軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

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軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

車は機械部品が数多く組み合わさって構成されているため、遅かれ早かれ寿命が来ます。一般的に軽自動車は、各部品の耐久性が普通車よりも短い傾向です。

 

ただし、近年軽自動車の性能は従来と比較して飛躍的にアップしました。では、軽自動車の寿命はどのような視点で判断すればよいのでしょうか。この記事では、寿命の判断ポイントや長く乗るメンテナンス術を詳しく解説します。充実したカーライフにお役立てください。

 

※目次※

1.軽自動車の寿命はどのくらい?

2.軽自動車の寿命を判断するポイント

3.寿命が近い軽自動車に乗る際の注意点

4.軽自動車の寿命を長くするためのメンテナンス術

5.軽自動車の寿命を感じたら考えるべきこと

6.寿命が近い軽自動車を高く査定してもらうコツ

7.まとめ

 

■POINT

・軽自動車は普通車と比べると寿命はやや短いものの、技術の進歩により以前よりも長く乗れるようになった。

・寿命が近くなると不具合が出始めるが、メンテナンスや普段の使い方で寿命は延ばせる

・寿命が近い軽自動車でもお手入れをしっかりしていれば売却できる可能性も◎。

 

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軽自動車の寿命はどのくらい?

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

今の軽自動車は、従来と比較すると格段に性能が向上しています。同じ軽自動車に10年または走行距離10万km以上乗り続けている人も珍しくありません。

 

「車を乗りつぶす」という表現を耳にすることがありますが、軽自動車の寿命はどのくらいなのでしょうか。乗り換え時期の判断ポイントを押さえておきましょう。

 

軽自動車の耐久性について

軽自動車は日常的な移動の道具としての使われ方が多いことから、耐久性も考慮して設計されています。その一方で、小さいエンジンで動かすために軽量化が必要になることと、低価格にするために部品のコストに厳しい制約が出て来るため、普通車に比べると耐久性は低い傾向になります。

 

一般的に普通車の寿命は、定期的にメンテナンスをして大切に使っていれば15~20年、距離にして15万~20万kmとされていますが、軽自動車の場合はその7~8割ほどとみておくとよいでしょう。

 

車の寿命の考え方は変化している

車の寿命の考え方は、さまざまです。数回車検を受けて古くなったと感じたときや、下取り査定の値段が付かなくなったときが寿命と感じる人もいるかもしれません。

 

しかし、そのような車でも乗れればいいと考える人にとっては十分現役です。完全に動かなくなって廃車にする時期が寿命という考え方も、もちろんあります。

 

軽自動車検査協会の資料によると、軽自動車の平均使用年数は少しずつ長くなっており、自家用乗用車の場合、2005年では11.49年だったのが2023年には15.82年です。

 

ただし、それだけ経過すると部品代がかかるとともに、安全性も相対的に低下するので、ある程度の年数で乗り換えたほうがメリットはあるという意見も一理あります。

 

年数だけでなく走行距離も影響する

長く走れば走るほど、車の部品は摩耗したり劣化したりすることは避けられません。そのため、経過年数以上に寿命に与える影響が大きいものとして走行距離が挙げられます。走行距離が増えると、タイヤなどの消耗品に加えてオイルパンやマフラーなどのエンジン関連、サスペンションなどが故障や劣化します。

 

車に負担をかけない乗り方としては、1年で1万kmの走行距離が一般的です。年間の走行距離が2万km以上と長くなると、自動車メーカーが定義するシビアコンディションに当てはまります。そのため、故障リスクの高い車として評価が付くこともあり、注意が必要です。

 

劣化状況で買い替えを検討する傾向がある

車の性能の向上により耐久性が高くなったとはいえ、どのタイミングで買い替えをすべきなのか判断に迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

 

ネクステージ独自で行ったアンケート調査によると、回答者の約半数の人が実際に買い替えた人の理由は「車の劣化」でした。使用年数「10年」、走行距離「10万km」という考え方にとらわれず、車の劣化を感じることにより車を買い換えるケースが多いということがうかがえます。


劣化が進むと故障が発生しやすくなり、部品を交換することも増えてくるため、それらの費用を考えると、買い替えを検討するという結論になるのでしょう。

 

