車の下取りと買取とは?売却方法によるメリットやデメリットの違いと選ぶコツ
車を売る方法は大きく分けて「下取り」と「買取」の2種類があります。車を手放すことを決めたら、どちらの方法で売るのかを決めなくてはいけません。しかし、それぞれの売却方法の違いが分からず、どちらの方法で売るか決められないという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車を売る際の下取りと買取の違いについて解説します。下取りと買取のそれぞれの特徴が把握でき、自分にとってどちらがよりお得なのか分かるようになるでしょう。
※目次※
6.車を高値で売りたいときはネクステージの無料査定を試そう!
・車の下取りには手間や時間がかからない、買取には高値買取が期待できるという異なるメリットがある
・車を売るときは車検証やリサイクル券などの手続きに使用する書類を揃えておこう
・手間をかけずに車を高く売りたい方には、ネクステージの無料出張査定サービスがおすすめ!
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車の下取りと買取のメリットの違いとは?
車を売却する方法は、大別して下取りと買取の2通りに分けられます。下取りと買取はどちらも車を売却するという点では同じですが、売却の仕組みが異なるためメリットに違いがあります。
そこで、車を手放す際の手段として、下取りと買取のメリットの違いを見ていきましょう。
車の下取りを選ぶメリットとは
下取りは主にディーラーに車を売る方法です。現在所有している車をディーラーに売ることで、その売却益分を新たに購入する車の価格から差し引いてもらえます。
大きなメリットとして、手間がかからないことが挙げられます。車の売却と購入の交渉、さらには書類の提出先が1か所で済むため、時間をかけずに車の売買が可能です。新しい車が納車されるまで、そのまま下取車に乗っていることもできます。下取車が低年式車や過走行車であっても、比較的値段がつきやすいのもメリットです。
車の買取を選ぶメリットとは
買取のメリットは、一般的に下取りよりも高く売れることです。買取業者は中古車市場の需要を最大限に反映してくれるので、比較的高値が付きやすくなるでしょう。
買取業者は「車を買い取る」ことをメインの業務としています。中古車オークションに出品するだけでなく、車を買い取ったあとの独自の販売ルートを持っているため、より高値での査定となる傾向にあるでしょう。
一般的に中古車市場では「純正パーツの車」が人気です。しかし、なかには社外パーツが付いた車を求めているユーザーもいます。そういったユーザーの需要があることで、社外パーツやチューニングパーツを装着していても、臨機応変に査定へ反映してくれる可能性が高いのも特徴です。
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車の下取りと買取のデメリットの違いとは?
下取りと買取はメリットだけでなく、デメリットにも違いがあります。どちらを選ぶのかベストなのかを知るためには、デメリットも把握しておきたいところです。
売却で得たお金の扱い方などの特徴を比較して、状況にあった選択ができるようにしましょう。
車の下取りを選ぶデメリットとは
ディーラーの下取りは、査定額が比較的安くなる傾向にあります。ディーラーが下取り査定をする場合、マニュアルに沿った査定をするのが一般的です。その結果、中古車市場の需要が反映されづらく、高額査定になりにくいといえます。
車の売却価格が新しい車の値引きに含まれてしまうことが多く、査定額がどのくらいであったのかが不明瞭なケースがある点も注意が必要です。
また自社への下取りが決まっていると、ほかの買取業者との競争が起きません。そのため、査定額が買取よりも少ないこともデメリットです。
車の買取を選ぶデメリットとは
買取は少し手間がかかるというデメリットがあります。新しい車を購入する場合、購入する業者と、車を売却する業者の両方とやり取りをしなくてはいけません。
買取業者に売却する場合、現在所有中の車はすぐに引き渡すことが原則です。よって、新しい車が納車されるまでの間、車がない生活を強いられることになります。日頃から通勤や買い物などで車を使用していた場合は公共交通機関を利用したり、代わりの車を手配したりしなければいけません。
ほかのデメリットとして、低年式車や過走行車に値が付きにくいことが挙げられます。低年式車や過走行車は中古車市場での需要が低くなっているためです。買取業者は中古車市場の需要を反映して査定をするので、結果的に値が付きにくくなります。
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車の売却で下取りと買取を選ぶポイントとは?
