ハリアー60系の魅力を徹底解説!おすすめ年式とグレード選びのコツ
ハリアーの中古車購入を検討しているものの、60系と80系のどちらを選ぶべきか迷っていませんか。高級感と実用性を兼ね備えたハリアーは、中古車市場でも人気の高いSUVです。
しかし、年式やグレード、エンジンタイプによって特徴が異なるため、自分に最適なモデルを見つけるのは簡単ではありません。この記事では、ハリアー60系の魅力や選び方のポイント、80系との違いを徹底解説します。
※目次※
・2013年発売のハリアー60系は、2017年6月のマイナーチェンジ(後期モデル)で大きく進化し、「Toyota Safety Sense」を全グレードに標準装備した。
・中古車価格は150万円前後~400万円前後で、特に2016年~2018年モデルが価格と性能のバランスが良いとされている。
・60系は価格面でメリットがあり、80系は最新技術による高い走行性能と燃費向上が特徴である。
ハリアー60系の特徴と人気の理由とは
ハリアー60系は、2013年に登場した高級クロスオーバーSUVです。洗練されたデザインと多彩な走行性能を兼ね備え、幅広い層から支持を集めています。まずは、基本情報や前期・後期モデルの違い、人気の理由について見ていきましょう。
(参考:『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ハリアー60系の基本情報
ハリアー60系は、2013年12月に発売された3代目モデルです。高級クロスオーバーSUVとして、洗練されたデザインと多彩な走行性能を兼ね備えています。ボディサイズは先代よりもコンパクトになり、日本の道路事情に配慮されました。
エクステリアは、横長のヘッドランプと厚みのあるフロントフェイスが特徴的で、象徴的な「鷹」のマークが施されたグリルが印象的です。インテリアは落ち着きとスポーティーさを両立し、アーチ状のインパネデザインが採用されています。
ハリアー60系の前期モデルと後期モデルの違い
ハリアー60系は、2017年6月のマイナーチェンジにより、外観・内装・安全性能が大きく進化しました。後期モデルでは、フロントフェイスがより洗練され、フロントグリルの薄型化とアンダーグリルの大型化によりシャープな印象となっています。
テールランプは、クリアから赤へと変更され、内装では純正ナビが9.2インチに大型化されました。さらに、ダークレッドマイカメタリックなどのシートカラーが追加され、高級感が一層向上しています。
また、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」の標準装備により、安全性能も大幅に強化されました。
ハリアー60系の魅力と人気の理由
ハリアー60系は、洗練された都会的なデザインと優れた走行性能で注目を集めました。ワイド&ローの車体と流麗なクーペフォルムにより、SUVでありながら高級感のある佇まいを実現しています。
インテリアには上質なレザー調素材を採用し、馬の鞍をモチーフにしたセンターコンソールなど、細部までこだわったデザインです。
後期モデルは「Toyota Safety Sense」を全グレードに標準装備し、自動車アセスメントで最高評価の「ファイブスター賞」を獲得しました。高級感とスポーティーさを両立したSUVとして、幅広い層から支持を得ています。
ハリアー60系のグレード別特徴と選び方は?
ハリアー60系には、装備や性能が異なる複数のグレードが用意されています。各グレードの特徴やエンジンタイプ別の性能、選び方のポイントを確認しましょう。
ユーザーのニーズや予算に合わせて最適なグレードを選択できることが、ハリアー60系の魅力のひとつです。
ハリアー60系の各グレードの装備と性能比較
ハリアー60系は、グレードに応じて充実した装備と性能を提供しているのが特徴です。例えば、60系後期モデルの上位グレード「PROGRESS "Metal and Leather Package"」は、プレミアムナッパ本革シートやJBLプレミアムサウンドシステムを標準装備し、ぜいたくな仕様となっています。
エンジンは、2.0Lターボや2.5Lハイブリッド、2.0Lガソリンから選択でき、駆動方式も前輪駆動と4輪駆動が用意されました。エントリーグレードのELEGANCEは、必要十分な装備を備えたコストパフォーマンスの高いモデルとなっています。
また、「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備することで、グレードを問わず高い安全性を確保しました。
ハリアー60系のエンジンタイプ別の特徴と燃費性能
ハリアー60系のエンジンは、それぞれ特徴的な性能を発揮します。後期モデルの2.0Lターボエンジンは、低回転から高トルクを発生し、力強い走りを実現しました。
2.5Lハイブリッドは、低燃費と滑らかな走行を両立させ、環境性能に優れた選択肢となっています。2.0Lガソリンエンジンは、バルブマチック技術により、燃費と走行性能のバランスを実現しました。
燃費性能は2WDモデルで、ターボが13.0km/L、ハイブリッドが21.4km/L、ガソリンが16.0km/Lを達成しています。各エンジンは、走行状況に応じた制御モードを搭載しているのもポイントです。
ハリアー60系のおすすめグレードと選び方のポイント
ハリアー60系は、使用目的に合わせて最適なグレードを選択できます。ファミリー向けには広々とした室内空間と安全性能を備えた「ELEGANCE」が、燃費重視の人には高い環境性能を誇るハイブリッドモデルがおすすめです。
