陸運局での廃車手続きに必要なものは?手続きの流れやかかる費用の目安
動かない車や利用していない車は、陸運局で廃車にすることで自動車税などの余計な出費を節約できます。しかし廃車手続きをどのように行うかご存じでない方も多いのではないでしょうか。
本記事では廃車手続きに必要なものや手続きの流れ、費用の目安をご紹介します。中古車買取との価格の違いも解説しますので「廃車にしたい車をお持ちの方」や「車の処分方法に悩んでいる方」は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・廃車手続きは「永久抹消登録」「一時抹消登録」「輸出抹消仮登録」の3種類。いずれも管轄の陸運局で手続きを行う。
・永久抹消登録は事前に車を解体しなければならない。リサイクル券や解体報告番号の記入も必要。
・信頼できる中古車買取業者は古い車にも価格を見出してくれる。自社販売のネクステージであれば店頭価格に近い査定額を提示できる。
\30秒でカンタン査定依頼!/
陸運局での廃車手続きは大きく分けると3種類
不要な車を廃車にするためには、管轄地域にある陸運局に行って「抹消登録」という手続きを行わなければなりません。抹消登録には、「永久抹消登録」「一時抹消登録」「輸出抹消仮登録」の3パターンがあり、それぞれで登録の内容や車の扱いが異なります。
ここでは、廃車手続きの際に陸運局で受け付けている抹消登録について、「永久抹消登録」「一時抹消登録」「輸出抹消仮登録」の内容をご紹介します。
永久抹消登録
廃車にする車を今後も使う予定がないときに行う手続きが「永久抹消登録」です。永久抹消登録は、タイミングや理由などで手続き上の扱いが変わってきますが、事前に工場などで車をスクラップしてから手続きを行うと「解体」として処理されます。
また、災害や盗難などで車の所在が分からなくなったときは「滅失」、廃車する車を物置などの別の用途で使用する場合は「用途廃止」と扱われます。どのような扱いであれ、永久抹消登録が完了した車は再度乗用車として乗ることはできません。
一時抹消登録
病気による入院や単身赴任などで、一時的に車が必要なくなったときに行うのが「一時抹消登録」です。永久抹消登録の手続きが完了すると、車が手元に残っていたとしても公道を走ることはできません。
それに対して一時抹消登録の場合は、再度利用するタイミングに陸運局で車の登録を行えば、公道を走行できるようになります。ただし、一時抹消登録した車の解体届出を提出すると、その車は解体されたものと扱われて「永久抹消登録」に変更されるため注意が必要です。
輸出抹消仮登録
海外に車を輸出するときは「輸出抹消仮登録」の手続きを行います。輸出抹消仮登録はおもに車の販売業者が行う手続きですので、一般の方が手続きする機会は少ないかと思います。
ただし、海外への転勤などの際に日本で使っていた車を利用したい場合には、自分で陸運局に出向いて手続きを行うことも可能です。利用しない車がある場合、いずれかの抹消登録を行わないと自動車税が請求されますので、使わない車がある方は早めに抹消登録を済ませてしまいましょう。なお、自動車重量税や自賠責保険は車検を受けない限り発生しません。
\30秒でカンタン査定依頼!/
廃車手続きは必要なものや条件を揃えて陸運局で行おう
いずれの廃車手続きでも、必要なものをそろえて陸運局に行く必要があります。このとき注意すべきポイントが陸運局の管轄地域と車の所有権です。条件を満たしていなければ陸運局に行っても手続きを進められません。無駄足を避けるためにも、以下の廃車手続きを行う際の注意点を理解しましょう。
廃車手続きができるのは登録している陸運局のみ
全国各地にある陸運局には管轄地域があり、廃車手続きを行うときは自分の地域を管轄している陸運局で行う必要があります。廃車手続きを行う陸運局はどこに出向いてもよいというわけではありません。所有している車がどこの陸運局に登録しているのか確認しておくことが大切です。
