カローラフィールダーの魅力徹底解剖!人気グレードと中古車価格相場を公開
カローラフィールダーは、扱いやすい5ナンバーサイズに広いラゲッジスペース、信頼の安全性能と燃費性能を兼ね備えたステーションワゴンです。2012年に初代が誕生したロングセラー車ですが、その魅力はどのような点にあるのでしょうか。
そこでこの記事では、カローラフィールダーの特徴やグレードごとの特徴、新車価格や中古車価格相場などについて詳しく紹介します。車選びに迷っている方は、ぜひご一読ください。
※目次※
・カローラフィールダーは扱いやすい5ナンバーサイズが魅力のステーションワゴン。
・カローラフィールダーのハイブリッドモデルの燃費は27.8km/Lを誇る。信頼性の高い安全性能も人気のポイント。
・カローラフィールダーの新車価格は、約180万円から約235万円でグレードや装備によって異なる。できるだけ購入費用を抑えたい場合は中古車の検討もおすすめ。
カローラフィールダー|魅力あふれるステーションワゴン
カローラフィールダーは、扱いやすい5ナンバーサイズでありながら、広々とした室内空間と抜群の積載力を兼ね備えたステーションワゴンです。
信頼性の高い安全性能や、実用的な走行性能と優れた燃費で、多くのドライバーから支持を集めています。まずは、その具体的な魅力や活用方法について詳しく見ていきましょう。
(参考:『カローラフィールダー(トヨタ)のクルマカタログ|中古車の【ネクステージ】』)
扱いやすい5ナンバーサイズ
カローラフィールダーは2000年8月に登場したステーションワゴンです。「大人4人が安心・安全・快適に長距離を移動できる最小の車」をコンセプトに、小型化・軽量化を目指し開発されました。
ボディの骨格にあたるプラットフォームはヴィッツ系のものを採用、ボディ後方のリアゲートを軽量化するため樹脂製パーツを採用したことで発売当初は話題となりました。
そして、全幅1,695mmの5ナンバーサイズを維持しており、市街地での運転や駐車がとてもスムーズに行える点が最大の魅力です。狭い道路や混雑した駐車場でも取り回しがしやすく、日常の移動が快適となるでしょう。
全長は4,400mm、全高は1,475~1,500mmと、コンパクトさと室内の広さを両立させたモデルとして、さまざまなシーンで活躍しています。
積載力抜群のラゲッジスペース
カローラフィールダーのもうひとつの大きな魅力は、その優れたラゲッジスペースです。通常時のラゲッジ容量は413Lであり、後部座席を倒すと最大872Lもの広大なスペースが確保できます。
リヤシートを倒さなくても4つのゴルフバッグが収納可能で、日常の買い物からアウトドアまで幅広く対応できます。また、リヤシートは6:4の分割可倒式となっており、長尺物やかさばる荷物も柔軟に積み込めます。
床下収納やシートアレンジを活用すれば、ビジネスシーンでもその積載力を最大限に生かせるでしょう。
信頼性の高い安全性能
カローラフィールダーには、先進的な予防安全パッケージである「Toyota Safety Sense」が全車種に標準装備されています。このシステムは、単眼カメラとレーザーレーダーを用いて前方の車両や歩行者を検知し、衝突のリスクを軽減します。
例えば、プリクラッシュセーフティ機能が衝突の危険を察知すると、ドライバーに警告を行い、必要に応じて自動ブレーキが作動する仕組みです。また、レーンディパーチャーアラート(LDA)は、不意の車線逸脱を未然に防止します。
さらに、オートマチックハイビームが夜間の視界を自動で最適化し、安全なドライブをサポートしてくれるでしょう。
実用性の高い走行性能と優れた燃費
カローラフィールダーは、実用性の高い走行性能と優れた燃費性能で多くのドライバーから支持されています。
ハイブリッドモデルでは、WLTCモードで27.8km/Lという驚異的な燃費を実現しています。長距離の移動が多い方にとって、燃料コストを大幅に削減できるでしょう。また、ガソリン車でも15.6km/L~19.8km/Lと高い燃費性能を誇っています。
(参考:『カローラフィールダー(トヨタ)の燃費情報|中古車の【ネクステージ】』)
カローラフィールダー|歴代モデルの特徴と進化
カローラフィールダーは、2000年に初代モデルが登場して以来、3世代にわたり進化を重ねてきました。ここでは、初代モデルの特徴、2代目の進化点、3代目の新機能、そして後継車カローラツーリングとの違いについて詳しく解説します。