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軽自動車の寿命を判断するポイント

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

平均使用年数も参考にできますが、車の状態は個々で異なります。自分が乗っている軽自動車の寿命を判断するポイントを押さえておきましょう。

 

判断ポイントを重点に日頃からチェックしておけば、思わぬトラブルや故障のリスクを回避できる可能性が高くなります。主な5つのポイントは下記の通りです。

 

タイミングベルトの状態を見る

タイミングベルトは、10万kmで交換することが推奨されています。タイミングベルトの役割は、ガソリンの燃焼を効率よく行うことです。重要なパーツであるため、多くの車にはカバーがあり、タイミングベルトが表から見えないようになっています。

 

タイミングベルトは、耐久性があるものの、素材がゴムであるため長期使用により劣化してゆるみや亀裂が生じ、切れることがあります。タイミングベルトが切れるとエンジンがストップしたりエンジン内部にダメージを与えたりするため、タイミングベルトの状態に合わせて交換または買い替えを検討しましょう。

 

エンジンの状態を見る

長く同じ車に乗っていると、エンジンの故障や不具合が生じることがあります。パーツ交換や修理で対応できない場合は、エンジン本体を交換しなければなりません。エンジン車の重要なパーツであるため、「エンジン交換が必要=寿命が尽きた」と考える方もいます。

 

エンジンの不具合に見られるのは、「異音がする」「白煙が出る」「オイルが減りやすい」などの症状です。エンジンの状態に不安がある場合は、そのままにせずにできるだけ早く対処しましょう。

 

バッテリーの状態を見る

車の寿命を考える目安のひとつが、バッテリーの状態です。バッテリー交換は、2~3年に一度行うことが推奨されています。バッテリー交換の主なサインは「エンジンのかかりが悪い」「バッテリー液の減りが早い」「ヘッドライトが暗い」などです。

 

バッテリーの状態が悪くなると、発電部品の故障やバッテリー上がりの原因となります。バッテリー交換が必要なタイミングは、車の寿命や買い替えの判断材料のひとつといえるでしょう。

 

部品供給の終了もある

タイミングベルトやエンジン、バッテリーなどの状態に関わらず、部品供給が終了するケースがあります。メーカーから部品が供給されなければ、修理を依頼してもできない状態になり、新しい車を探さなければなりません。

 

ちなみに、部品を供給する期間は一律に定められているわけではなく、メーカーの判断に委ねられています。主要パーツの補修に関する部品供給であれば、10年程度が目安です。メーカーによって多少の違いがあるため、情報をよく確認しておきましょう。

 

車本体や部品から異音が聞こえる

経年劣化により車や部品に不具合が発生することで異音が発生してきます。例えば走行中に段差を乗り越えたときに発生する異音は足回りに何らかの異常があると考えられます。

 

また、エンジンをかける時に「キュルキュル」という音が出たらファンベルトの異常が考えられ、その他にもエンジンに異常がある場合は何らかの異音が発生します。

 

これらの異音が聞こえるようになったら寿命が近づいているというサインです。部品交換や修理で収まることもありますが、また別のところで異音が発生する可能性もあります。突然動かなくなってあわてないように、乗り換えを検討してみましょう。

 

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寿命が近い軽自動車に乗る際の注意点

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自分好みの車やさまざまな思い入れがある車は、できるだけ長く乗り続けたいと思うものです。同じ車に長く乗り続ける場合は、車に長く乗り続ける際の注意点を押さえておくことが必要です。

 

デメリットともいえる注意点を把握しておけば、早めに対処できます。代表的な注意点である燃費性能・安全性能・税金面をチェックしてみましょう。

 

燃費は悪化していく

燃費性能に優れた軽自動車でも、経年劣化により、燃費性能が悪化する可能性が高くなることは避けられません。エンジン内部のパーツが摩耗し、抵抗が大きくなるためです。

 

また、近年燃費性能に優れた軽自動車が各自動車メーカーから発売されています。従来はラインアップになかったハイブリッド車や電気自動車なども登場し、格段に燃費性能が高くなっています。10年以上前に販売されていたモデルと今のモデルでは燃費性能が大きく異なる点を考える必要もあります。

