ルーミーの新型はいつ発売?モデルチェンジによる変化や特徴を解説
ルーミーは、広々とした室内空間と便利なパワースライドドアなど、ミニバンの魅力も兼ね備えたコンパクトカーです。これまでマイナーチェンジはしてきましたが、フルモデルチェンジが行われていません。新型モデルはいつ販売されるのでしょうか。
この記事では、ルーミーの新型モデル販売開始時期、兄弟関係にあるトールとタンクの特徴を紹介します。最後まで読むことで、ルーミーの新型モデルが登場しない理由や販売開始時期の目安が理解できるでしょう。
※目次※
・ルーミーは2016年11月に誕生して以来、マイナーチェンジのみでフルモデルチェンジされていない
・2023年秋ごろに新型モデルが登場する予定だったが、ダイハツの不正問題があったことで延期されている
・2024年に販売される情報もあるが、メーカーの正式発表を待とう!
ルーミーの新型はいつ登場する?
ルーミーは、トヨタが2016年11月から販売を続けるコンパクトカーです。初代モデル誕生以降、マイナーチェンジは行われていますが、フルモデルチェンジが行われていません。
ここでは、ルーミーの概要、ルーミーの新型モデルが登場すると予測される時期を紹介します。
(参考:『ルーミー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トールのOEM車として登場したルーミー
OEMは、他メーカーで製造した車を自社商品として販売することです。外観はよく似ていますが、エンブレムは各販売元のものが取り付けられます。
トヨタは、ダイハツから軽自動車やコンパクトカーなどさまざまな車種のOEM供給を受けており、ルーミーもそのひとつです。OEM元のダイハツではトールという車名で販売し、OEM供給先のトヨタではエンブレムを変えて「ルーミー」という車名で販売しています。
2016年11月、ダイハツでトールが販売開始される同じタイミングで、トヨタではルーミーの販売がスタートしました。
2024年中盤ごろの新型登場に期待
マイナーチェンジの時期から考え、ルーミーの新型モデルは、2023年秋ごろに登場すると予想されていました。しかし、ダイハツの不正行為が判明したことで、2024年中盤ごろの登場が期待されています。
新型モデルでは、DNGAプラットフォームの採用、燃費性能や安全性能の向上、先進装備の追加などが行われ、先代モデルよりも魅力がアップする見込みです。正式な販売開始日は発表されていないことから、メーカーの発表を待ちましょう。
ルーミーは新型登場による世代交代が未経験
「1LD-CAR」を車両コンセプトとして誕生したルーミーは、多彩なシートアレンジやパワースライドドアなど、ミニバンが持つ魅力をコンパクトボディに凝縮しています。初代モデル誕生以降、ルーミーはフルモデルチェンジが行われていません。
ここでは、初代モデル誕生とマイナーチェンジの内容を紹介します。
2016年に販売開始
ルーミーはミニバンの魅力を詰め込んだコンパクトカーとして、2016年11月に初代モデルが誕生しました。乗降性をアップするパワースライドドア、ゆったりとくつろげる広々とした室内空間、豊富なシートアレンジなどを採用することで、ファミリーユーザーをはじめとした幅広いユーザーのライフスタイルにマッチします。
ボディカラーには、新たに開発したレーザーブルークリスタルシャイン、インペリアルゴールドクリスタルメタリック、ブリリアントカッパークリスタルマイカが設定されました。
2020年にマイナーチェンジを実施
現在販売されているルーミーは、2020年9月にマイナーチェンジされたモデルです。このマイナーチェンジでは、デザイン・安全性能・快適性の変更が行われました。
デザイン面の変更点は、フロントフェイスのデザイン、ボディカラーの新色追加です。先代モデルから受け継ぐ広い室内空間はそのままに、シート形状や表皮も変更されました。
安全性能の変更点は、スマートアシストの全車標準装備です。衝突回避支援ブレーキ機能と衝突警報機能の検知対象に二輪車や夜間の歩行者も加わった他、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールも追加されました。
快適性の変更点は、9インチディスプレイオーディオのメーカーオプション設定、ウェルカムパワースライドドアの標準装備です。
ルーミーは5人が余裕を持って乗れるサイズの車
ルーミーは、全長3,700mm~3,705mm×全幅1,670mm×全高1,735mmのコンパクトな5ナンバーサイズでありながら、室内空間が広く使い勝手に優れているのが特徴です。シートアレンジの豊富さなど、乗車定員が5人でもルーミーが便利に感じるポイントを紹介します。
シートアレンジで使い勝手が広がる
ルーミーのリアシートは、6:4分割可倒式です。左右それぞれスライドできるため、荷物の大きさや量、乗車人数に柔軟に対応します。
