ルーミーの人気色は?全10色あるボディカラーの特徴や選ぶコツを一挙紹介
トヨタのルーミーは、低床スライドドアやコンパクトカーとは思えない広々とした室内空間など、さまざまな魅力がある車種です。車を選ぶときは機能性や快適性、安全性などで判断しますが、その他にも重視したいポイントとしてボディカラーがあります。
購入後にボディカラーを変更するのは一般的ではないため、購入するときに納得できる色を選びたいものです。本稿では、ルーミーのボディカラーのバリエーションや人気色、内装色、色選びのポイントを紹介します。
※目次※
・ルーミーはダイハツのトールの兄弟車で人気色はパールホワイトIII
・2トーンカラーが欲しいのならルーミーのカスタムモデルを選ぼう
・色選びに迷ったときはリセールバリューの高さを考慮して人気色がおすすめ
ルーミーの人気色はどのカラー?
2024年3月時点で発売中のルーミーは、2020年に行われたマイナーチェンジ後のモデルです。これはルーミー発売後はじめてのマイナーチェンジであり、フロントフェイスが大きく変更となりました。まずは、ルーミーの概要を見てみましょう。
ルーミーはダイハツトールの兄弟車
トヨタのルーミーは、ダイハツトールの兄弟車として2016年に誕生しました。コンパクトな外観ながら5人が余裕を持って乗れる広々とした室内を誇り、多彩なシートアレンジで使い勝手の良さが特徴です。上質なインテリアや快適な乗り心地も魅力のひとつで、長距離ドライブにも向いています。
1.0Lのガソリンエンジンはパワーと燃費のバランスが良く経済性に優れていて、安全装備も充実しており安心感を提供します。さらに、豊富なオプションやアクセサリーが用意されており、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズも可能です。
人気色のボディカラーは定番色
ルーミーは使い勝手の良いトールワゴン型のコンパクトカーであることから、人気色は、「パールホワイトIII」「ブラックマイカメタリック」「ブライトシルバーメタリック」「ファイアークォーツレッドメタリック」といった、モノトーンの定番カラーが好まれています。
2020年9月のマイナーチェンジでは、「クールバイオレットクリスタルシャイン」「ターコイズブルーマイカメタリック」の鮮やかな2つのカラーが追加されたことにより、ボディカラーの選択肢が増えました。
ルーミーのモノトーンボディカラーは全8色
ルーミーのモノトーンのボディカラーは、定番色であり人気色の「パールホワイトIII」「ブラックマイカメタリック」など全8種類をラインアップしています。モノトーンカラーの一部はメーカーオプションですが全グレードで選択可能です。ここでは、ルーミーのモノトーンカラーの特徴を紹介します。
パールホワイトIII(W24)
パールホワイトIIIは、塗料にパールを混ぜることで高級感のある色合いに仕上がっています。そのため、ソリッドカラーのホワイトよりも光に当たるときれいに輝くのが特徴です。ホワイトカラーは傷や汚れが目立ちやすいのですが、パールが入っているためその心配もないのが人気の理由でもあるでしょう。
ブラックマイカメタリック(X07)
ブラックマイカメタリックは、重厚感のある色合いが特徴です。塗料にアルミ粉と雲母を混ぜることで金属のような質感があり、ソリッドカラーのブラックとは違った高級感も味わえます。定番色で人気の高い色であるものの、傷や汚れが目立ちやすい点がデメリットです。
ブライトシルバーメタリック(S28)
ブライトシルバーメタリックは、パールホワイトIII、ブラックマイカメタリックと同じ定番色です。金属のような質感で光に反射するとソリッドカラーとは違った印象を与えます。
シルバー系の中でも明るい色合いで、ビジネスシーンからプライベートシーンまで幅広く活躍するでしょう。汚れや傷が目立ちにくく、洗車の手間をかけたくない方にもおすすめです。
ファイアークォーツレッドメタリック(R67)
ファイアークォーツレッドメタリックは、赤系の中でも派手さがなく、ワインレッドのような落ち着いた色合いです。個性的な色のため街中では目立つでしょう。また、ブラックマイカメタリックと同じく、汚れや傷が目立ちやすい特徴があります。
ターコイズブルーマイカメタリック(B86)