下取りと買取のメリット・デメリットが分かっても、自分にはどちらがベストなのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、下取りか買取かを選ぶときのポイントを紹介します。より利益の得られる方法を選択できるようになりましょう。
手間の少ない乗り換えがしたい方
売却金額が安くてもかまわない、できるだけ車を売却するときの手間を少なくしたいという方には、下取りがおすすめです。下取りは車の売却や新車購入の交渉などの手続きが1か所のお店で完結するため、手間と時間をかけたくない人に向いています。
車は法律で財産と認められているため、売却の際は複雑な手続きが必要です。下取りはユーザーの手間を代行して軽減することもサービスに含まれるため、手間や時間の節約してくれます。
金銭面でお得に売りたい方
車を少しでも高値で売却したい、下取りでは価格が付きにくい車を売却したい、という方には買取がよいでしょう。基本的に下取りよりも買取のほうが高額査定は付きやすく、交渉次第ではさらに買取額を引き上げられる可能性もあります。
また、下取りを利用した場合は売却で得たお金は新車の購入資金に充てられるので、現金は手にできません。車をお金に換えたいときは買取一択になります。
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車を下取りもしくは買取に出す際に必要な書類とは?
車を下取りや買取に出す場合、さまざまな書類が必要となります。必要書類は比較的簡単に揃うものから、手間をかけて発行するものまでさまざまです。多忙な方であると、揃えるのに苦労することも考えられます。ここで紹介する要書類を把握して、早めに揃えておくことが重要です。売却時に必要な書類を詳しく見ていきましょう。
自動車検査証(車検証)
自動車の所有者や使用者を示し、保安基準に適合している車であることを証明する書類です。所有者と使用者の氏名や住所、車両番号、車検の有効期間満了日などが記載されています。これがないと車の売却はできません。
紛失した場合、普通車は「運輸支局」、軽自動車は「軽自動車検査協会」で再発行が可能です。紛失すると再発行に行く手間がかかりますので、早めに確認しておきましょう。
自動車納税証明書
自動車税を納付した際に受け取る証明書のことです。自動車税を納めたことを証明します。自動車税は毎年4月1日に車を所有しているユーザーに納付義務が生じる税金です。未納付の場合は車の売却はできません。未納であれば収めておきましょう。
紛失した場合、普通自動車は「都道府県税事務所」、軽自動車の場合は「市区町村の役所」で再発行が可能です。
実印
各種書類に捺印をする際には実印が必要となります。普通自動車は資産として扱われるため、認印での捺印はできません。実印とは市区町村の役所・役場で登録された印鑑のことを指します。実印登録をしていない場合は先に済ませておきましょう。
軽自動車を売却する場合は認印でも構いません。ただし基本的にシャチハタ印は不可なので注意しましょう。
印鑑登録証明書
実印とあわせて「印鑑登録証明書」が必要です。この書類があることで、市区町村に登録された印鑑であることを証明できます。「発行後3か月以内」という指定があるので注意しましょう。軽自動車の売却であれば印鑑登録証明書は不要です。
発行のために市区町村の役所・役場へと出向く必要があるので手間がかかります。余裕を持って早めに用意するのがおすすめです。
委任状
委任状は車の名義変更手続きを業者に委任したことを証明する書類です。車を売却する際、車の名義を売却先の業者に変更するために必要になります。
下取りであればディーラー、買取であれば買取業者が用意してくれるので、自分で発行する必要はありません。普通自動車の場合は実印での捺印が必要ですが、軽自動車の場合は認印でも捺印可能です。
自賠責保険証
公道を走る際、どの車にも加入が義務付けられている自賠責保険の証書です。自賠責保険の期間が過ぎた状態であると車の名義変更ができないため、売却もできません。
自賠責保険証はグローブボックス内に保管するのが一般的です。早めに確認しておき、もし紛失した場合は、契約をしている保険会社へ連絡して再交付してもらいましょう。
譲渡証明書
譲渡証明書は、旧所有者から新所有者への車の譲渡を証明する書類です。車を名義変更する際に必要となります。書類はインターネットでダウンロードもできますが、下取り先や売却先でもらえるので自分で用意する必要はありません。
委任状と同様に、捺印は実印でする必要があります。軽自動車の場合は認印での捺印でも構いません。
リサイクル券(預託証明書)
将来廃車となったときに発生するリサイクル料金を、新車購入時にあらかじめ支払ったことを証明する書類です。一般的にダッシュボード内の車検証入れに入っています。
紛失した場合、リサイクル券の再発行はできないため、代替書類の印刷が必要です。「自動車リサイクルシステム」のホームページで「預託証明書」を印刷すれば、リサイクル券の代わりとして使用可能です。
住民票の写し
引っ越しをしたなどで、車検証と実際の住所が異なる場合は住民票の写しが必要です。軽自動車を売却する際には必要ありません。引っ越しを複数回した場合だと「転出証明」が必要な場合もあるでしょう。住民票、転出証明のどちらも市区町村の役所・役場で発行します。手間がかかるので、早めに用意しておくのがベストです。
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車の下取りや買取で高値の査定を目指すポイントとは?
