新型プリウスのグレードの違いは?装備と機能で選ぶ最適なグレード
プリウスの新型モデルが登場し、注目を集めています。しかし、複数のグレードが用意されており、どれを選べばよいのか迷ってしまう人もいるかもしれません。それぞれのグレードには、どのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、プリウスの各グレードを徹底比較し、最適な選択肢を提案します。グレード選びで失敗しないためのポイントを、しっかり押さえていきましょう。
※目次※
・新型プリウスは4つのグレードと、HEV・PHEVの2つのパワートレインで展開されている。
・新型プリウスの価格帯は大きく異なり、月額制のサブスクリプションモデルもある。
・新型プリウスは全グレードで「Toyota Safety Sense」を標準装備しているが、Zグレードにはより高度な機能も搭載されている。
プリウスの各グレードの基本情報と特徴の違い
新型プリウスは、4つのグレードとHEV・PHEVのラインアップで展開されています。グレードごとに異なる装備と価格設定がされており、幅広いニーズに応えているといえるでしょう。まずは、各モデルの基本的な特徴を紹介します。
(参考:『プリウス(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
プリウスの4つのグレードと特徴の違い
新型プリウスの各グレードは、以下のような特徴を持っています。
グレード |
特徴 |
Z |
最上位グレード 19インチアルミホイール 合成皮革シート シートヒーター 運転席オートスライドアウェイ シートベンチレーション シートポジションメモリー 12.3インチディスプレイオーディオ |
G |
19インチアルミホイール 上級ファブリックシート シートヒーター |
X |
法人向けのシンプルな装備構成 17インチアルミホイール ファブリックシート |
U |
KINTO専用モデル ソフトウエアアップグレード対応 17インチアルミホイール ファブリックシート |
各グレードではボディカラーの選択肢が異なり、利用シーンや予算に応じて最適なモデルを選べます。グレードごとの装備の違いにより、快適性と経済性のバランスを取ることができるでしょう。
プリウスのグレード別の外観デザインと内装の違い
Zグレードは、19インチ大径タイヤと専用アルミホイール、合成皮革シートなど高級感と快適性が最も優れています。Gグレードは、エレガントなデザインのアルミホイールと、上級ファブリックシートを採用しているのが魅力です。
Uグレードは17インチタイヤと樹脂フルキャップを組み合わせ、コストパフォーマンスが重視されています。リアコンビネーションランプの色味や、フロントグリルのデザインもグレード別に個性化を図っているのが特徴です。
4つのグレードがあるプリウスのHEVとPHEVの違い
HEVは従来型のハイブリッドシステムを採用し、WLTCモードで最大32.6km/Lの優れた燃費性能を発揮します。一方、PHEVは外部充電に対応し、満充電時に87kmのEV走行が可能です。
【選択のポイント】
・HEV:充電環境がなく長距離移動が多い人向け
・PHEV:充電設備があり短距離利用が多い人向け
使用環境や走行パターンに応じて、適切なモデルを選択しましょう。PHEVは充電の手間はありますが、日常的な移動を電気でまかなえる利点があります。
プリウスのグレード別価格と燃費性能の違い
新型プリウスを選ぶにあたって、価格と燃費性能を重視する人もいるでしょう。ここでは、各グレードの価格や燃費性能の違いを比較解説します。プリウスの各グレードの違いが明確になれば、購入を検討する際の判断材料になるでしょう。
違いがあるプリウスのグレード別価格
プリウスのグレード別価格帯は、装備内容や駆動方式によって大きく変動します。
グレード |
HEV 2WD |
HEV 4WD |
PHEV 2WD |
Z |
370万円 |
392万円 |
460万円 |
G |
320万円 |
342万円 |
390万円 |
X |
275万円 |
297万円 |
- |
U(KINTO専用車) |
月額1万8,480円~ |
月額2万350円~ |
- |
自身のニーズと予算に合わせて、グレードとオプションを慎重に選択しましょう。
違いがあるプリウスのグレード別燃費性能
新型プリウスのグレード別燃費性能は、エンジンタイプと駆動方式によって異なります。
グレード |
HEV 2WD |
HEV 4WD |
PHEV 2WD |
Z |
28.6km/L |
26.7km/L |
26.0km/L (EV走行距離87km) |
G |
28.6km/L |
26.7km/L |
26.0km/L (EV走行距離87km) |
X |
32.6km/L |
30.7km/L |
- |
U(KINTO専用車) |
32.6km/L |
30.7km/L |
- |
タイヤサイズも燃費に影響を与え、17インチタイヤ装着車では燃費が向上します。プラグインハイブリッド車の燃費性能は、19インチタイヤ装着車は26.0km/Lですが、17インチタイヤ装着車では30.1km/Lです。
EV走行距離も、19インチタイヤ装着車が87kmですが、17インチタイヤ装着車なら105kmまで伸びます。
プリウスのグレード別装備と機能の違い
プリウスの各グレードには、装備と機能で明確な違いが見られます。ここでは、安全装備や快適装備を中心に、グレードごとの特徴を見ていきましょう。グレード間の違いを理解することで、自身のニーズに合った最適なプリウスを選べます。
プリウスのグレード別安全装備と運転支援機能の違い
