ハリアーハイブリッドの歴史!歴代モデルの特徴や燃費、中古車相場も解説!
ハリアーハイブリッドは、そのデザインや走行機能が魅力的なSUVです。ハリアーハイブリッドの購入を検討する際、ハリアーハイブリッドにはどのような特徴があるのか、燃費はどのくらいなのか気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、2003年より発売されているハリアーハイブリッドの歴史、歴代モデルの特徴を解説します。中古車相場・買取価格も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
5.人気が高いハリアーハイブリッドの購入は中古車がおすすめ!
・ハリアーハイブリッドはラグジュアリーSUVの先駆けとなったハリアーのハイブリッドモデル。
・現行モデルは2020年に発表された4代目ハリアー。
・ハリアーハイブリッドの中古車はネクステージで見つけよう。
トヨタの人気SUVハリアーハイブリッドの歴史
トヨタの人気SUVであるハリアーは、1997年に販売を開始しました。2003年に発売された2代目からハイブリッドモデルが追加され、現在発売されている4代目にはプライグインハイブリッドモデルも設定されています。
ここでは、ハリアーハイブリッドの歴史を歴代モデルの年表とともに見ていきましょう。
2代目ハリアーからハイブリッドモデルが登場
2代目ハリアーは「基本性能を備えたラグジュアリーSUV」をコンセプトとし、2003年に発売されました。
ハイブリッドモデルが登場したのは、フルモデルチェンジの2年後となる2005年です。「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」を基本理念に、新開発のハイブリッドシステム「THS II」が搭載されました。
ハイブリッドモデルの4WDモデルには、電気式4WDシステム「E-Four」を搭載しています。高い環境性能と燃費性能、動力性能を実現しました。
(参考:『ハリアーのハイブリッド車とは?ガソリン車との比較や種類を解説|新車・中古車の【ネクステージ】』)
現行ハリアーはプラグインハイブリッドモデルを設定
2013年に3代目ハリアーへモデルチェンジされ、2020年に発売されたのが現行モデルの4代目ハリアーです。これまでのブランドイメージを踏襲しながらも、より美しいフォルムへと生まれ変わりました。
4代目ハリアーは、2022年にプラグインハイブリッドシステム搭載車を発売しています。プラグインハイブリッドモデルは環境への優しさと優れた操縦安定性を両立しており、カーボンニュートラルに向けたトヨタの取り組みのひとつです。
ハリアーハイブリッド現行モデルまでの歴代年表
以下は、ハリアーハイブリッドが登場した2代目から現行モデルまでの歴史をまとめた一覧です。
世代 |
モデルチェンジ時期 |
ハイブリッドモデル発売時期 |
初代ハリアー |
1997年12月 |
- |
2代目ハリアー |
2003年2月 |
2005年3月 (初代ハイブリッドモデル) |
3代目ハリアー |
2013年12月 (2代目ハイブリッドモデル) |
|
4代目ハリアー (現行モデル) |
2022年10月 (ハイブリッド・プラグインハイブリッド共に) |
(参考:『ハリアーハイブリッド(トヨタ)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
初代ハリアーハイブリッドの特徴
初代ハリアーハイブリッドはエコとパワーの両立を目指す「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」をコンセプトとし、2005年3月に発売されました。最先端技術VDIMを採用し、動力性能と操縦性、走行安定性を追求しているのが特徴です。
ここでは、初代ハリアーハイブリッドの基本スペックや魅力、燃費を解説します。
基本スペックと走行性能
初代ハリアーハイブリッドの基本スペックは以下の通りです。
グレード名 |
駆動方式 |
シフト |
排気量 |
乗員人数 |
ベースグレード |
フルタイム 4WD |
CVT |
3,310cc |
5名 |
Lパッケージ |
||||
プレミアムSパッケージ |
||||
Lパッケージ・ アルカンターラ プライムバージョン |
初代ハリアーの搭載エンジンは、3.3LのV6 VVT-iエンジンです。これに新開発のTHS IIに電気式4WDシステムのE-Fourを組み合わせることで、ガソリンエンジン車とは違う力強い加速を実現しました。
E-Fourはパワー・ブレーキ・ステアリングをバランス良く統合制御でき、VDIMは車両姿勢を安定させられるため、車両運動性能も引き出されています。
エクステリアとインテリアの魅力
初代ハリアーハイブリッドは、リアコンビネーションランプ、バンパー、グリル、アルミホイールなどがベースモデルと異なる専用デザインです。
Lパッケージは18インチホイールとなり、上級オーディオを備えています。最上級グレードのプレミアムSパッケージでは、ダークスモーク処理のされた専用ヘッドランプエクステンションや本革シート、ヒーターを備えた高級感のある仕様です。
