新車ヴォクシー購入ガイド!価格帯とグレード別の特徴を比較
トヨタのヴォクシーを、新車で購入しようと考える人もいるでしょう。現行のヴォクシーは、2022年1月に発売された4代目モデルです。どのような特徴を持ち、誰に向いた車なのでしょうか。
広々とした室内空間や最新の安全性能、燃費性能など、新車ヴォクシーの魅力を徹底解説します。家族での使用やビジネスでの活用など、さまざまなシーンで活躍するヴォクシーの真価を確認しましょう。
※目次※
・新車ヴォクシーは室内が拡大され、8人乗り対応や多彩なシートアレンジが可能。
・新車ヴォクシーは静粛性や加速性能に優れ、最新の安全・運転支援機能が充実している。
・新車ヴォクシーは家族利用に最適で、社員送迎・荷物運搬などビジネス用途にも対応する。
新車ヴォクシーの魅力とは
2022年1月に発売された新型ヴォクシーは、ミニバンの魅力を進化させた4代目モデルです。室内空間が大幅に向上し、乗り降りのしやすさも改善されました。以下では、新型ヴォクシーの詳細な特徴や、性能について解説します。
(参考:『ヴォクシー(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
2022年1月発売の新車ヴォクシーとは
2022年1月13日、トヨタ自動車から4代目となる新型ヴォクシーが発売されました。この新型モデルは、ミニバンの魅力である「乗り降りのしやすさ」と「広々とした室内空間」をさらに進化させています。
・TNGAプラットフォーム(GA-C)の採用による室内空間の拡大
・「ユニバーサルステップ」の導入による乗降性の向上
・最新の「Toyota Safety Sense」搭載による安全性の強化
新型ヴォクシーは、快適性と安全性を両立したミニバンです。
新車ヴォクシーのグレード別の価格と特徴
新型ヴォクシーは、「S-Z」と「S-G」の2つの主要グレードを展開しています。
【S-Zグレード】
・高級感と先進性を追求
・205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール
・スーパーUVカット機能付きフロントドア グリーンガラス(撥水機能付き)
・薄暮灯(LED)
・インパネ一体型センターコンソールボックス
・快適温熱シート(運転席・助手席)
・7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
・折りたたみ式大型サイドテーブル
・左右独立温度コントロール フロントオートエアコン
・リヤオートエアコン (リヤクーラー+リヤヒーター)
・価格帯:339万円~396万円
【S-Gグレード】
・実用性と経済性を重視
・205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール
・UVカットフロントドア グリーンガラス
・4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
・折りたたみ式サイドテーブル
・格納式センターボックス
・フロントオートエアコン
・リヤクーラー
・価格帯:309万円~366万円
ハイブリッド車は、ガソリン車に比べて約30万円ほど高くなっています。グレードの選択は、予算と求める装備のバランスを考慮して行うことが重要です。
新車ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車の違い
新型ヴォクシーのハイブリッド車とガソリン車の主な違いは、以下の通りです。
|
新車価格 |
パワートレイン |
燃費性能(WLTCモード) |
特徴 |
ハイブリッド車 |
約344万円~約396万円 |
新世代ハイブリッドシステム |
22.0km/L~23.0km/L |
・優れた燃費 ・静粛性 ・加速性能 |
ガソリン車 |
約309万円~約359万円 |
2.0Lエンジン+新開発のDirect Shift-CVT |
14.3km/L~15.0km/L |
・シンプルな構造 ・比較的低い維持費 |
選択の際は、走行距離や使用環境を考慮し、総合的に判断することが大切です。長距離ドライブが多い場合はハイブリッド車、短距離利用が中心の場合はガソリン車が適している可能性があります。
新車ヴォクシーの内装と快適性
新型ヴォクシーの内装は、快適性と機能性を追求し、家族での使用に最適化されています。広々とした室内空間や使いやすい収納スペースなど、乗る人全員に上質な乗車体験を提供するでしょう。以下、新型ヴォクシーの内装の特徴を詳しく解説します。
新車ヴォクシーの広々とした室内空間の特徴
新型ヴォクシーの室内空間は、快適さと機能性を兼ね備えています。主な特徴は以下の通りです。
装備 |
特徴 |
広々としたセカンドシート |
・ヘッドクリアランス:1,405mm ・左右席間距離:1,295mm |
超ロングスライド機能 |
