全13色!トヨタ「スープラ」のボディカラーを一挙紹介
スープラは、トヨタのフラッグシップスポーツカーです。スポーツカーを選ぶ基準は人それぞれですが、デザインに加えボディカラーのラインアップを重視しているという方もいるでしょう。現在5代目となるスープラには、どのようなカラーバリエーションがあるのでしょうか。
この記事では、スープラに設定されている色を現行モデル、限定・廃盤モデルに分けて紹介します。この記事を読むことで、新車・中古車問わず自分に合ったスープラを見つけられるでしょう。
※目次※
・現行のスープラは2019年にデビューした5代目モデル。5色のボディカラーが選べる
・スープラには中古車でしか買えない4色の廃盤カラーと4色の限定カラーがある
・スープラの内装カラーはグレードごとに異なり、シート素材もグレードで変わる
鮮やかな色合いが目を引くトヨタ「スープラ」
スポーツカーは、セダンやSUVに比べボディカラーが鮮やかです。スープラも同様に、キャラクターやデザインを引き立てる鮮やかなカラーがラインアップしています。
はじめに、スープラの概要と歴史、ボディカラーによる中古車相場の違いを見てみましょう。
スープラはGR初のグローバルモデル
スープラの歴史は長く、初代のデビューは1978年です。しかし、当時の名前は「セリカXX」で、スープラは北米モデルの名称でした。1986年に3代目へモデルチェンジし、この世代からグローバル名である「スープラ」へと名称が統一されます。
1988年のマイナーチェンジで2.5Lターボエンジンが搭載され、4代目でスポーツカーとしての立ち位置を確立しました。2002年に生産を終了しましたが、2019年に「GRスープラ」として復活します。この5代目スープラは、トヨタのスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルです。
中古車相場はボディカラーで変化する
中古車相場は、年式・走行距離・グレードに加え、ボディカラーでも変わります。これは消費者のニーズが大きく関係しており、ニーズの高い色は価格が高くなり、ニーズの低い色は価格が安くなります。
価格が高くなるのは主に人気色、価格が安くなりやすいのは青や黄色などの原色や個性的な色です。
中古車市場では、新車ではオプションとなる限定色が安く販売されることもあります。限定色の車が欲しい場合は、中古車をチェックしてみましょう。
トヨタ「スープラ」の新車で選べるボディカラー5色
現行モデルのスープラは、5つのボディカラーが設定されています。全体的に落ち着いた色合いですが、ボディカラーで印象が異なるためそれぞれの色の特徴を把握しておきましょう。ここでは、5つのカラーそれぞれの特徴と印象を紹介します。
ホワイトメタリック
ホワイトメタリックは、全グレード共通のカラーです。メタリックカラーは、塗料に含まれるアルミ粉によりキラキラと輝きます。この輝きにより、スポーティーな中にも高級感を味わえるでしょう。
膨張色の白色は、他の色に比べ車体が大きく感じられます。夜間の視認性も高くなるため、接触事故などを予防できることもメリットです。また、傷が目立ちにくい、車内の温度が上がりにくいなどの特徴もあります。しかし、水あかや砂埃などの汚れは目立ちやすいため定期的な洗車が必要です。
ブラックメタリック
ブラックメタリックも、ホワイトメタリック同様全グレードで選択可能なカラーです。重厚感のある黒とメタリックの輝きにより、スープラのクールさをより引き立ててくれます。
白と同じく人気色のため、リセールバリューが高いことが特徴です。しかし、雨染みや砂埃、傷が目立ちやすいことから小まめなメンテナンスが必要になります。また、黒は熱を吸収しやすいことも特徴です。他の色に比べ、夏場は車内の温度が上がりやすくなります。
プロミネンスレッド
プロミネンスレッドは、現行モデルのスープラ唯一のソリッドカラーです。ホワイトメタリック、ブラックメタリック同様、全てのグレードで選択できます。
鮮やかな赤は周囲の目を引く色のため、スポーツカーらしさを出したい、個性を出したい方におすすめです。広い駐車場でもすぐ見つけられる、周囲の車に存在をアピールできるメリットもあります。一方で、紫外線を吸収しやすいことから色あせしやすいことがデメリットです。
ドーンブルーメタリック
ドーンブルーメタリックは、2020年モデルで追加されたカラーです。エントリーモデルの「SZ」以外のグレードで選択できます。
色の名前にもある「ドーン(DAWN)」は、夜明けという意味です。深みのある青色のため、引き締まった印象を与えてくれるでしょう。
青色は、砂埃や花粉、雨染みが目立ちやすい特徴があります。また、太陽光やヘッドライトが当たると傷が目立つため、定期的なお手入れが必要です。
ボルカニックアッシュグレーメタリック
ボルカニックアッシュグレーメタリックは、ドーンブルーメタリック同様に2020年モデルで追加されたカラーです。選択できるグレードも、ドーンブルーメタリックと同じく「SZ」以外となります。
落ち着いたグレーにメタリックが加わったボルカニックアッシュグレーメタリックは、他の色にはない大人っぽさと高級感のある色です。また、メカらしい無骨さも感じられるでしょう。
グレー系の色は汚れが目立ちにくいことがメリットです。派手さはないものの、扱いやすい色といえるでしょう。
トヨタ「スープラ」の限定・廃盤モデルのボディカラー8色
2019年にデビューした5代目スープラは、マイナーチェンジにより廃盤になった色、限定で販売された色もあります。これらの色は新車では購入できませんが、中古車であれば購入可能です。
