カローラ・フィールダーはハイブリッドが人気!特徴をガソリン車と徹底比較!
近年のSUV人気に押され販売モデルが減少しているステーションワゴンですが、その中でも、トヨタから販売されているカローラ・フィールダーは根強い人気を誇っています。
ステーションワゴンは商用車として使われる一方、アウトドアでも活躍する車種です。長距離移動を予想している場合、燃費が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、さまざまなニーズに対応できるカローラ・フィールダーのハイブリッド車を、ガソリン車と比較しながら解説します。ほか、ライバル車や中古車情報もご紹介しますので、車選びの参考にしてください。
※目次※
6.カローラ・フィールダー ハイブリッドをネクステージで探そう!
・カローラ・フィールダー ハイブリッドの特徴と、ガソリン車との違いがわかる。
・カローラ・フィールダーはハイブリッドがおすすめ。中古車相場もチェックしよう。
・カローラ・フィールダーのライバル車をチェック。中古車はネクステージで探そう。
カローラ・フィールダーのハイブリッドはどんな車?
トヨタの主力モデルであるカローラには、セダン以外の派生モデルがいくつもあります。その中のひとつがカローラ・フィールダーです。
カローラ・フィールダーは、2000年にカローラ・ツーリングワゴンの後継車として登場しました。まずは、カローラ・フィールダーの特徴と歴史をご紹介します。
(参考:『カローラフィールダー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラのステーションワゴンモデル
初代カローラは、大衆向けセダンとして1966年に登場しました。その後、商用バン、スポーツクーペ、ハッチバック、ワゴンなど、さまざまな派生モデルが登場しています。
カローラ・フィールダーは、2000年にカローラ・ワゴンのフルモデルチェンジを機に名称が変更された、小型ステーションワゴンです。
トヨタにはカローラ・ツーリングというステーションワゴンがありますが、ツーリングはカローラベースの3ナンバー車、フィールダーはカローラ・アクシオがベースの5ナンバー車という違いがあります。
ハイブリッドは3代目から登場している
カローラ・フィールダーは、登場から搭載エンジンが変化しています。初代はガソリン車とディーゼル車、2004年にディーゼル車が廃止、ハイブリッド車が登場したのは2013年です。
採用されたハイブリッドシステムは、小型・軽量・高効率の「THSⅡ」で、エンジンやモーターなどをアクアと共有しています。
広い車内空間を確保している
カローラ・フィールダーは小型のステーションワゴンですが、それを感じさせない車内空間の広さが魅力のひとつです。
リアシートを倒さない状態の荷室容量は407Lとなり、ゴルフバッグが4個積み込めます。リアシートを全て倒すことで荷室がフラットになり、その容量は最大872Lです。開口部は高さと広さが確保され、荷物の出し入れが簡単に行えます。
開口部サイズ |
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最大高 735mm |
最大幅 1,070mm |
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荷室サイズ |
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最大長(通常) 970mm |
最大長(後席格納時)2,025mm |
最大幅 1,510mm |
カローラ・フィールダーのハイブリッドとガソリンを比較
過去にディーゼル車が設定されていたカローラ・フィールダーですが、現在はハイブリッド車とガソリン車のみです。この2つにエンジン以外の違いはあるのでしょうか。
ここでは、ハイブリッド車とガソリン車の違いをご紹介します。
エクステリアの違い
画像はハイブリッド車です。
画像はガソリン車です。
ハイブリッド車とガソリン車で異なる部分は「エンブレム」です。トヨタ車は、ハイブリッド車のフロントエンブレムは内側が青色になっているのに対し、ガソリン車は黒色となっています。カローラ・フィールダーのエンブレムも同様です。
また、ハイブリッド車のリアには「HYBRID」マークが装着されているという違いもあります。
エクステリアにそのほかの大きな違いはなく、ボディサイズも2WD車に関しては同等です。なお、4WDはガソリン車のみとなっています。
全長(mm) |
4,400 |
全幅(mm) |
1,695 |
全高(mm) |
1,475(4WDのみ1,500) |
ホイールベース(mm) |
2,600 |
インテリアの違い
室内画像です。
画像は「ゲート式フロアシフト」です。
インテリアについても大きな違いはありません。ハイブリッド車・ガソリン車ともに、内装カラーはシックなブラックです。
カローラ・フィールダーのシフトレバーは「ゲート式フロアシフト」となっています。ハイブリッド車のシフトレバーに関しては、ハイブリッドシステムを共有するアクアとメカニズムが共通です。
室内長(mm) |
1,945 |
室内幅(mm) |
1,430 |
室内高(mm) |
1,200 |
スペックの違い
現行のカローラ・フィールダーはどちらも1.5Lエンジンです。しかし、トランスミッションや駆動方式により採用されているエンジンが異なり、スペックも変わります。
ハイブリッド車スペック |
|
駆動方式 |
