【車検前の方必見】車の買取・下取りは車検前の方がお得?車検切れでも買取できるのか
「車を売るなら、車検前と車検後どちらが得?」と迷っている方も多いでしょう。実は、車検前の売却は車検費用を節約でき、査定額に大きな影響を与えないため、お得に売れるケースがほとんどです。
一方で、車検後に売ると査定額が若干アップする可能性もあるため、自分に合ったタイミングを見極めることが大切です。
また、車検切れの車でも買取は可能ですが、公道を走れないため、レッカー手配や出張査定が必要になる点に注意しましょう。本記事では、車検前・車検後それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適な売却タイミングや注意点を詳しく解説します。「今が売り時?」と悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください!
※目次※
・車検前の車売却は時間や費用の節約になることがメリット
・車検後のほうが車検前よりも査定額が若干上がるものの、車検代をカバーするほどではないことを覚えておこう
・車検切れになるリスクを考慮しつつ余裕をもって車の売却を検討しよう
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車の売却は車検前と車検後どちらが適切なタイミング?
愛車を手放す際は、できるだけ高く売却したいと思うのではないでしょうか。基本的に、中古車市場では、車検の有効期間が長い車のほうが高額で販売されています。
そのため、車検前よりも後のほうが高く売却できるのではないかと思うのは自然なことです。実際はどうなのでしょうか。適切なタイミングを見極めるポイントについて解説します。
まずは車検にかかる費用を確認して検討しよう
車の売却を検討している場合、車検を通す際に必要となる費用を事前に確認する必要があります。
車検を依頼する場所によって金額が異なることがありますが、内訳は基本的に共通しているので、まずはどのような内訳があるのかを理解しておきましょう。以下、車検にかかる費用の内訳になります。
・自動車重量税
軽自動車は一律の料金ですが、普通車は重量に応じて税額が変動します。
・自賠責保険料
車を運転する際に加入が義務付けられている自賠責保険料は、車検時に支払います。
・印紙代
印紙代は自動車検査証を発行するときに必要になります。車種によりますが、数千円の費用が必要です。
・検査費用
車検を受けるために支払う基本料のことを「検査費用」と称します。
・代行手数料
代行手数料は、車の所有者に代わって車検を引き受けてもらうために支払う手数料です。ディーラーではなく、整備工場に車を持ち込めば支払う必要がないと考える方もいるかもしれませんが、ユーザー整備をしない限り支払う必要があります。
・修理、調整費用
修理や部品交換の調整が必要になった際に発生する費用です。
以上が車検にかかる費用の内訳です。車種によって若干の違いがありますが、一般的に初回の車検が3年、2回目以降は2年ごとに受ける必要があり、その都度費用を負担することになるので覚えておきましょう。
車検前と車検後で車の売却額にどの程度の差が出る?
車検をするかしないかによって、査定額はどれだけ違うのでしょうか。車検終了直後であれば査定額に影響する可能性はありますが、車検で負担した金額以上に売却額が増加するケースはそれほどありません。
車検を受けたという安心感を買取業者に与えられるメリットはありますが、車検で負担した金額以上が上乗せされることはないと考えておきましょう。
日本自動車査定協会により定められた査定基準の中には、車検残月数に基づいた加点基準があります。車検有効期間が3か月以下の場合はプラス査定にはなりません。1点につきどの程度金額が加算されるかは業者により異なります。
(単位:点)
クラス/車検残 |
4か月 |
24か月 |
特 |
3 |
70 |
Ⅰ |
3 |
66 |
Ⅱ・Ⅲ |
2 |
51 |
Ⅳ |
2 |
44 |
軽 |
1 |
30 |
車検の残り期間がどのくらいあれば損しない?
