2020年以降にモデルチェンジが噂される車は何?モデルチェンジ後が買い時?
自動車ファンの人や、車の買い替えを検討中の人にとって、とくに気になるニュースが車のモデルチェンジではないでしょうか。話題の新型車を購入したい人としては、気になる車の新型車がいつ発売になるのかという話題が非常に気になるはずです。
この記事では、2020年以降にモデルチェンジが噂される車や、モデルチェンジを行ったばかりの車を紹介します。また、新型車の登場後に旧型車はどのように取り扱われるのかを取り上げて、車を安く購入するための裏ワザもお伝えしましょう。
※目次※
・2020年にモデルチェンジした車や、これからモデルチェンジが予想されている車は多い
・モデルチェンジのサイクルは4年程度が一般的だったものの、近年では売り方の変化などから6年程度にまで伸びている
・新型車登場後の旧型車は、メーカーや個人などから中古車として放出されるため、ネクステージで安く購入できる
2020年以降にモデルチェンジが噂される車
まずは2020年以降にモデルチェンジされる可能性が高いといわれている車を紹介します。いずれも詳細については未確定な部分が大半ですが、楽しみな車ばかりです。
それぞれの車の魅力やモデルチェンジの予想時期、そして前回のモデルチェンジ時期を解説します。購入する価値があるかどうかを、概要を整理しつつ考えてみましょう。
トヨタ「スープラGRMN」
トヨタの上級スポーツカーであるスープラは、2019年にモデルチェンジした5代目の「DB型」が現行モデルです。提携するBMWとの共同開発であるため、BMW純正社債通信機DCMが標準搭載しています。伝統の直列6気筒エンジンが引き続き採用されています。
スープラの最上位モデルとして位置付けられる「スープラGRMN」は、2023年ごろに登場すると噂されています。直列6気筒3Lターボを搭載する可能性が極めて高く、よりパワフルでシャープなドライブを楽しめる1台になるでしょう。
トヨタ「ランドクルーザー300」
現行モデルとなるランドクルーザー200は2007年に誕生し、2011年と2015年の2度にわたってマイナーチェンジを繰り返しています。圧倒的な存在感をもつエクステリア、4WDの性能を引き出す抜群のオフロード性能が評価され、同社によるSUVの顔として人気です。
久々のフルモデルチェンジとなるランドクルーザー300は、2021年夏ごろの発売が予定されています。ハイブリッドエンジンの「I-Force Max」や、TNGAのラダーフレームを採用するという噂もあり、全体的な進化を感じられるモデルになりそうです。
レクサス「CT新型」
2011年に販売を開始したレクサスCTは、2017年にマイナーチェンジを果たしています。ハイブリッド専用車として堂々とデビューしたことは記憶に新しいでしょう。レクサスが誇るラインナップの中で最もコンパクトで、リーズナブルなモデルとしても注目されました。
CT新型の登場は2021年ごろと予想されています。特徴的なスピンドルグリルはそのまま引き継がれる予定ですが、インテリアにはデジタルディスプレイが配置されるようです。新しい「GA-Cプラットフォーム」採用も有力視されています。
マツダ「新型CX-3」
マツダのクロスオーバーSUV「CX-3」は2015年から販売が開始されています。街乗りに合わせたコンパクトなサイズですが、オフロードの走破性も高く、長時間のドライブにも耐えられる上質なインテリアも人気で、50万台の売上を誇ります。
特別使用車の販売や一部改良は行われてきましたが、フルモデルチェンジが行われるのは今回がはじめてです。気になる販売開始時期は2020年内とされており、「SKYACTIV-X」の搭載など、大幅なアップデートに期待が集まっています。
日産「新型ノート」
2005年に誕生したノートは、2012年にフルモデルチェンジされています。3年連続となるコンパクトカー販売台数No.1に輝いた日産の人気車種であり、最大の特徴は独特な加速感をもつ走行性能です。全22色のラインナップがあり、合った色を見つけられます。
