ライズはどのような車?現行モデルの基本スペックを紹介
ライズは、トヨタが販売するコンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。ダイハツと共同開発をしたモデルで、ダイハツが販売するロッキーの姉妹車としても知られています。
ライズの購入をお考えの方の中には、ライズの基本スペックについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ライズの5つの特徴についてご紹介します。ロッキーとの違いや購入の際に押さえておきたいポイントも解説しているので参考にしてください。
※目次※
・ライズはトヨタが販売するコンパクトタイプのSUV。ダイハツで販売しているロッキーの姉妹車でもある
・ライズの魅力は迫力のあるエクステリアと優れた走行性能。現行モデルでは100%モーターで走行するハイブリッドモデルもラインアップに加わっている
・納期の早さや選びやすさなら中古車がおすすめ。ネクステージは豊富な在庫数とこだわりの品質という強みがある
ライズとはどのような車?
ライズが誕生したのは2019年です。令和に誕生したライズはコンパクトスタイルのSUVとして販売を開始しました。
2021年にはマイナーモデルチェンジも実施しており、先進機能の追加やハイブリッドモデルの新設定という変更がなされています。ここでは、ライズの誕生から現在までの歴史を振り返ってみましょう。姉妹車であるロッキーとの違いもご紹介します。
2019年に登場したコンパクトタイプのSUV
ライズは2019年11月に発売しました。5ナンバーサイズというコンパクトな設計でありながら、SUVのスタイルを取り入れています。
ライズのコンセプトは「アクティブ・ユースフル・コンパクト」です。アクティブな毎日をサポートする車として開発が進められました。
2019年のモデルでは全車がガソリンエンジンを搭載しています。3つのグレードを設定しており、上級モデルの「X」にはスマートアシスト機能を搭載した「X"S"」というグレードも用意されました。
2021年にはハイブリッドタイプを新設定
発売時でのエンジンは1種類のみでしたが、2021年のマイナーモデルチェンジによって選択肢が3つに広がっています。マイナーモデルチェンジではガソリンエンジンに加えて、新たにハイブリッドモデルが加わりました。
ガソリンエンジンについては新たに1.2Lモデルが追加されており、ノーマルエンジンとターボエンジンの2種類から選べます。
快適な走行をサポートする機能も搭載されており、マイナーモデルチェンジでは「スマートペダル(S-PDL)」が新たに採用されました。
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ダイハツ・ロッキーとの違い
ライズの姉妹車はダイハツが販売するロッキーです。基本スペックは同じですが、エクステリアやコネクテッド機能に相違があります。
ライズのエクステリアはSUVの持つアクティブなデザインを採用していますが、ロッキーはヘキサゴングリルを採用しており力強さやワイルドさが加わったデザインです。
ライズやロッキーには、外部との接続により車両の情報を素早くキャッチするコネクテッド機能が備わっています。ライズはトヨタのコネクテッド機能ですが、ロッキーはダイハツのコネクテッド機能です。仕様が異なるため、重視している方は機能を確かめておくと良いでしょう。
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ライズの5つの特徴をチェック
ライズの購入を検討している方は、前もって特徴を把握しておきましょう。ライズはボディサイズがコンパクトに設計されており、街中やアウトドアなどのさまざまなシーンで気軽に使えます。エクステリアやインテリアはアクティブさを感じる特徴的なデザインです。
ここでは、ライズの5つの特徴について詳しく見ていきましょう。
力強さを意識した外装
ライズのエクステリアは存在感を与えるデザインです。全長は3,995mmとコンパクトなサイズに設計されていますが、フロント部分には台形のロアグリルや角張ったバンパーコーナーを採用しています。内側から外側へと流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンランプを搭載しており、走行中でもスタイリッシュな印象を与えられるでしょう。
ライズのボディカラーは全部で8色です。一部のグレードではツートーンの設定もオプションで可能になっており、ライフスタイルに合わせて好みのカラーを選べます。
上質感のある内装
ライズのインテリアはゆとりを意識した設計です。運転席は視界を確保できるようにインストルメントパネルや操作パネルなどが配置されています。シフトレバーも手の届きやすい場所に取り付けられており、ストレスを感じずに運転を楽しめるでしょう。
デジタルスピードメーターは先進、ワクワク、シンプル、アナログの4パターンから選択可能です。TFTカラー液晶ディスプレイを採用しており、運転中に必要となる情報を瞬時にキャッチできます。
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大容量の収納スペース
ライズのラゲッジルームは収納力の高さが特徴です。荷室長は755mm、荷室幅は1,000mm、荷室高は865mmとなっています。また、可動式のデッキボードを採用しており、デッキボードの下の荷室容量は369Lです。後席シートは前倒しが可能になっており、長さのある荷物でも楽に収納できるでしょう。
