スバルのSUV3車種を徹底比較!スバルの特徴や中古車を選ぶポイントを解説!
スバルのSUVの中でも、特に人気の車種がXV、フォレスター、レガシィアウトバックの3種類です。これらのSUVに乗り換えを検討しているものの、特徴が見極められずにどれが自分に合っているのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、スバルのSUV3車種を徹底比較し、それぞれの特徴や中古車を選ぶポイントをまとめました。これを読めば失敗しない中古車の選び方が分かるようになり、自分に合った質の良いスバルSUVを選べます。
※目次※
2.【スバルのSUV】オフロード走行も難なくこなす「フォレスター」
3.【スバルのSUV】SUVとステーションワゴンのいいとこどり「レガシィアウトバック」
・スバルの人気SUVはコンパクトSUVの「XV」、オフロード走行性が高い「フォレスター」、SUVとステーションワゴンの良い部分を組み合わせた「レガシィアウトバック」の3種類が代表的
・スバル車は独自の安全技術や水平対向エンジンによる走行力が魅力。値段と性能のバランスに優れていて中古車もおすすめ。ただし、極端に安い車などには注意が必要
・品質が高い車を購入するなら、販売実績が豊富で信頼できる大手業者を選ぶことが大切。購入には実績が多く信頼も厚いネクステージがおすすめ
【スバルのSUV】人気のコンパクトSUV「XV」
2012年から登場した「XV」のモデルは現在3代目で、インテリアやエクステリアのデザインを少しずつ変更しながら、技術面でも進化を続けています。
近々行われる予定のマイナーチェンジ情報もまとめましたので、変更点が気になっている方もぜひチェックしておきたい1台です。
XVの特徴
XVは当初、3代目インプレッサの一角である「インプレッサXV」として登場しました。これが「XV」として2012年に独立し、以降はSUVのラインナップとして名を連ねています。本格的なSUVとして開発されるようになったのは2代目からで、それまでのオンロードを重視する構成から、走破性の高さを重視したSUVらしいスタイルになりました。
現在は3代目で、「ラギッド&スポーティ」をテーマに掲げ、スバルのデザインテーマ「ダイナミック×ソリッド」に沿った質感の高いインテリアやエクステリアを採用しています。最低地上高が低めに設定されているので、アウトドアにも街乗りにも便利なモデルです。スタイリッシュとアクティブを兼ね備えた車を探している方におすすめのモデルです。
ネクステージの中古車相場は約80万円~255万円です。(2020年8月21日時点)100台以上の在庫があり、登録済未使用車や各種オプション付きの車まで幅広く選べます。
XVのマイナーチェンジ情報
北米スバルが2020年6月にXV(海外ではクロストレック)のマイナーチェンジモデルを発表し、詳細が明かされました。フロントバンパーやフロントグリルなどのデザインが刷新され、エクステリアに変更が加えられています。
また、新グレードとして「スポーツ」が展開されることも公表されました。エンジンには2.5Lの水平対向4気筒エンジンを搭載しています。日本では今のところ新グレードの販売は予定されていませんが、大規模なマイナーチェンジが行われる予定です。
【スバルのSUV】オフロード走行も難なくこなす「フォレスター」
安定感がありながら車高も十分な高さを備えて見晴らしもよく、オンロード・オフロードともに優れた走行性を持つのがフォレスターの特徴です。インプレッサと共通のプラットフォームが使用されています。歴代フォレスターのサイズ感を継承しつつもアドベンチャラスな印象を与えるフォルムと、悪路をものともせずに走り抜ける力強さが魅力です。
荷物がたっぷり入る荷台も確保されているので、キャンプなどのアウトドアにも大活躍してくれるでしょう。運転手だけでなく、同乗者にとっての乗り心地の良さも実現しているので、ファミリーでよく出かける方にはフォレスターをおすすめします。