全グレードに先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が搭載され、以下の基本機能を備えています。
・プリクラッシュセーフティ
・レーントレーシングアシスト
・レーダークルーズコントロール
・パーキングサポートブレーキ
・ロードサインアシスト
・ドライバー異常時対応システム
・プロアクティブドライビングアシスト
・発進遅れ告知機能
Zグレードには、上記の他に「緊急時操舵支援」「アダプティブハイビームシステム」といった、高度な安全システムが標準装備されているのが特徴です。一方、XグレードとUグレードは基本的な安全機能に絞り、コストパフォーマンスを重視した構成となっています。
プリウスのグレード別快適装備と利便性機能の違い
最上位のZグレードには、以下の高級装備が標準搭載されています。
・12.3インチディスプレイオーディオ
・タッチセンサー付き合成皮革巻きステアリング
・ステアリングヒーター
・ワイヤレス充電器
・運転席8ウェイパワースポーティーシート
・前席シートベンチレーション
・前席シートヒーター
・パワーバックドア
Gグレードにも前席シートヒーターが搭載されていますが、基本的には必要十分な装備構成です。XグレードとUグレードも、基本的な装備構成のみとなっています。
プリウスのグレード別エンターテインメント機能と先進技術の違い
Zグレードには12.3インチの大型ディスプレイオーディオが搭載され、その他のグレードは8インチディスプレイオーディオが採用されています。いずれも高精細な地図表示や音楽・映像再生に対応し、Apple CarPlayやAndroid Autoでスマートフォン連携も可能です。
また、全グレードでT-Connectサービスが利用でき、車両状態の確認や遠隔操作、緊急時サポートなどを受けられます。車内Wi-Fi機能やデジタルキーといったコネクティッド機能も、グレードに応じて選択可能です。
グレードで違いがあるプリウス選びのポイント
新型プリウスのグレードは、ニーズに合わせて最適な選択をすることが重要です。各グレードの特徴や装備の違いを理解し、予算や使用目的に合わせて判断することで、満足度の高い車選びができます。最後に、プリウスのグレード選びの基準や評価を確認しましょう。
プリウスのグレード別の違いと検討ポイント
新型プリウスの各グレードは、以下のような特徴を持っています。
・Z(最上位):高級感と充実した装備、パワーバックドア標準装備
・G(標準):バランスの取れた装備構成で人気
・X(法人向け):価格を抑えたエントリーモデル
・U(KINTO専用):サブスクリプション向けの月額制モデル
グレード選択をする際には、上記のグレードごとの特徴を踏まえ、以下を検討しましょう。
・予算と価格帯の確認
・使用目的(日常使いか長距離が多いかなど)
・必要な安全機能や快適装備
・燃費性能(HEVかPHEVか)
・デザイン性の好み
グレードで違いがあるプリウス選びの具体的な判断基準
グレード選択では、予算と使用環境を最優先で考慮する必要があります。長距離ドライブが多い人には、運転支援機能が充実したZグレードが適しているでしょう。
Zグレードは、パノラミックビューモニターやアドバンストパークなどの先進安全機能を標準装備し、優れた快適性で高評価を得ています。一方、Gグレードはコストパフォーマンスの高さが魅力です。
また、HEVとPHEVの違いを理解し、燃費性能を踏まえた経済性も考慮しましょう。カタログだけでなく、実際の評価や試乗を通じて、乗り心地や使い勝手を確認することをおすすめします。
違いが顕著なプリウスの各グレードの評価
Xグレードは低価格と優れた燃費性能で、主に通勤で使用する人から支持を得ていますが、装備の簡素さに不満を抱く人もいるでしょう。
Gグレードは、エクステリアとインテリアの先進性が評価される一方、CVTのフィーリングには不満の声もあるようです。Zグレードは、最新の安全・快適装備が充実している半面、高価格がネックといえます。
とはいえ、全体的に燃費性能と先進技術のバランスが高く評価されている傾向です。
まとめ
新型プリウスは、4種類のグレードとHEV・PHEVの2タイプを展開し、多様なニーズに応えています。高グレードは先進装備が充実し、低グレードはコストパフォーマンスが良好です。
予算や必要装備、燃費性能などを総合的に検討し、自分のライフスタイルに合ったグレードを選びましょう。また、試乗を通じて実際の使用感を確認することも欠かせません。
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Z

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G

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Z

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Z

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Z

パノラマルーフ モデリスタフルエアロ 禁煙車 純正12.3型DA 全周囲カメラ 衝突軽減 パワーバックドア メモリー機能付パワーシート LEDヘッド フルセグ ETC2.0 モデリスタ19インチAW
X

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▼ライタープロフィール
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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