ライズの車内にはさまざまな場所に収納スペースを設けています。運転席の周囲にはカップホルダーやセンターオープントレイが設置されており、整理整頓がしやすいでしょう。
先進技術を取り入れた安全性能
ライズは全グレードに予防安全機能のスマートアシストを搭載しています。車両や歩行者の動きを察知して事故を未然に防ぐ「衝突回避支援ブレーキ機能」や運転中のふらつきを検知して運転手に休憩を促す「ふらつき警報」などが標準装備されており、万が一のときでも冷静に対応できるでしょう。
ライズでは前席に座っている乗員を守るSRSエアバッグ、後部に座っている乗員を守るカーテンシールドエアバッグなどが標準装備です。室内のダメージを軽減する衝突安全ボディも採用しています。
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ライズのパワートレインを押さえておこう
ライズのパワートレインはエンジンモデルとハイブリッドモデルの2種類です。選択するパワートレインによって走行性能や燃費性能が異なります。それぞれ特徴があるため、ライズを購入する際にはパワートレインごとの特徴を把握しておく良いでしょう。
ここでは、ライズの3つのパワートレインの特徴や強みについて詳しくご紹介します。
ハイブリッドモデル
ライズで採用されているハイブリッドシステムは「e-SMARTハイブリッド」です。搭載されているエンジンは発電専用となっており、発電された電力を使ってモーターを動かします。シンプルな構造になっており、小さな排気量でも滑らかな走りが可能です。
ハイブリッドモデルでは「高タンブルストレートポート」と呼ばれる新技術を採用しています。高効率での高速燃焼を可能にしており、滑らかな加速や優れたレスポンスを感じられるでしょう。
1.2Lエンジンモデル
1.2Lエンジンモデルの特徴は、コンパクトSUVの中でもトップレベルの熱効率を誇っていることです。新開発の高速燃焼技術を採用しており、ハイパワーの走りと優れた低燃費の両立に成功しています。
1.2Lエンジンモデルの最高出力は64kW、最大トルクは113N・mです。エンジンノイズを抑えるように設計されており、運転中でも高い静寂性を感じられるでしょう。「アイドリングストップ装置」が全グレードで搭載されており、燃料の使用を抑えた走行が可能でしょう。
1.0Lターボエンジンモデル
1.0Lターボエンジンモデルの特徴は、最高出力72kW・最大トルク140N・mを発揮する力強い走りです。トルクを低速域から発揮できるように設計されているため、鋭い加速を体感できるでしょう。
ハイブリッドモデルや1.2Lエンジンは2WDのみのラインアップですが、1.0Lターボエンジンモデルは4WDのみのラインアップとなっています。四輪駆動状態を自動的にコントロールする「ダイナミックコントロール4WD」を搭載しており、悪路や山道でも安定した走りが可能です。
ライズで設定している3つのグレードをチェック
現行モデルのライズのグレードは全部で3つです。ガソリンモデルには3つのグレード、ハイブリッドモデルには2つのグレードを設定しています。
グレードによって搭載されている装備や機能が異なるため、購入をお考えの方は前もって各グレードの特徴をチェックしておきましょう。ここでは、全グレードの基本スペックをご紹介します。
X
Xはライズのエントリーグレードです。1.2Lモデルと1.0Lターボモデルで設定されています。足回りは16インチのスチールホイール、シングルステッチのシフトレバーブーツなどを採用しており、他のグレードと比較するとシンプルな装備です。
一方でスマートアシストはXにも装備されており、衝突回避支援ブレーキ機能や衝突警報機能などは標準搭載されています。
|
1.2L |
1.0Lターボ |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,995mm×1,695mm×1,620mm |
|
総排気量 |
1.196L |
0.996L |
最高出力 |
64kW |
72kW |
最大トルク |
113N・m |
140N・m |
G
Gはライズのミドルグレードです。足回りは16インチのアルミホイールを装着しています。Xでは装着されていないマルチインフォメーションディスプレイ操作やLEDデジタルスピードメーターと7インチTFTカラー液晶ディスプレイも標準搭載です。
|
ハイブリッド |
1.2L |
1.0Lターボ |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,995mm×1,695mm×1,620mm |
||
総排気量 |
1.196L |
0.996L |
|
最高出力(エンジン) |
60kW |
64kW |
72kW |
最大トルク(エンジン) |
105N・m |
113N・m |
140N・m |
最高出力(モーター) |
78kW |
- |
- |
最大トルク(モーター) |
170N・m |
- |
- |
Z
Zはライズの上級グレードです。足回りは17インチのアルミホイールを装着しており、スマートアシストには状況に応じてハイビームとロービームを自動で切り替えるアダプティブドライビングビームを搭載しています。
|
ハイブリッド |
1.2L |
1.0Lターボ |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,995mm×1,695mm×1,620mm |
||
総排気量 |
1.196L |
0.996L |
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最高出力(エンジン) |