ノートは2020年末ごろにフルモデルチェンジとなる可能性が高まっています。大きく進化する見通しとなっているのは安全性能です。インテリジェント エマージェンシーブレーキの採用が確実で、より安全で快適なドライブを楽しめる車に仕上がりそうです。
日産「新型エクストレイル」
エクストレイルは2000年に初代が誕生し、現在は2013年発売の3代目「T32型」が現行モデルになります。防水フレキシブルラゲッジが採用されているため、防水性能が非常に高く、濡れたままのブーツや、雪や泥で汚れた荷物をそのまま積み込めます。
2020年6月に、日本のエクストレイルにあたる「新型ローグ」が北米で販売開始となりました。日本でも2020年中に新型エクストレイルの誕生が確実視されており、e-POWER&PHEVが搭載されるのではと予想されています。
2020年にモデルチェンジした車
今後モデルチェンジされる可能性が高い車は、まだ確定している要素が少なく、情報の量も不十分です。すでにモデルチェンジされた最新の車にも注目してみましょう。
ここからは、2020年にモデルチェンジが行われた注目車種を4つ紹介します。どんな魅力や特徴をもつ車なのかをチェックして、購入したいと思える車があるか見ておきましょう。
トヨタ「新型ハリアー」
1997年に誕生したハリアーは、2020年6月に4代目へとフルモデルチェンジを果たしました。高級感のあるボディに加え、実用性を高めた性能を備えていることでたちまち人気となり、現在は納車までに長い時間を要しています。
雨や雪道に強いE-Four/ダイナミックトルクコントロール4WDの採用で、SUVとしての役目を確実に果たす一方で、燃費も26.3km/Lと良好です。プリクラッシュセーフティなど安全性能にも長け、高級クロスオーバーSUVとしての存在感をますます高めました。
ホンダ「新型フィット」
ホンダの初代フィットは2001年に誕生し、2020年登場のGRは4回目のフルモデルチェンジになります。今回のモデルチェンジで前モデルの半分以下となるフロントピラーに一新していますが、断面構造を抜本的に見直し、衝突安全性を維持しています。
従来までのフィットハイブリッドから「フィットe:HEV」に名称変更となり、IPUを小型化することによって荷室の広さが向上しました。ユーティリティー・モードに変更すれば、自転車がそのまま収まるほどの空間を確保できます。
日産「新型ルークス」
2009年に登場した日産の軽スーパーハイトワゴン「ルークス」。2020年には、2014年に次ぎ2回目となるフルモデルチェンジを行いました。とくに進化したのは安全性能で、インテリジェントFCWや標識検知機能などが新しく追加されています。
後席との距離を近付けられる「後席ロングスライド」の採用など、子どもを含む家族向けの設計も多く取り入れられました。ハンズフリーでスライドドアを開閉させられるため、荷物を抱えていても楽に乗り込むことが可能です。
ダイハツ「新型タフト」
タフトは1974年に発売開始となり、1984年にフルモデルチェンジを果たしたことをきっかけに「ラガー」へと車名を変えることになりました。タフトの復活は2020年で、分厚く頑丈なイメージを携えた車として生まれ変わっています。
特徴的なのは、開放感が抜群なクルースペースです。前方の視界を確保しやすい設計に加えて、頭上に広がるガラスルーフの「スカイフィールドトップ」を大胆に配置しました。差し色が加わった遊び心のあるインテリアもドライブの気分を高めてくれます。
モデルチェンジのサイクル
車を購入する時期として、モデルチェンジの前後というタイミングは大きな意味をもちます。新型車へのこだわりが強い人にとっては、とくにモデルチェンジのサイクルを意識すべきでしょう。
それでは、モデルチェンジのサイクルはどれくらいの時期ごとにやってくるのでしょうか。損をせずに車を購入するためのポイントとして、サイクルを覚えておきましょう。
これまでの周期は4年ほど
モデルチェンジのサイクルは明確に決まっていません。ただしこれまでのパターンとして多かったのは、発売開始から2年ほどでマイナーチェンジを行い、そこからさらに2年後にフルモデルチェンジを行うという4年サイクルです。
