な低燃費です。アイドリングストップ装置など燃費向上に貢献する装備もあわせて搭載しており、コストパフォーマンスは良好といえるでしょう。
燃費 WLTCモード(km/L) |
主要燃費改善システム |
燃料タンク容量 (L) |
新車価格(円) |
27.2 |
ハイブリッドシステム、アイドリングストップ装置、電気式無段変速機、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、充電制限 |
36 |
219万8,900 |
アクアシリーズとの違いとは?
アクア クロスオーバーの購入を検討するにあたって気になるのは、ほかのアクアシリーズとどう違うかという点でしょう。クロスオーバー化したことでほかのグレードとどのような差別化が図られているのか、G・ GR・ S Style Blackのスペックとあわせてご紹介します。
アクアSとの違い
Sグレードはアクアの中間的なグレードです。ベースグレードのLに実用的な装備が追加されており、装備と価格のバランスの良さが人気を博しています。一般向けとして特に人気が高く、販売数も良好です。
内装色はブルーブラックとレッドから選択でき、シートはS用のファブリックシートが用意されています。
ボディサイズはクロスオーバーよりもわずかに小さく、最低地上高も小さいのでやや小ぶりな印象を受けます。
アクアSとクロスオーバー グラムとの比較
|
全長×全幅×全高(mm) |
最低地上高 (mm) |
ホイールベース(mm) |
燃費性能 WLTCモード (km/L) |
価格 (円) |
アクアS |
4,050×1,695×1,455 |
140 |
2,550 |
27.2 |
192万1,700 |
クロスオーバー |
4,060×1,715×1,500 |
170 |
2,550 |
27.2 |
219万8,900 |
PR50万円以下のアクア
※価格は支払総額
アクアGとの違い
Gグレードはインテリアの質感などを向上させた上級グレードです。Sグレードではウレタンが使用されていたステアリングホイールは本革巻が採用されています。シートはダークブラウン色に変更されており、「ソフトレザーセレクション」を追加すればシックな黒色合成皮革に換装も可能です。
内装色はブラックソフトレザー、ホワイトソフトレザー、ディープブラウンの3色が設定されています。
ボディサイズはアクアSと共通です。クルーズコントロールやスマートエントリー&スタートシステムが標準装備されるなど機能面も向上しています。価格はクロスオーバーと同程度まで上がりました。
アクアGとクロスオーバー グラムとの比較
|
全長×全幅×全高(mm) |
最低地上高 (mm) |
ホイールベース(mm) |
燃費性能 WLTCモード (km/L) |
価格 (円) |
アクアG |
4,050×1,695×1,455 |
140 |
2,550 |
27.2 |
216万6,300 |
クロスオーバー
|
4,060×1,715×1,500 |
170 |
2,550 |
27.2 |
219万8,900 |
アクアGRとの違い
G GR SPORT は、アクアにスポーツ要素を取り入れたグレードです。Gazoo Racing Companyによってスポーティにチューニングされており、サスペンションの調整で走行時の安定感が向上しています。
外観も一部が変更され、全長が20mm伸びてタイヤのインチも2サイズアップしているため、全体的にスポーツカー寄りの雰囲気となりました。内装はブラックで統一されていてクールな仕様です。
G GR SPORTとクロスオーバー グラムとの比較
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全長×全幅×全高(mm) |
最低地上高 (mm) |
ホイールベース(mm) |
燃費性能 WLTC (km/L) |
価格 (円) |
アクアG GR SPORT |
4,070×1,695×1,455 |
140 |
2,550 |
27.2 |
244万900 |
クロスオーバー
|
4,060×1,715×1,500 |
170 |
2,550 |
27.2 |
219万8,900 |
PR100万円以下のアクア
※価格は支払総額
アクアS Style Blackとの違い