 

必要な安全性能が搭載されていない場合がある

安全技術の向上も目覚ましいものがあります。各自動車メーカーが独自開発している安全技術により、事故の被害を軽減するだけではなく、未然に事故を防ぐ機能を搭載している車も増えてきました。運転ストレスを軽減するための運転支援技術搭載モデルもあります。

 

愛車に最新の安全性能が搭載されているかどうかを確かめてみましょう。古い車に乗り続けたい場合は、リスクを前提に安全運転を心がけましょう。

 

税金が高くなる

軽自動車の所有者には、毎年4月1日時点を基準とした軽自動車税種別割が課税されます。2015年4月1日以降に新規登録した軽自動車自家用乗用車タイプであれば、年額1万800円です。

 

ただし、環境負荷低減のグリーン化施策を進めるべく、2016年度分以降「経年車重課」が導入されました。最初の新規検査から13年経過した軽自動車には、おおむね20%の税率が上乗せされます。長く乗り続ける注意点として覚えておきましょう。

 

部品の耐久性が低い

軽自動車の特徴として、車体が小さく軽量であること、そして価格も安いことが挙げられますが、これらは寿命が短くなることに大きくかかわってきます。

 

その理由としては、まず軽量であるということはそれぞれの部品も軽量に作られるということであり、強度の面で普通車ほどの耐久性は期待できません。

 

また、車両価格を抑えるために、部品のコストも低く抑える必要があり、このことも部品の耐久性に影響します。製品として十分な耐久性は確保されているとはいえ、普通車と比べるとやや不利であることには否めません。

 

車両価値が低い傾向にある

寿命が近いということは、年式も古くなっていることでもあり、査定額は安くなります。また、同じ年式であっても車両の状態によって査定額は変わり、劣化している部分が多ければさらに査定額は安くなり、値段が付かないという可能性もあります。

 

ただ、最近は旧車の人気が高まってきていて、注目されている車種であれば劣化が進んでいても修復をすることで価値が高まることもあります。そのような場合は高値で売却できるケースもあるでしょう。

 

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軽自動車の寿命を長くするためのメンテナンス術

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

技術の進歩や道路事情の改善により車の寿命は伸びていますが、より長持ちさせるためにはメンテナンス術をしっかりと押さえておく必要があります。

 

自動車の命ともいえるエンジン回りだけでなく、事故のリスクにもつながる足回りは特にメンテナンスが重要です。また、豪雪地や海沿いの方は、塩害を避けるためにも定期的な洗車を心がけましょう。

 

最重要項目はエンジン回り

車にとってエンジンはとても重要です。エンジンのメンテナンスで一番基本的かつ実行しやすいのがオイル交換です。エンジンオイルは潤滑以外にも冷却や洗浄、防錆(ぼうしょう)などさまざまな役割があり、エンジンオイルが劣化した状態で放置しないことがエンジンを長持ちさせるためのポイントです。

 

特にターボ車はターボの潤滑や冷却にもエンジンオイルを使うため、劣化が早くなる傾向にあります。高価なオイルでなくてもかまわないので、定期的な交換を心がけましょう。メンテナンスパックにはエンジンオイル交換がセットになっているタイプがあるので、そちらを選べば交換を忘れることがないのでおすすめです。

 

デフオイル交換は状態次第で行う

車がカーブする際、タイヤの内輪と外輪に生まれる回転差を調整し、スムーズに曲がれるようにするために必要なのがディファレンシャルギアです。ディファレンシャルギア用のオイルがデフオイルと呼ばれ、ディファレンシャルギアをできるだけ滑らかにかみ合わせる役割があります。

 

デフオイルは、使用期間が2年もしくは5万kmの走行距離などの目安で交換が必要です。カーブを多く走行する場合は早めの交換が必要になるため、状態に合わせて適切なタイミングで交換しましょう。

 

足回りの「メンテナンス」も大切

エンジンとともに車の走行に深くかかわってくるのが足回りです。走行距離が増えるに従い、足回りに対する負担も蓄積されてきます。足回りが劣化すると乗り心地が悪くなります。

