【比較】2代目~3代目ジムニーの燃費性能とおすすめの理由を徹底解説
「ジムニー2代目は燃費がいいのか」「歴代のジムニーと比べると燃費はどう違うのか」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
スズキから販売されているジムニーは、個性的な見た目から女性による支持も集めています。とはいえ、せっかく車を買い換えるならビジュアル面だけでなく、燃費や性能も優れた車種を選びたいでしょう。
そこでこの記事では、2代目のジムニーの燃費や特徴を解説したうえで、2代目以降のモデルとの比較もしていきます。ジムニーを中古で買う際のポイントも説明しているので、購入を検討している方はぜひご覧ください。
※目次※
・ジムニー2代目の燃費は、カタログベースで15.8km/L!
・燃費を抑えた走りを目指すなら、エンジンブレーキやアイドドリングストップを意識するのがポイント
・ネクステージならジムニーの2代目にもしっかり保証がつくのでおすすめ
ジムニー2代目の燃費はどのくらい?
はじめに、2代目ジムニーの燃費や性能について、最初に販売されたSJ30を例に解説します。スペックは以下の通りです。
サイズ(全長×全幅×前高) |
3,195mm×1,395mm×1,710mm |
ホイールベース |
2,030mm |
最高出力 |
28ps/4,500rpm |
最大トルク |
5.4kg・m/2,500rpm |
総排気量 |
539cc |
エンジン |
LJ50型水冷2サイクル直列3気筒 |
ボア×ストローク |
61.0mm×61.5mm |
サスペンション |
リジッドアクスル式+半楕円リーフスプリング |
トレッド(前/後) |
1,190mm/1,200mm |
車両重量 |
705kg |
1代目を初めてフルモデルチェンジして生まれたのが、2代目ジムニーのSJ30です。軽自動車ながらも、規格の範囲で作れる限りの広い搭乗スペースを実現しています。エンジンの構造であるクランク室圧縮式2サイクルエンジンは、2代目ジムニーが日本で最後の生産となりました。
ジムニー2代目の燃費は、15.8km/Lです。この数値の計測方法は現在の基準とは異なり、10・15モードを採用しています。10・15モードは、燃費の計測が始まった1991年当時の走行条件を基準とした測り方であり、現在では廃止されています。現在使われている測り方に計算し直すと、WLTCモードで10km/L前後の燃費です。
【比較】2代目~4代目のカタログ燃費
2代目から最新4代目までのジムニーのカタログ燃費を比較すると、結果は以下の通りです。
2代目:SJ/JA系(1981年~1998年) |
10・15モードで15.8km/L |
3代目:JB系(1998年~2018年) |
10・15モードで16.4km/L JC08モードで14.8km/L |
4代目:JB64W(2018~) |
5速MTで16.2km/L 4速ATで13.2km/L(どちらもWLTCモード) |
先ほど紹介した10・15モードに加え、新しい基準としてJC08モードとWLTCモードのカタログ燃費が計測されています。JC08モードは、10・15モードよりも実燃費に近い計測結果を導ける仕組みです。一方でWLTCモードは、JC08モードよりも精度が高い計測結果であり、国際基準となっています。
計測方法がバラバラのままでは、燃費の比較がしにくいです。そのため、最新のWLTCモードに照らし合わせてみると、結果は次のようになります。
2代目:10km/L前後
3代目:11km/L前後
4代目:5速MTで16.2km/L、4速ATで13.2km/L
新しい車種になるほど、燃費性能がパワーアップしていることが分かります。表示方法の違いで燃費が分かりにくいですが、中古でジムニーを選ぶときは、この算出結果をぜひ参考にしてみてください。
ジムニー2代目をおすすめする理由
2代目ジムニーは発売された時期がかなり古いながらも、3代目とはほとんど燃費の差がありません。スイッチで4WDに切り替えられることや、軽自動車のため維持費用が安くなるなどメリットが多い車です。
ここでは、2代目は燃費以外のどのような点がおすすめなのか、簡単に解説していきます。2代目のジムニーには、機能面・維持費ともに嬉しい点がありますので、購入の判断材料にしましょう。
【ジムニーをおすすめする理由1】四輪駆動も使えるから
2代目ジムニーは、四輪駆動切り替えられる点が特徴です。ボタンひとつで、二輪駆動から四輪駆動への切り替えができます。
四輪駆動(4WD)とは、車の前輪も後輪も同時に回る仕組みのことを指します。現在日本から販売されている車のほとんどは、四輪駆動と対になる二輪駆動(2WD)です。二輪駆動は、主に市街地走行で駆動性の良さを発揮します。
四輪駆動車のメリットは、道路環境が悪くても快適な走りができることです。雪道や険しい山道でもタイヤを取られず、パワーのある走りで悪路を抜けられます。