S Style BlackはSグレードをベースにした特別仕様車で、ボディサイズはアクアS、Gと共通です。先行車発進を告知する機能やレーンディパーチャーアラート、スマートエントリーといったオプション装備を搭載しており、個別に追加するよりもお得に購入できます。
インテリアはブラックを基調に変更され、シックで落ち着いたインテリアとなりました。エクステリアにはメッキ調のデザインが取り入れられ、出で立ちに高級感がプラスされています。
S Style Blackとクロスオーバー グラムとの比較
|
全長×全幅×全高(mm) |
最低地上高 (mm) |
ホイールベース(mm) |
燃費性能 WLTCモード (km/L) |
価格 (円) |
アクアS Style Black |
4,050×1,695×1,455 |
140 |
2,550 |
27.2 |
206万8,000 |
クロスオーバー
|
4,060×1,715×1,500 |
170 |
2,550 |
27.2 |
219万8,900 |
アクア「クロスオーバーグラム」のライバル車
クロスオーバーSUVは人気ジャンルのため、各自動車メーカーからさまざまな車種が展開されています。中にはアクア クロスオーバーと似た要素をもつ車種もあるため、どの車を選べば良いのか迷うこともあるでしょう。ここではクロスオーバーのライバルと目されることが多い3車種をご紹介します。
vs トヨタ C-HR
C-HRはトヨタが販売しているコンパクトSUVです。SUVとクーペをミックスしたようなユニークなデザインが特徴的です。街乗りにも最適な扱いやすいボディサイズがメリットと言えるでしょう。プリセーフティクラッシュやパノラミックビューモニターなどの安全装備も充実しています。
独創的なエクステリアデザインやハイブリッドモデルがある点がアクア クロスオーバーとの類似点に挙げられるでしょう。デザインの好みはそれぞれですが、経済性では車両価格や燃費面で勝るアクア クロスオーバーが優勢と言えるでしょう。
vs マツダ CX-3
CX-3はマツダが2015年から販売しているクロスオーバーSUVです。パワートレインはガソリンエンジンとディーゼルエンジンを用意しています。基本設計は人間にとっての使いやすさを基本設計に掲げられています。ドライバーの負担や疲労を軽減する環境を整えることに注力して、さまざまな工夫が見られる車です。
サイズはアクア クロスオーバーよりもCX-3のほうがワンサイズ上ですが、室内空間の広さには大きな違いはありません。両者はキャラクター性でライバルと言えます。価格差があるため高級感ではCX-3に分があるでしょう。ユーザーの肌に合うかは実際に比較して決めたいところです。
vs スズキ イグニス
スズキが販売しているイグニスは、クロスオーバーSUVタイプのコンパクトカーです。ブレーキ時のエネルギーで充電してエンジンのアシストを行うマイルドハイブリッドを搭載しており、燃費の向上が図られています。
アクア クロスオーバーとはハイブリッド仕様のコンパクトカーという点で競合しています。サイズで比較すると、室内空間が前後に広いのがアクアで、高さはイグニスが上回っています。横と縦のどちらの広さを重視するかで決めるのも良さそうです。
アクア クロスオーバーも中古車なら安く買える!
アクア クロスオーバーの価格が気になるという方は、中古車を購入するのがおすすめです。新車よりも安く購入できるので、同じ資金でオプションが豊富な車を選ぶといったことも可能になります。
ネクステージでは、アクア クロスオーバーの中古車を約130万円~186万で販売しています。セーフティセンスやナビをはじめとした豊富なオプション装備が搭載された車両も多くありますので、費用を抑えてお得にアクア クロスオーバーに乗りたい方はぜひチェックしてみてください(中古車情報は2020年10月時点のものです)。
まとめ
アクアはクロスオーバータイプのモデルも展開しており、通常のアクアとはエクステリアデザインや走行性能で差別化されています。SUV風のデザインや高い走破性を求める方の期待に応えてくれるユニークなモデルと言えるでしょう。
ネクステージでは、リーズナブルなアクア クロスオーバーの在庫をご用意しています。ほかにも通常のアクアや他メーカーのSUVも取り扱っていますので、お求めの際はぜひネクステージをチェックしてみてください。
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