・8人乗り:705mmのスライド ・7人乗り:745mmのスライド |
多彩なシートアレンジ |
・スーパーリラックスモード:リビングのようなくつろぎ空間 ・ビッグラゲージモード:大型荷物の積み込みに対応 |
これらの特徴により、新型ヴォクシーは家族旅行やレジャー、日常の買い物など、さまざまなシーンで快適に過ごせる空間を提供しています。優れた使い勝手が、この車の大きな魅力となっています。
新車ヴォクシーの使いやすい収納スペース
新型ヴォクシーの収納スペースは、使い勝手の良さが特徴です。
装備 |
特徴 |
運転席周りの収納 |
・シフト横小物入れ ・助手席アッパーボックス ・2段階引出し式センターホルダー |
大容量床下収納 |
・スーパーラゲージボックス ・フック付きデッキボード |
格納式センターボックス(8人乗り) |
・カップホルダー ・オープンボックス ・エコバッグフック |
これらの多彩な収納スペースにより、車内をスッキリと整理整頓でき、乗車人数や荷物の量に応じてフレキシブルに空間を活用できます。
新車ヴォクシーの最新の装備と快適機能
新型ヴォクシーは、最新の装備と快適機能を豊富に取り入れています。
装備 |
特徴 |
8インチディスプレイオーディオ |
・スマートフォン連携機能 ・コネクティッドナビ対応 |
コネクティッドサービス |
・スマホアプリからのエアコン操作 ・緊急時のオペレーター接続 |
快適装備(S-Zグレード) |
・両側パワースライドドア ・快適温熱シート |
2列目シートの装備 |
・充電用USB端子 ・エコバッグフック付き大型サイドテーブル |
非常時給電システム(ハイブリッド車) |
・AC100V・1,500Wアクセサリーコンセント |
最新の運転支援機能 |
・デジタルインナーミラー ・カラーヘッドアップディスプレイ |
これらの装備により、新型ヴォクシーは乗る人全員に快適で安全な移動空間を提供しています。
新車ヴォクシーの燃費性能と走行性能
新型ヴォクシーは、優れた燃費性能と走行性能を兼ね備えた大型ミニバンです。ハイブリッド車とガソリン車の両方で、同クラスの競合車を上回る燃費を実現しています。ここでは、新型ヴォクシーの燃費性能や走行性能、安全性能について見ていきましょう。
新車ヴォクシーの燃費性能
新型ヴォクシーの燃費性能は、グレードと駆動方式によって以下のように異なります。
【ハイブリッド車】
・S-Z/S-G (2WD):23.0km/L
・S-Z/S-G (E-Four):22.0km/L
【ガソリン車】
・S-Z/S-G (2WD):15.0km/L
・S-Z/S-G (E-Four):14.3km/L
ハイブリッド車とガソリン車の燃費差は、同じS-Zグレード2WDの場合、1Lあたり約8kmにもなります。この差は、年間の維持費に大きく影響するでしょう。
新型ヴォクシーは、トヨタ初の新世代ハイブリッドシステム(1.8L)やガソリン車の2.0Lエンジンと、最新CVTの組み合わせにより、同クラスの競合車と比較しても優れた燃費性能を実現しています。
実燃費は、運転環境や方法によって変動しますが、新型ヴォクシーは大型ミニバンでありながら、優れた燃費性能と力強い走りを両立させているのが強みです。
新車ヴォクシーの走行性能
新型ヴォクシーの走行性能と乗り心地の主な特徴は、以下の通りです。
走行性能 |
特徴 |
TNGAプラットフォームによる向上 |
・高剛性ボディ ・サスペンション改良 |
パワートレイン |
・ハイブリッド車:1.8Lハイブリッドシステム ・ガソリン車:2.0LダイナミックフォースエンジンとDirect Shift-CVT |
4WDシステム |
・ハイブリッド車:E-Four(モーター出力向上) ・ガソリン車:路面状況に応じた自動駆動力配分 |
静粛性 |
・広範囲に防音材を配置 |
新型ヴォクシーは、快適な乗り心地と力強い走りを両立し、さまざまな路面状況で安定した走行を実現します。
新車ヴォクシーの最新の安全性能と運転支援機能
新型ヴォクシーの安全性能と運転支援機能は、以下の通りです。
安全性能 |
運転支援機能 |
Toyota Safety Sense(全車標準装備) |
・プリクラッシュセーフティ ・緊急時操舵支援機能 他 |
トヨタ チームメイト(オプション) |
・アドバンスト ドライブ(渋滞時支援) ・アドバンスト パーク(遠隔操作可能) |
その他の安全機能 |
・ブラインドスポットモニター ・安心降車アシスト |
これらの先進技術により、新型ヴォクシーは安全性を高めながら、快適なドライブ体験を提供します。日常的な運転から高速道路の渋滞時、駐車時まで、幅広いシーンでドライバーをサポートするでしょう。
新車ヴォクシーの維持費とカスタマイズ
新車ヴォクシーを購入する際、維持費やカスタマイズについても考慮する必要があります。ここでは、「維持費の詳細」「人気のカスタマイズオプションやアクセサリー」「最新の納期情報」について見ていきましょう。