車検の残り期間がどの程度あれば損をしないか気になる方もいるかもしれませんが、基本的に車検に必要な費用が買取査定額にそのまま上乗せされることはありません。そのため、車検の有効期限がプラス査定を見込めるほど残っている場合には、その期限内に売却することをおすすめします。
車検に必要な費用を買取金額で回収することを考えるのではなく、次回の車検費用を負担しないことを目安に売却時期を考えてみましょう。
強制保険である自賠責保険は、3か月以上有効期間があればプラス査定となります。一般的な目安は、車検・自賠責保険ともに4か月以上残っているタイミングが売却時期です。
車検切れになった車は売却できるのか
車の売却を考えている方の中には、諸事情により車検の有効期限が切れた車を所有している方もいるかと思います。
車検は公道を走るために必要な車の検査であり、その義務を怠った状態で公道を走った場合、罰金もしくは6か月以下の懲役が科せられます。しかし、車検の有効期限が切れた車を所有しているだけであれば、法律違反にはなりません。また、車の売却自体も可能です。
ただし、車検が切れている車は公道を走ることができないので、運転をして買取業者の元に持ち込むことはできません。そのため車検が切れている車を売却する場合、レッカー車を利用する、もしくは出張買取で査定をして買取ってもらう必要があります。また、有効期限が切れた車に対するマイナス査定はありませんので、安心してください。
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車売却を車検前にするメリット&デメリット
具体的に、車検前に売却するメリット&デメリットを考えてみましょう。手間・時間・費用など、幾つかの面を考慮する必要があります。自分の状況に当てはめてベストなタイミングがいつなのか、決めるうえでの参考にしてください。
車検前に売却するメリット
車検前に売却する大きなメリットは、車検に関する手間と費用を省けるという点です。大抵の場合、車検を受ける前には、業者を選んで予約を取る必要があります。ある程度のまとまった資金を用意しておくことも必要です。
場合によっては、修理や部品交換をしなければなりません。思ったよりも金額がかさんでしまうケースもあります。無駄に労力を使わなくてよいのは車検前売却のメリットです。
車検前に売却するデメリット
デメリットとして考慮しておく必要があるのは、車検切れになるリスクです。できるだけお得に売却するために業者探しや査定見積もりなどに時間を費やしていると、すぐに日数が経過してしまいます。
車検切れが査定に大きく影響することはないものの、公道を運転できなくなるリスクを念頭に置きましょう。
加えて、車検時期を目途に車の買い替えを検討していた場合、売却のタイミングによっては車が手元にない時期ができてしまいます。計画的な売却が大切です。
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車売却を車検後にするメリット&デメリット
車検後に売却することにもメリットとデメリットがあります。納得して満足いく車売却を行うため、事前に把握しておきましょう。車検後に売却するケースでも、主なポイントは手間や費用に関係する事柄です。自分が重視したいポイントに的を絞って決定できます。
車検後に売却するメリット
前述したように、車検有効期間が長いほど、中古車市場での販売価格は高い傾向です。また、日本自動車査定協会が定めている査定基準を見ても、車検残月数が長いほどプラス査定として加点されます。
そのため、高額査定をしてもらえる可能性が高いことはメリットです。少しでも査定額を上げてもらうための交渉材料としても活用できます。
車検後に売却するデメリット
デメリットは、車検にかかる手間と費用です。車検がいくらかかるか分からない場合は、見積もりを依頼できます。業者により、整備費用が異なることが一般的です。車検であっても相見積もりを取れますが、ある程度の手間や時間が掛かることは避けられません。
加えて、不具合箇所や消耗部品の交換など、思わぬ出費がかかる場合もあります。売却するつもりである車にどの程度お金をかけられるのかを慎重に検討しましょう。
車売却と買い替えのおすすめは車検前
車検前と車検後それぞれのメリット&デメリットを比較すると、総合的に見て車検前のほうが売却のおすすめタイミングとされています。
主な理由は、車検・整備費用合計とプラス査定額とのバランスです。車検にかかる費用をカバーするほどの査定額が付くかを計算すると、車検前の売却のほうがお得になるケースが多くあります。一方で、車検残存期間が少ないという理由で減点されるという査定基準はありません。
車種や状況により異なるケースがあります。車検の見積もりを取ったり、無料査定を依頼するなど比較検討しましょう。
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車検前ぎりぎりでの売却検討はやめよう
車検前の売却がおすすめとはいえ、ぎりぎりまで決定を延ばすことがないようにしましょう。ぎりぎりになってからの売却検討には、リスクがあります。
覚えておきたい主なリスクは下記項目の2点です。事前に把握しておくことにより、損する売却とならないようにしましょう。
車検切れになる恐れがある
車検前に車を売却することに決めた場合、できるだけぎりぎりまで乗りたいと思うのも無理はありません。しかし、買取業者による査定には、時間がかかるケースがあることを念頭に置きましょう。
ある買取業者の査定に満足しない場合、別の買取業者に査定を依頼することになります。大抵の場合、実車査定にて正確な買取金額が確定するため、業者とのスケジュールを擦り合わせることが必要です。正式に売却を終えるまでにかかる日数を見込んで、余裕をもって検討しましょう。
安価で売却してしまう可能性がある
法律上、車検が切れている車は公道を走れません。車検切れ自体がマイナス査定となるわけではないものの、車を運搬するためのレッカー代などを考慮した価格で、査定されることが一般的です。
加えて、車検費用を負担したくないとの焦りから、中古車相場情報の収集を忘れてしまうという可能性も高くなります。追加で発生してしまう費用にばかり気を取られていると、相場より安価で売却してしまう結果になりかねません。見積査定や相場価格などはこまめにチェックしておきましょう。
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車の売却は高価買取のネクステージをご利用ください!