60kW |
64kW |
72kW |
最大トルク(エンジン) |
105N・m |
113N・m |
140N・m |
最高出力(モーター) |
78kW |
- |
- |
最大トルク(モーター) |
170N・m |
- |
- |
ライズを購入する際に押さえておきたいポイント
近年ではアクティブに走行できるSUVが人気です。ライズはコンパクトなサイズながらも、大容量の収納スペースや優れたパワートレインが備わっています。
コンパクトなサイズに設計されており、毎日の普段使いから週末のドライブまでシーンを問わず活躍できるでしょう。ここでは、ライズを購入する際に押さえておきたい2つのポイントをご紹介します。
購入場所の違い
ライズの購入場所は、トヨタのディーラーや中古車販売店です。トヨタのディーラー・販売店を利用するメリットは、ディーラーオプションを追加できることです。ライフスタイルに合わせてライズをカスタムしたい方におすすめです。
一方で中古車販売店の強みは、予算に合わせて車両を選べることです。年式や走行距離によっては新車販売価格よりも大幅に安い価格で手に入れられます。新車とは異なり在庫を販売しているため、新車よりも納期が早いでしょう。
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燃料消費率の目安
燃料消費率は毎月の燃料代に影響します。ライズを購入する際には、前もって燃料消費率を確かめておきましょう。現行モデルの燃料消費率は以下の通りです。
グレード |
燃料消費率(WLTCモード) |
G(ハイブリッドモデル) |
28.0km/L |
Z(ハイブリッドモデル) |
28.0km/L |
X(1.2Lモデル) |
20.7km/L |
G(1.2Lモデル) |
20.7km/L |
Z(1.2Lモデル) |
20.7km/L |
X(1.0Lターボモデル) |
17.4km/L |
G(1.0Lターボモデル) |
17.4km/L |
Z(1.0Lターボモデル) |
17.4km/L |
(参考:『ライズ(トヨタ)の燃費情報』)
グレードによる燃料消費率の違いはありません。パワートレインで比較した場合、ハイブリッドモデルは燃料消費率が優れています。
ライズの新車販売価格・中古車販売価格
ライズの購入計画を立てる際には、最初に車両販売価格をチェックしておきましょう。車を手に入れる際、大きな初期費用がかかる理由には車両本体価格の高さが挙げられます。
ここでは、ライズの新車販売価格や中古車販売価格を詳しく見ていきましょう。中古車の買取相場も紹介していますので、購入をお考えの方は参考にしてください。
ライズの新車販売価格
ライズの新車販売価格はグレードやパワートレインによって異なります。現行モデルの新車販売価格は以下の通りです。
|
X |
G |
Z |
ハイブリッドモデル |
- |
216万3,000円 |
232万8,000円 |
1.2Lモデル |
170万7,000円 |
185万7,000円 |
203万9,000円 |
1.0Lターボモデル |
198万4,000円 |
213万3,700円 |
229万9,200円 |
新車販売価格を比較した場合、ハイブリッドモデルのZグレードが最も高額の設定になっています。一方で、最も安価なのは1.2LのXグレードです。ライズについては、車両本体価格が200万円を超えるモデルが多数あります。
ネクステージでの中古車販売価格
中古車は車両ごとに価格が異なるので、予算に合わせて車選びができるでしょう。2022年9月時点におけるネクステージでのライズの中古車販売価格は以下の通りです。
|
ハイブリッドモデル |
ガソリンモデル |
X |
- |
159万9,000円~222万9,000円 |
G |
236万9,000円~245万9,000円 |
159万9,000円~249万9,000円 |
Z |
229万9,000円~329万9,000円 |
159万7,000円~289万9,000円 |
(参考:『ライズ(トヨタ)の中古車一覧』)
ガソリンモデルについては、新車よりも安い価格で手に入れられます。また、中古車なら現在では生産していない「X”S”」グレードの購入が可能です。
中古車の買取相場
ライズの買取相場を確かめておけば、リセールバリューの高さを把握できます。リセールバリューの高い車両なら、購入と売却の価格差が小さくなるのでお得に所有できるでしょう。
ネクステージにおけるライズの買取相場は139万1,000円~256万8,000円です。過去の実績では、走行距離が3,991kmの2021年式Zグレードが199万1,000円、走行距離が2,886kmの2021年式Gグレードが169万1,000円となっています。
現在では生産されていないX"S"グレードの場合、2020年式で走行距離が1,999kmの車両の買取価格が171万1,000円でした。
ライズの中古車ならネクステージにおまかせ!
納期の早さや車選びのしやすさで考えるなら中古車がおすすめです。ライズを取り扱う中古車販売店は全国にありますが、在庫数や品質を重視される方にはネクステージをご利用ください。
ネクステージは2022年4月時点で約3万台の在庫を有しており、さまざまな年式や走行距離のライズを販売しています。
品質にはこだわりを持っており、骨格に問題のある修復歴車や水害の影響を受けている水没車は取り扱っていません。徹底的な品質管理をしており、気軽に車選びができる環境作りを心掛けています。
PRライズの最新在庫情報
229.9 万円