アウトドアやオフロードに車を使いたい方は、二輪駆動よりも四輪駆動の2代目ジムニーを選ぶと、活躍の幅が広がることでしょう。
【ジムニーをおすすめする理由2】軽自動車だから
2代目ジムニーをおすすめする2つ目の理由は、軽自動車に分類されることです。先代のジムニーの全長3,170mmと比べると、25mm大きくなりましたが、軽自動車の規格内で収まっています。
軽自動車であれば、さまざまなメリットが生まれます。
- ・維持費が安い
- ・駐車できる場所が多い
- ・重量が軽く燃費が優れている
特に車種が軽自動車から普通車にランクアップすると、税金の金額が高くなります。例えば、軽自動車の自動車税は、一律10,800円です。それに対して普通車は、一番安い条件でも29,500円と、金額に差が生まれます。車の維持費を安くしたいなら、軽自動車である2代目のジムニーがおすすめです。
【ジムニーをおすすめする理由3】アレンジ性が高いから
ジムニーは、アレンジ性が高いこともおすすめの理由です。種類の豊富さから、ジムニー専用のアクセサリーショップもあります。
例えば、ジムニーでは以下のアクセサリーが展開されています。
- ・補助ステップ
- ・スチールリアラダー(はしご)
- ・フロアマット
- ・オイルフィラーキャップ
アレンジ性も高いため、自分好みのカスタマイズが楽しめるでしょう。
2代目ジムニーで燃費を良くする4つのコツ
車を運転するなら、なるべく燃費を抑えた走りをしたいところです。こちらでは、2代目ジムニーで燃費のいい走りを実現するための4つのコツを紹介します。ジムニー以外でもすぐに応用できるコツばかりです。燃費をなるべく抑えたい方はぜひ参考にしましょう。
- ・クーラーを控えめにする
- ・エンジンブレーキを活用する
- ・こまめなメンテナンス
- ・アイドリングストップをする
【燃費を良くするコツ1】クーラーを控えめにする
ひとつ目のコツが、クーラーを使いすぎないことです。車載エアコンはヒーターよりもクーラーの方がエネルギーを多く消費します。車載エアコンはエンジンの力を一部借りて、コンプレッサーを動かしているのです。具体的には、エアコンとACの使用で燃費が1割悪化するといわれています。
ACボタンをオンにしていると、窓の曇りをとるために除湿したり、急速に車内を冷やしたりできます。クーラーの効果を高める分、大きなパワーが必要になるので、燃費には悪い影響を及ぼすのです。
しかし、燃費のためとはいえ、夏場に車内エアコンを切ることは難しいでしょう。ACボタンが必要のないときにはなるべくスイッチをオフにすれば、燃費は改善されます。
【燃費を良くするコツ2】エンジンブレーキを活用する
2つ目のコツは、エンジンブレーキを活用することです。エンジンブレーキとは、特別なブレーキではなく、基本的には全ての車で使える機能のひとつです。走行中にアクセルから足を離すと、自然とタイヤの回転が減っていき、やがてはスピードが落ちます。この仕組みをエンジンブレーキと呼ぶのです。
例えば信号で停止する前、エンジンブレーキの効きを逆算して遠くからアクセルを緩めておくと、燃費が良くなります。エンジンブレーキが働いている最中は、止まるために燃料を使っていない状態だからです。信号以外にも以下のような場面でエンジンブレーキを意識すると燃費に効果的でしょう。
- ・長くゆるい下り坂
- ・高速道路での車間距離調整
エンジンブレーキを利用してゆるやかなスピード調整ができると、後続の車に急ブレーキを使わせる可能性も低いため、安全な運転もできます。
【燃費を良くするコツ3】こまめなメンテナンス
燃費の良い走りを維持するためには、こまめなメンテナンスも欠かせません。特に、オイル交換とタイヤの点検は適切な時期に行うようにしましょう。
メンテナンスをせずにいると、やがてオイルは劣化します。そのようなオイルを使って走行し続けると、エンジンの中にあるフリクション(部品同士の摩擦)が上がった状態になり、せっかく生み出したエネルギーが分散されて無駄になってしまうのです。目安としては、1年間隔か、1.5万km走行するごとにオイル交換をしておきましょう。
タイヤは長く使ううちに空気圧が減っていきます。その結果、走行時に道路との摩擦が大きくなっていき、燃費を悪くさせてしまうのです。燃費の良い走りを目指すためには、やや高めの空気圧を維持できるようにしましょう。
日常的にメンテナンスしておけば、燃費だけでなく事故や故障のトラブルも防げることでしょう。
【燃費を良くするコツ4】アイドリングストップをする
最後のコツは、アイドリングストップをすることです。アイドリングストップは信号待ちなどで停車するとき、一時的にエンジンがストップする機能のことです。停車時にブレーキを強く踏み込むことで、アイドリングストップが発動します。しかし、アイドリングストップの機能がない車も一定数あるので、注意しましょう。
