プリウスの魅力やボディサイズ、性能や狙い目グレードを徹底解説!
プリウスは優れた燃費性能が魅力の車ですが、車選びではボディサイズも重要です。しかし、駐車スペースや運転に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、プリウスの特徴やボディサイズ、デザインなど魅力を紹介します。魅力を隅々まで理解し、あなたの車選びに役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・プリウスは世界初の量産型ハイブリッド乗用車として誕生したモデル。
・プリウスは3ナンバーサイズの普通自動車で全長は4.6mとミニバンに匹敵する。
・プリウスの狙い目グレードはPHEV Zグレード。
プリウスはどのような車?
5代目となったプリウスは高い環境性能だけでなく、デザイン面や走行性能も進化しています。スポーティーさを追求した先進的なデザインや快適性と機能性を両立させた室内空間が魅力です。ここでは、プリウスはどのような車なのか具体的な特徴を確認しましょう。
プリウスの概要
プリウスは世界初の量産型ハイブリッド乗用車として誕生し、2025年2月現在は5代目を販売しています。2023年には、第44回日本カー・オブ・ザ・イヤーで1位を獲得したことでも注目を集めました。
しかし、現代ではハイブリッドシステムの搭載は一般的になりつつあります。そんな中、プリウスはデビューからの強みである高い環境性能に加え、デザイン面や走行性能も進化させ人気を保持しています。
(参考:『プリウス(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
外観
プリウスのエクステリアは、スポーティーさを追求した先進的なデザインが特徴です。フロントフェイスには、ハンマーヘッドをモチーフとしたデザインが採用されており、コの字型のデイタイムランニングランプが先進性を感じさせます。
Bi-Beam LEDヘッドランプやターンランプ、LEDクリアランスランプなどのフルLED化により一層未来的な印象です。全体として低重心でスタイリッシュなスタイルを強調しています。
室内空間
プリウスの室内空間は、快適性と機能性を両立させた設計が特徴です。運転席には、視認性と操作性に優れたトップマウントメーターが採用され、必要な情報を効率的に確認できます。また、ディスプレイオーディオやステアリングスイッチの配置も、運転に集中できるよう工夫されています。
また、全ての乗員がゆったりと座れる広々とした空間を確保しているため、長時間のドライブも快適に過ごせるでしょう。最大410Lのラゲージ容量があるため、たくさんの荷物も積み込めます。
プリウスのボディサイズと室内サイズ
プリウスのボディサイズ
プリウスは、3ナンバーサイズの普通自動車です。ボディサイズは、同社のノアやヴォクシーなどのミニバンに匹敵する全長4.6mです。先代型よりも全長・全幅がひと回り大きくなり、全高が抑えられました。
プリウスのボディサイズ |
|
---|---|
全長 |
4,600mm |
全幅 |
1,780mm |
全高 |
1,420mm~1,430mm |
※2025年2月時点の情報です。
ボディサイズは、全長・全幅ともに全てのグレードで共通です。全高は、1.8Lハイブリッドモデルのみ10mm低い設定となっています。
プリウスの室内サイズ
プリウスの室内サイズは、プラグインハイブリッドモデルのみ高さが5mm高い設定です。
プリウスの室内サイズ |
|
---|---|
室内長 |
1,840mm |
室内幅 |
1,500mm |
室内高 |
1,130mm~1,135mm |
※2025年2月時点の情報です。
プリウスの燃費性能
プリウスの燃費はPHEVが26.0km/L、ハイブリッドモデルは26.7km/L~28.6km/L、KINTO専用のUグレードは30.7km/L~32.6km/Lです。
この数値だけを見るとハイブリッドモデルが最も燃費の良いグレードに思えるかもしれませんが、PHEVは電気自動車のように外部充電による電気のみを動力源としたモーターで走行できます。
充電電力使用時走行距離は87km、交流電力量消費率(電費)は134Wh/kmです。近所での買い物や通勤といった利用であれば、ガソリンを消費せず走行できます。
プリウスの安全性能