 

例えばショックアブソーバーは劣化すると路面からの衝撃をすぐに抑えられず、揺れが収まるのに時間がかかります。また、足回りの不備があるとタイヤが偏摩耗したり、左右いずれかにハンドルを取られやすくなったりするなどの現象も発生します。

 

その他にも、軽自動車に多いCVT車ではCVTフルードにも気を使いましょう。一般的には5万kmで交換とされていますが、2万kmまたは2年に1回を目安に交換するとCVTを良い状態に維持できるでしょう。

 

運転・管理方法にも気を配る

メンテナンスと同様に気を付けたいのが、普段の車の使い方です。運転の仕方次第で車にかかる負担は変わります。負担がかからないような運転がベストです。

 

そして乗らない間の劣化を抑えるというのも寿命に大きく関わってきます。毎日乗っていたとしても車にとっては多くの時間は駐車しています。

 

駐車の際の劣化を抑える方法としては、青空駐車を避け、ガレージや屋根付きの駐車場に止めるのが有効です。それが難しい場合は、定期的な洗車とワックスがけを行い、予算があればコーティングも検討してみましょう。

 

定期的な洗車も忘れずに

豪雪地や海沿いに住んでいる方は、塩害に注意が必要です。海沿いに住んでいる方の場合、常に車に塩分が付着している状態です。塩分の付着によって金属部分のさびや、腐食のリスクがあるため、定期的に洗車をすることが大切です。

 

また、豪雪地では道路上の雪を溶かすために融雪剤がまかれています。融雪剤のまかれた道路を頻繁に走行すると、下回りやボディ部分に融雪剤の塩分が残り、さびの原因になります。これらの被害を避けるためにも、小まめな洗車を心がけましょう。

 

車に優しい運転を心がける

車に優しい運転というと、どうすればいいのかと分からない人もいるかもしれませんが、主にエンジンに関してのことです。エンジンに優しい運転とは、急発進や急加速を避けることです。また、急ブレーキも車に負担をかけるので、やむを得ない場合以外は避けたほうが無難です。エンジンに優しい運転は、安全運転にもつながります。

 

また、特に冬など寒い時に、エンジンが温まらないうちに走り出すのも控えたほうが良いでしょう。昔の車のような暖機運転までは必要ありませんが、水温計の針が動き出すか、水温計がない車は低温ランプが消えるまでは発進しないようにすると、車への負担を抑えられます。

 

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軽自動車の寿命を感じたら考えるべきこと

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愛車に乗り続ける中で何らかの違和感を覚えたら、寿命が近い可能性もあります。その際は、修理に出す・廃車を検討する・売却を視野に入れるといった3つのポイントを考慮してみましょう。

 

突然故障やトラブルが生じた場合でも正しい判断ができるよう、置かれている状況と照らし合わせて事前に考えておくことは大切です。

 

修理に出す

ひとつの選択肢が修理です。乗り続けたい愛車の走行距離が大台を超えてもまだまだ走れそうであれば、修理やメンテナンスで維持する方法があります。ただし状況によっては、車検に通らない可能性も考慮に入れておきましょう。

 

車検は自動車が安全に走行できるかを検査するものです。部品の劣化で安全性に不安がある場合は通らないこともあります。

 

廃車を検討する

長い期間、長い距離を過ごしてきた車だからこそ「愛車を手放したくない」と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、修理や交換の見積もり金額があまりに高額になったときには、思い切って廃車にする決断も必要です。

 

場合によっては、海外輸出用としてお得に廃車買取してもらえる場合もあるため、おおよその金額を調べてみるのもよいでしょう。

 

売却を視野に入れる

メンテナンスや修理にかかる費用や維持費があまりに高い場合、または運転していて不便を感じ始めたときには、売却を視野に入れるのがおすすめです。過走行車は値が付かないことも多いですが、業者によって異なります。売却であれば処分にかかる費用が少なくて済む上、多少の値が付いて利益になることも少なくありません。

 

ネクステージの独自アンケートの調査によると、回答者全体の4分の1が、車を所有していた期間が「9年以上」との回答でした。車の寿命を迎える前なら、売却時の査定額も大幅に下がりにくいため、売却時期のひとつの判断材料となります。