燃費への効果は、仮に毎日1時間アイドリングストップすると、年間でおよそ2~4万円の燃料代を抑えられます。また、アイドリングストップ中はガスの排出もなくなるため、環境にも配慮した走りが可能です。
ジムニー2代目の中古車を購入するときの注意点
2代目ジムニーを中古で購入するときに気をつけたい4つの注意点について解説します。
次のことを購入前に確認できれば、後のトラブルを減らすことにつながります。
- ・現車をしっかりチェック
- ・水害車を避ける
- ・装備品をチェックする
- ・サビの有無をチェックする
現車確認の機会があったら、積極的に確認しましょう。もし車に詳しくなくてわからないことがあれば、販売店に問い合わせて教わるのもおすすめです。
【ジムニー2代目購入の注意1】現車をしっかりチェック
購入前に市場の機会があれば、現車の状態をしっかりチェックしておきましょう。ハンドルの重さや運転席からの眺めなど、ネットではなかなか分からない項目もあるからです。特に以下の点は、試乗の際に見落としてしまいがちです。
- ・ワイパー
- ・ライト
- ・エアコン
- ・オーディオ
- ・カーナビ
これらの部分は試乗しても、当日の天気や試乗時間によっては確認しないまま終わってしまうことがよくあります。購入後に不具合が起きて困ることのないよう、しっかり見ておきましょう。
【ジムニー2代目購入の注意2】水害車を避ける
水害に遭った車は、購入を避けましょう。水害を経験しているといくら修理済みでも、部品の故障が早くなってしまうからです。さらに、その後の修理代が高額になることもあります。
水害車は、販売店から購入者に告知する義務はありません。そのため水害車だと気づかずに購入し、トラブルになることもあります。
- ・シートにシミはないか
- ・湿気や匂いはないか
- ・細かい隙間に泥や砂がついていないか
これらの点に注目し、当てはまることがあったら水害車である可能性が高いです。購入後の安全な走行のためにも、水害車は避けるようにしましょう。
【ジムニー2代目購入の注意3】装備品をチェックする
中古車にどのような装備品がついているのか、逆についていない装備品はあるのか、確認しましょう。中古車の装備品は、新車購入時にしか取り付けられないものや、生産がすでに終了しているものもあります。最低限付けておきたい装備やオプションをあらかじめ決めておいて、中古車選びの基準にしてみましょう。
例えば、以下のような装備は人気があります。
- ・スマートキー
- ・バックモニター
- ・スライドドア
購入時の参考にしてみてください。
【ジムニー2代目購入の注意4】サビの有無をチェックする
サビの有無もチェックも行いましょう。サビがあると、いくら修理済みでも、時間の経過とともに広がってしまうこともあるからです。さらにひどくなると、頑丈なボディでも穴があく恐れもあります。
不自然に色の新しい塗装箇所がないか、見えにくい屋根部分にサビはないか、購入前に確認するようにしましょう。
2代目ジムニーの中古車を買うならネクステージがおすすめ
2代目ジムニーを中古で購入する際におすすめする販売店は、ネクステージです。なぜネクステージで購入するとよいのか、以下の3つの理由を解説します。
- ・修復歴のない車を取り扱っているから
- ・保証制度が充実しているから
- ・店舗数が多いから
特に修復歴と保証精度は、販売店を決める上で重要なポイントです。ネクステージの良さを知り、販売店を決める際の参考にしましょう。
【おすすめする理由1】修復歴のない車を取り扱っているから
ネクステージでは、修復歴のない中古車のみを取り扱っています。修復歴のある車は過去に直した場所が原因で、購入後に不調を感じたり、改めて修理しようと思っても割高な修理費用になったりするのです。
車と長い付き合いをするためにも、修復歴のないネクステージの中古車を検討しましょう。
【おすすめする理由2】保証制度が充実しているから
ネクステージでは、保証制度が充実しています。例えば2代目ジムニーのような国産軽自動車の場合、最長で3年間、318にもわたる項目で保証を受けられます。これは業界の中でもトップクラスのサービスです。
ネクステージのような高水準の保証に入っておけば、購入後に起こりうる様々なトラブルに備えられるでしょう。
【おすすめする理由3】店舗数が多いから
店舗数の多さもネクステージ魅力のひとつです。全国に130以上の拠点を展開しています。ネクステージでは、全ての店舗の在庫が検索でき、全国から取り寄せも可能なので、1店舗だけで購入を考えるよりも選択の幅が大きく広がることでしょう。
まとめ
2代目のジムニーは、3代目にも引けを取らない燃費性能で、市街地だけでなくオフロード環境でも走りを発揮できる車です。デザイン性の高さも相まって、高い人気を集めています。
中古で安く2代目ジムニーを探すなら、購入後の安心のためにも保証を重視した販売店選びがおすすめです。店舗数も全国に130店舗以上あるので、2代目ジムニーの購入を考えている方は、ぜひネクステージの中古車販売をご活用ください。
SUVの中古車を探す