選べるカラーの選択肢を増やすためにも、廃盤色や限定色にも注目してみましょう。ここでは、スープラの廃盤色と限定色を8つ紹介します。
シルバーメタリック
シルバーメタリックは、現行モデルを含めグレー・シルバー系の中で最も色が薄い色です。シルバーの車は、雨染みや砂埃、傷が目立ちにくい特徴があります。
車のボディカラーとしては定番色ですが、スポーツカーらしさは少ない色といえるでしょう。しかし、シルバーには落ち着いた印象もあるため、派手過ぎない色が好みの方におすすめです。
アイスグレーメタリック
アイスグレーメタリックは、シルバーメタリックの次に濃いシルバー・グレー系のカラーです。シルバーメタリックや現行モデルのボタニカルアッシュグレーメタリックに比べ金属感が強いため、車全体からメカらしさを感じられるでしょう。
グレー系のため、傷や汚れは目立ちにくい傾向にあります。小まめな洗車が難しい方にもおすすめです。
ライトニングイエロー
ライトニングイエローは、スポーツカーらしさを前面に押し出した個性的なカラーです。ソリッドカラーのため、鮮やかな色であってもいやらしさを感じさせません。また、人とかぶることが少なく、写真映えもするでしょう。
黄色は傷が目立ちにくい色ですが、泥などの汚れは目立ちます。また、赤同様に紫外線を吸収しやすいため、色あせにも注意が必要です。
ディープブルーメタリック
ディープブルーメタリックは、紺色に近い濃い青が特徴のカラーです。色味は落ち着いていますが、日に当たるとメタリックの輝きによりボディラインを強調する陰影が生まれます。販売期間が短い色のため、人とかぶらない色を探している方におすすめです。
ディープブルーメタリックのような濃い青は、汚れだけでなく傷も目立ちます。ブラックカラーと同様に、小まめなお手入れが必要です。
マットストームグレーメタリック
マットストームグレーメタリックは、2019年に24台、2020に27台、それぞれ1か月間限定で販売された限定色です。選択できるグレードはRZのみとなり、成約は抽選で行われました。
グレーメタリックの上からマット塗装が施された独特のカラーは、他の色では味わえない高級感があります。台数に制限があるため、スープラの中では貴重なカラーといえるでしょう。
ホライズンブルー
ホライズンブルーは、2020年4月に100台限定販売された特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」の限定色です。空をイメージした鮮やかな青色は、スープラのスポーティーさをより強く引き立てます。
また、内装のブラック×ブルーも限定色です。シートやステアリングなど、所々に鮮やかなブルーステッチが施されています。
マットアバランチホワイトメタリック
マットアバランチホワイトメタリックは、2022年7月に50台限定で販売された特別仕様車「RZ“Matte White Edition”」の限定色です。
誇張色である白の特徴を最大に活かしたマットなホワイトカラーは、スープラの存在感をより強調します。内装には限定色のタンが用いられ、内外装共に高級感を味わえるでしょう。
プラズマオレンジ
プラズマオレンジは、2023年4月に100台限定で販売された特別仕様車「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」の限定色です。TOYOTA GAZOO Racingのレース車両「GR Supra GT4」累計販売台数100台を記念して作られました。
4代目「80スープラ」を思い出させるような鮮やかなオレンジからは、スープラのスポーティーさを強く感じられるでしょう。
トヨタ「スープラ」の内装は?カラーや素材
スープラは、グレードごとに内装カラーが設定されています。また、シート素材もグレードにより異なるため、ボディカラーだけでなく内装にも注目しましょう。ここでは、スープラのグレードごとの内装カラーとシート素材を紹介します。
内装色は3色を展開
スープラのグレード構成は、エントリーモデルの「SZ」、中間グレードの「SZ-R」、最上級グレードの「RZ」の3種類です。内装は全グレード共通で黒を基調としていますが、RZのみ3種類のアクセントカラーを選べます。
RZに設定されている内装色はイグニッションレッド、タン、ブラックの3種類で、タンとブラックはメーカーオプションです。アクセントカラーは、シート、オーナメントパネル、ステアリングに入ります。
素材の組み合わせは3パターン
スープラのシート素材は「アルカンターラ+本革」「本革」「ファブリック」の3種類があり、グレードにより設定される素材が変わります。
エントリーグレードのSZはブラックのファブリック、中間グレードのSZ-Rは、ブラックのアルカンターラ+本革です。最上級グレードのRZのみ、アルカンターラ+本革と本革が選べます。
また、RZは素材ごとにシートカラーも異なり、アルカンターラ+本革はイグニッションレッド、本革はタンとブラックから選択可能です。
まとめ
現行の5代目スープラには、5色のボディカラーがあります。どのカラーも追加料金はありませんが、エントリーグレードの「SZ」のみドーンブルーメタリックとボルカニックアッシュグレーメタリックが選べません。
ボディカラーの選択肢を広げたい場合は、廃盤色や限定色もおすすめです。中古車はボディカラーによっても販売価格が変わるため、個性的な色を探している方は中古車で探すと金額を抑えられる可能性があります。
▼ライタープロフィール
田村陽子
自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。
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