一般論として、新型車は発売から半年程度にわたって売れ行きがよく、そこから次第に販売台数が下降線を辿るようになります。そこで2年目にマイナーチェンジを行って盛り返し、4年後にはモデルチェンジをして再起を図るというのが定番のパターンでした。
最近の周期は少しずつ長くなっている
ただし、4年周期というサイクルは一昔前のものでもあります。最近は発売3ヶ月前くらいから予約の受注が始まる場合が多く、売上が急増することがなくなったため、サイクルが長くなりつつあります。
人気車種の場合は売れ行きの息が長くなり、発売から数年が経過しても安定した売上を維持することも多くなっています。たとえばホンダのN-BOXは、モデルチェンジ直前の2016年も軽自動車の販売台数1位に輝きました。このような事情から、サイクルは6~7年にまで伸びています。
モデルチェンジすると旧型車は中古に回る
モデルチェンジをすると、新型車に取って代わられた旧型車はどこに行くのか気になりませんか。製造された車が廃棄処分されることはありませんが、ディーラーで販売されることもなくなります。旧型車が行きつく先は、実は中古車業界です。
型落ちとして扱われる旧型車は、コンディションが劣化しているわけではないものの、中古車同然として見なされます。これにより販売価格は一気に下がるため、お得に車を買いたい人にとっては非常に大きな狙い目です。
モデルチェンジ後に旧型車がお得になる理由
お得に状態のよい車を購入したい人にとって、最大の狙い目になるのがモデルチェンジ後の旧型車です。バーゲンともいえる状況になるため、大きなチャンスとして捉えましょう。
しかし、なぜモデルチェンジ後には旧型車がそこまでお得になるのでしょうか。いくつかの理由を挙げられるので、さらに詳しく旧型車の事情をお伝えします。
展示車や試乗車が中古車市場に出てくる
ショールームやディーラーなどで展示されている車は、常に最新のモデルへと交換されます。新型車が発表されれば、展示車や試乗車として使われるため、旧型車は行き場をなくしてしまいます。
こういった1度もオーナーが決まっていない旧型車も、中古車市場に回されます。アウトレットにセール品として出される「展示品」などと同じように、旧型車も中古車市場で「わけアリ」として安く売られます。
旧型車を売りに出す人が増える
新型車が出ると、それまで乗っていた車から乗り換える形で、同じモデルの新型車を購入し直すという人も意外に多くいます。こういった人たちは、それまで乗っていた旧型車を売りに出して、売却して得た資金を新型車の購入費用に充てることが普通です。
こういった事情により、旧型車は中古車市場へ向けて一斉に放出されます。場合によっては購入から1~2年という短期間で乗り換えを決断する人もおり、安価でありながら新車同然ともいえる旧型車が手に入ることもあります。
レンタカーも入れ替えがある
最近では車を持たず、車を利用するときはレンタカーを借りるという人も増えてきました。レンタカー業界の競争は激化しており、少しでも多くの利用者を確保するために、高級車やなるべく新しい車を揃えて差別化を図ろうとする動きが目立ち始めています。
これにより、レンタカー業界で使われていた旧型車が新型車に入れ替わり、旧型車は中古車として売却される機会が増加しました。レンタカー出身の中古車も、業界ではとても多くなっています。
旧型車を欲しい人は少ない
上記のような理由で、旧型車はさまざまな場所から中古車業界に向けて送り出されています。しかし新型車がセンセーショナルに報道されることも手伝い、旧型車にはあまり人気が集まらず、供給に対して需要が追いつきません。
その結果は値崩れという形で現れます。旧型車は中古市場において高値が付きにくく、売り手にとってはマイナスですが、買い手にとってはチャンスです。旧型車だとしても、安くよい状態の車が欲しいという場合は、中古車に目を向けてみましょう。
まとめ
2020年以降にも多くの人気車がモデルチェンジを予定しています。モデルチェンジは4~6年程度のサイクルで行われることが多く、旧型車となった車はメーカーや個人、レンタカー業界などさまざまな場所から中古車業界に放出されます。
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