ボルボ XC60の魅力は?内外装の特徴や中古車価格など丸ごと紹介
ボルボXC60は、ダイナミックで力強い外観とGoogleを搭載したシームレスなインテリア、安全機能と運転支援機能が充実したミドルサイズSUVです。
2024年にはマイルドハイブリッドを採用したモデルなど、3つのグレードラインアップを発表していますが、XC60の特徴や歴史を詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、XC60の魅力や内外装の特徴を紹介します。中古車価格や買取価格の相場も明記してありますので、XC60を売買する際に役立つでしょう。
※目次※
・ボルボ XC60は、力強い外観と居住性に優れたインテリアが魅力のミドルサイズSUV。
・最新モデルは2種類のマイルドハイブリッドモデルとプラグインハイブリッドモデルの計3種類。
・ボルボ XC60は、正規ディーラーを運営し豊富な中古車在庫も持つネクステージで見つけよう。
ボルボ XC60の歴史
XC60は、ボルボが販売するミドルサイズSUVです。2009年に初代モデルが販売開始され、2017年には2代目モデルが登場しています。
2020年にパワートレーンが一新され、ラインアップからガソリンモデルがなくなりました。ここでは、ボルボ XC60の初代モデルからの歴史を紹介します。
2009年:ボルボのミドルサイズSUVとして販売開始
ボルボ XC60は2008年3月のジュネーブショーで発表され、欧州では秋から日本では2009年から販売開始されました。
フルサイズSUVであるXC90の弟分として開発されたXC60は、コンパクトなサイズ感でありながら張りのある曲線を強調したSUVらしいデザインが特徴です。
パワートレーンは上級グレードに直列6気筒ターボエンジン「T6」を、さらに別グレードには2種類のディーゼルエンジンを設定しています。駆動方式は、全グレード四輪駆動です。
2017年:2代目が登場
ボルボ XC60の2代目モデルは、2017年3月に日本で販売開始されました。洗練されたダイナミックなデザインはそのままに、3つの新たな安全技術を取り入れています。
例えば、シティ・セーフティにステアリングアシスト機能を追加したオートブレーキシステム、正面衝突回避支援機能を備えたオンカミング・レーン・ミティゲーションなどです。
パワートレーンにはディーゼルエンジンのD4・D5、ガソリンエンジンのT5・T6、T8ツインエンジン・プラグインハイブリッドの5種類が用意されています。
XC60の2代目モデルは2018年には18万4,966台の販売台数を記録し、2018年の時点でグローバルで最も売れているモデルになりました。
2020年:パワートレーンを一新
2020年に一部改良を行い、パワートレーンを一新しました。プラグインハイブリッドモデルを残し、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジンモデルを48Vハイブリッドモデルに変えています。
これにより、ガソリン燃焼による内部機関のみを搭載するモデルがなくなりました。プラグインハイブリッドモデル「Inscription Expression」は、2L 4気筒直噴ターボエンジンに、ハイパワーの電気モーターと8速ATトランスミッションを組み合わせたモデルです。
(参考:『ボルボ XC60からディーゼルが消滅!生まれ変わったXC60の魅力とは?|新車・中古車の【ネクステージ】』)
歴代ボルボ XC60のサイズや燃費を比較
2009年に初代モデルが発売されたボルボ XC60は、2017年のフルモデルチェンジや2020年の一部改良を重ね、変化を遂げてきました。その中で注目したいのは、歴代モデルのサイズと燃費の変化です。
ここでは、ボルボXC60のサイズと燃費、その他スペックがどのように変化したのか紹介します。
初代モデル
まずは、2009年6月に販売開始された初代モデル「T6 SE AWD」の基本スペックを紹介します。
項目 |
数値 |
ボディサイズ(mm) |
全長4,625 ×全幅1,890 ×全高1,715 |
JC08モード燃費(km/L) |
7.8 |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
トランスミッション |
6AT |
総排気量(cc) |
2,953 |
新車価格(当時) |
599万円 |
XC90の弟分として発売されたXC60は、全長が185mm縮小されたものの全幅の縮小は20mmのみのため、ゆとりのある室内空間を確保しています。
(参考:『ボルボ XC60の特徴は優れた燃費性能!中古車価格を含めて徹底解説!|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2代目モデル
2017年10月に発売された2代目モデルから「T5 AWD モーメンタム」の基本スペックを紹介します。
項目 |
数値 |
ボディサイズ(mm) |
全長4,690 ×全幅1,900 ×全高1,660 |
JC08モード燃費(km/L) |
12.6 |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
トランスミッション |
8AT |
総排気量(cc) |
1,968 |
新車価格(当時) |
599万円 |
サイズは初代モデルに比べて全長65mm、全幅10mmと拡大しているにもかかわらず燃費は7.8km/Lから12.6km/Lに向上しています。総排気量は、2,953ccから1,968ccに縮小しました。トランスミッションは6ATから8ATに変わり、変速比を自在に制御可能です。
2024年モデル
2024年に一部改良が行われたXC60の基本スペックを紹介します。