ダイブイン機構を利用して左右のリアシートを前方へ格納すると、荷室スペースの拡大が可能です。荷室からフラットなスペースが広がることで、自転車やカーペットなどの長い荷物も載せられます。また、フロントシートをリクライニングすれば車中泊も可能です。
便利な両側パワースライドドア
両側パワースライドドアは、スイッチ操作のみで簡単に開閉できるのが魅力です。荷物や子どもを抱えた状態でも、スムーズに乗り降りできます。
挟み込み防止機能や、車内からスライドドアを間違えて開けることを防ぐチャイルドプロテクターも備わっているため、子育て中の方でも安心です。
電子カードキー所持中は、パワースライドドアが閉まる途中でフロントドアにあるリクエストスイッチを押すだけで施錠予約ができます。ゆっくりと動くパワースライドドアを最後まで待つ必要がありません。
2種類のデザインをラインアップ
ルーミーには標準グレードの他、カスタムグレードもラインアップしています。それぞれエクステリアデザインが異なるため、好みのエクステリアデザインを選びましょう。
標準グレードは、アクティブさとカジュアルさを融合させたエクステリアデザインです。フロントフェイスには、大開口で存在感のあるグリルにメッキのフロントガーニッシュが採用されています。
カスタムグレードは、ヘッドライトデザインをシャープに仕上げたエクステリアデザインです。フロントフェイスにはメッキのフロントグリル、専用メッキフロントガーニッシュが採用され、高級感と力強さを表現しています。
軽自動車のように小回りが利く
小回りの利きやすさは最小回転半径で判断でき、最小回転半径が小さいほど小回りが利きます。ルーミーの最小回転半径は4.6m~4.7m(グレード別)となり、普通自動車ながら軽自動車に相当するほどの性能です。
小回りが利くと狭い道でも運転しやすく、駐車場でのハンドルの切り返しも少なく済みます。運転のしやすさを重視した方にもルーミーはおすすめです。
ルーミーの兄弟車はトールとタンク
トヨタには、かつてルーミーの兄弟車「タンク」がラインアップしていました。ルーミーとタンクはトヨタが販売する車ですが、どちらもダイハツ トールのOEM車としてダイハツが製造しています。OEM元のトールとどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、ダイハツが販売するトール、トヨタ タンクの特徴を紹介します。
ダイハツ トール
ルーミーとOEM関係にあるトールは、ダイハツで製造・販売する車です。ダイハツがこれまで軽自動車の開発で培ったパッケージング技術をトールへと応用することで、軽自動車クラスの取り回しやすさがありながら、ゆとりある室内空間を実現しました。
ダイハツの人気軽自動車「ムーヴ」の知見を生かした高剛性ボディやDサスペンションの採用により、ロングドライブも楽しめるほどの高い基本性能を誇ります。
(参考:『トール(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ タンク
タンクは、ルーミーにはない「ダイナミックさ」を表現したデザインが特徴です。
ヘッドライトデザインは切れ長にし、大開口のアンダーグリルを組み合わせることで躍動感を表現しています。ルーミーとボディサイズや室内寸法の差はなく、広々とした室内空間で過ごせるのが魅力です。
ルーミーとは違った個性的なエクステリアデザインが魅力のタンクですが、2020年9月に行われたマイナーチェンジのタイミングで生産が終了しました。
生産終了後、タンクのカスタムグレードに採用されていたフロントグリルデザインなどは、ルーミーのカスタムグレードへと受け継がれています。
(参考:『タンク(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
ルーミーは、ダイハツ トールのOEM車として2016年11月に初代モデルの販売が開始されました。ルーミーの新型モデルは2023年秋ごろに登場すると予想されていましたが、ダイハツの検査不正問題の影響を受け、2024年中盤ごろに登場することが期待されています。
最大で5人乗車できるだけでなく、小回りの利きやすさやスライドドアの採用など、ファミリーユーザーにとっても魅力的な車です。新型では燃費性能の向上、先進装備の追加も期待されます。新型のルーミーを購入する予定の方は、メーカーの発表を待ちましょう。
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【この記事の執筆者】
畠山達也
自動車Webライター
自動車免許のほか、一級自動車整備士、フォークリフト運転免許などを保有するライター。自動車メーカーや部品業界に携わった際の知識や経験を活かし、Webメディアを通して「車の楽しさ」を発信している。
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