なお、後継車としてカローラツーリングが登場しましたが、カローラフィールダーの需要の高さもあり、2025年1月時点では併用して販売を続けています。
初代モデル(2000年~2006年)の特徴
初代カローラフィールダーは、2000年8月に登場し、新世紀の価値を追求した「NCV(New Century Value)」をコンセプトに開発されたステーションワゴンです。
エンジンは、エンジンは1.5L・110PS(81kW)、1.8L・136PS(100kW)、1.8L・190PS(140kW)、2.2L・ディーゼル(79PS/58kW)の4種類のラインアップでした。駆動方式はFFと4WDが選択可能で、用途に合わせて選べます。
グレードは、快適性重視の「X」、スポーティーな「S」、エアロパーツを装備した「Z AEROTOURER」が設定され、多様なニーズに応えています。安全面では、デュアルエアバッグやABS、ブレーキアシスト機能を全車標準装備し、信頼性の高い安全性能も魅力のひとつでした。
2代目モデル(2006年~2012年)の進化点
2代目カローラフィールダーは2006年に登場しました。「新しい尺度でのクルマづくり」をテーマに、世界初のワンタッチ格納リヤシートを採用し、使い勝手を高めました。
1.8Lと1.5Lの新エンジンを搭載し、Super CVT-iとの組み合わせで走行性能と燃費を両立させつつ、インテリジェントパーキングアシストやプリクラッシュセーフティシステムなどの先進安全装備を導入しています。また、排出ガス低減基準を達成し、燃費基準をクリアするなど環境性能も強化された点もポイントです。
3代目モデル(2012年~2020年)の新機能
3代目カローラフィールダーは、2012年5月に「カローラ アクシオ」と同時にフルモデルチェンジを果たしました。開発テーマは「大人4人が安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」です。
プラットフォームをヴィッツ系に変更し、日本市場に最適化した車として設計されました。ホイールベースは維持しつつ、全長を60mm短縮し、旋回性能を向上させています。一方で、後部座席の膝周りスペースを40mm拡大することで、快適性を高めています。
エンジンは1.5Lと1.8Lを引き続き採用しています。1.8Lエンジンではポンピングロスとフリクションを低減し、大幅な燃費向上を達成しました。
さらに、CVTとの協調制御を強化することで、加速性能もアップしています。1.5Lエンジンも大幅な改良が施され、新たに「Super CVT-i」を搭載し、燃費性能とレスポンスを向上させています。
後継車モデル「カローラツーリング」との違い
カローラフィールダーの後継モデルとしてカローラツーリングが2019年に登場しましたが、カローラフィールダーは2025年1月現在も併売されています。これは、カローラフィールダーが法人向けや営業車としての需要が高く、その5ナンバーサイズの扱いやすさが支持されているためです。
一方、カローラツーリングは3ナンバーサイズとなり、スタイリッシュなデザインや最新の安全装備を備え、個人ユーザー向けに訴求しています。また、エンジン性能やハイブリッドシステムも進化しています。
つまり、カローラフィールダーは実用性と経済性を重視する層に、カローラツーリングは快適性と先進性を求める層に向けて提供されているのです。
(参考:『カローラツーリング(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
カローラフィールダー|グレードの特徴
カローラフィールダーのグレードは1種類のみです。しかし、パワートレインや駆動方式、トランスミッションの違いによって4つのラインアップがあります。ここでは、それぞれの特徴や違いを詳しく見ていきましょう。
特に、ドライバーの操作感を重視する方に人気の高いマニュアルトランスミッション(MT)モデルの魅力は必見です。
グレードの特徴と違い
カローラフィールダーのグレードは「EX」のみですが、パワートレインや駆動方式、トランスミッションの違いにより、多彩な選択肢があります。
ハイブリッドモデルは2WD専用で電気式無段変速機を採用しており、燃費は27.8km/Lと高い性能を誇ります。ガソリンモデルは2WDと4WD、CVTと5速マニュアルから選択可能で、マニュアルモデルが選べる点も特徴のひとつです。
モデル |
特徴 |
ハイブリッド EX |
2WD、電気式無段変速機、燃費27.8km/L |
ガソリン EX |