どの地域の陸運局に登録しているのかは、ナンバープレートを見ると調べられます。ナンバープレート上部に記載している地域がその車を管轄している陸運局です。また、管轄の陸運局がどこなのか把握できたあとは、手続きを行う予定日の受付時間も確認しておきましょう。
所有権を確認して手続きを行おう
廃車手続きを行う前に所有権がだれになっているのか確認しましょう。ローンを組んで車を購入した場合、車の所有権は購入したディーラーあるいはローン会社になっていることもあります。手続きを行う本人が所有者ではない場合、本人と所有権が一致していないと判断されて、廃車手続きを受け付けてもらえません。
所有権がディーラーやローン会社になっている場合、所有権を解除しないと廃車手続きはできませんが、ローンを完済すれば所有権解除の手続きを行えます。ローンの支払いがまだ完了していない車を廃車する場合は、ローン残高を一括で支払って所有権解除の手続きを進めましょう。
廃車手続きを進めていこうと思った際は、まずはその車の所有権がだれになっているのか事前に確認することがおすすめです。
\30秒でカンタン査定依頼!/
陸運局で廃車手続きするときに必要なもの
事前の確認が済めば、廃車手続きで陸運局に提出しなければいけない書類を集めていきます。どの抹消登録を行うのかによって必要書類は変わりますので、全ての必要書類を正確に用意することが大切です。なお、陸運局で取得できる書類は無理して事前に用意しておく必要はありません。
ここでは、3種類の抹消登録ごとに廃車手続きで必要となる書類を、まとめてご紹介します。
永久抹消登録の必要書類
まずは、永久抹消登録の必要書類を以下の表で確認してみましょう。
あらかじめ用意しておくもの |
・所有者の印鑑証明書(発行から3か月以内のもの) ・登録済みの実印 ・車検証 ・ナンバープレート(前後面2枚) ・リサイクル券 ・移動報告番号と解体通知日のメモ ・マイナンバーカード(または通知カード)のコピー |
当日に現地で手に入るもの |
・永久抹消登録申請書 ・自動車税・自動車取得税申告書 ・自動車重量税還付申請書 ・手数料納付書 |
「永久抹消登録申請書」「自動車税・自動車取得税申告書」「自動車重量税還付申請書」「手数料納付書」は手続きの際に現地の陸運局で手に入りますので、事前に用意しておく必要はありません。
また、永久抹消登録申請書には、車をスクラップ処理したことを示す移動報告番号と解体通知日を記入しますので、これらが記載してある書類を持っていくかメモに書き込んでおきましょう。
一時抹消登録の必要書類
次に、一時抹消登録では以下の表で示した書類が必要になります。
あらかじめ用意するもの |
・所有者の印鑑証明書(発行から3か月以内のもの) ・登録済み実印 ・車検証 ・ナンバープレート(前後2枚) |
当日に現地で手に入るもの |
・一時抹消登録申請書 ・手数料納付書 |
「一時抹消登録申請書」と「手数料納付書」は、手続きの当日に陸運局で入手できますので、事前に準備しなくても問題ありません。その他の書類は事前に記入・準備しておきましょう。
また、現在登録している所有者の住所や氏名などが変更となっている場合は、変更登録申請が必要です。個人の場合は、住民票(マイナンバー記載なし)や住民票の除票など、現在登録している内容とつながりが確認できる書類を用意します。
輸出抹消仮登録の必要書類
最後に輸出抹消仮登録の際に必要となる書類は、以下のとおりです。
あらかじめ用意するもの |
・所有者の印鑑証明書(発行から3か月以内のもの) ・登録済み実印 ・車検証 ・ナンバープレート(前後面の2枚) ・輸出予定日のメモ(6か月前から申請可能) ・変更登録、移転登録(所有者が変更になる場合) |
当日に現地で手に入るもの |
・輸出抹消仮登録申請書 ・手数料納付書 |
「輸出抹消仮登録申請書」「手数料納付書」は陸運局で受け取って記入できます。他の書類は事前に準備しておきますが、気を付けたいのが「輸出予定日のメモ」です。輸出抹消仮登録申請書には輸出予定日を記入する項目がありますので、忘れずに書類を用意するか別の紙にメモしておきましょう。
> 廃車手続きに必要なものについてさらに知りたい方はこちら!