フロントウインドシールドには中間膜を追加し、遮音性を高めました。さらに、高遮音性ガラスを採用することで高い静粛性を実現しています。
ラゲージルームにはAC100V・100Wのアクセサリーコネクターを設置し、利便性と機能性を向上させました。
カタログ燃費と実燃費の比較
初代ハリアーハイブリッドのカタログ燃費(10・15モード)は17.8km/L、実燃費は11.3km/Lです。
カタログ燃費は一定の条件下で走行した燃費、実燃費は実際の道路をさまざまな状況下で走行した際に測定した燃費のため、差が出ることがあります。
実燃費は、カタログ燃費より20%~30%低くなるのが一般的です。燃費達成率は約64%となっており、実燃費とカタログ燃費の差が平均よりも大きいといえます。
(参考:『ハリアーハイブリッド(トヨタ)の燃費情報|新車・中古車の【ネクステージ】』)
(参考:『ハリアーはガソリン車とハイブリッド車どちらを選ぶ?燃費や維持費の違いをチェック|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2代目ハリアーハイブリッドの特徴
2代目ハリアーハイブリッドは「高級・進化・新規」をキーワードとし、2014年に発売されました。ハリアーの持つ「革新・先進・高級・ハイコストパフォーマンス」というブランド価値を受け継ぎつつも、次の時代に向けた指標となる1台を目指しています。
ここでは、2代目ハリアーハイブリッドの基本スペックや魅力、燃費を見てみましょう。
基本スペックと走行性能
2代目ハリアーハイブリッド最終モデルの基本スペックは、以下の通りです。
グレード名 |
駆動方式 |
シフト |
排気量 |
乗員人数 |
エレガンス |
フルタイム4WD |
CVT |
2,493cc |
5名 |
プレミアム |
||||
プレミアム メタル アンド レザー パッケージ |
||||
プログレス |
||||
プログレス メタル アンド レザー パッケージ |
2代目ハリアーハイブリッドも、全てのグレードにおいて駆動方式・シフト・排気量・乗員人数に違いはありません。
パノラミックビューモニターやレーンディパーチャーアラートといったトヨタ初の装備を採用し、高い安全性と利便性を実現しました。
また、吸遮音材を効果的に配置して静粛性を高め、サスペンションを改良して乗り心地も向上させています。
エクステリアとインテリアの魅力
2代目ハリアーハイブリッドは、ハリアー独自のデザイン要素を取り入れたスタイリングと、高級感のあるインテリアが特徴です。
エクステリアは「Elegant Velocity」をテーマに、伸びやかさと勢いが表現されています。歴代のハリアーのスタイリングを守りながらも、長いフロントオーバーハングと短いリアオーバーハングによる絶妙なバランスが魅力です。
インテリアは「Rich Simplicity」をテーマとし、丁寧な手仕事による仕立ての良さ、高級感を表現しています。後部座席とラゲージスペースを拡大したことで、快適性を向上させました。
カタログ燃費と実燃費の比較
2代目ハリアーハイブリッドのカタログ燃費(JC08モード)は21.8km/L、実燃費は13.8km/Lです。2代目ハリアーの燃費達成率は64.6%で、初代ハリアーの燃費達成率が63.9%だったのに対し、達成率はわずかですが上がっています。
2代目ハリアーハイブリッドは、省エネ法に基づき定められている燃費目標基準の「平成27年度燃費基準+ 10%」を達成しました。燃費性能が向上した理由として、2.5L 2AR-FXEエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたことが挙げられます。
現行ハリアーハイブリッドの特徴
2020年6月に発売された現行ハリアーハイブリッドは、実用性と人の心を優雅に満たしてくれる感性品質を重視し、開発されました。SUVというカテゴリーを超えて、ハリアーハイブリッドは人生を豊かにするパートナーだと位置付けています。
ここでは、現行ハリアーハイブリッドの基本スペックや魅力、カタログ燃費と実燃費を見てみましょう。
基本スペックと走行性能
現行ハリアーハイブリッドの基本スペックは以下の表の通りです。
グレード名 |
駆動方式 |
シフト |
排気量 |
乗員人数 |
新車価格 (税込み) |
G |
FF |
CVT |
2,487cc |
5名 |
411万9,000円 |
E-Four |
433万9,000円 |
||||
Z |
FF |
462万8,000円 |
|||
E-Four |
484万8,000円 |
||||
Z レザーパッケージ |
FF |
492万8,000円 |
|||
E-Four |
514万8,000円 |
||||
Z(プラグインハイブリッド) |
E-Four |
620万0,000円 |
(2024年5月時点の情報です)
現行ハリアーハイブリッドは、グレードがS・G・Zの3グレードとなり、それぞれ2WDと4WDが選べるようになりました。エンジンが2.5Lのダイナミックフォースエンジンに変更されたことにより、優れた動力性能と低燃費を実現しています。