ターコイズブルーマイカメタリックは、2020年9月のマイナーチェンジで追加された色で、ブルーとグリーンを混ぜ合わせたようなボディカラーです。宝石のように明るく鮮やかな色合いで街中でも目立つでしょう。
ルーミーには他の青系もありますが、ターコイズブルーマイカメタリックのほうがポップで爽やかな雰囲気を感じられます。
レーザーブルークリスタルシャイン(B82)
レーザーブルークリスタルシャインは、イメージカラーとしてカタログにも掲載された色です。光の当たる角度によりブルーやグリーンに見えます。屋内など光が当たらない場所では深みのある色合いに見え、高級感のある外観へと変わるのが特徴です。
ネイビーのような落ち着いた色合いのため「青系に乗りたいけれど、派手な色は控えたい」といった方に向いているでしょう。
クールバイオレットクリスタルシャイン(P19)
クールバイオレットクリスタルシャインは、2020年9月のマイナーチェンジで追加された色のため、他の色よりも流通台数は少なく差別化にも向いています。
深みのある色合いで、ラグジュアリーで大人の雰囲気を感じられるのが特徴です。塗料には人工雲母が混ざっているため、屋外などで光を反射するときれいに輝きます。
プラムブラウンクリスタルマイカ(R59)
プラムブラウンクリスタルマイカは、やや赤みがありブラウン系の中でも色合いが濃い特徴を持ちます。暗めではありますがメッキパーツが映え、レザーアイテムのような高級感と上質さを味わえる色です。
シックな印象もあることから、ダウンサイズを検討している中高年ドライバーの方でも満足できるでしょう。
ルーミーの2トーンボディカラーは2色がラインアップ
2トーンカラーは個性的なボディカラーが欲しい、他のユーザーと差別化したいといった方におすすめです。ここでは、2トーンカラーの特徴をチェックしましょう。
ブラックマイカメタリック×パールホワイトIII(X99)
定番色であるパールホワイトIIIをボディカラーに使い、ルーフ部分をブラックマイカメタリックで仕上げた色です。モノトーンカラーのパールホワイトIIIよりも引き締まった印象や高級感を味わえます。
定番色が欲しいけれど「他のユーザーと差別化をしたい」「個性が欲しい」という方におすすめです。
ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック(X96)
個性的な色のファイアークォーツレッドメタリックをボディ部分に使用し、ルーフ部分に
ブラックマイカメタリックを採用した2トーンカラーです。
ルーフ部分をブラックマイカメタリックにすることでコントラストが効き、トールワゴンの高さを感じさせないクールで落ち着きのある印象を与えています。モノトーンカラーのファイアークォーツレッドメタリックが目立ち過ぎると感じる方に適しています。
ルーミーの内装色はベースモデルとカスタムで異なる
ボディカラーと同じく、内装色も車を印象づけるものです。ルーミーはグレードによって内装色が指定されていて、ボディカラーによっては内装色がメーカーオプションに指定されているものがあります。
また、2トーンカラーで内装色を変更するにはメーカーオプションになるため注意しましょう。ここでは、ベースモデルとカスタムモデルの内装色を紹介します。
ベースモデルの場合
「G-T」「G」「X」などのベースモデルの内装色は、ブラック×アッシュブラウンが指定されていますが、ボディカラーによってはメーカーオプションの設定です。ブラックを基調としたシックな室内空間ですが、アクセントカラーとなるアッシュブラウンが加わることで、温もりや落ち着いた印象を感じられます。
ベースモデルの中でも、メッキシフトレバーボタン、ブラックパネルのオートエアコン、エアコンサイドレジスターにシルバー加飾が施されたグレードがあるのも特徴です。
カスタムモデルの場合
「カスタムG-T」「カスタムG」などのカスタムモデルの内装色はブラックが指定されていますが、ボディカラーによってはメーカーオプションの設定です。センタークラスターパネルはピアノブラック塗装に変わり、アクセントとなるシルバー加飾が施されます。シート表皮もブラックとなり質感が向上しているのが特徴です。
ブラックを基調としていることから、暗い印象を受ける方もいるでしょう。しかし、ところどころにメッキ加工やシルバー加飾があるため高級感があります。
ルーミーの購入時に人気色を選ぶメリットとは?