プリウスはToyota Safety Senseが全車に標準装備されており、安全性能に優れた車です。政府が交通事故防止対策の一環として区分している「セーフティ・サポートカーSワイド」にも該当します。ここでは、プリウスの安全性能について確認しましょう。
Toyota Safety Sence
プリウスは、Toyota Safety Senseが全車に標準装備されています。これは、単眼カメラとミリ波レーダーの2種類のセンサーにより、多くの状況でドライバーをサポートするものです。
例えば、歩行者や自転車を検知して衝突を防止するプリクラッシュセーフティ、車線のはみ出しを予防するレーントレーシングアシスト、車間距離を一定に保ち追従走行するレーダクルーズコントロールなど、さまざまな状況でドライバーをサポートします。
駐車支援機能 トヨタチームメイト[アドバンスト パーク]
プリウスのZグレードには、トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]が標準装備されています。これは、スイッチを押すと駐車に必要な操作を支援してくれるアドバンスト パークがさらに進化したものです。
従来の並列バック駐車に加え、前向き駐車、前向き出庫やバック出庫が可能となり、アクセル、ブレーキ、ステアリング、シフトに至るまで全操作を支援してくれます。
対応するスマートフォンの操作で駐車が可能なリモート機能や、縦列駐車にも対応しているため、運転を苦手に感じる方も安心して駐車できるでしょう。
プリウスの狙い目グレードは?
プリウスは、1.8LエンジンのUグレードがKINTO専用車のため、実質ハイブリッドモデルとPHEVモデルの2種類の設定といえます。それぞれZグレードとGグレードが選べますが、どのグレードを選ぶべきか悩む方もいるでしょう。
ここでは、プリウスの狙い目のグレードを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
狙い目のグレードはPHEV Zグレード
トップグレードに位置するPHEV Zグレードの新車価格は460万円、ハイブリッドZグレードの370万円に比べると、その価格差は90万円です。これほどの価格差であれば、PHEV Zグレードのほうが割高と思われる方も少なくないでしょう。
しかし、国は2035年までに乗用車新車販売で電動車100%を目標に掲げており、CEV補助金制度を設けています。プリウス PHEVの補助金は55万円なので、この金額を差し引くと両車の価格差を35万円に縮めることが可能です。
加えて、PHEV Zグレードは装備が充実しています。例えば、先行車や対向車の眩惑を抑えられるアダプティブハイビームシステム、12.3インチの上級ディスプレイオーディオなどです。
装備の違いを考慮すると、ハイブリッドZグレードよりPHEV Zグレードのほうが狙い目といえるでしょう。
PHEV Zグレードの注意点
プリウスの購入において狙い目といえるPHEVですが、急速充電ができないことには注意が必要です。先代のプリウスPHVでは急速充電器が使用できたのに対し、現行のPHEVでは廃止となりました。
これは街の急速充電スタンドは増えつつあるものの、電気自動車とPHEV車の全てを賄うには不足していると考えられていることが理由です。今後、急速充電スタンドの拡大が進めば、再び急速充電が可能になるかもしれません。
まとめ
プリウスのボディサイズは、同社のノアやヴォクシーなどのミニバンに匹敵する全長約4.6mです。グレード間におけるボディサイズ・室内サイズの違いはほとんどありません。
狙い目のPHEV Zグレードを新車購入する場合は、補助金を利用するとお得に購入できます。一方で、新車価格460万円から補助金額55万円を差し引いた405万円よりも安い中古ののPHEV Zグレードが手に入れば、購入予算を抑えつつ高い満足度が得られるでしょう。
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【この記事の執筆者】
松田 莉乃
過去の愛車は32GT-R、180SX、33Z。車の構造に興味を持ち「自分の車は自分で作りたい」という気持ちから自動車整備工場に勤務した経験を持つ。中古車買取査定員やタウン情報誌の編集部として仕事をした経験を活かし、主に車・タイヤ関係のメディアを対象に2020年からフリーランスのライター兼エディターとして活動中。
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