人が乗っていない席を自動で感知して空調を抑制するフルオートエアコン、スマートフォンを接続して使えるディスプレイオーディオなど便利な機能も搭載されました。
エクステリアとインテリアの魅力
現行のハリアーハイブリッドは、フロントからリアへの形状がティアドロップ形となっており、シンプルながらも強い動感が表れたデザインです。ランプデザインは、リアビューにさらに個性を与えます。
インテリアでは、インストルメントパネルにパイピングオーナメントを採用し、メタルラッチ加飾をあしらうことで感性の高い大人の空間へと進化しました。
センターコンソールは、乗馬の鞍(くら)をイメージしたシルエットが特徴です。触り心地の良さからも、ラグジュアリーSUVらしい上質さを感じられるでしょう。
カタログ燃費と実燃費の比較
現行ハリアーハイブリッドのカタログ燃費(WLTCモード)は22.3km/L、実燃費は17.9km/Lです。現行ハリアーからは、2018年10月より表示の義務化がされたWLTCモードでの燃費表示がされています。
WLTCモードは日本独自の試験方法であったJC08モードに代わる燃費表示で、日本だけでなく世界でも使われています。JC08モード燃費と異なり、市街地・郊外・高速道路の3つの走行モードで構成されていることが特徴です。
現行ハリアーハイブリッドの燃費達成率は約80%で、前モデルよりも大幅に燃費が向上しています。
人気が高いハリアーハイブリッドの購入は中古車がおすすめ!
現在多くの都市型SUVが数多く発売されていますが、その先駆けとなったのがハリアーです。ハリアーハイブリッドは、現行モデルだけでなく過去のモデルも人気が高く、中古車市場にも多く流通しています。
ここでは、ハリアーハイブリッドの中古車価格と買取価格の相場を見てみましょう。
中古車価格の相場
ハリアーハイブリッドの中古車価格の相場は、初代・2代目・現行モデルによってそれぞれ異なります。それぞれの中古車価格の相場は以下の表の通りです。
モデル名 |
中古車相場(税込み) |
初代ハリアーハイブリッド |
119万9,000円 |
2代目ハリアーハイブリッド |
189万9,000円~489万9,000円 |
現行ハリアーハイブリッド |
319万9,000円~549万9,000円 |
(2024年5月時点の情報です)
現行のハリアーハイブリッドは中古車でも300万円を超えますが、初代ハリアーハイブリッド、2代目ハリアーハイブリッドであれば、100万円~200万円代で購入できるモデルもあります。
新車では予算を超えてしまうという場合は、過去のモデルに目を向け、中古車市場を探してみるとよいでしょう。
(参考:『ハリアーハイブリッド(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
買取価格の相場
ハリアーハイブリッドの買取価格は、グレードや走行距離、色などによって異なります。
ネクステージでは、2代目以降のハリアーハイブリッドの買取実績があり、最も多く買取されているのは2021年式です。現行モデルでは、2023年式が多く取引されています。以下は、2代目と現行モデルの買取実績の一例です。
グレード名 |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
G |
2020年式 |
2万8,727km |
204万3,000円 |
Z レザーパッケージ |
2021年式 |
2万9,237km |
368万9,000円 |
Z レザーパッケージ |
2023年式 |
5,035km |
471万5,000円 |
Z |
2023年式 |
2,278km |
413万8,000円 |
(2024年5月時点の情報です)
(参考:『ハリアーハイブリッド(トヨタ車)の買取相場・査定実績一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
中古のハリアーハイブリッドをネクステージで探そう!
ハリアーハイブリッドは過去のモデルも含めて人気が高く、中古車市場での流通が盛んです。新車では手が届きにくい方も、中古車であれば幅広いモデルや価格から理想のハリアーハイブリッドを見つけられるでしょう。
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まとめ
ハリアーハイブリッドは、2代目ハリアーが登場した2年後の2005年に追加されました。洗練されたデザインと、ハイブリッドシステム「THS II」による力強い走りが特徴です。
現行モデルは「G」「Z」「Z レザーパッケージ」の3つで構成され、Zグレードにはプラグインハイブリッドモデルが加わりました。プラグインハイブリッドモデルは走行性能を高め、伸びやかな加速と優れた操縦安定性を実現しています。
ハリアーハイブリッドは、中古車市場へ流通が多いことから選択肢も豊富です。数ある中古車の中からお気に入りの1台を購入したいという方は、ぜひネクステージご相談ください。