ルーミー以外にも当てはまるのですが、車を購入するときは人気色を選ぶほうが実はメリットは高いのです。他車と差別化したいために個性的なボディカラーを選ぶのもいいのですが、のちのち売却する予定があるのでしたら考えたほうがいいかもしれません。
ここでは、人気色を選んだほうがいい理由と人気色のメリットを解説します。
売るときに高値が付きやすくなる
人気色を売却するときはリセールバリューが高い傾向があります。リセールバリューとは車を売却する際の価値のことです。一般的にホワイト・ブラック・シルバーといった定番色は人気が高く、中古車市場でも需要が安定しています。
一方、珍しい色や個性的なボディカラーは需要が限られてくるため、リセールバリューが低くなる傾向です。
ルーミーの人気色は、パールホワイトIII、ブラックマイカメタリック、ブライトシルバーメタリックですので、リセールバリューを考えるのであれば人気色を選ぶといいでしょう。
白やパール系なら汚れが目立ちにくい
白色は人気色でもあり他の色と比べても塗装の強度が高く、夏場の直射日光による温度上昇も抑えてくれて、流行にも左右されないという特徴もメリットのひとつです。
しかし、白色でも単色のソリッドカラーだと、傷やほこりが目立ちやすいというデメリットがあります。
そのため、ルーミーでは人気色でもあるパールホワイトIIIを選ぶといいでしょう。パール系は光の当たり具合によってさまざまな表情を見せるため、傷やほこりが目立ちにくい効果があるからです。
ルーミーの色選びで失敗しないためのポイント
ルーミーの人気色や人気色を購入するメリットは伝わったかと思いますが、中古車ではボディカラーが退色している可能性も考えられるため実車確認は大事です。
ここではルーミーの色選びで失敗しないためのポイントを解説します。もし、迷っているのであれば人気色を選択するのもいいでしょう。
色ごとの特徴を比較する
ボディカラーは似たような色でもメーカーや車種によっても微妙に違います。色のこだわりがあるのでしたら、カタログやWebサイトだけでなく、実際にディーラーや中古車販売店に出向いて実車の色味を確認するといいでしょう。
そのときには室内照明だけでなく、太陽光でもボディカラーがどのように変化して見えるのかチェックしてみましょう。
好みに合った色を選ぶ
車を購入するときは、車のデザインにマッチすると感じたボディカラーや好きな色を基準に選ぶと後悔しません。しかし、好きな色が個性的な色に該当する場合は、時間の経過とともに、人気色や定番色にしたほうが良かったと思うこともあります。
車は長い期間使用するため、数年先のことをイメージして自分のライフスタイルに合うか考えた上で決めるのがおすすめです。
PRカラー豊富なルーミーの中古車
※価格は支払総額
まとめ
現行モデルのルーミーのボディカラーは、モノトーンカラー8色、2トーンカラー2色の設定です。バリエーションが多く色選びに迷った場合は、リセールバリューの高さや、飽きにくいかどうかを基準に選ぶ方法もあります。
リセールバリューの高い色は、パールホワイトIIIやブラックマイカメタリックです。グレードによってはメーカーオプションに指定されているのもあるため注意が必要です。ボディカラーはリセールバリューや内装色にも関わるため慎重に選びましょう。
▼ライタープロフィール
鈴木博之
エディター/ライター
出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。
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