|
Plus B5 |
Ultimate B5 AWD |
Recharge Ultimate T6 AWD plug-in hybrid |
ボディサイズ(mm) |
全長4,710 全幅1,900 全高1,660 |
全長4,710 全幅1,915 全高1,660 |
|
WLTCモード燃費(km/L) |
12.6 |
12.2 |
14.3 |
駆動方式 |
FF |
電子制御AWD |
電子制御AWD (エンジン+モーター) |
トランスミッション |
電子制御前進8速AT |
||
総排気量(cc) |
1,968 |
||
新車価格 (税込み) |
739万円 |
839万円 |
1,019万円 |
プラグインハイブリッドモデルや48Vハイブリッドパワートレーンを搭載した「Plus B5」「Ultimate B5 AWD」 いずれも、燃費性能が向上しています。
(参考:『XC60(ボルボ)の燃費情報|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ボルボ XC60の内外装の特徴
XC60は、フロントグリルから続く躍動感のあるシルエット、Googleを搭載したインフォテイメント、快適で気品のある室内空間が特徴です。また、世界最高水準の安全機能・運転支援機能を搭載しています。
ここでは、ボルボXC60のエクステリアやインテリア、機能などの特徴を詳しく見ていきましょう。
フロントマスクからのダイナミックなシルエット
XC60のエクステリアは、エレガントな北欧デザインをベースに、躍動感と力強さにあふれる存在感を醸し出しています。
特徴的なのは、ボルボのアイアンマークを収めたフロントグリル、フロントマスクからフード部分をラインが経由するダイナミックなシルエットです。
フロントバンパーとリアバンパーの下には、重厚感のあるクロームメッキバーが施されています。余計な装飾のないシンプルなデザインではあるものの、ボルボらしさとSUVらしさを感じられるでしょう。
(参考:『【ボルボSUV】人気車種XC60の魅力は?中古車情報もご紹介|新車・中古車の【ネクステージ】』)
Googleを搭載するシームレスなインフォテインメント
XC60はGoogleを搭載しており、ナビゲーションやエンターテインメントなどのオンラインサービスを利用できます。
Googleマップでは、交通情報をリアルタイムに取得できるため目的地までスムーズなガイドが可能です。音声認識するGoogleアシスタントを使うと、電話やエンターテインメント機能をハンズフリーで操作できます。
また、ボルボが開発した先進技術「エアピュリファイヤー」は、車内の空気をきれいにし快適な室内空間を保つことが可能です。日本仕様は右ハンドルで造られているため、感覚の違いに戸惑うことなく運転できるでしょう。
快適な乗り心地を実現する広々としたキャビン
XC60の広々とした室内空間には、ドライバーや乗客が快適に過ごせるこだわりの工夫が詰まっています。
例えば、フロントシートのベンチレーション機能とリラクゼーション機能です。リラクゼーション機能は、ボタン操作だけでマッサージのON/OFFが切り替え可能です。
天然の流木をイメージしたドリフトウッドパネルは、自然豊かな北欧の雰囲気を感じられます。シフトノブには、職人が手作業で仕上げたスウェーデン産のクリスタルが採用されました。
360°ビューカメラで全周囲の安全を確保
XC60には、安全機能や運転支援機能が充実しています。例えば、360°ビューカメラにより周囲の安全を確保しながら駐車が可能です。4台のカメラにより車を真上から見下ろしているような映像を映し出し、狭い場所での駐車をサポートします。
また、衝突回避支援機能では歩行者や車を検知し、警告音などで危険を知らせてくれるため安心です。回避操作が行われなかった場合は、被害を軽減するためのブレーキ作動で衝突回避します。
この他、左右の車線を走る車と衝突する危険を検知し衝突を防ぐ「ステアリングアシスト付BLIS」を搭載していることも特徴です。
ボルボ XC60の最新グレードは3つ
ここからは、ボルボXC60の最新グレードを紹介します。XC60のグレードラインアップは、マイルドハイブリッドを搭載した「Ultimate B5 AWD」「Plus B5」、プラグインハイブリッドモデルの「Recharge Ultimate T6 AWD」の3種類です。
それぞれのグレードの違いを知ることで、自分に合うモデルが見つけられるでしょう。
Ultimate B5 AWD
Ultimate B5 AWDは、マイルドハイブリッドを採用したAWDモデルです。搭載しているのは2.0L 4気筒直噴ターボエンジンで、高い回転域でのレスポンスや伸びやかなドライビングが楽しめます。
最高出力184kW(250PS)、最大トルク350N・m(35.7kgm)のパワフルな走りが特徴です。走行時の高い安定性と駆動力に加え、ナッパレザー仕様のシートを採用するなど室内空間の居住性も優れています。
(参考:『XC60(ボルボ)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
Plus B5
Plus B5は、Ultimate B5 AWDと同じようにマイルドハイブリッドを搭載したモデルですが、AWDではなく後輪駆動を採用しています。
シートなどの装備はUltimate B5 AWDよりも劣りますが、4ゾーン・フルオートマチック・エアコンディショナーが標準装備された快適な室内空間です。
ハイパフォーマンス・オーディオシステムは、オプションでプレミアムサウンド・オーディオシステム(600W、14スピーカー)サブウーファー付きへ変更できます。