2WD |
トランスミッション |
電気式無段変速 |
エンジン型式 |
1NZ-FXE |
排気量(cc) |
1,496 |
最大出力(kW/rpm) |
54/4,800 |
最大トルク(N・m/rpm) |
111/3,600~4,400 |
モーター最大出(kW) |
45 |
モーター最大トルク(N・m) |
169 |
ガソリン車のスペックは以下の通りです。
ガソリン車スペック |
|||
駆動方式 |
2WD |
4WD |
|
トランスミッション |
CTV |
MT |
CTV |
エンジン型式 |
2NR-FKE |
1NZ-FE |
|
排気量(cc) |
1,496 |
||
最大出力 (kW/rpm) |
80/6,000 |
76/6,000 |
|
最大トルク (N・m/rpm) |
136/4,400 |
138/4,400 |
132/4,400 |
燃費の違い
カローラ・フィールダーのハイブリッド車は、アクアとシステムを共通しているため燃費は良好です。しかし、ガソリン車も燃費効率を高めたエンジンを採用しているため、優れた燃費性能を実現しています。
ハイブリッド車 |
|||
WLTCモード(km/L) |
27.8 |
||
ガソリン車 |
|||
WLTCモード(km/L) |
2WD/CTV |
2WD/MT |
4WD |
19.8 |
17.2 |
15.6 |
カローラ・フィールダーはハイブリッド車を選ぶべきなの?
高い燃費性能と静粛性の高さが魅力のハイブリッド車と、パワフルかつ低燃費のガソリン車、カローラ・フィールダーはどちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
ハイブリッド車とガソリン車を選ぶ際は、車体価格だけでなく購入後の維持費にも注目しましょう。それぞれの維持費と、どのエンジンがどのような人に向いているかをご紹介します。
新車購入での維持費を予想
新車購入時の費用には、車両代金に加えいくつかの税金が含まれています。その税金の中で維持費に該当するものが「自動車税」と「重量税」です。自動車税は新車であっても毎年支払いますが、重量税に関しては購入時に3年分まとめて支払います。
また、維持費として忘れてはならないのが「燃料費」です。これらを併せて、ハイブリッド車とガソリン車でどのように変わるか見てみましょう。
なお、ガソリン価格は全国平均の154円を用い、年間1万km走行を想定して算出しています。
3年分の自動車税・重量税・燃料および新車価格 |
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|
ハイブリッド車 |
ガソリン車(2WD・CTV) |
新車価格 |
229万2,400円 |
182万9,300円 |
自動車税 |
9万1,500円 |
|
重量税 |
免税 (初回継続検査含む) |
1万6,800 (新規登録時のみ) |
燃料費 |
16万6,185円 |
23万3,331円 |
ハイブリッド車はエコカー減税の免税対象となるため、重量税はガソリン車に比べお得です。ガソリン車は免税対象外であるものの、25%減税されています。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります|総務省』)
(参考:『自動車関係税制について|国土交通省』)
それぞれこんな人におすすめ
ハイブリッド車かガソリン車か、どちらを選ぶかを決めるポイントは、購入時の費用か維持費かです。
ハイブリッド車は、税金だけでなく燃料費に関して割安となるため「維持費を抑えたい人」に向いています。一方、ガソリン車に向いているのは「初期費用を抑えたい人」です。
エコカー減税は永年ではありません。いつか横並びになることを踏まえると、燃料費の違いは大きなものになる可能性があります。購入を決める前に、維持費にも着目してみましょう。
カローラ・フィールダーのハイブリッドは中古車が狙い目
新車価格で見ると、ガソリンとハイブリッドでは40万円ほどの差があります。維持費が抑えられるとは言え、この差により予算を超えてしまうこともあるでしょう。
初期費用と維持費を抑えてカローラ・フィールダーを購入したいという場合は、中古車がおすすめです。
カローラ・フィールダーの中古車相場
カローラ・フィールダーは2000年登場のため、全体的に幅広い年式が流通しています。年式の割合では、ハイブリッド車は2019年式が多く、ガソリン車は2018年・2017年式が多い傾向です。
ネクステージでは、ハイブリッド車・ガソリン車ともに取扱数に大きな差はありません。
ハイブリッド車の中古車相場 |
約60万~190万円 |
ガソリン車の中古車相場 |
約50万~150万円 |
(2021年10月時点での情報です)
中古車は納車までがスピーディ
中古車の魅力は価格の安さに加え、納車がスピーディーであることです。新車の場合、納車までに月単位の時間を要します。しかし、現車がある中古車はそこまでの時間を要しません。
また、現在は新型コロナウイルスの影響で新車納期が大幅に延びています。この点を踏まえても、すぐに車を安く手に入れられる中古車は大きなメリットがあると言えるでしょう。
カローラ・フィールダー ハイブリッドのライバル車5選
カローラ・フィールダーのハイブリッド車は、広い車内と高い燃費性能が魅力です。しかし、まだ決めかねているという場合は、ライバル車も検討してみましょう。
比較することで選択肢が広がるほか、カローラ・フィールダーを選ぶ決定打が見つかる可能性があります。