新車ヴォクシーの維持費
新型ヴォクシーの主な維持費項目は、以下の通りです。
・ガソリン代
・税金:自動車税種別割、自動車重量税、環境性能割
・保険:自賠責保険、任意保険
・車検代:3年目以降2年に1回
・メンテナンス費用:オイル交換、タイヤ交換など
長期的には、ハイブリッド車のほうが維持費を抑えられる傾向にあります。初期費用や使用状況を考慮し、自身のライフスタイルに合った選択が重要です。
新車ヴォクシーの人気のカスタマイズオプションとアクセサリー
新型ヴォクシーの、主な人気カスタマイズオプションとアクセサリーには以下があります。
項目 |
オプション・アクセサリー |
外観 |
・プロジェクター式LEDヘッドランプ ・特徴的なリヤコンビネーションランプ ・17インチ/16インチアルミホイール |
室内快適性 |
・セカンドシートのオットマン ・セカンドシートのシートヒーター |
利便性 |
・ハンズフリーデュアルパワースライドドア ・パワーバックドア |
エンターテインメント |
・12スピーカープレミアムサウンドシステム ・13.2型有機EL後席ディスプレイ |
これらのオプションを組み合わせることで、個性的なヴォクシーにカスタマイズできるでしょう。
新車ヴォクシーの納期情報
新型ヴォクシーの納期は、2024年10月現在も遅延が続いています。公式サイトでは「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっており、半年~1年以上の待ち時間が予想されるでしょう。
早期入手を希望する場合、複数のディーラーを回ったり、キャンセル待ちを利用したり、人気グレード・カラーを選んだりなどの方法があります。また、登録済未使用車や状態の良い中古車を検討することで、納期を大幅に短縮できる可能性があるでしょう。
新車ヴォクシーのメリットと適した使用者
新型ヴォクシーは、多彩な魅力と高い実用性を備えた一台として注目を集めています。広々とした室内空間や最新の安全技術、優れた燃費性能など、さまざまな特徴を持ち、家族での使用やビジネスシーンでも活躍が期待できるでしょう。
最後に、新型ヴォクシーの主なメリットや、家族・ビジネス両面での活用方法について詳しく解説します。
新車ヴォクシーの主なメリット
新型ヴォクシーは、先進的なデザインと高い機能性を兼ね備えた魅力的なミニバンです。主なメリットには、以下が挙げられます。
・広々とした室内空間と使い勝手の良さ
・最新の安全技術や快適装備の充実
・優れた燃費性能(ハイブリッド車とガソリン車の両方)
特筆すべき機能は、トヨタ初の車両側面両側に配置した「パワーバックドア開閉スイッチ」や、世界初のフリーストップバックドアです。新世代のハイブリッドシステムやTNGAプラットフォームの採用により、環境性能と走行性能の両立も実現しています。
新車ヴォクシーが家族での使用に適した理由
新型ヴォクシーは、家族での使用に最適な特徴を多数備えています。
・広々とした室内空間(8人乗りのセカンドシートは最大705mmのロングスライド可能)
・多彩なシートアレンジ
・先進の安全技術(Toyota Safety Sense、安心降車アシストなど)
・充実した快適性(パワーバックドア、多彩な収納スペースなど)
子育て世代の日常使いから長距離ドライブまで、家族のさまざまなニーズに応えるでしょう。安全性と快適性を両立させた新型ヴォクシーは、家族のための理想的な車両といえます。
新車ヴォクシーのビジネスでの活用方法
新型ヴォクシーは、ビジネスシーンでも多様な活用が可能な多目的車です。その特徴は、以下の点で際立っています。
・広々とした室内空間:商談や移動オフィスとして利用可能
・最大8人乗りの設定:社員の送迎や取引先との同乗に適している
・十分な荷室容量:サンプルや商品の運搬に便利
・パワーバックドア:荷物の積み下ろしがスムーズ
・優れた燃費性能(特にハイブリッドモデル):長距離移動の多い営業職に経済的
また、先進の安全装備や運転支援機能により、長時間の運転の疲労軽減も期待できます。新型ヴォクシーは、ビジネス用途でも快適性と機能性を両立する一台といえるでしょう。
まとめ
新車ヴォクシーは、家族向けミニバンとして高い人気を誇ります。2022年1月に発売された新型モデルは、従来の魅力を保ちながら進化を遂げました。ハイブリッド車とガソリン車から選べ、燃費性能や走行性能はグレードごとに異なります。
内装は、広い空間と使いやすい収納、充実した快適機能が特徴です。安全性能や運転支援機能も強化され、ファミリーだけでなくビジネス利用にも適しています。豊富なカスタマイズが用意されているので、自分好みの一台に仕上げてみてはいかがでしょうか。
【この記事の執筆者】
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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