車売却時の査定価格は、買取業者により異なることが一般的です。買取業者には、それぞれ得意とする車種や独自の販売ルートを持っているケースがあります。そのため、査定してもらう前に、買取業者の特徴をチェックしましょう。
ネクステージは、車種に偏りなく、高価買取ができる環境が整っています。おすすめできる理由は下記のとおりです。
車の高価買取が期待できる
ネクステージは、全国300か所以上に店舗展開しています。全国の店舗にて商品化し、ダイレクト販売しているため、中間マージンは一切ありません。車本来の価値を見定め、純粋な相場価格で買取可能です。
これまで数多くの中古車を販売してきた実績があり、価格が落ちてしまう前に買取した車を再販売する自信があります。そのため、店頭小売価格に近い高額査定が可能です。
ネクステージは安心のJADRI加盟
ネクステージは、JADRI(日本自動車流通研究所)の会員でもあります。JADRIとは、中古車市場の流通を円滑にするための有益な情報を提供している団体です。会員となれるのは、優良な事業者のみとされています。
ネクステージは、JADRI加盟店にふさわしく、これまでの買取実績を公表していますので参考にしてください。万が一、契約後に査定ミスが判明した場合にも変更はありません。お気軽にご利用ください。
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まとめ
車検の直前で売却しようと検討している場合、車検前に売却することばかりを考えて、想定していた売却額を大きく下回るという事態に発展することも考えられます。愛車だからこそしっかりと査定をしてもらい、高額で買い取ってもらうことが理想です。
そのためにも、車検の有効期限から余裕を持って、必要な書類の準備や手続きを進めるようにしましょう。
よくある質問
Q.車検前に車を手放すと高く売れますか?
A.車検前に車を手放す方が経済的にお得です。車検が残っている車は高く売れる可能性がありますが、価格の上乗せ分は車検にかかる費用を下回る傾向にあります。よって、新たに車検を通してから売却するよりも、車検前に売却した方が総合的な収支はプラスになる可能性が高いでしょう。買取業者は自社で安価に車検を通せるため、車検代を安く抑えられるのです。
Q.車検はどのくらい残して売るのがよいですか?
A.車検の残り期間は4か月以上あれば買取価格が上乗せされる可能性があります。これは日本自動車査定協会の査定基準に基づくもので、4か月という基準は車種やランクに関わらず適用されるのです。車検残りが4か月を切りそうな場合、早めに買取に出すことで少しでも高く売れる可能性があります。
Q.車検切れの車も売却できますか?
A.車検切れの車も売却は可能です。車検が切れた車は公道を走行できないため、買取業者に出張査定を依頼する必要があります。多くの買取業者は車検切れの車も買取しており、出張査定に対応してもらえる可能性も高いでしょう。車検切れを理由に買取価格が大幅に下がることも基本的にはありません。
ただし、自分で車を店舗まで持ち込む場合は仮ナンバーの取得が必要となるため、手続きの手間を考えると出張査定がおすすめです。
Q.車検前に車を売却すると良い理由は?
A.車検前に車を売却すると良い理由のひとつは、車検費用の節約です。法定費用・車検基本費用・部品交換費用といった大きな出費を避けられます。これらの費用は軽自動車でも6万円~12万円、普通車では10万円以上かかる可能性が高いでしょう。また車検には手続きの手間や時間的拘束もあり、これらをすべて省略できるのも大きなメリットです。
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