ネクステージの中古車相場は約40万円~340万円程度で、現行モデルのみに絞ると235万円から展開しています。(2020年8月21日時点)
【スバルのSUV】SUVとステーションワゴンのいいとこどり「レガシィアウトバック」
悪路の走破性もある程度確保しつつ、安定した走行性を実現したロングドライブ向きのモデルです。ベースに「2代目レガシィ ツーリングワゴン」を使用しており、SUVとステーションワゴンの特徴を併せ持った、「いいとこどり」のクロスオーバーSUVになっています。
郊外を走る際や、雪道も難なく運転できる高い走行性が多くのユーザーに認められているモデルです。ドライバーの疲労を軽減するため、最新技術を用いたサポート技術を多数搭載しており、安全性の高さも評価されています。
高速道路などで一定速度のまま走行する「クルーズコントロール」や、運転に関わるさまざまな情報を表示する「マルチインフォメーションディスプレイ付きメーター」で、クールで快適なドライブを楽しめます。
新車価格は約341万円からですが、ネクステージの中古車相場は約120万円~300万円です。(2020年8月21日時点)
【スバルのSUV】3車種のボディスペック比較表
以下には、スバルSUV3車種のスペックを比較表でご紹介します。それぞれのメリット、デメリットを知ることで用途に合った車種を選ぶことができます。参考にしてみてはいかがでしょうか。
車種 |
外寸(全長×全幅×全高)/単位(mm) |
内寸(室内長×室内幅×室内高)/単位(mm) |
ホイールベース/単位(mm) |
最小回転半径/単位(m) |
ラゲッジスペース(荷室フロア長×荷室フロア幅×荷室高)/単位(mm) |
XV |
4,465×1,800×1,550 |
2,085×1,520×1,200 |
2,670 |
5.4 |
1,399×1,090×722(2~3名乗車時) |
フォレスター |
4,625×1,815×1,715(1,730) |
2,100(2,110)×1,545×1,270 |
2,670 |
5.4 |
1,547×1,100×884(2~3名乗車時) |
レガシィアウトバック |
4,820×1,840×1,605(1,660) |
2,030×1,545×1,240 |
2,745 |
5.5 |
1,974×1,080×824(2~3名乗車時) |
スバルのSUVの魅力と特徴
スバル車の魅力を十分に理解するには、スバルの高い技術力が欠かせません。根強いファンを持つスバルは独自の安全技術やエンジンでドライバーからの高い評価を得ているメーカーです。
国内外からの信頼が厚く、決して大規模なメーカーではないものの、長く愛され続けています。ここでは、スバルのSUVの魅力と特徴を、スバル社の特徴も交えながら紹介します。
スバルのSUVの特徴
スバルは水平対向エンジンや四輪駆動などの技術に優れており、衝突安全性やオフロードの走行力は国内外から高い評価を得ています。過去にはWRCなどにワークス参戦していた実績もあるだけでなく、航空宇宙事業に携わる技術力のある企業としても有名です。
スバルのSUVは水平対向エンジンによる低重心の安定した走り、ラリーで証明された4WD性能に加え、レガシーやインプレッサなど大ヒット車のDNAを受け継いでいるのが大きな特徴です。
安全装備に優れている
「アイサイト」は国内メーカーとしてスバルが初めて導入した運転支援システムです。日立製作所と日立オートモティブシステムズの協力を得てスバルが開発した衝突被害軽減ブレーキなど、衝突回避のための技術が数多く搭載されています。
走行中に衝突の危険を検知すると自動的にブレーキが発動する「プリクラッシュブレーキ」も安全技術のひとつです。強制的にブレーキが作動する前に音声で注意を促しますが、間に合わない場合の緊急回避システムとして働きます。
水平対向エンジンの走りが魅力
現行の四輪駆動車で、水平対向エンジンが採用されているのはスバルとポルシェのみです。 現在販売されている全てのスバルのSUVはフルタイム4WDで走行し、車体前方に水平対向エンジンが配置されています。