ホンダ シャトル
ホンダ シャトルは、カローラ・フィールダーと同じ5ナンバーサイズのステーションワゴンです。
シャトルの魅力は大容量の荷室です。通常時で570L・最大で1,141Lの、クラス最大容量を誇ります。ハイブリッドシステムは、低燃費かつスポーティーな走行を実現する「SPORT HYBRID i-DC」です。WTTCモードの燃費は25.2km/lとなっています。
ネクステージで取り扱いしているシャトルの中古車相場は、約80万~190万円です。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『シャトル(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ フィット
ホンダ フィットは、シャトルのベースとなるコンパクトカーです。ステーションワゴンではありませんが、アレンジ次第では自転車を積み込ことができます。
フィットのハイブリッドシステムは、2つのモーターを持ち合わせた新システムの「e:HEV」です。走行状況によってEV・ハイブリッド・エンジンが切り替わり、日常の多くはモーター走行となります。WLTCモードの燃費は29.4km/Lです。
ネクステージで取り扱いしているフィットの中古車相場は、約13万~210万円となっています。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『フィット(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スバル インプレッサスポーツ
インプレッサスポーツは、スバルの小型ステーションワゴンです。カローラ・フィールダーとサイズはそこまで変わりませんが、ガソリン車が1.6L、ハイブリッド車は2.0Lのため3ナンバーとなります。
インプレッサスポーツのハイブリッドシステムは、水平対向エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」です。マイルドハイブリッドのため燃費性能は劣りますが、直進安定性と加速力に定評があります。WTCモードの燃費は15.2km/Lです。
ネクステージで取り扱いしているインプレッサスポーツの中古車相場は、約30万~240万円となっています。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『インプレッサスポーツ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スバル レヴォーグ
スバル レヴォーグは、インプレッサスポーツにスポーティーさを加えたステーションワゴンです。スバルの新デザイン「BOLDER」を採用しています。
レヴォーグにはハイブリッド車の設定はありませんが、1.8L BOXER 直噴ターボDTIが生み出すパワーが魅力です。ほか、車中泊も可能な広い荷室、アイサイトXによる高い安全性能も兼ね備えています。WTCモードの燃費は13.7km/Lです。
ネクステージで取り扱いしているレヴォーグの中古車相場は、約118万~420万円となっています。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『レヴォーグ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 ノートe-POWER
日産 ノートe-POWERは、フィットと同等クラスのコンパクトカーです。スーツケースを4つ並べられる広い荷室スペースには、ラゲッジランプが標準装備されています。
日産のハイブリッドシステム「e-POWER」は、エンジンが発電のみに使われるため、ハイブリッドでありながら100%EV走行です。新型ノートはe-POWERが第二世代となり、スムーズさと静粛性がアップしました。WLTCモードの燃費は29.5km/Lです。
ネクステージで取り扱いしているノート e-POWERの中古車相場は、約90万~238万円となっています。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『ノート(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カローラ・フィールダー ハイブリッドをネクステージで探そう!
カローラ・フィールダーに限らず、ハイブリッド車はガソリン車に比べ高額です。中古車をご検討の際は、ぜひネクステージへご相談ください。
ネクステージは、全国展開する地域密着型のカーライフサポート大型総合店です。豊富な在庫の確保はもちろん、安心して購入していただけるよう品質管理にも力を入れております。
ネクステージ取扱車は、全国から最寄店への取り寄せが可能です。ホームページで見つけた車両がご自宅から離れていても、実際に見てご購入いただけます。お気軽にお問い合わせください。
まとめ
カローラ・フィールダーは、ハイブリッド車とガソリン車の内外装に大きな違いはないため、低燃費かつ維持費を抑えられるハイブリッド車がおすすめです。
しかし、ハイブリッド車は車両価格がガソリン車よりも高額となっているため、初期費用も抑えたいという場合は中古車を検討しましょう。
ネクステージではカローラ・フィールダーをはじめ、多くのハイブリッド車を取り揃えております。車選びのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。