車の査定額は車種やグレードによって決まる割合が大きいですが、ユーザーが配慮することでさらに高値を目指せる場合もあります。
高額査定をしてもらうために需要な3つのポイントを押さえて、納得できる取引にしましょう。
自分でできる清掃を行っておく
査定を受ける前に、自分でできる範囲の清掃をしておきましょう。車内にタバコやペットなどの臭いが染みついていると減額の対象になるので、消臭スプレーなどで臭い対策をしておくのもおすすめです。
また、査定の担当者も人間なので、ボディや車内が汚れていると印象が悪くなり査定に影響する可能性があります。不当な減額を免れるためにも、洗車と車内清掃を行っておくとよいでしょう。
純正品を保管しておく
車を好みに合わせてカスタマイズするために社外パーツを取り付けるときは、元から付けられていた純正品はしっかりと保管しておきましょう。カスタマイズ用のパーツは好みによって評価が分かれる場合が多いため、高額のパーツを使用していたとしても査定額が上がるとは限りません。
場合によっては価値を下げる要因になることもあるので、査定は純正品を用意してから受けましょう。特に市場価値が反映されない下取りの場合は、カスタムパーツが高く評価されるケースは少ないといえます。
高く売れる時期を見極めて査定を受ける
買取では売却する時期によって査定額が変動するので、なるべく高く売れる時期を知ってタイミングを合わせることもおすすめです。買取業者は決算時期前となる1月~3月や半期決算期を迎える9月頃などは、査定額を高くしてでも買取の強化を行っている傾向があります。
また、車のモデルチェンジの情報を行っておくと、価格が下がるタイミングに気付ける可能性が高まるため意識したいポイントです。車がモデルチェンジされると現モデルが型落ちになるため、査定額が大きく下がる可能性があります。フルモデルチェンジがあると特に値崩れを起こしやすいので、売却予定がある方は早めに査定を受けましょう。
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よくある質問
Q. 下取りと買い取りの違いは何ですか?
A. 下取りと買取の違いのひとつは利用目的です。下取りは新たに車を購入する目的で所有している車を手放します。手放した車は新たに車を購入する資金として使われるのです。一方で買取は所有している車を売却してお金に換えるのが目的です。新たな車の購入に関係なく、中古車販売店や買取専門店で現金化する際に利用します。
Q. 「下取」とはどういう意味ですか?
A. 下取りとは、現在乗っている車を新車の購入と引き換えに買い取ってもらうことです。新車を購入することが前提となり、新車価格から処分する車の査定金額を差し引く売買取引のことを指します。
まとめ
車を売却するときは、取りと買取の違いを把握して自分に合った方法を選択することが重要です。手間をかけずに新車に乗り換えたい方は下取りを、高値買取を希望している方は買取をおすすめします。一般的には下取りよりも買取のほうが手元に入る額は大きいので、特に理由がなければ買取がお得と言えるでしょう。
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