 

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寿命が近い軽自動車を高く査定してもらうコツ

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

寿命が近くなった軽自動車は査定をしても値段が付かず、廃車にするしかないと考える方もいるかもしれません。しかし、走行不能や安全性に問題がある状態でなければ、査定で値段が付く可能性はあります。ここでは、寿命が近い軽自動車でも高い査定額が付くためのポイントを紹介します。

 

事前準備を万全にしておく

値段が付かないかもしれないという車であれば、通常の車以上に査定の前の準備をしておきましょう。まずは少しでもいい状態で査定してもらうために、メンテナンスや清掃をしっかりと行いましょう。同じ車種、年式、走行距離でも、見た目がきれいでメンテナンスもされている車であれば、査定で値段が付くことも期待できます。

 

また、最近は買取店や査定サービスではネット上で査定ができるツールが公開されています。車種や年式など必要事項を入力すると査定金額が分かるので、実際に売却をする際の参考にしましょう。

 

サービス内容や見積もりを比較する

同じ状態の車でも、買取をする店舗によって査定額は変わってきます。ひとつの店舗だけでなく、複数の店舗の見積もりを比較すると、より高い査定金額を期待できる可能性もあります。

 

また、査定額が付かずに廃車にするしか方法がないという際は、廃車を買い取るサービスを展開している店舗に問い合わせてみるのもよいでしょう。通常は廃車をする際には廃車費用がかかります。買取をしてもらえれば出費がなくなる上に、少額であっても売却代金を得られます。

 

売却時期を調整する

車の査定金額が決まる要因として、車の状態以外のものもあります。それが売却の時期です。中古車価格は需要と供給のバランスで決まるので、需要が高まる1~3月、そして9月は売却には絶好のタイミングです。

 

その一方で、12月は需要が落ち込むので、できるだけ売却は避けたほうがいいかもしれません。なお、普通車と違い、軽自動車の場合は4月になった時点で1年分の軽自動車税(1万8,000円)を支払わなければなりません。高く売却できる時期を狙って3月に売却を検討している場合は、3月中に売却を決めることも忘れないようにしましょう。

 

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まとめ

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

軽自動車は、その成り立ちから普通車と比べると寿命が短い傾向にありますが、全体的な技術の向上によって、以前に比べると長い間乗れる傾向です。通常の使用方法でも十分な期間使えますが、日ごろのメンテナンスと普段の使い方で寿命を延ばせるでしょう。

 

寿命が近くなったときは廃車にするしかないと思われがちですが、車種や状態によっては査定で金額が付く可能性があります。そのためにも普段から大切に使うことも、査定の前に車をきれいにするなど、値段が付くための工夫も試してみましょう。

 

▼ライタープロフィール

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

岩本佳美

漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。

 

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よくある質問

 

Q. 車の乗りつぶしは何年目ですか?

A.一概にはいえませんが、一般的な寿命の目安は10年です。しかし走行距離と同様、日本車の耐久性の高さと技術の進歩により、10年を超えても多くの車が十分に走れます。車の寿命は、環境や走行距離も影響します。
クラシックカーはメンテナンスを繰り返して今もなお走り続けています。「何年まで乗る」と決めず、故障頻度やメンテナンス費用、車検時期などを考慮して買い替えを検討しましょう。

 

Q. 車は何キロ走ったら買い替えすると良いですか?

A. 目安は、走行距離10万kmといわれています。これは車のエンジンに使用されているタイミングベルトの寿命が影響しています。また、タイミングベルト以外の部品交換も必要な時期であるため、10万kmが寿命と考えられてきました。
実際、日本車は耐久性が高いため、10万kmを超えても多くの車が十分に走れます。最近では、金属製のタイミングチェーンが搭載されている車種もあり、その寿命は20万kmくらいといわれています。

 

Q. 車は20年乗れますか?

A. 車の寿命は延びている傾向にあり、15年~20年所有している人も増えています。車の寿命が延びている理由のひとつは製品の向上です。パーツの耐久性が向上しており、故障リスクが減っています。

 

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