Z
スマートアシスト 禁煙車 9型ディスプレイオーディオ パノラミックビューモニター アダプティブクルーズ ETC Bluetooth フルセグ AppleCarPlay AndroidAuto
233.0 万円

Z
ナビゲーション バックカメラ シートヒーター レーダークルーズコントロール プリクラッシュセーフティ LEDヘッドライト 純正16インチアルミホイール 衝突軽減システム
214.9 万円

Z
SDナビ 禁煙車 バックカメラ 衝突軽減装置 アダプティブクルーズコントロール シートヒーター ドラレコ ETC LEDヘッド スマートキー オートエアコン オートライト 純正17インチAW
217.9 万円

Z
衝突軽減 純正9型ナビ 全周囲カメラ レーダークルーズ ETC bluetooth フルセグ ドラレコ シートヒーター LEDヘッド LEDフォグ クリアランスソナー ステアリングスイッチ
231.4 万円

Z
純正9インチナビ Bluetooth接続 全周囲モニター 衝突軽減システム レーダークルーズコントロール LEDヘッドライト ETC オートリトラミラー スマートキー ドラレコ シートヒーター
177.9 万円

X
純正9型ディスプレイオーディオ スマ-トアシスト バックカメラ LEDヘッドライト クリアランスソナー アイドリングストップ スマ-トキー ETC フルセグTV アップルカープレイ
225.9 万円

Z
純正9型ディスプレイオーディオ 全周囲カメラ シートヒーター スマートアシスト 禁煙車 スマートキー LEDヘッド 純正17インチアルミ 電動パーキング クリアランスソナー 横滑り防止装置
225.1 万円

Z
純正9型ディスプレイオーディオ パノラマモニター スマートアシスト 前席シートヒーター シーケンシャルターンランプ 電動パーキングブレーキ ステアリングスイッチ ETC 純正17インチアルミ 禁煙車
もっと見る >
※価格は支払総額
まとめ
ライズは2019年に発売したコンパクトタイプのSUVです。ダイハツで販売しているロッキーの姉妹車でもあります。力強さを感じるエクステリアや使いやすさと上質さを意識したインテリアが特徴です。現行モデルではガソリンモデルに加えて、ハイブリッドモデルも販売しています。
ライズをお得に手に入れたい方には中古車がおすすめです。ネクステージでは豊富な在庫数で強みを持っています。品質管理も徹底しており、トラブルリスクの高い車両は取り扱っていません。ライズの中古車をお探しの方はネクステージにお任せください。