2WD/4WD、CVT/5MT、マニュアル選択可 |
マニュアルトランスミッション(MT)モデルの魅力
カローラフィールダーのMTモデルは、現在では非常に希少な存在となっています。マニュアルトランスミッションを採用することで、ドライバー自身が直接的な操作感を楽しめます。特に運転好きの方は、スポーティーな走りを存分に堪能できるでしょう。
また、MTモデルの新車価格は178万6,400円で、200万円以下という予算で購入できる点もポイントです。
競合車種との比較と検討ポイント
カローラフィールダーは、ステーションワゴンとしての扱いやすさと積載性が魅力です。競合車種のシャトルと比較すると、シャトルのほうが荷室の広さや燃費性能で優れていますが、カローラフィールダーは信頼性の高い安全性能が強みです。
また、フィットやヴェゼルはコンパクトさやデザイン性が特徴ですが、価格帯やラゲッジスペースでカローラフィールダーが優位に立ちます。実用性とコストパフォーマンスを重視するなら、カローラフィールダーは最適な選択といえます。
車種 |
特徴 |
カローラフィールダー |
安全性能が高く、積載性に優れる |
シャトル |
荷室の広さや燃費性能で優れる |
フィット・ヴェゼル |
コンパクトさやデザイン性が特徴 |
カローラフィールダー|ハイブリッドモデルの魅力
カローラフィールダーのハイブリッドモデルは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、高い燃費性能と環境性能を両立させています。ここでは、ハイブリッドモデルの基本的な特徴や実際の燃費データについて詳しく解説します。
(参考:『カローラ・フィールダーはハイブリッドが人気!特徴をガソリン車と徹底比較!|中古車の【ネクステージ】』)
ハイブリッドモデルの基本的な特徴
カローラフィールダーのハイブリッドモデルは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、優れた燃費性能と環境性能を実現しています。これにより、燃料消費を抑えつつ、力強い加速とスムーズな走行が可能です。
また、停車中や低速走行時には電気モーターのみで走行するため、静粛性が高まり快適なドライブを楽しめます。さらに、エネルギー回生システムにより、減速時のエネルギーを蓄えて効率的に活用します。
このようにハイブリッドモデルは都市部から長距離まで、あらゆるシーンで経済性と快適性を感じられるでしょう。
実際の燃費データ
一般的に「実燃費はカタログ燃費の6割~7割程度」といわれています。カローラフィールダーの実燃費は データによると、ハイブリッドモデル(2WD CVT)の実燃費は約21.5km/L、ガソリンモデル(2WD CVT/5MT)は約16.3km/L、4WDモデル(CVT)は約12.8km/Lという数値が出ています。
実燃費は、走行する環境によって変わってきますが、急ハンドルや急ブレーキなど極端な走行を避けたり、エアコンの使用を控えたり、混雑した道を避けたりすることでカタログ燃費に近づけられるでしょう。また、定期的な車のメンテナンスも欠かせません。
(参考:『カローラフィールダーはハイブリッド車がおすすめ!燃費と中古車情報を含めて徹底解説!|中古車の【ネクステージ】』)
カローラフィールダー|最新の売買価格
ここからは、車選びに欠かせないカローラフィールダーの新車価格、中古車価格相場、そして買取価格相場についてチェックしていきましょう。
最新の価格情報を知ることで、お得にカローラフィールダーを購入できる可能性も高まります。また、買取価格も押さえておくと、リセールバリューの高さも把握できます。
新車価格
カローラフィールダーの新車価格は、約180万円から約235万円です。この金額は、グレードや装備内容によって異なり、オプションや取付費用は含まれていません。以下がグレード別の価格表です。
グレード |
新車価格 |
EX(ガソリン車・2WD・MT) |
178万6,400円~ |
EX(ガソリン車・2WD・CVT) |
191万5,700円~ |
EX(ガソリン車・4WD・CVT) |
205万9,800円~ |
EX(ハイブリッド車・2WD) |
235万9,000円~ |
(2025年1月時点)
中古車価格相場
中古車市場におけるカローラフィールダーの価格は、年式や走行距離によって大きく変動します。一般的に、最新の年式で走行距離が短い車両ほど、高値で取引される傾向にあります。