路面状態が悪くともトルク配分をバランスよく行い、タイヤの接地性を高められるのは、「シンメトリカルAWD(SYMMETRICAL AWD)構造」を採用しているためです。水平対向エンジンは低重心かつ左右対称にデザインされているため、コーナーを回っても車体の揺れが起こりにくく、安定した走行を実現します。
中古車の値段が安い
スバルは中古車の価格が安く、比較的手に入れやすいのも魅力のひとつです。新車価格がそれほど高額ではないことから安価になりやすい、という側面もあります。しかし、もっと大きな理由があることにも注目です。
スバル車は「ファンが深く好む車」なので、同じ車に購入希望が殺到して品薄になるケースはそれほど多くありません。中古車価格は需要と供給によって決まるので、相場は比較的落ち着いた価格になる傾向にあります。
スバルのSUVを失敗せずに購入する3つのポイント
新車でも中古車でも、スバルは購入しやすい価格も魅力です。しかし、メンテナンスがしっかりされていない中古車や、相場以上に安い車は何らかのリスクを抱えている場合もあります。
失敗せずに購入するためには、車両の状態をよく確認することが大切です。ここでは、スバルのSUVを購入するときに注意すべき3つのポイントを紹介します。
オイル漏れに注意する
スバル車に採用されている「水平対向エンジン」は、オイル漏れを起こしやすい傾向にあります。一般的なエンジンはシリンダーが縦向きですが、水平対向エンジンのシリンダーは文字通り水平なので、漏れやすい構造になっているのが原因です。
確率は決して高くありませんが、経年劣化が進み、メンテナンスも定期的に行われていない中古車ではリスクが高くなる傾向にあります。オイル漏れの原因のほとんどはオイル交換を怠ったことにあり、もし起こった場合でも、「ガスケット」というエンジンヘッドカバーの部品を交換すると改善されるケースがほとんどです。
中古車の購入の際は、オイルやエンジンヘッドカバーが適切に交換されていたかどうかを点検記録簿や販売店へのヒアリングで確認しておきましょう。
安い中古車に注意する
価格の安い中古車は魅力的に見えますが、明らかに安すぎる車は購入を決める前にチェックしておきたいポイントがあります。
ほとんど無料に近い金額で買い取った車を10万円以下で販売するなどの場合は、価格にかかわらずしっかり走る車が多いでしょう。一方、中古車本体が1円などの破格に設定されている車は、諸経費を含めるとそれほど安くならない場合もあるので注意が必要です。
修復歴がある車に注意する
前のオーナーが事故を起こすなどして車のフレームに損傷がある状態の車は修復歴車と呼ばれ、今後不具合が起こるリスクが高くなります。修復歴車は価格も安価な場合が多く、お買い得に感じられるかもしれませんが、事故のリスクを考えるとあまりおすすめできません。中古車を選ぶ際は修復歴を事前に確認して、購入を避けるようにしましょう。
水没車に注意する
修復歴車の表記の対象外である水没車は、「修復歴なし」と記載されているケースが見受けられます。水没車は電気系統が損傷している可能性が高く、時間が経つと故障が広がって修理費が非常に高額になってしまう例も少なくありません。
車内の空調を止めると雑巾のような臭いがしたり、限界まで引っ張ったシートベルトに泥のようなシミがあったりすると水没車の可能性があるので注意しましょう。
まとめ
確かな技術力に裏打ちされた高い走行性や安全性能で信頼を獲得しているスバル車のSUVは、街乗りにもアウトドアにもぴったりです。中古車は比較的安価に設定されており、市場に出回っている台数も多いため、納得のいく1台が簡単に見つけられるでしょう。
品質が高い車を購入するなら、信頼と販売実績が豊富な大手業者を選ぶことが大切です。ネクステージは長年の販売実績で、お客様からの信頼を獲得してきました。中古車の購入をお考えの際は、ぜひネクステージにご相談ください。