また、走行性能を重視する人には2.0Lターボエンジン搭載の「PREMIUM」が、上質な乗り心地を求める人には高級装備が充実した「PROGRESS」が魅力的な選択肢となっています。
グレード選びでは、日常の使用シーンを想定し、試乗で乗り心地や操作性を確認することが重要です。
ハリアー60系の中古車選びのポイント
ハリアー60系の中古車を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。年式・価格相場や購入時のチェックポイント、維持費など、さまざまな要素を考慮することが欠かせません。以下の情報を押さえ、自分に最適なハリアー60系を見つけましょう。
ハリアー60系のおすすめ年式と価格相場
中古車市場では、ハリアー60系は150万円前後~400万円前後の価格帯で流通しています。価格と性能のバランスが良い2016年~2018年モデルが特におすすめで、2016年式は約150万円台から、2018年式は約180万円台からが主流です。
走行距離や装備、状態によって価格は変動し、ハイブリッドモデルは通常のガソリンモデルより高価格となりますが、燃費性能の高さから長期的なコストメリットがあるでしょう。
2020年式以降は、台数が少なく高額となるため、予算に余裕がある人向けの選択肢といえます。
ハリアー60系の中古車購入時のチェックポイント
ハリアー60系の中古車購入では、年式や走行距離などの車検証記載内容の確認が重要です。車体の状態については、塗装の不自然さやパネルの隙間から修復歴を見極め、シートの汚れやハンドルのすり減り具合もチェックしましょう。
また、エンジンからの異音・振動・排気ガスの状態・オイル漏れにも注意を払い、整備記録から適切なメンテナンスが行われていたかどうかを、確認することも欠かせません。下回りのさびや腐食の確認も、良質な中古車選びのポイントです。
ハリアー60系の維持費と修理費用の目安
ハリアー60系の維持費は、3年目以降2年ごとの車検で約3万2,800円、6か月ごとのオイル交換で年間4,000円~1万円が目安となります。タイヤやバッテリー交換なども、定期的に必要です。
例えば、2015年式ハイブリッド4WDでは、メンテナンス費用約3万円・ガソリン代約31万円・自動車税約5万円など、年間合計約39万円の維持費がかかるでしょう。
予期せぬトラブルによる修理費用は、部品交換や修理の程度で変動するため、定期的なメンテナンスが重要です。
ハリアー60系と80系の比較
ハリアー60系から80系への進化は、外観・内装デザインや性能、安全性能など多岐にわたります。60系の魅力を継承しつつ、80系ではさらなる洗練と進化を遂げました。最後に、60系と80系の主な違いを紹介します。
ハリアー80系は60系から外観・内装デザインが進化
ハリアー80系は、60系の洗練された都会的なスタイルを継承しながら、より躍動感あふれるデザインへと進化しました。
フロントには3眼LEDを配置したシャープなヘッドランプ、リヤにはループ状のLEDテールランプを採用し、精悍な印象を与えています。内装は、長時間の乗車でも疲れにくいシート設計となり、シートベンチレーション機能も搭載しました。
インパネ中央には12.3インチの高精細タッチディスプレイを配置している他、静電式ヒーターコントロールパネルや、JBLサウンドシステムで上質な空間を演出しています。
ハリアー60系からの走行性能・安全性能の向上ポイント
ハリアー80系は、2.5Lハイブリッドシステムの採用により、低燃費と力強い走りを両立しています。E-Four(電気式4WD)の搭載で悪路走破性が向上し、エコ・ノーマル・スポーツの3つの走行モードに加え、ハイブリッド車ではEVドライブモードも選択可能です。
Toyota Safety Senseも進化し、交差点右折時や歩行者の飛び出しにも対応する「プリクラッシュセーフティ」を搭載しました。また、レーントレーシングアシストやレーダークルーズコントロールの性能向上により、より快適なドライブを実現しています。
ハリアー60系中古車と80系新車の選択ポイント
成熟したモデルとして高評価の60系中古車は価格面に魅力があり、一方の80系新車はTNGAプラットフォームによる高い走行性能・燃費向上が特徴です。最新の安全技術・快適装備が充実した80系は、長期的なコストメリットも期待できます。
選択の際は、予算と求める性能を考慮し、試乗で乗り心地・使い勝手を確認することが重要です。中古車選びでは年式や走行距離、整備状態にも注意を払い、自身のライフスタイルに合わせた選択をすることをおすすめします。
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※価格は支払総額
まとめ
ハリアー60系は、高級感と実用性を兼ね備えた人気SUVです。前期・後期モデルの違いやグレードの特徴を理解し、自分のニーズに合った選択をしましょう。
中古車選びでは、年式や走行距離、整備状況の確認が欠かせません。燃費や維持費も考慮に入れ、長期的な視点で判断することが大切です。
優れた信頼性と快適な乗り心地を持つ60系は、予算と目的に応じて最適なモデルが見つかる魅力的な選択肢といえます。
▼ライタープロフィール
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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