Recharge Ultimate T6 AWD plug-in hybrid
Recharge Ultimate T6 AWD plug-in hybridは、18.8kWhの大容量バッテリーを備えたプラグインハイブリッドモデルです。搭載する電池容量の拡大により、EV走行距離を81kmと大きく伸ばしました。
リア部分に搭載する駆動用モーターの出力を向上させ、パワフルな走行性能と優れた回生ブレーキ性能を実現していることが特徴です。
シートには手触りの良いファインナッパレザーを採用し、リラクゼーション機能とベンチレーション機能により極上の乗り心地を味わえます。
ボルボ XC60の中古車の価格相場と買取価格
ここでは、ボルボXC60の新車価格と中古車価格、買取価格の相場を紹介します。新車で購入すると高額なXC60ですが、中古車であれば比較的安く購入可能です。
中古車価格は、グレードや年式、走行距離などの車の状態によって変わります。XC60の中古車での購入を希望している方は、ぜひ参考にしてください。
XC60の新車価格
以下は、ボルボXC60の新車価格です。
グレード |
新車価格(税込み) |
Plus B5 |
739万円 |
Ultimate B5 AWD |
839万円 |
Recharge Ultimate T6 AWD plug-in hybrid |
1,029万円 |
Plus B5には、チルトアップ機能付き電動パノラマ・ガラス・サンルーフ、ダークティンテッド・ガラスのオプション設定があります。
プラグインハイブリッドモデルのオプション設定にあるスポーツシート、20インチアルミホイール"6スポーク”は、無料で変更可能です。
(2024年7月時点の情報です)
XC60の中古車価格
以下は、ネクステージで取り扱うXC60の中古車価格です。
モデル名 |
中古車価格(税込み) |
Ultimate B5 AWD |
612万9,000円~614万9,000円 |
B6 AWD Rデザイン |
492万9,000円 |
T5 AWD モーメンタム |
309万9,000円 |
T6 AWD SE |
94万9,000円 |
中古車としては比較的高額になりますが、Google連携機能を搭載した走行距離が少ない2023年モデルも選べます。
(2024年7月時点の情報です)
(参考:『XC60(ボルボ)の中古車価格一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
XC60の年式別買取価格
ネクステージでのXC60の買取実績は157件あります(2024年7月現在)。買取価格の相場は以下の表の通りです。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
XC60 D4 AWDインスクリプション |
2023年 |
1万8,264km |
428万7,000円 |
XC60 D4 SE |
2023年 |
3万7,062km |
132万9,000円 |
XC60 T5 AWDインスクリプション |
2023年 |
14万3,436km |
89万1,000円 |
XC60 B5 AWDインスクリプション |
2023年 |
4,326km |
61万2,000円 |
買取価格も中古車価格と同じようにグレードや年式、走行距離などの条件により価格が変わります。いずれも2023年式の買取価格ですが、走行距離が9万kmを超えた車両は17万9,000円、走行距離1万km以下の車両は400万円以上です。
年式の割に走行距離が長い場合は、一般的な買取相場よりも低くなる可能性があります。
(参考:『XC60(ボルボ)のクルマ査定・買取相場|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ボルボ XC60の中古車を探すならネクステージへ!
ボルボXC60を探しているのであれば、ネクステージがおすすめです。ネクステージにはボルボの正規ディーラーもあり、多彩なモデルから選べます。
また豊富な中古車在庫をそろえているため、お気に入りの一台が見つけられるでしょう。ここではネクステージの魅力を紹介します。
ボルボの正規販売店でお好みのモデルを
ネクステージはボルボの正規販売店も運営しているため、XC60以外のボルボ車も新車で購入できます。
正規販売店では、ボルボの認定中古車も選択可能です。品質や状態など厳しい基準をクリアした中古車から選べるため、安心して購入できます。
認定中古車以外の中古車は、全国300以上あるネクステージ店舗で購入可能です。他店舗から最寄りの店舗に取り寄せて現車確認もできますので、お気軽にご相談ください。
XC60の保証は正規ディーラーの保証基準が適用
ネクステージが運営する正規販売店で購入された車には、ディーラーの保証が適用されます。
また、中古車を購入する際には一部の車両を除き無料保証が付帯することも特徴です。輸入車の場合は1か月(走行距離無制限)が対象になります。
より手厚い保証をご希望の場合は、保証付きのメンテナンスパックである「サービスサポート」を有料で付けることも可能です。
まとめ
ボルボ XC60は、ダイナミックな外観と居住性に優れた内装、充実した安全性能が魅力のミドルサイズSUVです。2017年にリニューアルした2代目モデルは、多くの販売台数を記録し人気を博しました。
2024年の改良ではディーゼルエンジンの代わりにマイルドハイブリッドを採用し、プラグインハイブリッドモデルとともに3つのグレードラインアップが登場しています。
ボルボ XC60を購入するのであれば、ネクステージがおすすめです。ネクステージはボルボの正規販売店を運営しているだけでなく、豊富な中古車在庫からお気に入りの一台が見つけられますので、ぜひご利用ください。