\30秒でカンタン査定依頼!/
必要なものを揃えて陸運局での廃車手続きを進めよう
陸運局での廃車手続きには、必要書類の記入やナンバープレートの返却など、いくつかの手順があります。
忙しいスケジュールの合間に手続きを行う方もいるかもしれません。廃車手続きの流れを理解しておけば、現地でスムーズに進められます。ここで陸運局での廃車手続きの手順を詳細に解説しますので、参考にしてください。
永久抹消登録の場合は車を解体する
永久抹消登録の場合は、事前に車を解体していなければ廃車手続きができません。解体業者に依頼して車を解体してから、陸運局に行きましょう。
また永久抹消登録は申請書に「移動報告番号」を記載する必要があります。移動報告番号とは、車を解体した際に割り当てられる自動車リサイクル番号のことです。
解体証明書に記載されているため、移動報告番号を確認できる状態で手続きを行いましょう。一時抹消登録の場合は、事前の解体は不要です。
陸運局で「抹消登録申請書」「手数料納付書」を入手する
まずは、現地で用意できる書類を入手しましょう。手続き日の当日、陸運局に着いたあとは用紙販売所にて「抹消登録申請書」と「手数料納付書」の2つをそろえます。陸運局の受付時間は、多くが平日午前9時から午後4時までです。記入する時間を考慮して早めに出向いておくと、余裕をもって手続きできます。
受け取った申請書に必要事項を記入するときは、手元にある車検証や解体証明書を参照しながら間違いのないよう記入しましょう。
ナンバープレートを返納する
次に事前に用意した前後2枚のナンバープレートを返納しましょう。一般的にナンバープレートの返納は陸運局内のナンバー返納機で行います。操作手順は以下のとおりです。
1.ナンバープレート返納機の読み取り台に2枚まとめて並べる
2. 読み取り結果を確認して「返納証を発行」ボタンを押す
3.返納証を手数料納付書の指定欄に貼る
盗難などでナンバープレートが手元にない場合は、警察への届出と理由書の提出が必要です。
抹消登録に必要なものを提出する
必要事項の記入およびナンバー返納の押印が済めば、必要書類の準備は完了です。あとは、事前に用意した書類とともに、抹消登録に必要な書類をすべてそろえた状態で窓口に提出します。担当者の方が記入内容をチェックして書類に不備がなければ、抹消登録の手続きは終わりです。
このとき、自賠責保険の解約に必要な「登録事項等証明書」の発行を申請しておくことをおすすめします。登録事項等証明書は、車を廃車したことを証明する書類で、永久抹消登録を行う際には申請・発行してもらう必要があります。申請・発行までには約1か月かかるため、可能なかぎり早めに申請することで、余裕をもって手続きできるでしょう。
一方で、一般抹消登録なら、その場で歯医者証明書を受け取れるので申請の必要はありません。
\30秒でカンタン査定依頼!/
陸運局での廃車手続きにかかる費用の目安
陸運局での廃車手続きには、費用がかかります。現地でお金が払えなければ手続きを進められないため、事前にどの程度の費用がかかるか理解しておくことが重要です。
廃車手続きは自分で行うほかに、業者に依頼するという方法もあります。手続き方法によって費用も変わるため、それぞれのケースでの費用の目安を以下から見てみましょう。
費用は手続き方法で変わる
自分で陸運局に出向いて廃車手続きを行う場合、費用は数百円ほどです。ただし、スクラップ処理をして永久抹消登録を行う際は、別途スクラップ料が発生します。
依頼する業者によって異なりますが、おおむね1万円以下の費用でスクラップ可能です。廃車を専門とする業者の場合、廃車の部品で使えるところがあればそれを買い取ってくれたり、スクラップ料を無料にしてくれたりすることもあります。
一方、業者に廃車手続きを依頼した場合、廃車費用の他に別途費用がかかってしまうことも少なくありません。かかる費用は5,000円~1万円ほどですが、業者によっては無料で行ってくれる場合があります。自分で廃車手続きを行えばこのような費用はかかりませんが、書類の準備や時間づくりといった手間が必要です。
業者に依頼すると手間が軽減できる