例えば、2022年式のモデルは約120万円から320万円で販売されており、2019年式の車両は約80万円から240万円を目安に購入可能です。
走行距離に関しても、短いほど価格は高くなります。例えば、0.1万km未満の車両は希少で高価ですが、走行距離が長くなると価格は下がる傾向にあります。
なお、ネクステージでは2025年1月時点で販売しているカローラフィールダーは1台です。1.5Xグレードの4WD、走行距離2万3,000kmで支払総額は149万9,000円です。
(参考:『カローラフィールダー(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
買取価格相場
カローラフィールダーの買取価格は、年式や走行距離、グレードによって大きく異なります。ネクステージでは、2022年式のEXグレードで183万8,000円、2016年式の1.5Gダブルバイビーグレードで175万9,000円、2015年式のハイブリッドGダブルバイビーグレードで161万5,000円という高額査定を実現しています。
特に新しい年式や走行距離の短い車両は、より高値での買取が期待できます。以下がネクステージでの直近の買取実績です。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
カローラフィールダー 特 Xライト |
2011年式 |
8万8,000km |
28万9,000円 |
カローラフィールダー 1.5Gエアロツアラー |
2012年式 |
10万km |
28万9,000円 |
カローラフィールダー 特 ハイブリッドGエアロツアラー・ダブルバイビー |
2013年式 |
11万4,000km |
53万7,000円 |
カローラフィールダー 1.5X |
2012年式 |
15万4,000km |
39万9,000円 |
カローラフィールダー 特 X HIDリミテッド |
2009年式 |
18万2,000km |
20万1,000円 |
(参考:『カローラフィールダー(トヨタ)のクルマ査定・買取相場|中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージなら人気のカローラシリーズも多彩にそろう!
カローラフィールダーをお探しの方は、豊富な在庫とお客さまファーストのサービスで定評のあるネクステージをぜひご利用ください。ネクステージは全国に店舗を展開する中古車販売店です。
日々のメンテナンスから車検・板金修理・買取・自動車保険まで、カーライフの全てをサポートしているネクステージは、「探しやすさ」と「選びやすさ」を最優先に考え、地域一番の大型店舗、各チャネルの店舗を展開しています。
どこにも負けない品ぞろえが自慢!全国からお取り寄せもOK
ネクステージでは、豊富な在庫からお客さまに最適なモデルをお選びいただけます。専任の熟練バイヤーが全国から厳選した車両を取りそろえており、業界最大級の在庫台数を誇るため、ご希望の一台がきっと見つかるでしょう。
全国の店舗からお取り寄せも可能ですので、お近くの店舗にない車両もスムーズにご案内可能です。全車両に詳しい点検と整備を実施しているので、購入後の不安も減らせます。
お客さまファーストの精神でお客さまの声を反映します!
ネクステージでは、お客さまファーストの精神を大切に、価格・品質・サービスの向上に努めています。
例えば、お客さまから「子どもがぐずってしまい、ゆっくり車選びができない」という声を反映し、キッズスペースやベビールームの設置を行い、家族で安心してご来店いただける環境を整えました。
また、「自分の車が整備されている様子を見たい」とのご要望に応え、整備工場の見学スペースを設け、作業の透明性を高めています。このようにネクステージでは、お客さまの声を受け止め、サービスの改善に取り組んでいます。
まとめ
カローラフィールダーは、広い荷室とスタイリッシュなデザインで人気のステーションワゴンです。2000年に初代モデルが登場して以来、3世代にわたり進化を重ねてきました。5ナンバーサイズということで扱いやすさに定評があり、2025年1月時点でも人気のモデルとなっています。
また、ハイブリッドモデルは30km/Lを超える優れた燃費性能を持ち、中古車市場では手ごろな価格で入手可能です。ネクステージでは、豊富な在庫と全国の販売拠点を生かし、お客さまひとりひとりに最適な中古車をご提案します。業界最大級の在庫車の中から、お気に入りの車をぜひ見つけてください。