業者に廃車手続きを依頼するメリットは、自分で行うよりも手間なく廃車手続きを完了できることです。必要書類を業者に提出すれば、あとの陸運局での手続きはすべて代わりに行ってくれます。
ただし、業者に依頼すると廃車手続きを代行した手数料やサービス料を請求されることもあるでしょう。一般的に廃車手続きの代行でかかる費用相場は1万円以内です。また、依頼する業者によっては無料で請け負ってくれるところもあります。
業者に廃車を依頼すると、コスト面での負担は増えてしまうかもしれませんが、時間の浪費や精神的ストレスは緩和できるでしょう。廃車にかかる面倒や負担を少しでも軽減したい方は、業者に廃車手続きを依頼するのも有効的です。
\30秒でカンタン査定依頼!/
廃車前にネクステージの無料買取査定を試してみよう
廃車にしようと考えている車にも、価値が残っているかもしれません。中古車販売店ネクステージでは、無料買取査定を実施しています。
ここで買取のメリットとネクステージの無料査定の魅力を解説しますので、ぜひ廃車前に以下の内容をご確認ください。
廃車よりも中古車買取のほうが価格が付きやすい
車を手放すのであれば、廃車よりも買取のほうが高く売れる傾向があります。少しでも価格が付くようであれば中古車買取を利用しましょう。
廃車は買取できない車を処分する際の方法です。しかし状態の悪い車であっても、業者によっては独自の販売ルートを確保している場合や部品単体に価値を見出している場合があります。
実際に中古車として売れる車の幅は広いため、価格が付かないと思われる車でも試しに買取査定に出してみましょう。
ネクステージなら無料査定で全力価格が確認できる
ネクステージは買取した車を全国の自社店舗で再販しています。販売力にも自信を持っているため、店頭価格に限りなく近い査定額を提示することが可能です。買取契約が決まったあとに査定額変更・減額することはありませんので、納得できる価格で愛車を売却できます。
無料査定の依頼方法も簡単です。Webページから車の情報とご連絡先を入力・送信していただくだけで、すぐに概算価格をお伝えします。スケジュールに余裕がない方も安心してご利用ください。
\30秒でカンタン査定依頼!/
まとめ
必要なものの用意や陸運局でのやり取りなど、廃車手続きには多少の手間が掛かります。業者に依頼すれば手間が省けますが、代行費用が必要です。
使い古した愛車には、持ち主には分からない価値が残っているかもしれません。廃車にする前にまずは信頼できる中古車買取業者に査定を依頼してみましょう。
ネクステージの無料査定は、スムーズに愛車本来の価値を反映した査定額を提示します。お気軽にWebサイトからご依頼ください。
よくある質問
Q.廃車手続きには何が必要?
A.廃車手続きには一時抹消登録と永久抹消登録があり、状況によって必要書類が異なります。一例では永久抹消登録申請書や手数料納付書、車検証や自動車登録番号標、所有者の印鑑証明書です。 また、代理人が申請する場合は委任状が必要となり、引っ越しなどを行っている場合は事実を証明できる書類の提出が必要となります。
Q.陸運局で廃車手続きをするにはいくらかかりますか?
A.自分で永久抹消登録を行う場合、手続き自体は無料です。ただし、関連する費用が発生します。まず、車の解体が必要となり、これには通常1万円~2万円程度かかります。また、距離に応じて金額は変動しますが、車の運搬費用として1万円~3万円ほどを見込む必要があるでしょう。 さらに、手続きに必要な書類の発行費用も考慮しなければなりません。印鑑登録証明書や履歴事項全部証明書の発行手数料、抹消登録手数料などが必要です。
Q.陸運局で一時抹消するにはどんな書類が必要ですか?
A.車両に関する基本的な書類として、自動車検査証と前後2枚のナンバープレートが必要です。さらに、発行から3か月以内の印鑑証明書と、所有者本人の実印が必要です。 手続きに関する書類としては、OCR申請書第3号様式の2という申請書を用意します。その際、検査登録印紙を貼付した手数料納付書も準備しなければなりません。
\30秒でカンタン査定依頼!/